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2022-07-15 09:34

#138 福島県出身の爆破王 渡辺忠昭さんが亡くなられていることに気づいた話

円谷英二監督の元で火を使った特撮に関わった渡辺忠昭さん。別名 爆破王ナベさん。日大東北高校出身の福島県出身。東宝映画の多数の特撮作品で長く活躍された方です。昨年9月に亡くなっていたことに今ごろ気づきました。福島県出身で特撮に貢献された方。ぜひどこかでその偉業を称えることできないかなと思っております。

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はい、おはようございまーす。本日の放送は2022年7月15日、金曜日です。
本日は第138回目のお話となりまーす。
このチャンネルは福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好きオヤジのピョン吉が
響きになったことをだらだら話をしていくという番組です。
そのオヤジの一言を聞きになりまして、もしもあなたの心に何かが残ってしまったらごめんなさい。
悪い言はなかったんです。
不幸にもこの番組に興味を持ってしまったら、ぜひ今後もご協力のほどよろしくお願い致します。
ちょっとですね、残念なことがわかりました。
特撮の爆破王こと渡辺敬さんがですね、
2021年、昨年の9月16日に亡くなられていたということなんですね。
渡辺敬さんですが、ウィキペディアにも名前が載っている方なんですよね。
そのページを眺めていたらですね、
亡くなられた日付が書いてあったんでびっくりしたわけですよ。
ウィキペディアにはですね、要出典となっていましてね、情報源が不明となっているんですね。
1940年の8月9日生まれですから、81歳ってくらいですかね。
ツイッターでね、詳しい話があるかなと思ったんですが、
確かにですね、複数の近しい関係者の方がね、
亡くなられたってことが書かれているんで、ほぼ間違いないかと思います。
あと映画秘宝、昨年の12月号にね、その不法のね、記事が書いてあるそうなんですね。
まだ読んでないんでね、ただし詳しいことちょっとわかんないですかね。
確認しなきゃと思っております。
渡辺大輝さんはね、爆破王と言いましたかね、元東方の特殊効果師なんですよ。
主に火薬を使った特殊効果を担当された方なんです。
福島県出身となってますかね。
多分福島県の中通り出身じゃないかなと思ってるんですね。
郡山市か塚川市か、そこら辺ではないかなと思ってるんです。
渡辺さんについてね、詳しいことはですね、西川慎二さんという方がいらっしゃいましてね、
ゴジラの絵を描かせたら有名な方です。
その日本特撮映画史列伝ゴジラ郷時代、その作品の中にですね、
爆破王なべさんっていうね、ページがありますんで、
それを読んでもらうとね、わかりやすいかなと思うんですね。
あとあの、特撮秘宝という雑誌がありましてね、
その第8号にですね、写真とインタビュー記事も載ってますんで、
それを読んでもらうといいかなと思うんですね。
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渡辺太昭さんですがね、1954年にですね、ゴジラを見てた時ですね、
映画好きな父親がね、津村英二監督の名前を見つけるんですね。
それで同じ上等兵と同じ福島県出身というね、親しくしていたという話を言うんですね。
戦争でね、父親と津村英二監督が一緒だったわけですね。
それでゴジラを見て感動しましたね。
で、映画に関わる仕事をしたいというので、
それで1959年に東宝撮影所に入社となったわけです。
その際にですね、津村英二監督からね、長く勤めろよと言われたそうなんですね。
渡辺太昭さん自身はね、カメラマンを志望していたんですが、
日大東北高校のですね、工業科学科卒業だって言うんでね、
そう聞いた津村英二監督にね、
じゃあお前は科学だとね、言われるんですね。
当時日大の東北高校はですね、普通科がなくて全て工業高校だったんですね。
そこで工業科学を学んでいたんですね。
というわけで、科学を専門とする仕事になったわけです。
というわけで、同年の日本誕生からですね、特集撮影の夏には参加しております。
渡辺太昭さんはね、津村英二監督から怒られたこともあったらしくて、
新人であったその日本誕生、それと世界大戦争、
その煙の描写に無断で、紫煙化地炭というのを使ったんですね。
紫煙化地炭というのは空気中の水分とも反応してね、すごい白煙が出るんです。
というので、勝手にやったというので怒られたんですがね、
ところがそれは非常に効果的だったことからですね、後では主流な方法として使われるんですね。
もう一つ怒られたのはですね、鎮大要塞爆破命令。
これでですね、セメント爆発をやってみるんですね。
そうしたところですね、音が小さかったというので監督に怒られたらしいんですね。
ですけどもね、この方法ですと非常にですね、爆発が大きく見えるんでね、
今ではですね、主流な方法ですよね。
仮面ライダーV3とかすごい量の爆発量を使ってますもん。
あれはこのセメント爆発ですよね。
渡辺さんはかなりお酒を飲むと変身してしまう人らしくてですね、
新人の頃にですね、親友と酒を飲んで酔っ払って撮影場をめちゃくちゃにしてしまったことがあるらしいんですよ。
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そして、上司多めでもあってね、首になれそうだったんですが、
椿英二監督にね、鍋は用事があるからと言われて首を裂けることができたらしいんですね。
火薬院外のところではね、1968年の怪獣総進撃、アンギラスの役も演じているらしいんです。
1970年にね、椿英二監督が亡くなった時にですね、特殊技術家はですね、解散になったんですね。
渡辺さんもね、一緒に親友と共にですね、東宝をね、去ろうと思ったんですが、
椿英二監督にね、入社した時に言われた、長く勤めろって言葉をね、思い出してね、それで東宝に残ることにしたらしいんですね。
で、あと日本沈没の大爆発ですね、特技監督の中野翔啓監督によってですね、リテイクが何度も出されて、
それでね、ガソリンの量を増やしてみたいとかした結果ですね、ステージの天井を焦がしてしまうという事故を起こしたんですね。
その後ですね、中野翔啓監督の支持のもとでやったノストラダムスの大遊園ではですね、スタジオを全焼させるという事態も起こしています。
それでもね、あのー、クビにならないんですからね、やっぱりどれくらい渡辺さんがね、特撮に必要だという事がね、分かるエピソードだと思います。
その後もですね、平成ゴジラ、ソガモスラ、その撮影ではですね、特殊効果技として参加していまして、
ゴジラ対メガギラス、最後に2000年に定年退職したという事なんですね。
2008年にですね、東宝で作られた三谷光輝さんの脚本監督ね、その作品で佐藤光一さんがね、主演されたザ・マジックアワーという作品があるんですよね。
その中にですね、鍋さんっていうね、渡辺さんをモデルにした特殊技術のね、方が登場するらしいんですよね。
この映画まだ見てなかったんでね、今度見てみたいと思います。
そういう事を知っていたんでね、津川市のね、特撮アーカイブセンターにね、まだ渡辺さんのサインがなかったのでね、寂しいなぁと思っていたんですけどね。
ですも今回ね、亡くなったって事を知って非常にショックです。
このように津村英二監督のね、特撮にね、非常に関わった人物ですからね。
特撮アーカイブセンター、またはですね、津村英二ミュージアム、そこにですね、施行をしてもいいからね、渡辺さんの異形をね、展示して欲しいなぁと思うんですけどね。
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期間限定でもいいから、是非やって欲しいと思うんですかね。無理でしょうかね。
はい、それではですね、また次回よろしくお願いいたします。
ペンキシさんお宅の話にお付き合いくださいね。
本日もお聞き下さいまして、本当にありがとうございました。
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