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【1572】2026/09/22 面と向かって言えないことは言わない。確認できないことは広めない。
2026-09-22 04:36

【1572】2026/09/22 面と向かって言えないことは言わない。確認できないことは広めない。

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2026/09/22

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おはようございます。 花火鑑賞士、気象予報士の鶴岡慶子です。
この配信では、花火や天気、言葉に関することなどをお話ししています。 先日、新聞でACジャパンの広告を見て、ハッとしました。
タイトルは、「仮面馬刀会」と書いてあります。 仮面武刀会じゃなくて、仮面馬刀会と書いてあったんです。
仮面武刀会の武刀が、馬刀に置き換わっていたんです。 そこにある画像は、仮面をつけた人たちがスマートフォンを手に笑っているんですね。
画面には、「ざまぁ。」とか、「特定お願いします。わらわら。」とか、そういった言葉が流れています。 よくできた広告だなって思いました。
さらに、こんな一文が添えられています。 面と向かって言えないことはお互い言わない。
それがデジタル社会のマナーです。 仮面馬刀会、あちこちで見かけるなぁと思って。
で、そういう投稿とか、そういうやり取りとかを見ているだけで、自分が言われているわけじゃないんですけれども、すごく気持ちが落ちる気がします。
ただ、これはSNSだけの話じゃなくて、そのまま日常での人と人との関係にも当てはまるような気がします。
さらに言うと、この仮面は災害の時にも現れます。 ただ、災害時に広まる嘘っていうのは、悪意だけが原因じゃないんですね。
大変だ、知らせなきゃっていう善意で広がってしまうこともあります。 例えば、地震が発生。
震度10と聞いたら、どう思うでしょうか。 日本の震度階級に震度10は存在しません。
最大震度は7です。 震度階級は10段階あって、震度0から4までと、それから5弱5強、
6弱6強、そして7、この10段階なんです。 この10段階と聞いて、最大が10と勘違いするという、そんな誤解が指摘されたこともあります。
それから、震度はその場所での揺れの強さなんですけど、 地震そのものの規模を表すマグニチュードとは別物です。
数字がそれらしく見えるだけで、私たちは信じてしまいやすくなるんですね。 過去の災害でも同じようなことが起きました。
2016年の熊本地震では、動物園からライオンが逃げたという投稿が広がりました。 画像付きの投稿だったんですが、これは嘘でした。
動物園には100件を超える問い合わせが寄せられたと報じられています。 これを投稿した男性は、異形業務妨害の疑いで逮捕されました。
2024年の野党反党地震では、救助を求める偽の投稿が相次ぎました。 情報通信研究機構の分析では、救助要請とみられる投稿のおよそ1割が偽の情報と推定されています。
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そして、今年7月の熊本地震でも、過去の野党反党地震のものとみられる映像が、熊本の映像として投稿されたと報じられました。
こういう情報というのは、本当に助けを必要としている人への支援を妨げちゃうんですね。 これは投稿した人だけではなくて、広めてしまった人も、意図せずその混乱の一部になってしまいます。
じゃあどうすればいいのかですが、まず情報源を確認することって大事です。
誰がこの情報を言っているのか。気象庁とか自治体、報道機関とか、そういった公式の発表で確かめられているのかということを確認します。
次に、いつどこの情報なのかっていうのも見ます。 古い写真だったり映像が使い回されていることがあります。
広める前に一呼吸をいて、確認できないものは広めないっていうことが災害時のSNSの基本だと思います。
面と向かって言えないことは言わない。確認できないことは広めない。私も心を開けたいと思います。
この配信はApple Podcasts、他各種プラットフォームでお届けしています。
Listenではこの配信のテキスト版を公開しています。合わせてご覧ください。
それではまた明日。
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