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はい、おはようございます。本日の放送は2026年の8月29日土曜日です。 本日は第1644回目のお話となります。
このチャンネルは福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好き親父のピョン吉が日々気になったことをダラダラと話していくという番組です。
よろしくお願いいたします。 今日は福島県を舞台にしたとっても素敵な漫画を一本紹介したいと思います。
タイトルは中通りダイアリー。 作者は三月薫さんです。
こちら、角川が運営している無料コミックポータル カドコミで連載中の作品です。
いやー、こういう漫画を見つけると福島県民としてはテンションが上がるんですよね。
しかも、ただ福島県が舞台ですよというだけじゃない。 めちゃくちゃ福島県が出てくるんです。
そこ知ってる! その店行ったことある! そこを出してくるか!みたいな。
もうね、福島県民にとっては漫画を読んでいるというより、途中から福島県地元検定を受けているような気分になります。
というわけで、今日は中通りダイアリーをご紹介します。
ここから少しネタバレです。 まずあらすじから。
主人公は福島県伊達市の実家の果樹園で働いている21歳の女性、物穂千恵美。
実家暮らしの千恵美のところにある日やってくるのが小学3年生のお一子、春君です。
この春君、千恵美のお姉さんの子供なんですが、なんとお父さんに続いてお母さんも亡くしているんですね。
つまりかなり重い状況なんです。 そして春君はたった一つだけ口にしたわがままがあります。
それが、野球を続けたいなんです。
いやーこれだけ聞くとものすごくシンプルなお願いですよね。 野球を続けたい。
子供にそう言われたらなかなかダメとは言えない。 千恵美もどとある理由が見つからないので2つ返事で引き受けてしまいます。
そしてここから千恵美の人生が大きく動き始める。 というのがこの物語のスタートです。
と、ここまではまあ普通のあらすじ紹介なんですが、実はですねこの作品タイトルの中通りダイアリーという意味を説明しようとするとどうしても第1話のネタバレに触れざるを得ないんですよ。
そこは言わないでよという方もいると思います。 ただコミックスに書かれている情報なので今回はそこまでは許してください。
実はですね、春君が続けたいといった野球チーム これが今住んでいる伊達市のチームじゃないんです。
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春君が以前住んでいた白川市の野球チーム。 つまり今は伊達市に住んでいるけど前にいた白川のチームで野球を続けたいということなんですね。
そして問題は 伊達市から白川までなんと約100キロ。
はいここで突然の福島県チリ講座! では福島県に詳しくない方のために簡単に説明します。
福島県てかなり大きな県なんですよ。 形としてはまあオーストラリアみたいな
でも横長というか東西にも南北にも広い県です。 そして福島県は大きく3つの地域に分かれています。
西から順番に藍津、中通り、浜通りこの3つ。 同じ福島県なんですがこの3地域結構違うんですよ。
気候も違う、文化も違う、歴史も違う、そして方言も違う。 福島県民同士で話していてもあんた生ってるねみたいなことがありますからね。
さらに真ん中の中通りは南北に分けると、 県北、県中、県南の3つに分かれます。
そして今回の舞台になるのが、伊達市は県北、 白川市は県南。つまり伊達市から白川に行くということは県北から県南まで
中通りを縦断するような移動になるんです。 これが約100キロ。
同じ福島県内なんですよ。 県内だから近いだろうと思っていると全然近くない。
福島県民にはこの感覚わかっていただけると思います。 で、春君の元のチームで野球がしたいというお願いを聞いて知恵美は
車に春君を乗せて100キロ先の白川まで連れて行くことになります。 春君は大喜び。
ところがその道の先には知恵美が中学生の頃にちょっと関係があった同級生 ユウがいるんですよね。
はいここから物語がただのおばと老いっ頃野球漫画ではなくなっていきます。 春君は無事に元のチームで野球を続けられるのか
知恵美と昔の同級生ユウの関係はどうなるのか。 そしてこの100キロの移動が知恵美自身の人生にどう影響していくのか。
この席はぜひ本編を読んで確かめてみてください。 現在の連載状況ですが連載開始は昨年7月から現在第10話まで
耐震されています。 そしてコミックス第1巻もすでに2月に発売されています。
カドコミでは基本的に最初の3話あたりと最新3話あたりが無料で読める仕組みです。 なのでタイミングによって無料で読める波数は変わるんですが
現在は第4話5話あたりが有料枠に入っています。 そしてこの中通りダイヤリーの大きな魅力が福島県各地の描写なんですよ。
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とにかく福島県の特色がめちゃくちゃ細かく書かれています。 例えば伊達の桃、白川の南湖公園、足立ラサービスエリア
福島駅、氷山駅などなど あーここ知ってるという場所が次々に出てくる
これが福島県民としてはめちゃくちゃ楽しいんですよね。 読んでいると漫画を読んでいるというより福島県の観光パンフレットを読んでいるような気分になってきます。
いやもちろんちゃんと漫画なんですよ。ちゃんとストーリーがあります。 でも知ってる場所が出てくるとそっちに目が行っちゃう。
おーここ氷山駅じゃんみたいな。 これだけ福島県のことが細かく書かれているとなると当然
作者さん絶対に福島県に詳しい人だろうと思うわけですよ。 で調べてみました。
作者の三月香さん。実はですね自分最初お名前をパッと思い出せなかったんですよ。
ところがですね自分のエックスを見てみたらいつの間にか 三月さんのアカウントをフォローしているんです。
自分いつフォローしたの?本人より先に自分が作者をフォローしている。 たぶんきっかけは漫画飼育という漫画のデータベースサイトだったんじゃないかなと思います。
そこに三月さんの出身地として福島県白川市と書かれていました。 それを見た自分の中の福島県センサーがピコーンと反応したんでしょうね。
白川市福島県じゃあフォロー。たぶんそんな感じです。 ただしここは注意が必要です。
漫画飼育のデータにはたまにデータの間違いがあるのでそこに書かれている情報が100% 正確であるとは言い切れません。
なのでこれはあくまで確認できた範囲での情報として聞いてください。 しかももしこの情報が正しければ
三月さんは現在も白川市在住ということになります。 そして白川市出身あるいは白川市にゆかりのある漫画家といえば
講談社で活躍されている葉野陽子さんもいます。 もしかするとお二人に何かしらの面積があるのかもしれません。
まあここは完全に自分の想像です。勝手に福島県漫画家ネットワークを作ってはいけません。
では三月香るさんのこれまでの経歴も簡単に。 2012年に退屈しのぎは華やかにが第32回デザート認証漫画大会で院選。
そして講談社のデザートでデビューされています。 その後100年のワルキュリエ、私の隙は隠せない
などの作品を発表されていますが、 これらは主に女性向け漫画ということもあって自分はこれまで読む機会がなかったです。
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今回中通りダイアリーで初めて三月さんの作品を読んだんですが、 これは面白いなぁと思いました。
絵のタッチが非常に繊細なんですが、いわゆる女性向け漫画という感じの絵柄に寄りすぎていない。
なので男性の自分でも全然抵抗がなく読めました。 もちろん絵そのものの魅力もあります。
それに加えてコメディパートのテンポがいい。 シリアスな内容なのにその中にちょっと笑えるところが入ってくる。
このバランスがいいんですよね。重い設定を扱っているんだけどずっと重くらしくはない。
そこがこの作品の読みやすさにつながっているんじゃないかなと思います。 そしてもう一つ自分が気になったのが、
なぜこれだけ福島県をがっつり舞台にした作品を門川から出すのかということです。
三月さんはこれまで高段車で作品を発表されてきた方です。 もちろん今回完全に門川切り替えたというわけではなく、
高段車の仲良しでも作品を連載されています。 ただこちらはネーム原作で、絵は別の方が担当されている作品とのことです。
なので中通りダイヤリーはこれまでとは少し違った場所で展開している作品なのかなと思います。
ではなぜ福島県なのか。 ここは作者ひばらから明確な理由を確認できたわけではないので、あくまで自分の推測です。
おそらく実在する福島県の地名を使うことで100キロという距離を読者にリアルに感じてもらいたかったんじゃないかなと思うんですよね。
伊達市から白川市。 福島県民ならあそこからあそこまでねと距離感がわかります。
さらに作中では高速道路を使った場合の料金なども出てきます。 こういう細かいところが妙にリアルなんですよ。
実際に車で100キロ移動したらこうなるよねという感覚がある。 だからこそ物語に説得力が出ているんじゃないかなと思います。
そして何より、そのおかげで自分がこの漫画を手に取ったわけです。 作者の狙いがどうだったのかはわかりません。
福島県民へのマーケティングとしては完全に成功しています。 福島県民の皆さん、そして福島県が好きな皆さん、
中通りダイアリーぜひ読んでみてください。 自分もこれから応援していこうと思います。
ということで本日は福島県を舞台にした漫画 中通りダイアリーのお話でした。
はいそれではまたもしよければピヨン吉のオタクな話にお付き合いくださいね。 本日もお聞きくださいまして誠にありがとうございました。