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2022-10-24 05:19

【0143】2022/10/24 スケジュール帳は自分との約束を書き込むもの

2022/10/24

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おはようございます。鶴岡慶子です。
この配信では、司会者として、花火鑑賞師として、そして気象予報士として、日々感じたことなどをお話ししています。
昨日は、我が家にお客様がお二方いらっしゃいました。
父の仏前に、我挨拶にということでいらしたんですけど、
一人は、私の元上司でもあって、私が学校の先生を辞める時の、退職する時の校長先生だったんですね。
もう一方は、初めましてだったんですが、三浦さんという方でした。
お二方とも、父の部下だった人たちです。
父が亡くなって10年になりますけれども、それでもご挨拶に行きたいとおっしゃってくださるって、本当にありがたいことだなと思います。
今いるこの家で、父は生活したことがないので、たまに泊まりに来たことはありますけどね。
だから、ここに父の仏前に挨拶に来るっていうことは、ほとんどないんですよね。
でも、ぜひ挨拶に行きたいとおっしゃってくださって、今回実現しました。
今回初めてお会いした三浦さんは、学校の先生を退職した後、ご自分でログハウスを建てて、
そのログハウスにぜひ行きたいと生前父が申していたそうで、それが約束が果たせなかったことで、三浦さんはとても悔やんでいて、
昨日、いらした時に約束が何か果たせたような気がして、ちゃんとご挨拶ができてよかったっておっしゃっていました。
それならば、私たちが出かけていこう、そのログハウスに出かけていこうということで、
じゃあ、いつがいいか、来年の今頃がいいんじゃないか、その住所を教えてくださいと三浦さんに言いましたら、三浦さんは約束はできないというお話をされました。
父は三浦さんのログハウスに出かけていくことはできなかったんですけれども、今回そのログハウスの周りで採れた果樹、リンゴやキウイ、本当にたくさん持ってきてくださったんですね。
さらには、なめことか、白菜、大根、パプリカ、かぼちゃもありました。スイカもありました。
そのログハウスの姿が見えるような収穫したものをたくさん持ってきてくださったんです。
それを父に見せることで、父との約束を果たせたんだ。
でも、来年自分も89歳になるという時に、こうやって畑を続けられているかどうかわからない。
果樹は実るかもしれないけれど、ちゃんと収穫できるような状態に自分がいるかどうかわからない。
ログハウスの薪をちゃんと用意できているかわからない。
わからない約束はできないんだというお話でした。
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父がログハウスに行くこと、この約束が果たせなかったことについて、こんなにも重く受け止めてくださっていたんだと思いました。
1年先の約束はしなかったんですけれども、ぜひ来年の今頃、三浦さんのログハウスに行きたいなと思います。
自分のスケジュール帳には書き込みました。
スケジュール帳に書き込むというのは、自分との約束だと思うんです。
人と約束は、ちゃんとは今回はしなかったですけれども、自分との約束はスケジュール帳に落とし込むことができますよね。
それがお仕事である場合は、まずは一つのゴールを決めて、いつまでに達成するか、その期限を決めますよね。
そして期限が決まったら、そのために何をしていくのか、必要なステップを洗い出していきます。
それは因数分解をすることと似ていると思っているんですが、一つ一つのステップ、作業を今度はいつやるのか、これを決めて、もうひたすらそれをやっていくという状態にしていくんですよね。
一つ一つの作業は細かく因数分解されていますから、それをリストにしてこなしていけば、達成感を持ちながら進めていくことができます。
それがちゃんと自分との約束を果たしていけるように、多少のトラブルがあってもリカバリーできるように、余裕を持たせた上で落とし込んでいく、これが自分との約束、守りやすくなるポイントだと私は思っています。
今回は三浦さんと来年の約束をできなかったんですけれど、自分の中では来年はログハウスに行くぞという、そういう約束をちゃんと自分の手帳の中に落とし込んで、その時期になったら三浦さんにぜひ連絡を入れてみようと思っています。
今日も最後までお聞きくださりありがとうございます。鶴岡慶子でした。
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