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こんにちは。 今回、資料を送ってくださった方、本当にありがとうございます。 今日は、七夕で特撮の日ということで、そっちの話題かと思いきや、全然違うんですよね。
そうなんです。今回は、読書会。それも、寸読会っていう、ちょっと変わった世界について、深く掘り下げていくんですよね。
はい。私、最初、この資料を読んだ時、あの、ただ未読の本が集まるだけじゃんって思ったんです。
まあ、普通はそう思いますよね。
そうなんですよ。でも、資料を見ると、読書会にもいろいろあって、同じ本を読む課題本型とか、おすすめを紹介し合う形とかがあるみたいで。
はいはい。
中でも、私が一番、「え?」と思ったのが、ただ集まって、各自で無読で本を読む目読会なんです。
ああ、目読会ですね。確かにそれなら、家で読めばいいじゃないかって、普通はなりますよね。
そうそう。わざわざ集まる意味あるのかなって。
でも、家だとどうでしょう?あの、つい部屋の掃除を始めちゃったりとか、スマホ見ちゃったりしませんか?
ああ、わかります。テスト前になると急に机周りを片付けたくなっちゃう、あの現象ですよね。
まさにそれです。だからこそ、目読会が機能するんですよ。カフェで仕事や勉強をするのと同じ感覚ですね。
なるほど。他人の目があるから集中できるっていう空間のピアプレッシャーなんですね。
そういうことです。同調圧力を良い方向に使っているわけですね。
それはすごく納得です。でも、そこでさらに疑問なのが、今回のメインの積読会なんですよ。
はい、積読会ですね。
買ったけど読んでない本をわざわざ持ち寄るって、なんかただのお金の無駄遣いアピールみたいになっちゃいませんか?
いやー、それがですね、そこがこの資料の中で一番人間らしくて面白いところなんですよ。
え、どういうことですか?
実は、積読会に持っていく未読本3冊っていうのが、初対面の相手に対する名刺代わりになるんです。
名刺ですか?未読の本が?
ええ。例えば資料の筆者の場合、本当は特冊とかSFの本ばかり持っていたそうなんですが、
はい。
マニアックだと思われたくないって、ちょっと見栄を張って、あえて今風のズインとかカルチャー系の本を選んで持っていったそうなんです。
あー、なんかその気持ちすごくわかります。私も初対面だと、ちょっとおしゃれな哲学書とか選んじゃいそうです。
そうですよね。つまり、未読の本を使って、自分をどう見せるかっていう高度な印象操作をしているわけです。
面白いですね。でもそれって逆にプレッシャーになりませんか?読んでないことへの罪悪感というか。
普通はそう思うんですが、積読回がちょっと違うんです。面白そうだったけど30ページで止まっちゃったとか、買ってからもう1年経っちゃったみたいな。未読の理由を最初にシェアするんですよ。
あ、なるほど。立派な知識の自慢じゃなくて、失敗の共有から入るんですね。
その通りです。あるあるって笑い合うことで、その罪悪感が場を回せる安心感に変わるんです。
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すごいアイスブレイク効果ですね。本の感想じゃなくて、読めなかった理由で共感し合えるんだ。
そして筆者はそういう対面だからこそ伝わる熱量とか表情にすごく価値を感じていて、最終的には福島県で自らハイブリッド形式の読書会を立ち上げようと動き出すんです。
そこで、なければ作ればいいっていう本好きの下格上のマインみたいな哲学が出てくるんですね。
まさにその精神ですね。
でも私が一番感心したのは、そのコミュニティ作りのスタンスなんですよ。普通、イベントを主催して誰も来なかったら大ダメージじゃないですか。
そうですね。大抵の人はそこで心が折れちゃいますよね。
なのに筆者は、もし誰も来なくても私一人で本を読めばいいやって考えてるんですよね。
はい。究極の一人ども区会へのシフトですね。
これ、精神的ダメージを最小限にする最強のリスクヘッジ術だなって思ってすごく面白かったです。
コミュニティを作りたいという熱意と、最悪一人で贅沢な読書時間にすればいいという実利の両輪ですね。
だから失敗を恐れずに行動できるんですね。いやー奥が深いです。
本当にそうですね。ツンドクにはその人のパーソナリティが詰まっていますから。
はい。というわけで、今回資料を送ってくださった方にも最後に少し考えてみてほしいんです。
どんなことでしょうか。
もし今自分がツンドク会に行くとしたら、今の自分を表現する未読の3冊は何を選ぶかなって。
ああ、それは自分の本棚をもう一度見直したくなる良い問いかけですね。
ええ。理想の自分を映し出す未読の山から何を選ぶのか、ぜひ考えてみてください。
次回の配信もお楽しみに。さようなら。