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2022-12-07 06:28

【0187】2022/12/07 頼まれごとは試されごと

2022/12/07

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おはようございます。鶴岡慶子です。 この配信では、司会者として、花火鑑賞士として、そして気象予報士として、日々感じたことなどをお話ししています。
サッカーのワールドカップ、日本敗退から1日とちょっと経ちましたけど、選手の声が続々と入ってきました。
決勝トーナメントの第1戦は、今大会で日本が初の先制ゴールを決めたというところから、非常にいいムードで進んでいただけに、本当に悔しい思いでいっぱいになりますよね。
それはもう選手自身も、まだ次に進むっていう気持ちにならないという、やるせなさみたいなのを訴える選手もいましたし、
とにかく悔しいんだって言って、もうずっと涙して言葉にならないという選手もいました。
何もでも、悔しい思いって、良くない感情では私はないと思っていて、やっているから、努力しているから悔しいし、手が届きそうだからまた悔しいし、
そしてこの気持ちは、しっかりと向き合う必要があると思うんですよね。腐らず、逃げず、まずはその悔しいという気持ちとしっかりと向き合えばこそ、前に進めるような気がします。
私が高校生、大学生の時に見ていたサッカーっていうのは、日産の木村和志選手とか、その辺なんですよね。
彼らが全日本の選手だった時っていうのは、世界大会にそもそもアジアの代表として出るような実力ではなかったと思うんですよね。
だからそもそもサッカーのワールドカップの試合を中継で見るということも馴染みがなかったんだと思うんですけど、
Jリーグが発足して、プロのサッカー選手の姿をよく目にするようになって、天皇杯のチケットがいつの間にか取れないチケットになりました。
Jリーグができたばっかりの時は、三浦和志選手、数が私が知っている中では唯一外を見てきた選手、海外を見てきた選手だったと思います。
ただ今は、いろんな選手が世界中のクラブチームでサッカーをして、そこで活躍している選手たくさんいるんですよね。
自分の体を持って世界を感じていること、経験していることっていうのは、全くステージの違うお話なんだろうなって思うんですね。
例えば強い国の名前、ドイツ。当時は西ドイツでしたけど、ドイツ、アルゼンチン、オランダ。
最近オランダは勝ってないですけどね。私なんかすごく夢中になっていた時は、クーマンっていうすごいキッカーがいたんですけどね。
もう絶対フィジカル的にもかなわないじゃないかって思っちゃうんですけど、私なんか。
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でもそこの中に自分の身を置いてしまうと、そんなこと関係がなくなっちゃうのかもしれないですね。自分もそのすごい人の中の一員だから。
自分の中の当たり前がどんどん変わっていくということなのかもしれないですね。もうその基準値がどんどんどんどん変わってきたということでもあると思うんですよね。
この30年の間にものすごく変わったなぁって思います。 ベスト8には今回も入ることはできなかったんですけれど、この選手たちの悔しいっていう気持ち。
そのコメントを聞いていると、いやもちろんだとは思うんですけれど、このワールドカップに向けて本当に良いチームづくりができてきたんだなぁと思います。
もっとこのチームでサッカーをしていたかったっていうコメントも聞きました。 努力をしていなければこうやって悔しがることもないんですよね。
そして結果は負けでしたけれど、もうちょっとで手が届くからこそ本当に悔しいっていうことだと思うんですよね。
すごく努力をしていても自分の思うようにならないということはよくあることなんですよね。
例えば志望校に入れなかったり、志望する企業に入れなかったり、これは自分の努力っていうのももちろん必要なんですけど、相手があってのことなので、自分の努力の外側に力が働いていることってあるんですよね。
そういうことの方が世の中多いのかもしれませんね。恋愛もそうですしね。
私の仕事は選ばれて初めて生まれる仕事なので、選ばれる自分でなければならないと思うんです。
その相手が鶴岡慶子にお願いしたいっていうような私でなければならないって思うんですね。
そうしていただく仕事の中には私が経験したことのないこともやってきます。
そんな時どうするのかっていうと、頼まれ事は試され事だという言葉をいつも胸に置いています。
頼まれ事は試され事。
鶴岡慶子に頼んだらきっとこんな風になるだろうなっていう相手の気持ちから生まれた仕事なんですよね。
初めてのタイプの仕事が舞い込んできた時は、本当に私にできるんだろうかって思うこともあるんですけれども、
そうか試されてるんだ私と思って一つ一つ経験を積み重ねてきたかなと思います。
その経験と経験が掛け算になって、それが別の世界、新しいステージに導いてくれるものなのかなぁとも思います。
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ステージが変われば、出会う人が変わり、出会う人が変われば、出会う仕事が変わっていく、そう思います。
鶴岡慶子の花火と天気と言葉と、日本の秋田県から発信しています。
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鶴岡慶子でした。
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