1. パズルの話半分
  2. #5 線引きが難しい【後編】
2022-07-29 16:49

#5 線引きが難しい【後編】

前編に続いての完結編。パズルの世界を把握するための呼び名を探ります。


トピック:

●テキスト、オブジェクト

●リトゥンパズルと論理パズル

●ハンズ・オン

●さわれる謎展

●モノとコト

●その他が面白い

●「パズル」には3つの意味がある

●パズル作家というとき

●シルエットパズルを作るときの意識

●ルール、ケース、ツール

●擬人化?

●言葉で整理してみよう

●分類の使い方


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で、ひとつちょっと考えたものとしては、全然これいい案とは言えないんですけど、そのリトゥーンパズルの方は、文字とか数とか記号とかって、結局テキストだと。テキストベースのパズルだと、なんだかんだ言って。
ちょっと図はどうなのかって気がしますけど。
あれ?今言われてるリトゥーンパズルって、もう一回定義したいんですけど、論理パズルのことって思ってますか?
あ、論理パズルもそうですね。なんかだから何でしょうね、言葉とか文字とか数字とかで表現するような、記号で表現するようなものって感じですかね。
論理パズルと今言われてるリトゥーンパズルはどっちが範囲が広いですか?
リトゥーンの方が広いんじゃないですかね。
リトゥーンの方が広い。
どういうもんだ。私の持ってるロジックパズルよりもリトゥーンの方が広いんですか。
ロジックを使わない、文字とか言葉とかのパズルも含まれるんじゃないですかね。
うーん。
あんまりロジックじゃないのもありますね。
あーそっか、言葉とかテキストだけで遊ぶけど、別にロジカルじゃないよと。
まあちょっとね、何をロジカルって言うんですかも難しいんですけど、それはちょっと置いといて、だからテキストベースっていう言い方が一つあるのかなとは思ったんですね、リトゥーンの方はですね。
一方のメカニカルの方は、まあ物だからオブジェクトベースかなっていう。
そしたら一応テキスト、オブジェクトで音を踏んでて揃った感じがしたっていう、それだけなんですよね。
なるほど。いいですね。それをもっとその言葉を広げていきますか。
テキストパズルって言うとちょっと違う意味が生まれそうな気もしますけど。
いいんじゃないかなテキストベースですね。
あとはオブジェクトか。
確かにメカニカルパズルは確かに欧米では言いますけど、とにかく日本語でいいのはないですね。
英語だと私はよく聞くのがハンズオンパズルって言いますね。
手で遊ぶパズルっていうね。
そうですね、とか触れるとか、要はそういう意味ですよね。
っていうのは英語ではそういう言い方もあるのかって思ったけど、やっぱり相変わらず日本語でいいのがあんまりないですね。
前にちょっと話がずれるかもしれませんが、ハンズオンっていう意味で言うとリアル脱出ゲームで有名なスクラップという団体会社がありますけど、
あそこが前に触れる謎展っていうイベントを開催したことがあって、
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いろんな数理パズルとかいろんなものを実際のものが置いてあるということで、
それの確か英語訳がハンズオンパズルじゃなかったかな。
そのふうに書いてあった気がしますね、ズロッカーなんかに。
ハンズオンっていうのは確か数学なんかでありますよね、ハンズオンマスっていうので、手で触れる数学っていうので、
いろいろものを使って体感させるっていうのがあったと思いますけど、
ハンズオンっていうのも一つの言い方ではありますけど、ちょっと時間かかるかな、一瞬理解するのと。
じゃあオブジェクトパズル、テキストパズルっていうのは良いですね、それを広めていきますか。
そうですか、広めるんですか、大丈夫ですかね。
ことあるごとに言っていく。
もちろんものとことのパズルっていうふうにもうちょっと開いたというか、ゆるい言い方もできますから、どっちでもいいって言えばいいんですけど。
ものとことか、ことと。
このパズルって何でしょうね、文字で見るとこと、こと、ことなんだろうっていう。
そうですね、ことだけ言われると、ものがいるからことかってちょっと分かるけど。
そうなんですよね、ものをとっても分かるんで。
ものがなければ、そうですね、ことだけ言われると厳しいかもしれない。
結構難しいんで。
日本語の方もちょっと考えていきましょう。
なんかそういう良い言い方が、僕の知る限りはあんまりこれだっていうのがあんまりないので、あんまり基本的にないので、
なんかね、あれば、もちろんお便りフォームにお寄せいただいても構わないんですが、既にあるよと言うなら。
まあでもオブジェクトテキストだから、ものと文字でいいですかね。
そうですね。
まあ本当は記号なのかもしれない。
まあでも数学の数も文字だし、文章も文字だし、文字でいいのかな。
図とかはどうなのかな。図。
まあちょっと微妙なとこですけど。
本当だ、図って言われると、これはテキストでもまかないきれないぞ。
うん、わかりましたね。
わかりましたね。
まあそういうわけで穴があるわけですけど、どんな論類にもなかなか。
あとその他にしたらいいんじゃないですかね。テキストオブジェクトその他。
その他を練習する気なしという。
そうですね。
終わったらその他。
何でもアリになっちゃいますね。
何でしたっけね、そういう。でも文類ってやっぱりその他が面白いって思いますから。
その他こそ楽しみ甲斐があるっていう。
そうですよね、文類って難しいですよね。
パソコンでフォルダ作ってても、何々フォルダ、何々フォルダ、もう最後その他って作っちゃうと、
もうその他にいろんなものがごちゃごちゃ入ってしまうみたいな。
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まあでもそのうちその他の中にもある程度系統だってできるグループを見つかると、
一つのフォルダにこう、なんて言うんですかね、昇格するというか。
そういうことでその他がまたいつか痩せ細ってきてっていう風になってくるし、実際そうなんでしょうけども。
なってくればいいですよね。
その他の中がカオスになってどうしようもなくなるパターンもありますけどね。
そうですね。
懐かしいですね。
そこを見てまた新しい分け方みたいなのができればいいのかもしれないですけど、
実際パズルの分類とか分けることって困ってる人基本的にいないので、
勝手にやってるだけですから、なくても別に生きるに困らないんですけども、
なんかちゃんとやろうとすると気になりますね結構ね。
そうですね。
そんなことをちょっとなんとなく思いました。
だいぶ最後のパズルからちょっと脱線してますけどね。
ちょっとそうですね。
ついでに話しちゃうと、パズルっていうときに何となく3種類くらい混在してるなって思うのが最近なんとなく思ってて、
一つはルールっていうか枠組みとしてのパズル、例えばそういった数読みたいなルールですね。
ルール一つを指してる場合と具体的な問題、
例えば数読なら数読には具体的な問題があるじゃないですか。
そういう具体的な一個一個の問題もパズルなわけですよね。
それと別に器具とか玩具みたいなおもちゃの類も結局ものとことと近いんですけど、
ルール的なものと具体的なそのルールを使う問題、具体的な問いと、
あと器具とか玩具っていうこの枠組みと問題と用具みたいな。
そこら辺って別によく考えると違うんですけど、一緒に全部パズルって呼んじゃうんだなっていう。
分けることは特にないんですけど、何となく3つ全部パズルって呼べるんだなっていう。
まあそうですね。
例えば何でそれがちょっと出てきたかというと、パズルを作ってますという時に、
例えば新しいルールを作ってるっていう意味にも捉えられますよね。
あるパズルのルールを考えましたっていう場合と、
パズル作ってるという時にクロスワードの具体的な問題を作ってるっていうのは、
別にルール作ってるわけじゃなくて、既にあるルールを基に具体的な問題を作ってる、
具体的な問いを立ててるっていうことですよね。
あとパズルを作ってる時にメカニカル的な意味で、
ルールとも取れますけど、実は工作してるに近いっていう。
器具とか玩具として作ってるっていうのがそこら辺、
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別に一緒になっちゃいけないわけじゃないんですけど、そこら辺一緒に言えるんだなっていう。
言ってるんだなって何となく思ったんですよね。
そうですね。これは言葉が足りないのか、それとも。
例えばパズル作家ですっていう時に、どのつもりで伝わってるのかなって。
そうですね。それだけではわからないですよね。
パズルとか作ってる時に、何かそういうクロスワードとかそういうのを作ってるの?
そんな深い意味で言ってないんでしょうけど、僕は今何を聞かれてるのかな?
器具じゃないんだろうなっていうルール、広い意味で言ってるのかな?
いろいろ考えちゃう時がありますね。
パズル作家っていうとやっぱり具体的な問題を作ってる人が多いので、
理想を捉えられるのが普通ですかね。パズル雑誌とかいっぱいあってね。
問題を作る人、ルールを作る人、ルールそんなバカすか作れる人もそんなにいないから。
ルールをバカすか作ってる人はなかなかレアですよ。
実際ルール作る時にルールだけで終わることはなくて、具体的な問題とセットになるんで、
ルールのように作ってるんですっていう、そんなことはないんでしょうけども。
ルールを作った後、問題も作る人が多いですもんね。
例えばシルエットパズル1個作るとするじゃないですか、僕は。
そうすると、それって具体的な問題ももちろんあるんで間違ってないんですけど、
具体的なシルエットパターンもたぶん込みで作るんで問題はないんですけども、
若干僕の意識としてはやっぱりピースとルールって切り方を作ってるっていうか、
具体的な問題よりはどっちかっていうと枠のルールを作ってるっていう気分なんですよね。
不思議にそれは通じるんですよね。愛好家とかそういわゆる知ってる人には通じるんだけども、
そうでない場合に意外と通じないし、それはいいんだけど、
そういうもんなのかなという感じですね。
難しいというか説明するの大変だなと思うんで、なかなか困っちゃったりする場合もあるんですけど。
何か具体的なものを見せるしかないですね。
もしくは例えば、兄さん何か作ってる立体物だったら、
具体的な問いなんて1個しかなくて取ってくださいとか、そういうような感じじゃないですか。
そういう場合は枠組みも具体的な問いも一緒になっちゃうというか、
分ける必要はそもそもないんで、どっちかっていうと器具になっちゃうのかな。
あんまり分ける必要がないっていうのもそうなんですけど。
でも物を作ってる人は人工的にもっと少ないと思いますもんね。
そうですね。
そうすると説明は難しいですね。
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おもちゃメーカーさんが出してくれてるっていう流れから、
もうおもちゃっていうことになっちゃいますね。
説明の中におもちゃってちょっと言っちゃいますね。
おもちゃメーカー作ってるっていう意味で言うと、枠組みを作ってるんじゃないかな。
作ってるのはおもちゃメーカーなわけで。
今日は全然答えのない問い箱をただ鳴らしてるだけなんですけど。
話せば話すほどこれどう説明したらいいのかなとか、
伝わってるかなって思うことがあって、言語化するのも難しいですよね。
でもシルエットっていうとシルエットの枠組み、
シルエットパズルっていう枠組みの中で、
新しい幸福の中だったらシルエットの1個1個の枠組みをまた作ってるとも言えるんですけどね。
そうですね。確かにそうですね。
実際には入れ子構造になってたりして、いろいろ階層があると思うんですけどね。
さらにそのピースを使った問題自体もたくさん作ってると。
なるほど。
今ちょっとね、
さっきの話ちょっと名前で区別すると、
一番わかりやすいのはメカニズムとプロブレムとピースなんですよね。
3つになるのかな。今言った3つをもし言葉つけるなら。
やっぱり僕は何か言葉揃えたいなと思ってちょっとこの前考えてみたら、
メカニズム、プロブレム、ピース。
ルールとケースとツールっていうのはどうかなと。
ルールっていうのはメカニズムなんですね。
ケースっていうのは具体的なケース。
事件というか、そういう意味でのケース。
ツールっていうのは道具ですよね。
全部真ん中に伸ばし棒の長音が入ってて揃ってていいなっていう。
それだけですよね。
なるほど。
ルール、ケース、ツール。
という風に分けられるのか。
もちろんこれまた揃った方がいるのかもしれないんで、
4つ目揃ったら作っておくと大丈夫。安心ですけどね。
でもいいですね。
ルール君とケース君とツール君でキャラクター作って、いいですね。
それは擬人感分かんないですけど、
実際にルール、ケース、ツールがにゃおにゃーっと重なってるところに僕ら立ってるんで、
きっちりピチッと分けらんないですけどね。
さっきのテキスト、オブジェクトもやっぱりそんな感じで微妙に混ざってるんですけど、
そこらへん気になるんだけど答えは出ないしでもなんか面白いなと思いながら、
結構長いこと頭の中でウネウネしてますね。
なるほど。いいですね。
いやでもせっかくこうやってラジオなんですから、
いろいろ言葉の定義でいろんなものを定義付けたり解決してみようっていうのはいいですね、試みとしては。
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そうですね。
僕は多分本当にやりたいのは定義したりきっちり決めるっていうことは、
多分僕の中ではそんなに本来の目的ではなくて、
なんかそうやって整理整頓してくることで、
なんかこういう見方ができるんだとかこういう側面があるんだっていうのを多分見たいだけなんですよね。
いやでも、
おそらくは。
そうやってスッキリしていくかもしれないですね、こうやってやっていくと。
そういう意味でやっぱりその他が大事っていうか、その他を覗きたくなるっていうか。
そこに何か真実があるとまでは言いませんけど、
その他に何かあふれてくるところにね。
なるほど。
その他君はちょっと悪役だなこれ。キャラとしては。
本当そうですよね。その他に漏れ出てくるところに何かこう一瞬、
ああこういうところに抜けがあるとか、
しかもここら辺に次の別な可能性があるんだっていうね。
よくありますよね。パズルの分類、荷台分類とか見て、
この分野を作りたいって考える人もいれば、
どこにも入らないぞよしっていうふうに作った後に分類を使う人もいますよね。
どっちがいいとかじゃなくて、そういうやっぱり何かこういう分け方っていうのは一つの、
思想って言い過ぎですけど見方なんで。
なるほど。
それをこう生かして面白いものができたらとか、面白いこと考えられたらいいなと。
そういうふうに思いますね。
なるほど。いいですね。
そんなところでした。
そんなところですか。
じゃあ、こんなところでありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
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