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はい、おはようございます。本日の放送は2026年3月10日火曜日です。 本日は第1472回目のお話となります。
このチャンネルは、福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好き親父のピョン吉が日々気になったことをダラダラと話をしていくという番組です。
よろしくお願い致します。 本日は企画会です。
今回は科学系ポッドキャストの日に参加しております。 科学系ポッドキャストの日は、毎月1日から10日までの間に共通テーマの科学の話をしようというポッドキャストの企画です。
この企画、科学系のポッドキャスト番組が参加することが多いのですが、雑談系のポッドキャスト番組も参加してOKというので、この番組も参加しております。
今回のホストのポッドキャスト番組は、ものづくりのラジオの支部長さんがホストをしております。 ありがとうございます。
さてさて、今回の科学系ポッドキャストの日のテーマは人工です。 人工衛星、人工知能、人工ダイヤモンド。
人の手で作られたものですね。 今回はその中からちょっと身近で、そしてちょっと怪しい響きのあるもの、
人工甘味料の話をしようと思います。 人工的に作られた甘さの話ですね。
と言いつつ、いきなり人工甘味料の話を始めても、多分リスナーさんの頭の中が、
えっ、いきなり理科の授業となるので、まずは昔のお菓子の思い出から入ろうと思います。 まあ自分の話はだいたい遠回りから始まるんですけどね。
ポッドキャストも人生もだいたい寄り道です。 人工と聞いて思い出すのが3年前に公開された映画、
新仮面ライダー。 この映画の公開に合わせて限定販売されたのが、
新仮面ライダースナック。 これは1970年代に大ブームになった仮面ライダースナックの復刻版です。
当時のスナックには仮面ライダーのカードというカードが付いていました。 仮面ライダーの秘密とか、怪人の能力とか、子供がワクワクする情報が書いてあるカードです。
このカードが欲しくて欲しくて、子供たちは夢中で集めました。 もちろん自分も集めました。
近所で出ないカードがあると聞けば、わざわざ遠くの店まで買いに行く。 今思えば小学生のくせにテンバイヤーのリサーチ能力みたいなことをしていたわけです。
ところがこのブーム、ある社会問題にもなりました。 カードだけ取り出してお菓子を捨てる子供が大量発生したんです。
学校へ行く道にもスナックがポイポイ捨てられていました。 今だったらSNSで炎上して、子供の倫理観がとか、資本主義の闇とか、コメンテーターが語りそうな案件です。
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でも、うちの家はそんなことができるほど裕福ではありませんでした。 ちゃんと食べていました。
というかですね、自分の場合はむしろ逆で、落ちている未開封のお菓子を拾って食べていました。
ええ、今言うと完全にアウトの人です。 でも当時は思ったんですよ。
もったいない。未開封ですよ。袋に入ってるんですよ。 食べ物が落ちてるんですよ。拾うでしょ。
これをですね、小学校で告発されたことがあります。 終わりの回で。先生ピョン吉君が落ちていたお菓子を拾って食べています。
いやいやいや、未開封ですよ。 自分の感覚では環境保護活動ですよ。食品の削減ですよ。
今ならSDGsの優等生です。でも当時はただの変な子扱いでした。 さて、この仮面ライダースナック問題。
よく子供たちが悪いと言われるんですが、当時の子供の感覚からするともう一つ理由があったんです。
その仮面ライダースナックがあまりおいしくなかった。 まずいというほどではない。でもすぐ飽きる味。
甘いスナックなんですよ。 食べ続けるとだんだん食欲がなくなる。
子供向けだから甘くしたんでしょうけど、当時の子供としては思っていました。 普通に塩味にしてくれればいいのに。
それから50年。復刻版の新仮面ライダースナックを手に入れました。 当時を知るおじさんたちはドキドキしながら開封するわけです。
形は懐かしい。梅の花みたいな形。 ところが、あれ?
匂いが違う。ミルクっぽい香りがする。 食べてみると適度な塩味とハチミツみたいな甘さ。普通においしい。
え?こんな味だったっけ? 自分の記憶ではもっとおいしくなかったはずなんですよ。
多分メーカーさん、復刻するときに形はそのままで、味をこんな風だったんじゃないかと作ったんじゃないかと思います。
ここで思ったんです。自分たちの記憶にある味と今ある原料で作り出せる味は同じものなのか。
そして逆のパターンもあります。むしろこっちの方が多いんです。 同年代の友達と話すとよく出るんですよ。
昔のお菓子っておいしかったよね。インスタントラーメンとか駄菓子とかジャンクな食べ物ほど昔の方がおいしかった気がする。
自分たちの子供の頃、コンビニなんてありません。お菓子は駄菓子屋さんです。 ヨーグルト風のお菓子、ヨーグルト。ストローに入ったゼリー。
カツが入っていないのにカツと呼ばれるビッグカツ。 いつ揚げたかわからないドーナツ。
全部超音保存。真夏でもエアコンなし。 しかもこぼそうほぼなし。だいたい剥きだし。
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いちご飴なんてヒモを引いて当たりを引くくじつきですが、みんなが触っていたヒモを舐めてました。
今考えると完全に衛生観念が昭和です。いや昭和なんですけど。 粉末ジュースなんてのもありました。
粉末に水を入れてジュースにする。 当時はジュースってそんなものでした。
でも駄菓子屋では水を入れない。そのまま粉をなめる。 口の中で炭酸が出るのが痛くて楽しんでました。
日記紙なんてのもありました。紙に砂糖と日記を染み込ませた紙です。 味がなくなったらペッと捨てる。
今冷静に考えるとほぼ紙を食べている。 それでもありがたく食べていました。しかも色はカラフル。
おそらく人工着色料たっぷり。 甘さも著しめちゃくちゃ甘いかめちゃくちゃしょっぱい。
今思うとよく生きていたなと思います。 ところが今同じ商品名のものを食べると、あれこんな味だったっけとなることが多い。
昔の方が美味しかった気がする。 これはなぜなのか。
よく言われるのが思い出補正説です。 子供の頃は甘いものが珍しかったから、甘いだけで美味しかったのではないか。
でも自分はちょっと疑問なんです。昔どの家にも角砂糖がありました。 コーヒーや豆茶に入れるやつ。
あれをおやつ代わりに食べていたので砂糖の味は覚えています。 あとはサツキの花。花を取って反対側から吸うと甘い。
道路のサツキをむしって歩いていました。 今の子供が見たら完全に野生動物です。
でもそれでも甘いと感じていました。味は敏感だったんですよね。 友達と楽しかったという味の補完があるかもしれないけど、それだけじゃないなぁと。
そこで出てくるのがもう一つの説。 人工甘味料などが違うから説。
昔はチクロ、サッカリン、ズルチンなどの人工甘味料が使われていました。 チクロは1969年に発願性の疑いで禁止。
その後毒性はほぼ否定されていますが、日本では今もほとんど使われていません。 サッカリンも一度禁止になりましたが、毒性がないということで歯磨き粉などで
復活化しています。 サッカリンは研究者が手についた物質を舐めたら甘かったという偶然から発見された甘味料です。
これが人類初の人工甘味料と言われています。 ちなみに人類は甘味料で割と無茶をしています。
古代ローマでは鉛のある容器でブドウを煮て酢酸鉛の甘味料を飲んでいました。 今聞くと完全に毒ですが当時は甘くなると喜んでいたそうです。
ダイナマイトのニトログリセリンも羊羹代わりに食べていたことあります。 人間、甘さの前では割と判断力が弱くなります。
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自分も夜中のコンビニで買いすぎて後悔するのであまり人のことを言えません。
さて現在主流の人工甘味料はアスパルテーム、スクラロース、アセスルファムKなど ゼロカロリー飲料などに使われています。
自分も安い柑橘配でありがたくお世話になっています。 ところが2023年には世界保健機関WHOが減量のために人工甘味料を使うことは
進めないというガイドラインを出しました。 さらに国際眼研究機関IRCがアスパルテームの発眼性の可能性を指摘しました。
え? またこういう人工甘味料禁止になるの?と思ったんですが
現在の評価は通常の摂取量なら安全性に大きな問題はないというものです。 ここで重要なのが価格の評価方法の変化です。
少し前までは因果関係が重視されていました。 エビデンスですね。
でも最近は相関関係でもリスクとして扱うことにシフトしてきました。 これによりまだ原因がわからない危険を取り除くことができます。
できますが一方危険もあります。 例えばウォーキングしている人を調べると病気の人が多い。
だからウォーキングが病気の原因とは言えませんよね。 実際は病気だから歩いている可能性が多いです。
そんな間違った判断をしてしまうことがある。 人工甘味料も同じです。
もし全部やめて砂糖だけの飲み物になったらどうなるか。 今度は肥満糖尿病が増える可能性もあります。
つまり人工イコール危険という単純な話ではないんですね。
人工甘味料、着色料、保存料、こういうものは確かに味見栄えを変えます。
でも同時に時代の変化も影響しています。 だからこそその時その時の味をちゃんと楽しむ。それが大事なのかなと思います。
そして今日も私は人工甘味料の忠敗を飲みながら、これは科学の話の取材ですと自分に言い訳しているわけです。
いやー熱心なポッドガスターは大変です。
はい それではまたもしよろしければピョン吉のオタクの話にお付き合いくださいね。
本日もお聞きくださいまして誠にありがとうございました。