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2023-08-24 07:15

【0447】2023/08/24 人生は敗者復活 #高校野球

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2023/08/24

サマリー

第105回全国高校野球選手権大会の決勝戦で、慶応高校が優勝しています。選手宣誓では「追いかけ続ける勇気さえあれば夢は必ず叶う」という言葉が印象的だと言われています。また、末監督の言葉から、人生は敗者復活であり、負けた時にこそ人間の価値が出ることを学んだそうです。

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おはようございます、鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。
司会やナレーションを通じて、日々感じたこと、学んだこと、それからちょっと嫌だなあと思ったことも、
視点を変えて前向きに物事を捉えたり、最終的に良かったねと思えるように考え方のコツなどをシェアしています。
日本の秋田県から毎朝発信しています。
第105回全国高校野球選手権大会の決勝戦
昨日は第105回全国高校野球選手権大会の最終日、決勝戦でした。
皆さんはご覧になっていたでしょうか。
私はずっとラジオを聞いていました。
というのもずっと移動中だったんです、車で。
1回の表裏終わったところで、KO対仙台区へが2対0というところまで聞いていました。
あとはずっと聞けなくて、気づいたら8対2になっていました。
後半7回からずっとラジオをまた聞くことになるんですけど、
とにかくKOの応援がすごかったですね。
コロナの制限が開けて声を出しての応援が復活したということももちろんそうなんですけど、
KOは107年分の思いが全部そこに詰まっていたというような応援でしたね。
これぞ決勝戦の応援だという気がしました。
私はいつも甲子園球場、この高校野球の選手宣誓と監督のインタビュー、決勝戦の後の監督のインタビューをいつも楽しみにしています。
選手宣誓と末監督の言葉
今回選手宣誓したのは春夏通じて甲子園に初出場だった高知中央の西岡雄進首相が務めました。
印象的だったのは追いかけ続ける勇気さえあれば夢は必ず叶うという部分です。
そして全国高校球児の思いを一刀一打に込め全力で戦い抜くことを誓いますと締めくくったそんな選手宣誓でした。
追いかけ続けるっていう言葉は白球をイメージしていると思うんですよね。ボールをイメージしていると思うんですけど、
ここでこの西岡くんは追いかけ続ける勇気さえあればって話をしてるんですね。
夢を追いかけ続けるっていうのは勇気が必要なんだなって思ったんですね。
そういう勇気であれば持ち続けたいものだなと思いました。
そして優勝インタビューなんですけれど、慶応の監督が森林監督が自分たちが優勝したことで一つ高校野球の在り方というのに一石を投じられたんじゃないかというような話をしてたんですね。
一語一句は同じじゃないんですけど、多様性、例えば髪型であるとか、練習の仕方、練習も短時間で終わるとか、自主性に任せる練習の仕方とか、
今までの高校野球でやってこなかったことを自分たちがやった。
そして自分たちのこの優勝をしたということで、この高校野球の形がまた新しい時代に入っていくんじゃないかというお話をされていました。
そして今回、私は講評が素晴らしかったなって思います。
お話しされたのは日本高野寺の高良会長なんですが、まず冒頭で、「ああ、栄冠は君に輝く。この栄冠は陸の王者慶応に輝きました。」とまずお話しされたんです。
慶応ご出身の方であれば、これピンとくるのかもしれないんですけど、私は全然ピンとこなかったんです。
陸の王者って何だろうと思って、すぐにネットで調べました。
そうしたら、慶応の応援歌に陸の王者っていうくだりがあるんですね。
この陸っていうのは、六大学の野球に応援歌をまず当てた時に、六を陸と呼んで陸の王者というふうにしたんですけれど、
この応援歌を六大学野球じゃなくて、別の競技にも使おうということで、表記を六という字から陸上の陸に表記を変えたんですね。
もともと陸とは読んでいたので、表記が変わっただけなんですけど、それを宝会長がちゃんと引用してくるところがすごいなと思ったんです。
じゃあこの宝会長は慶応のご出身なのかなと思ったら、慶応ではなかったんです。
準優勝だった仙台育英についても、まずはおめでとう、準優勝おめでとうとお話しされた後で、どんなにこのチームが素晴らしいかという話もしていました。
さらに決勝に出てきたこの2チームだけじゃなくて、他のチームにもたくさん触れてたんですね。これもまた素晴らしいなと思って聞いていました。
さらに興味深いのは、来年からバットが変わるんですね。金属バットが新基準になるそうです。
今大会の本類だが23本、去年は28本だったそうです。来年、この新基準になった金属バットで何本出るか楽しみにしましょう。
なので、今年の本類だの数23という数字、よく覚えておきましょうねという話をしていました。
これはよく覚えておきたいなと思いますし、来年の本類だの数もまた楽しみにしたいなと思いました。
そして準優勝後の仙台育英の末監督、また今年の言葉も素晴らしかったですね。
末監督の素晴らしさは、その謙虚さと野球全体へのリスペクト、そして選手たちへのリスペクトが感じられるところだなと思うんです。
まずは慶応のインタビューを聞きながらずっと拍手をなさっているんですね。
そしてご自身がインタビューに答えて、ちょっと一言一句同じではないんですけど、こんなことを言ってるんですね。
慶応がまずただただ強かったと。
そして選手たちも最高のプレーをしてくれたから、今までで一番いい試合だったと思うということだったんですね。
さらに去年は頂点を経験できた。
そして今年はあと一つという悔しさを経験できた。
この2年間で、この2年連続で決勝の舞台に立てるなんて本当に奇跡だと思うし、
金メダルと銀メダルを2つ持っているなんて幸せな人生なんだと思うっていう話をしてるんですね。
この甲子園の最終日で勝つ喜びと負ける悔しさ、両方を味わえたと。
人生は敗者復活戦だから、だからグッドルーザー、いい敗者でありたい。
そういうふうに思っているという話だったんですよね。
そして何より選手が慶応のインタビューの全部のコメントに拍手をしていた姿がまた印象的だったんですけど、
それがまたすえ監督にとっての誇りであると。
そして僕たちが真の王者になれる日が来たらまたいいなと思うっていうふうに結んでいるんですよね。
去年は青春って密なのでっていう言葉がとても印象的だったんですが、
今年も非常に印象的な言葉ですね。
人生は敗者復活、グッドルーザーであれ。
この言葉から私たちが学ばなきゃいけないのは、とにかく負けた時にこそ人間の価値が出るんだっていうことだろうと思うんですね。
まずは潔く今の力として負けを認めて、そして腐らずに次に勝つためのことをするということなのかなと思いました。
第105回全国高校野球選手権大会は107年ぶり、慶応高校が優勝しました。
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鶴岡慶子でした。
07:15

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