2025/08/28
サマリー
このエピソードでは、買えるものと買えないものについて考察し、旅や人間関係、幸せに関する洞察が語られています。また、メーテルリンクの童話「青い鳥」を引用し、幸せはすでに身近に存在することにも触れています。
買えるものと買えないものの考察
おはようございます。 花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。 秋田の地元市、秋田先駆け新報社は、その紙面で
「相次ぐ熊出没・県民生活への影響は?」と題して、アンケートを実施していました。
早速、私はアンケートに回答しましたが、その回答の締め切りが9月2日となっていまして、内容はというと、
昨今の熊出没が多くなっていることについて、あなたの生活に影響があるかどうか、これからどんな施策をしていけばいいのか、みたいなこと、そんなことを回答するようになっていました。
Googleホームが使われていましたが、個人のメールアドレスを回収するようなことはなかったので、気軽に回答できるなって思いました。
アンケートの結果は、先駆けの電子版と紙面で公開するということでした。 さて今日は、買えるものと買えないものというテーマでお話をしようと思います。
旅は買えるのか?というと、確かにお金を払えばチケットも宿も手に入りますし、計画を立てればある程度は思い通りに動けると思います。
でも実際にその土地に行ってみて初めて感じられる空気だったりとか、道すがら出会う人とのやりとり、予定外の寄り道で目にする風景なんかもありますよね。
そういうものはお金では買えない部分ですよね。 旅ってまさに買えるものと買えないものが混ざり合ったものなんですね。
そんなことを考えていた時に思い出したのがこういう言葉です。 お金で買えるものと買えないもの。
家は買えても家庭は買えない。 本は買えても知恵は買えない。
薬は買えても健康は買えない。 地位は買えても尊敬は買えない。
友達は買えても友情は買えない。 時計は買えても時間は買えない。
出会いは買えても愛は買えない。 そしてお金があっても幸せは買えない。
こういう言葉なんです。 こうやって並べてみると当たり前のことのようでいて、普段はつい忘れてしまうことばかりだなって思いました。
例えば健康ですよね。薬とかサプリメントを買うことはできても、日々の生活の中で体を痛まる心訳がなければ健康を維持することはできません。
私たちの毎日の暮らしを見ていてもそうですよね。 朝、家族とか朝、おはようという一言だったりとか、季節ごとに食卓に並ぶ旬の食べ物、
あるいは友人から届く何気ないメッセージ、 こういったものって値段をつけることはできないですよね。
でも確かに私たち自身を支えてくれるものなんです。 そう考えますと、買えないものっていうのは決して遠くにある特別なものなんじゃなくて、
もうすでに自分の身近にあるもの、あるいは自分の中にあるものなんだなっていうことに気づきます。
ここで思い出すのがメーテルリンクの童話、青い鳥ですね。 どんなお話かっていうと、幸せの象徴である青い鳥を探して、チルチルとミチルが旅に出るんですよね。
世界中を探しても青い鳥は見つからなかったんです。 でも実は自分たちの家にいたっていう、そういうお話ですよね。
幸せって遠くにあるんじゃなくて、すでに手の中にあるものだと気づくこと、 これこそが大事なんだっていう、そういうお話です。
お金で買えないものっていうのは、まさにそういうすでにそばにあるもの。 健康であったり、家族との時間であったり、友達との関わりだったりですね。
改めて振り返ってみると、私たちはすでにたくさんのものを持っているんだなって思います。 だからこそ、今あるものに気づいて感謝していたいものです。
青い鳥の物語
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リッスンではこの配信のテキスト版を公開しています。合わせてご覧ください。 それではまた明日。
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