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2025-08-08 13:09

#1258 【つながりっすん】福島県川内村の満月祭の思い出の話

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今回はLISTEN Styleの「つながりっすん」企画に参加しています。共通テーマ「あの夏」というので、川内村で経験した「満月祭の思い出」について語っております。信仰や自治体、企業などに関係なく、こういうお祭りが好きな人により、長年にわたり続けられているってことに、すごいなぁと思っております。

「つながりっすん」のプレイリストはこちらとなります。https://listen.style/pl/228/%E3%81%A4%E3%81%AA%E3%81%8C%E3%82%8A%E3%81%A3%E3%81%99%E3%82%93

サマリー

福島県川内村での満月祭について、特撮アニメ好きなピョン吉が約25年前に体験した思い出を語ります。この祭りは、かつてのヒッピーコミュニティから派生したもので、訪れる人々に自由な雰囲気を提供しています。福島県川内村の「獏原人村」で開催される満月祭は、アフリカのジャンベを取り入れたユニークな祭りです。2011年の東日本大震災以降も、独自の安全確認を経て祭りは行われ、地域の文化を大切にしながら続けられています。

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はい、おはようございまーす。本日の放送は、2025年の8月8日、金曜日です。
本日は第1258回目のお話となりまーす。
このチャンネルは、福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好きおやじのピョン吉が、気になったことを、ダラダラ~と話をしていくという番組です。
よろしくお願いいたします。
本日はですね、リッスンスタイルさんの特別企画【夏だ!つながりリッスン】に参加しております。
なんで特別企画かというとですね、なんとリッスンさんがですね、ポッドキャストのね、ホスティングサービスを始めて丸2年だとか、リッスンさんおめでとうございます。
いやー月日が経つの早いですね。新しく始まったリッスンスタイルというところが、ポッドキャストの文字起こしサービスをしているぞーっていうね、
これ面白いと思って使い始めたのがついこの前のようです。 そしたら2年前、ホスティングサービス始めるぞーと聞いてまたびっくりいたしました。
さらにそれもですね、SNSのようにですね、コミュニケーション機能もつけちゃうぞーとね、進化が止まらないんですね。
リッスンスタイルさんにはね、これからもですね、日本のね、ポッドキャスト界のトップランナーとしてね、ワクワクを作る場所になってくださいことを期待しております。
よろしくお願い致します。 さてさて、今日はですね、共通テーマであの夏だとか、
このトークテーマを提案してくださったのはね、「アメリカンナイトゴールド」、通称アメゴでおなじみのね、
おニューのわら人形さんです。ありがとうございます。 しかもですね、昨日はですね、おニューのわら人形さん、
「4流のろくおんぶ」の方でですね、この番組を紹介していただきました。 ありがとうございます。
満月祭の背景
今回あの夏っていう共通テーマで思い出したのはね、自分ですね、福島県川内村の山の中でこう、
祭りに行われていますね。満月祭という奇妙なお祭りだったんですよ。 その中でね、「満月祭の思い出」っていうタイトルでね、今回ちょっと話させていただきます。
今からさかのぼること約25年前のお話です。 福島県の浜通り、川内村をですね、仕事で走り回って行った時ですね、
道端に、妙な小さな看板見つけたんですよ。 満月祭、獏原人村。
獏原人村?なんだこれ。 火起こし体験とかね、縄文時代の経験ができる縄文村っていうのはよくありますけど、獏原人村?
いやいや、この辺りね、そんな縄文の遺跡なんて聞いたことないんですけども、と思いながらですね、道路からちょっとね、
覗いてみたんですよ。 でもそんな施設らしい物は何もないんですね。
なんだこれ。 当時ですね、インターネットで検索してもね、何にも情報出てこなかったんですね。
今ならね、グーグルマップでね、獏原人村って載ってますけどね、何せ2000年の頃の話です。
本当にネットに何にも情報なかったんですよ。 この隣町に住む市街たちに聞いてもね、誰も知らないって言うんですね。
なんだろうこのミステリースポット。 その後ですね、川内村に移住していた(仮名)アイさんにですね、その音を聞いたんですね。
そしたらですね、ああ、知ってしまったんですね。 自分の縁でここに移住するなんですよ。
えぇ、実は愛さん、幕厳寺村の生き方に共感しましたね。 都会から川内まで引っ越してきたって言うんですよ。
そういう人がね、実は福島県内にあちこち住んでるらしいんですね。 どうやらこの場所、幕厳寺村。
1960年代のヒッピームーブメントの流れを汲む人たちはですね、70年代にですね、川内村の山奥にですね、
開かれた土地を発見しましたね。そこに勝手に住み始めたらしいんです。 幕厳寺村、日本のヒッピーコミュニティ共同体だったんですよ。
70年代当時ですね、日本のあちこちにですね、こうしたヒッピーコミュニティがあったそうなんですけどもね、
2000年代にはね、もうほとんど消えていましてね、たまたまここに残っていたらしいんです。 彼らが見つけたですね、真ん中に開けた土地っていうのはね、後で自分知ったんですがね、
常磐炭鉱で使われる木材の集積場だったらしいんですね。 石炭の炭鉱を掘るときですね、高度がありますけどね、その高度が崩れないようにですね、
高度を補強するためにたくさんの木材、その枠として使ったらしいんですね。 そのね、木材どうするのかっていうんで、近くの山っていうんで、そこから切り出していたそうなんですよ。
こんな山の中からどうやって取り出すのかっていうとですね、ロープリフト。 ロープリフト、あの柵道です。あちこちにロープリフトを作りましたね。それを使ってね、木材を運んでいましたね。
時にはそのロープリフトに人が乗ってね、交通機関として使用していたらしいんですよ。 道路や線路の代わりにですね、山の中に柵道という交通もあったんですらしいんですね。
驚きですよね。 ところがフラグがあるぜ知られるように常磐炭鉱がね、閉山となりまして、木材がいられなくなってしまったんですね。
で、空き地だけが残されていたというわけです。 彼らはね、その山の中の空き地に共同体を作りましてね、
バクゲンジ村と名付けて生活していたんですね。 最初数人で共同生活していたんですが、徐々に規模が小さくなってきましたね。
自分が看板を見つけたところにですね、たった一家の家族が住むようになっておりました。 しかしここでね、
祭りの準備と開催
夏の満月時期に行われる満月祭というお祭りだけはずっと続いていたんですよ。 この満月祭を開設するためにですね、日本中からボランティアの人たちが集まりましたね。
車で行けるように道路を整備したりですね、お祭り用の施設を作ったりですね、お祭り用の建物を作ったりとかしていたらしいんですね。
川内村に住んでいたアイさんもね、その建物を建てたりしているうちにですね、川内村に魅力を感じましてね、それで川内村に住むようになったらしいんですよ。
で、実際にね、満月祭に行ってみたんですね。 あの満月祭の看板の立つ舗装された道路を外れましてね、
あっちこっちのね、崩れかけた山道をですね、くり抜けて、舗装なんかしてませんよ。 砂利もないような状態です。
その山道はですね、延々と4キロほど走りましてね、ようやく到着するんです。 細い道ですからね、対向車が来たらね、どうしようもないような状態なんですよね。
で、そこを通ってね、どうにかたどり着いたらですね、日が明けた場所がありまして、そこに駐車場がありまして、そこで車を止めましてね、あたりを見学したんですね。
もう1500人以上の人がね、キャンプしていたんですよ。 電気、水道、ガスもないんですよ。
25年以上前はね、スマホじゃなくてガラケーになるんですよね。 そのガラケーの電波もね、ここには届かないんですね。
広場の中央にはですね、夜通し燃やし続ける焚火がありましてね、 その周囲がですね、即席の商店街みたいになってるんですね。
アフリカ丼というですね、謎の丼を売るね、黒人の方だとかね。 あと、完全なインド風のカレーのお店だとかね。
手爪のね、布だとかね、自然素材のTシャツだとかね。 異国のマッサージ店だとかね、もうめちゃくちゃ自由なんですよ。
誰でも申し込めばね、無料で出店できるらしいんですね。 テントもね、一般的なキャンプのテントだけじゃなくてね、
遊牧民が作る大型のパオだとかね。 アメリカインディアのね、TPテントなどですね、不思議なテントが並ぶんですね。
満月祭の特徴
で、満月祭。またの名前がですね、太鼓と精霊の祭りって言うんですよ。 太鼓っていうかね、日本の和太鼓だと思うんじゃないですか。
その太鼓がですね、ジャンベなんですよ。ジャンベ。 西アフリカのね、太鼓なんですよ。
グン、グンっていうね、異国の太鼓の音なんですよ。 テントのあるね、テント村というところですね、少し離れたところにですね、
太鼓村っていうね、ところがありまして、そこでね、 アフリカ出身の国人の人たちがね、ジャンベをね、誘導していただいているんですよ。
まさか日本でこんな経験するとは。 当時ですね、知る人と知るっていう場所だったらしいです。
インターネットでもね、知られてませんからね。 世界中からですね、いろんな人がこの祭りに来て集まっていたんですね。
夜になるとね、ステージの寄せ、ベリーダンサーのね、 民族のダンスをする人たちがね、夜、催しがありましてね。
またあと、サヨナラ人で大ヒットしたグループのタマがいますよね。 そのタマのね、畜産のライブなどもありました。
いろんな音楽、いろんなダンスに合わせましてね、 大人も子供もね、真夜中ずっと踊り続ける。
そしてね、夜が明けてくるとね、大地の精霊たちで祈りの体操をするんですよ。
夜はお酒を飲んで踊って、昼はお眠り。 朝と夜がひっかけたような5日間なんですね。
ここ本当に日本なのか?そんな感覚が味わえる不思議なお祭りでした。 それがですね、当時でね、もう40年ぐらい続いているって言うんですよ。
祭りの継続
マスコミに知られていないって言うんだからね、それは本当に凄かったですね。 野外デイブっていうのもね、起源者のここが初めてでした。
最初、電子音がね、ここに合わないと思ったんですよね。 慣れてしまうと、これ意外と楽しかったですね。
電子音の激しいシャワー、その激しい音楽に合わせましてね、 感じたままに体を動かす。これが楽しかったです。
当時ですね、自分の家にね、生まれたばかりの子供がいましたのでね、 子供に何かあってもね、電話できない場所なんですよ。
その中でね、自分一人で一晩だけの参加でしたよね。 そういう不思議な夏をですね、5、6年続けたんですね。
でもそんな満月祭にね、大きな転機が訪れるんですね。 2011年、東日本大震災です。
その時の福島原発事故なんですよ。 幕原寺村はですね、実を言うと、事故を起こした福島原発から直線で24キロなんですね。
避難区域に指定されているんですよ。 川内は全部ね、全村避難になっていったんですね。
さすがに今回は中止だろうと思っていたら、なんと独自にですね、放射線を測りましてね、 科学的な安全を確認しまして、そして避難せずにですね、満月祭を開催したそうなんですね。
それからあの世界中が何でも中止になっていたコロナの時、 あの時もね、ロックダウンせずにですね、開催したそうなんですね。
そのお祭り、満月祭の今年の開催初日なんですね。 今日、8月8日なんですね。
そんな中で本日ですね、あの夏というね、 満月祭の話を話させていただきました。
少ーしてもね、興味を感じていただきましたね。 福島県川内も山奥で広がる医会、
幕原寺村と満月祭についてね、 ぜひネットで調べてほしいなと思います。
残念ながらね、満月祭、今年の分はね、すでに完売のようですね。 自分も満月祭に行くことできないんですね。
ですけどね、遠くからですね、満月祭から流れてくる波動、 それをね、楽しみたいと思っております。
今回のね、リッスンの共通テーマ、本日私がですね、 ポッドキャストの有名人、ポトフさんがですね、
My cup of tea シーズン3でですね、 「夏の海」というタイトルで話されるそうです。
また明日はですね、「幸せを数えてひと息つくラジオ」で、 ほぐし屋のゆいさんがですね、「青春切符の夏」。
その後、「メイプリルインメルボルン」でですね、 メープルさんがですね、「冬のメルボルンで思い出す夏の思い出」というタイトルでね、お話しするようです。
皆さん、ポッドキャストの有名人ばっかりですね。 もしよければね、ぜひお聴きください。
はい、それではまた。もしよろしければ、ピョン吉のオタクな話をお聞きくださいね。 本日もお聴きくださいまして。
誠にありがとうございました。
13:09

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