00:00
はい、おはようございます。本日の放送は、2026年の2月19日、木曜日です。 本日は第1453回目のお話となります。
このチャンネルは、福島県郡山市在住の特撮アニメ漫画大好き親父のピョン吉が、日々気になったことをダラダラと話をしていくという番組です。
よろしくお願い致します。
今回はですね、郡山市にかつて存在した伝説の本屋、東北書店のお話をしたいと思います。
伝説といっても、勇者が剣を抜いたとかそういう話じゃなくて、ただの本屋です。 ですが、私の青春のかなりのページを物理的に占拠していた本屋なので、個人的にはもう完全に遺跡レベルです。
きっかけは昨日、X、いわゆる旧ツイッターにですね、鶴賀城という方がですね、東北書店の写真が投稿されていたんですよ。
東北書店の入り口と3階の漫画売り場。 見た瞬間、わーっと心の中で叫びました。
声には出してません。年齢的に急に叫ぶと心配されますからね。 東北書店は郡山駅前のアーケードの中にあって、
2007年まで営業していた本屋さんです。 つまり、まだネット通販が便利だけどちょっと怖いくらいの時代。
本は本屋で買うのが当然だった頃。 今回はその懐かしい思い出を語るだけじゃなくて、今進んでいる駅前の再開発のヒントにでもなればいいなと思って話してみます。
まあ、私の思い出が都市計画の参考になるとは思えませんが、もしなったら市役所から感謝状ください。
さて、投稿されていた東北書店の入り口の写真。 そこに自転車が写ってたんですよ。
ああ、そうだった。あの頃みんな普通に店の前に自転車止めてたんですよね。 そして店員さんが入り口塞がないでくださいねと必死に整理してた。
今なら、駐輪禁止罰金ところです。 当時の自分は駅前から5キロ以上離れたところに住んでいました。
主な移動手段、自転車。 もうね、私の人生の半分弱は自転車に乗っていたと言っても過言ではないです。
残り半分は寝てたか本読んでたか。 バスも今より本数多かった気がするし、うんちんも安かった気がするんですが、乗らない。
なぜなら自転車の方が自由だから。 あと正直に言うと駅前で飲んだ後でも帰れる。これが大きい。
今なら絶対アウトですが、当時はそこまで厳しくなかったんですよね。 飲んだ帰りにお巡りさんに止められても、これ自分の自転車?はい。気をつけてね。
終了。 緩い。時代が緩い。社会が緩い。私の生活態度も緩い。
雨の日と雪の日だけバス、それ以外は全部自転車でした。 もう脚力だけで人生を切り開くタイプの人間でした。
03:03
今は階段3階登るだけで息切れしますけど。 当時の感覚では駐輪場って電車の利用者のものだったんですよ。
だからお店の前に停めるのが普通。 本屋、古本屋、映画館、デパート、おもちゃ屋、ゲームセンター、喫茶店、飲み屋、全部。
むしろ車の方が不便。 駐車場探すのめんどくさい。 原付持ってても自転車の方が気楽。
若さってすごいですね。体力と無計画差のがったり技。 でもその後、ちゃんと駐輪場に停めましょう時代が到来。
便利だった駅前がちょっと遠い場所になりました。 さらに1998年、イヨンタウン氷山ができる。
もうね、流れ変わりましたよ。 車で行ける駐車しやすい店がまとまっている。
はい終了。駅前文化終了。 人間便利には勝てません。そのうちイオンすら面倒になってネットでいいや。
こうして私は外出を言う概念を失いました。 進化なのか退化なのか。
今の駅前の利用目的、飲み会か新幹線。 以上コロナで飲み会も減った。つまり新幹線のみ。
そりゃ駅前の駐車場増えますよね。 さてそんな時代の中心にあったのが東北書店。便利でした。
映画までの時間つぶし、待ち合わせ、ブラブラ散歩の中継地点、文化的なハブ。
本屋に行くとオタクの知り合いに遭遇するんですよ。なぜか必ず。
お前もか、みたいな無言の会話。 デート中の先輩を見つけて美行したこともあります。
今なら通報案件です。若気のいたりです。 反省はしてます。でもちょっと面白かった。
90年代は本にビニールかかってなかったんですよ。
立読み放題、ネットカフェなし、ブックオフなし、つまり合法長時間滞在施設。体力があれば無限にいられる。
実際かなりいました。そして何より品揃え、これがすごかった。
他の郡山市、県内の本屋にない本がある。マニアックな出版社の本が普通にある。
SF、ミステリー、ジュブナイル、珍しい漫画。ライトノベルという言葉すら一般的じゃない時代。
これ読みたいんだけど。ありますよ。神か。
無くても注文できる。アマゾン?存在しません。取り寄せが命綱。
雑誌もすごい。普通の本屋にないやつが普通にある。カルチャーの密度が高すぎる。
映画のチケットなんかもここで買った方が安かったので見てました。
1階一般書専門書、2階教科書美術書、3階漫画。1階と3階しか行かなかったですね。
そして階段の壁に同人誌サークルの案内。掲示板代わり、SNSの原始形態。
06:01
3階には文学系同人誌、他見のもありました。地方文化の交差点。
今思うとあそこは単なる本屋じゃなかった。文化施設交流拠点。
静的インフラ。しかしその後郊外型大量本屋ができるレンタルビデオ併設。
街の本屋は減って、そして東北書店も増えてん。2007年。残念でした。本当に残念。
でもその後に震災とかコロナが来たことを思うと苦しい時代を経験せずに閉じたのはある意味幸いがあったのかもしれません。
それでもやっぱりああいう文化を支えている感じの本屋がなくなるのは寂しい。
本は買える。ネットで買える。でも場所は買えない。空気は買えない。偶然の出会いは買えない。
どうにかあの精神、雰囲気だけでも復活してほしいですね。
ということで今回は自分の東北書店の思い出でした。
以上人生のかなりの時間を東北書店の立ち読みで消費した親父の回想でした。
それではまたもしよろしければぴょん吉のオタクな話にお付き合いくださいね。
本日もお聞きくださいまして誠にありがとうございました。