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2025-05-15 05:18

#7 音楽生成AI「SUNO」の衝撃

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ピョン吉の航星日誌の「#1173 音楽生成AIサービスのSUNOのもたらす衝撃がすごいぞという話」をNotebookLMでポッドキャスト化しました。生成AIネタを語らせるとふしぎと雄弁ですね。

サマリー

音楽生成AIのSUNOは、誰でも簡単にプロのようなオリジナル曲を作成できる画期的な技術です。その手軽さと高いクオリティに多くの注目が集まっています。一方で、著作権や利用権に関する課題も浮上しており、サービスの存続や音楽家の役割の変化について深く考える必要があります。

音楽生成AIの可能性
ノオト・ブク太郎
さて、今回はですね、音楽生成AIのSUNO、これについて深く掘り下げていこうと思います。
ノオト・ブク子
お願いします。
ノオト・ブク太郎
いや、誰でも本当にプロみたいなオリジナル曲を簡単に作れちゃうっていうすごい技術ですよね。
ノオト・ブク子
本当に驚きです。
ノオト・ブク太郎
いただいた資料も、この技術に触れた方の体験とか深い考察がまとめられていて、
このAIがどんな可能性を持っているのか、それから見過ごせない課題、その辺りを一緒に探っていきたいです。
ノオト・ブク子
まず本当に注目すべきは、その手軽さと、それでいてクオリティが高い点ですよね。
あの歌詞とか曲のイメージ、あとは好きなジャンルですかね、そういうのを伝えるだけで、もうメロディーから伴奏、さらには歌声までAIが自動で作っちゃう。
ノオト・ブク太郎
歌声まで?
ノオト・ブク子
ええ。資料にもありましたけど、音楽経験が全くなくてもすごく自然で、ある意味複雑な曲ができてしまうっていうのは、いや本当にAIの進化を感じますね。
ノオト・ブク太郎
資料を書かれた方も、ご自身は絵は描けるけど音楽は全然ダメと書かれてましたね。
ノオト・ブク子
はい、そうでしたね。
奥様が音大出身のピアノの先生、でも楽譜を正確に叩くスキルとゼロから曲を作り出す能力っていうのは、全く別物なんだと痛感したと。
ノオト・ブク太郎
SNOWはまさにその作り出すところのハードルをグッと下げてくれた、そういうわけですね。
ノオト・ブク子
まさにこれはもう音楽創作の民主化といったもいいレベルかもしれません。
ノオト・ブク太郎
民主化ですか?
ノオト・ブク子
ええ、特別な才能とか訓練がなくても自分の中にあるイメージとか感情みたいなものを歌っていう形で表現できる、その手段を手に入れられた。
ノオト・ブク太郎
うーん、なるほど。
ノオト・ブク子
これは単にツールが便利になったっていう話以上にすごく大きな変化だと思うんです。
ノオト・ブク太郎
確かに。資料の方も昔にこれがあったらなぁなんて書かれてましたけど、気持ちはわかりますね。
著作権と音楽家の未来
ノオト・ブク子
ええ、頷けますね。
ノオト・ブク太郎
ただ一方で、じゃあ作った曲をどう使えるのっていうかなり現実的な疑問も出てきますよね。
ノオト・ブク子
はい、そこは重要ですね。
ノオト・ブク太郎
資料によると、無料プランだと作った曲の著作権は素の側にある。
ノオト・ブク子
そうなんです。
ノオト・ブク太郎
だから自由には使えない。
ノオト・ブク子
ええ。
ノオト・ブク太郎
有料プラン、プロプランが月8ドルで500曲、プレミアプランが月24ドルで2000曲ですか?
これにすればYouTubeに上げたりとかBGMに使ったりとか用途は広がるみたいですけど。
ノオト・ブク子
ここが非常に大事なポイントで、資料でも注意が促されてましたね。
ノオト・ブク太郎
はい。
ノオト・ブク子
有料プランで得られるのはあくまで利用権だと。
ノオト・ブク太郎
利用権。
ノオト・ブク子
そうなんです。
楽曲そのものの著作権は引き続き素の側が持っている可能性があると。
ノオト・ブク太郎
ああ、なるほど。
ノオト・ブク子
つまりですね、もし規約が変わったら利用できる条件も変わっちゃうかもしれない。
ノオト・ブク太郎
うわあ、それはちょっと。
ノオト・ブク子
ええ、この曖昧さっていうのは何か作ろうって人にとってはかなり気になるところでしょうね。
ノオト・ブク太郎
しかもさらに大きな問題も出てきてますよね。
これも共有いただいた情報にありましたが。
ノオト・ブク子
はい、あの件ですね。
ノオト・ブク太郎
2024年の6月にアメリカの大手のレコード会社、複数から著作権侵害で訴えられたと。
ノオト・ブク子
ええ。
ノオト・ブク太郎
AIの学習データにその許可なく既存の曲を使ったんじゃないかというのが彼らの言い分だそうですね。
ノオト・ブク子
まさにAIと著作権をめぐる今の大きな論争のその真っ只中にいるわけですね。
この裁判の結果次第では、SU-NOのサービス自体が存続できなくなる可能性もあると主両では指摘されていました。
ノオト・ブク太郎
サービス停止の可能性も。
ノオト・ブク子
ええ。ただ、たとえSU-NOっていう特定のサービスが仮になくなったとしてもですね。
ノオト・ブク太郎
AIで誰もが簡単に作曲できるっていう、この技術の流れ自体が消えるわけじゃないと。
ノオト・ブク子
そういうことですね。
ノオト・ブク太郎
資料にあった過去の技術、例えばYouTubeとかファイル共有ソフトが出てきた時のあの混乱とか。
ノオト・ブク子
はいはい、ありましたね。
ノオト・ブク太郎
でも結局その後の定着の歴史を考えると、最初は法的な問題とかいろいろあっても、
最終的には何か新しい形になって社会の一部になっていった。
ノオト・ブク子
その通りだと思います。技術の波っていうのはなかなか止められないですからね。
そう考えると次に問われてくるのは、じゃあ今いる音楽家、既存のミュージションの役割ってどう変わっていくんだろうかということ。
それは大きな問いですね。
これも資料の筆者が最後に投げかけているすごく本質的な問いだと思います。
ノオト・ブク太郎
いやー、スノーがもたらした衝撃って本当に大きいですね。
手軽に音楽を生み出せるっていうその驚異的な能力と、その裏にある権利関係の複雑さ、
そして著作権侵害訴訟っていうかなり大きなリスク、光と影、両方がはっきり見えてきた感じがします。
ノオト・ブク子
技術はまあ進歩し続けますし、資料が示唆するように個々のサービスが今後どうなるかは別として、
AIが創作活動をサポートするっていう大きな方向性自体はきっと変わらないでしょうね。
問題はそれを社会としてどう受け入れてどういうルールを作っていくのかということになるんでしょうけど。
ノオト・ブク太郎
そうですね。さて最後にこれを聞いているあなたにもちょっと考えてみてほしい問いがあります。
もし本当に誰もが簡単に作曲家になれる、そんな未来が来るとしたら、
私たちにとって音楽を作るということ、そして聴くということ、その意味合いは一体どう変わっていくんでしょうか。
05:18

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