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2023-05-15 1:08:21

部活動132 『デウス・エクス・マキナは死んだ』3-3

Podcastで繋がった仲間たちとクトゥルフ神話TPRGを遊んでみました! シナリオ:デウス・エクス・マキナは死んだ シナリオ制作者:茶鰯様 シナリオ配布:https://booth.pm/ja/items/1371817 ■■■注意■■■ ・上記のシナリオのネタバレを含みますので、プレイ予定の方などはご視聴をお控えください。 ・感想等をSNSに投稿する際は、ふせったーなどを使用してネタバレ防止対策をしていただくようお願いいたします。 ※本チャンネルは収益化を行っていないため、金銭は発生しません。 キーパー↓ 朔夜(https://twitter.com/sakuya_naniwadu) プレイヤー↓ HO:カミ 鷹 (https://twitter.com/Taka_TRPG7) キャラクター:ホワイト・ホワイト HO:ヒト みっつぃーのメガネ (https://twitter.com/mitiishi) キャラクター:ジン・クロスオーバ (敬称略) ■BGM、SE■ Audio stock (https://audiostock.jp/) ■画像素材■ シネマ風素材セット https://booth.pm/ja/items/2960278 マーブル柄オトナカワイイ素材セット ホワイト https://mohejidou.booth.pm/items/4129957 立ち絵素材_男性_スーツ_タバコ - あめのちはる - https://ameharu.booth.pm/items/3869249 全身キャラメーカー _@ヨロイモグラ https://picrew.me/ja/image_maker/1806243 PTRPG部では、主にクトゥルフ神話TRPGで遊んでいます。 やったことないけど、気になる方もお気軽にご連絡ください! ◆本シナリオは、「サンディ・ピーターセン」「リン・ウィリス」「中山てい子」「坂本雅之」「株式会社KADOKAWA」が権利を有する[クトゥルフ神話TRPG]の二次創作物です。 (C)サンディ・ピーターセン/リン・ウィリス/中山てい子/坂本雅之/株式会社KADOKAWA メールアドレス podcast.trpg@gmail.com Twitter: https://twitter.com/PodcastTrpg​

00:00
どうします?利き耳チャレンジしときます?
いらんと思うんですけど、やっときますか。
クリティカルとか出たら、何か正解情報とかね。
失敗。
ホワイトさんは利き耳成功ですけど、2人の耳には何も聞こえません。
防音なのかな。3番の部屋もそうだったけど。
そうじゃ、あんな騒がしい子がおっても聞こえんかったからな。
じゃあ、中入ろうか。
はい、じゃあ、4の部屋でいいですか?
はい、4の部屋でいいです。
では、もう準備してますね。
ジン君、ジン君。
ん?なんじゃ?
96ってどう思う?
早いなぁ、早いなぁ。
さっきから、さっきの1しか減ってないじゃないの。
ジン君、ジン君、ファンブルだよ、僕は。
僕はどうやらキーパートを1区で処理するときは、ファンブルしか出ないらしい。
部屋に入ってみると、そこは広く薄暗い部屋だ。
今までの白、明るい部屋に慣れたあなたたちの目には、少し不気味に見えるかもしれない。
中にはカーテンで仕切られたベッドが並べられており、その形状から病室のベッドに近しいと思うだろう。
カーテンはすべて閉まっているため、ベッドを確認するにはカーテンを開ける必要がありそうだ。
また、部屋の奥にはモニターが大量に取り付けられており、モニターから伸びるケーブルが収束する先には、1台のデスクトップパソコンがある。
現在、モニターはブルースクリーンの状態で、パソコンは電源が落ちているようだ。
ジン君見て、ここなんかすごいよ。
病室のようじゃの。
2人がそっちを見ると、その病室みたいなベッド、カーテンで仕切られているんですが、それがおおよそ50以上があるとわかります。
数だけで?
カーテンで仕切られているのが50以上あるだろうなと思います。
めちゃくちゃでかいよ。
ここ何?
体育館に臨時で作られた。
野戦病院みたいな感じになっちゃってる。
すごいよ。ハリーポッターの食堂並みだよ。
モニターがあるのも全部?
モニターは1箇所だけですね。
03:01
なるほど。
これどうします?カーテン1個1個にホワイトいたら。
どうしよう。
どうしよう。
どうしようなんだよな。
開けてもどうしようってなるだけなんだよな。
でも見ないとダメだもんな、きっと。
その確証は得たいよな。
どうする?これでジン君がいっぱい出てきたら。
それはそれでちょっと新展開で面白いですけど、
これ風呂敷閉まるの?ってなっちゃいますよ。
大丈夫かな、あと2時間くらいでセッション終わるかなって思いながら。
とりあえずこの部屋調べられる箇所っていうのは?
カーテンで仕切られたところ、カーテン覗くかパソコンの方に行くか。
一旦カーテン見よう、ジン君。
そうじゃの。
じゃあカーテン開けます。
1D50とか振ればいいですか?
いいです、大丈夫です。
カーテンの一つを開けるのであれば、
そこにはベッドで眠るホワイトと全く同じ姿をした人物がいる。
アイデアを振ってください。
オープンで。
オープンでいいです。
オープンで振っていいんですか、キーパー。
いいですよ。
では2人とも、この寝かされているホワイトは息をしていないということがわかるでしょう。
サンチェックです。
すいません、95で振れって書いてあったのにひっくり返りました。
そうですね。
サンチェック、サンチェック、サンチェック。
サンチェックです。
サンチェックはひとくで読めますか。
サンチェックはひとくでお願いします。
わかりました。
1D100のタブを作っておこう、今度。
現象値は、成功と失敗は。
あ、はい、あれ、起こってない。
ごめんごめん、来た来た、ごめんごめん。
はい、はい。
すいません、すいません、節穴で。
いえいえ、大丈夫ですよ。
びっくりしちゃって、びっくりしちゃって。
アイデアロールのルールについては失敗するわ。
まあね、ちょっと衝撃的なことがいっぱいありますからね。
これは別に医学ロールとかなくても死んでるっても。
そうですね、息はしていないですね。
見た目的には、もうまるっきり、今横に立っているホワイトと同じですか。
はい、そうですね。
なんか腐ってたりとか。
腐ってたりしないです。
06:00
なんてこと言うんだ、この人。
そしてですね。
死んではいるけど、きれいに手入れされてるじゃないですけど。
はい、全く息はしていないけれども、腐ってるとか違和感があるとかっていう感じではないですね。
はい。
むしろ隣のカーテンに違和感があります。
カーテンの下から薄いのような布生地が覗いています。
当たってた、じんくん。
じんくん、開けなよ。
じんくんに譲るよ、ここは。
よっしゃ。
じゃあ、開け、開け。
じんくん、頑張れ。
頑張れ、じんくん。
開けます、開けます。
じゃあ、じいさんだけ覗く。
いや、観ますけど。
観ますか。
観るんかい。
じゃあ、観てみると、ベッドで先ほどと同じように寝かされているホワイトさんらしき人物と、
床に膝をついてベッドに顔をうずめた白衣の若い男性がいます。
男性もホワイトさんと同じ姿をした者も息をしていません。
先ほどと同じ状態であることがわかります。
じゃあ、今現状この部屋にホワイト3体いるってことでいいんですか。
そうですね。
確認できている限りで。
なるほど、はい。
サンチェックです。
これ全部開けたら、もうえらいことになるで。
僕のサンチェがゴリゴリ削れていく。
お互いなかなかですね。
いいバトルしてるってよ。
男性は手に何かを握っていて、手から出してみればそれはクシャクシャのメモでした。
はい。
名探偵ジン君。
じゃあ、とりあえず確認。
はい。メモの確認でいいですか。
そうすると、メモにはこんなことが書いてありました。
どっちから行きたい、ジン君。
09:16
医学かな。
じゃあ、医学頑張ってみよう。
ジン君、頑張れ。応援してる。
こういう時は大抵ホワイトがぶち抜いてくれるんだろうな、どうせ。
わしにはわからんが。
ジン君、僕のココホリアが応答しないよ。
ほーれ見ろ。ほーれ95。
ジン君、僕のココホリア何度か応答しなくなるよ。
一回リロードかけてみるといいんじゃないかな。
そうだね。一回リロードかけてみるよ。リロードしたよ。
はい。
変わったらいいな。
情報を送りますね。
あ、来ました。ありがとうございます。
ジン君、ジン君。
どうした。何かわかったか。
なんかこの遺体なんだけどさ、外症はどうやらないみたいだね。
考えられるに複読しなんじゃないかな。
なんか睡眠薬みたいなのがポケットに入ってたよ。空っぽの。
いかがでしょうか、名探偵。
医学触れるんだったらその飲んだ薬とかの成分わかったりしないですか。
いや、もうそれが睡眠薬だろうということもわかります。
オーバードジでなくなっている。
なるほど。
死後どれぐらい経ったとかわからないですね。
そこまではわからないでしょうね。
そうか。
でも全然腐ってたりとかしないんだったらそんなに古い死体じゃないんだろうな。
それか滅菌されてるとかかな、部屋自体が。
でも部屋見る限りちょっと汚れてるんですかね、キーパー。
そう、この部屋は綺麗ですね。
この部屋は綺麗なんだ。
そうですね、そこまで言われちゃうと白衣の男性は腐りてますね。
時間は経ってるんですね、死んでから。
はい。
ただホワイトは、あ、そっか、目星降ってないのか、まだ。
7号くんみたいな。
7号、頑張れ7号。
7号、僕はもうダメみたいだ、じんくん。
12:04
じんくん、さっきから。
成功ですね。
はい、じゃあ2人とも、彼のうなじに07とヤキインがされていることに気がつきます。
どうしたの、じんくん。
ホワイトよ。
どうしたの、じんくん。
今回はやらんのか、いつものは。
いつものって何?
ほら、わしが後ろを向いてやるやつじゃよ。
でもほら、なんかベッドだし、ばれちゃうでしょ。
でもなんか、こう、生きてるものにはやりたいけど、なんか怪我してるような怪我してならないから、やらないよ。
まあじゃあ次、もしおのしと同じホワイトが出てきたときには、わしはもう必勝法を知ってしまったからの。
そうなんだ。
じゃあ、今から僕、この50代の中に隠れるから、どこにいるか当ててみてね。
それは、ホワイトよ、かくれんぼなんじゃよ。
かくれんぼかつ50回のサンチェックが入りますね。
必勝法があるっていう。
本物のおぬしを見つけることは時間さえあれば、わしはもう。
07ってクビに入ってるんですよね?
そうでしたね。
じゃあ、その1個前に開けた複製体なのかわかんないですけど、複製体のクビをチェックしてみます。
そうすると08と書いてあります。
なるほど。
どうしたの、じんくん。クビの後ろが好きなの?
どうやら、こやつらは複製体のようじゃの。怪人形。
つまり、この番号が入っているということは、人間ではなく作られたものということじゃ。
じゃあ、僕にもあるのかな。じんくんちょっと見てみて。
自分から言ってくるんだよな、こいつ。
PLはめちゃくちゃびっくりしてますけどね。
15:00
何番出てくるのかちょっと怖いんですけど。
調べよいのか?おぬしはそれで後悔せんかの?
番号を言わないっていうことは聞いた?
はい。
知りてえな。PLは知りてえんだよ。
PCは知りたくないけど、PLは知っておきたいんだよ。
一応、俺も謎解きに参戦できるようにはしておきたいんだよ。
一応、じんさんに一句で送っておきますね。
ありがとうございます。
じゃあ、確認しますね。
変なところで謎解き役立たずになるのはちょっとあれなので、知っておきたいんですよね。
なるほどな。
確かに、そう考えると鏡がなかった理由も名付けるな。
そうですね。
でも鏡2つないと確認しようないですけどね。
まあ、そうですね。
割ればいいのか。
その気にそうですね。
確認したぞ。
どうだった、じん君。
知りたいか。
なんで持たせるの?
なんでもったいぶるの?
おぬし、部屋の番号は覚えておるか?自分がいた。
特に調べてなかったよ。
あの時に何も言われずに出てきちゃったから。
おぬしは、ブックやベイビーと同じように番号のついた部屋におったんじゃ。
そんなまさか。
そしてその番号が00じゃ。
まさか。
そしておぬしの今首についていた番号も00じゃ。
まさか。
そう、そうなんだ。
ああ、そうなんだ。
ああ、そうですか。
ああ、なんで。
なんで。
これ、これ、これ僕です。
ちょっと一人で勝手に絶望してるんで。
じん君一人で探索してもらっていいですか。
ちょっと考える時間だけ欲しいんで、じんさん続けていただいて大丈夫です。
まだモニターとかパソコンとかもありますからね。
部屋の順番で言ったら04がこの部屋に生きていてもおかしくはないですよね。
18:07
これまでの傾向からいけば。
そうですね。
で、あと手記。
握ってた手記ではオリジナルが一番神に近いって言ってるんですよね。
オリジナルがそうなると。
実は3番?
ベイビーが一番近いってことなのかな。
ベイビーもでも確認してないから首に番号がなければその可能性も全然。
ちょっと確認する必要はでも絶対ありますよね。
そうですね。調べきってからにしますか。
他に情報がないかだけ確認しておきたいです。
神に繋がる何かがモニターとかにないか。
そうですね。とりあえずパソコンの方を調べてみましょうか。
モニターですね。部屋の一番奥の壁一面にモニターが大量に取り付けられていて、
モニターから伸びるケーブルが収束する先には1台のデスクトップパソコンがあります。
ブルースクリーンの状態で電源が落ちています。
とりあえず電源をつけるでいいんですかね。
はい。では、電源をつけるとモニターがまず一斉に稼働し始めます。
おお、すごい。
だめだ、ロール忘れちゃうな。
パソコンを起動すればモニターが一斉に起動し始める。
モニターには広大な宇宙空間が表示され、そこには美しい星々と惑星があった。
小惑星から大きな惑星まで様々な星々を映し出すその中に、
時折彗星が流れ落ちるその美しい宇宙空間の中に、黒く巨大な何かがあることに気がつくだろう。
それは盲目にして白地、全てを滑る混沌の中心だった。
ぽっかりと空いた穴のように黒く、虚空に溶けたその深淵の王は、
この宇宙の中心でうごめき続け、惑星の周りを漂う衛星のように、
彼の周りを小さな奏者たちが音を奏で続けていた。
このモニターにはスピーカー機能はないようだが、
なぜか彼らがあの王に対して音を奏でていることも、
そしてこの存在が自分たちが垣間見えるはずのない絶対的な神であることも理解してしまう。
しかし恐怖を感じることはなく、映像はさらにその王に取り巻く奏者たちに視線を合わせていくだろう。
21:04
やがてその映像は奏者の一つを大きく映し出す。
その奏者は王の近くでうごめく美しい眼をもぐつ不定形な化物だった。
しかしその眼はどこか悲しそうで、ただ何かを見つめているようだった。
映像はこれ以上別のものを映し出そうとはせず、ただその奏者を映し出しているようだ。
本来であれば恐怖を感じるかもしれないその存在を前にして、ホワイトもジンもなぜか恐怖を感じず、
またホワイトはこの存在がとても美しく、しかしその悲しそうな目に惹かれてしまうだろう。
という情報が映し出されます。
今の美しい瞳とかって、既視感とかってありますか?
ホワイトさんはありますね。
じゃあパソコンの方も。
パソコンをつけたのでそのパソコンの画面も表示されます。
画面にはDEUSというファイル名のファイルがずらりと並んでいるが、
一つだけXMACHINAというファイルがあることに気がつく。
ダブルクリックすれば文章データと何かのプログラムデータが表示される。
見てみるしかないか。
そうですね。一番目につきやすいのがそれってことですもんね。
XMACHINAってことですもんね。
謎は謎だな。
とりあえず開きますか。
XMACHINAを見てみると。
先にDEUS開けばよかった。
いいですよ。まだ間に合いますよ。
いいですか。DEUSも膨大な量あるんですよね。
そうですね。DEUSがいっぱいあります。
番号振り分けとかされてないですか?
振り分けはされてないですね。何かのプログラムデータが表示されていますね。
文章データとプログラムデータの2つがあると思ってください。
どういうふうにファイルが表示されているのか分からないですけど。
上から3番目を開いてみたいです。
DEUSのですか。
番号順番で何か情報があるのか分からないですけど。
では、プログラムを起動するDEUSの3番目を押すと同時にエラーと表示されます。
24:07
端に被検体のオリジナルと01から03番以外の被検体の生命機能をシャットダウンさせます。
起動権利はプロジェクトリーダーかリーダーが許可したプログラムなみ許可されますと表示されます。
どうやらこれは反応しておらんようじゃな。
反応してない?
エラーが出てしまう。
プロジェクトリーダーというのはあの白髪の男性のことを言うんじゃろうが。
でもほら、そもそもこの端末にログインするにあたって権利っていうのは誰のアカウントなんだろう。
なかったらなかったらいいんですけどね。
多分難しい。
突き詰めていくとめっちゃ怖な話になるから。
その辺はちょっとよくわからないでしょうね。
じゃあエクスマキナのファイルも開きますか。
ではエクスマキナの調査記録とあります。
私だけが崇拝するデウスは私たちを見守り続ける絶対的な神だ。
私はいつかこの神を偉大な神よりも素晴らしい神にしたいと思っている。
そのためには私が初めての崇拝者であることをデウスに示し、
供物を捧げる必要があると考えた。
知識を蓄えたデウスはきっと同等の存在であれば気に入ってくださるだろうと、
私は非賢体エクスマキナの作成を開始する。
非賢体エクスマキナはデウスと同等の存在であり、デウスに捧げる供物である。
エクスマキナは人間をもとに作り出した機械人形である。
知識を蓄え続け、いずれデウスと同等の神になるだろう。
うーん、そもそも何かわからないな。
エクスマキナが何なのかがわかれば、腰は?
もしかして、もう行っちゃったのかな?
どうなのかな?
しかしながら、見た目は怖いとお前さんと同じようだから、
お前さんを探し続ければ、自ずと答えに近づいていくことになるんじゃないかな?
27:02
でも、なんか怖いな。
そうじゃの。
だって、僕がこのエクスマキナの供物になるかもしれないんでしょう?
違うな、デウスの供物か。
そう考えると怖いけど、なんだろうね、わかんないな。
そうじゃの。
仮にじゃ、このデウスはこの者だけが崇拝する神とここには綴られておるが、
今その崇拝するこの者がいなくなれば、それをする必要はなくなるんじゃないかな?
おぬしはおぬしとして生きることができることになるんじゃないかな?
そういう意味では、おぬしがあの部屋を出てならぬというのは、
おぬしを供物に捧げるためにあそこに閉じ込めておった、そういうふうにがてんがいくのではないか?
でも、僕には子供の頃の記憶なんてないし、
僕がその被験体、供物なら、そもそもジン君が来なかったら、僕は、
僕はずっと考えてたけど、やっぱり供物とかにはなりたくないかな。
おぬしのその考えは正しいと思うぞ。
おぬしはこうして生きているからの。
自分の意思で考えずっと一緒に行動してきてやる。
パパというか、創設者、プロジェクトリーダーとかが何か、
僕にそういうのを操作できちゃったら、僕は従うしかないんだろうけど。
少なくとも何だろう。
人間としては、僕としては、
何だろう。
デウスさんっていうところに行くのは、ちょっとな。
そうだ、ジン君。
30:01
ここには、例のあれあった?
そうじゃ、忘れ寄っておったの。
どうですか、チップ。
そうですね、ふとデスクの上を見ると歯車がポツンと置いてありますね。
歯車はここにあるようじゃの。
そうなんだ、よかった。
そもそもなんで5分割。
この推測でいくと5分割。
1部屋に1つずつあったけど、
何かのセキュリティキーみたいなもんだのかな。
最初の機械人形って、
なんて言ってましたっけ。
どこだ?
一番最初の真ん中にいた機械人形が起動したとき。
人間になりたければと言っていました。
人間になりたければか。
それでゼロのブックがお守りって渡してくれたんでしょ。
ここは信じてはめてもいい気がするな。
メタ推理になっちゃうんで、
あんまりベラベラ喋りたくないんですけど。
さかやさんによるかな。
ホワイトが機械生命体っていうのは、
もう結構感じてはいるんですけど、
それが人間になるために、
何かなんのかなっていう。
ちょっとPL加減だと言えないですね。
被検体のオリジナルとゼロ1からゼロ3以外の、
被検体の生命機能をシャットダウンさせますってことは、
これ今情報の被検体状況確認なんですけど、
現状多分シャットダウンさせてるんですよね。
たぶんやってるよね。
そこ言ってくれるんや。
言ってくれるんか。
そう書いてありますからね。
検体オリジナルはゼロゼロとゼロ1からゼロ3。
部屋にいた1、2、3。
4番が見つからないっていうのは、
それ以降の今確認できてるだけでゼロ8までの
検体がもう全部動かないですよっていうのは、
もう起動した後だからですよね。
だからたぶんゼロ7のところにいた人はたぶん、
ゼロ7にいた男の人か女の人かわからんけど、
33:01
まあ思い入れがあったんやろうなって。
この部屋でも調べられるところは?
もうない。
カーテンぐらいしかないですよね?
もうないですね。
あとはもうカーテンで自分を痛めつけるぐらいしかないですよね?
そうですね。
開けらの?
いや開けないよ。
開けないよ。
普通で帰ってきた。
なんでそんな悲しいことをせにゃいかんのですか?
最大の番号だけ知りたかったけど、まあいっか。
全部探してみますか?
ほら、キーパーノリノリになっちゃうから。
乗るのはやだな。
じゃあ歯車も取りましたし、部屋出ますか?
バイバイ。
何か…
いいですか?何かしますか?
大丈夫です。
では、どこからかノイズ音のようなものが聞こえてくる。
その直後にあなたたちは映像のようなものを見る。
また先ほどと同じ部屋だ。
しかし映像を認識した瞬間に、その部屋に鳴き声と叫び声が響いた。
それはホワイトと同じ姿をした者たちの声であり、
さらに一人でなく十人ほどの数でこの部屋の中を走り回っている。
それは何かからひっしり逃げているようで、その後ろを白衣の若い男性たちが追っていた。
男性たちが彼らを取り囲み、ついに追い詰められてしまう。
彼らは部屋の中央で男性たちに囲まれ、ひどく怯えながらガタガタと震えていた。
男性たちは少しひるむも、ゆっくりと懐から拳銃を取り出した。
その銃口が彼らに向いた瞬間、大きな悲鳴と同時にいくつもの銃声が鳴り響く。
悲鳴を最後に、彼らは血を流すことなくその場に崩れていく。
ガラガラと金属音に近いものが聞こえ、もうそれらは壊れた人形のように動かなくなってしまった。
銃口から小さな煙が昇り、部屋中には火薬の匂いが充満する。
彼らを殺した男性たちも青ざめた表情で、その場で膝をつき泣く者や、呆然と死える者もいたが、
彼らの後ろで頬杖をつくあの白髪の男性が映る。
男は大きなため息をつき、
まだダメだったか、とつまらなさそうに言った。
サンチェックを行います。
あなたたちは気がつくと真ん中の部屋にいます。
36:01
間違えた。
そこにはただ壊れた機械人形がいるだけだ。
ジン君どうしたの?
こいつの首も確認してみようと思っての。
確かに。
フードを外す?
そうじゃの。フードを外して確認してみます。
何も書いてないです。
こいつがXマキナである可能性もゼロじゃないかなと思った次第でございます。
なるほど。
じゃあなんで壊されてるんだろう。
誰かがそれを阻止しようとしたのか。
ホワイトよ。
何?ジン君。
こんなことを聞くのもおかしな話なんじゃないかな。
おぬしがこの世にこうやって生きている。
おぬしが生まれた理由がXマキナであるから。
なんて聞けばいいかな。
Xマキナとしておぬしが生まれたとしたら、
おぬしはどうしたい?
供物として捧げられるためにおぬしが生まれたと。
そりゃ嫌だよ。
そうじゃな。
だから、ジン君には話していいかもしれないけどさ、
さっきの黒曜石のナイフ、少し貸してもらっていい?
うん。何かあてがあるのかな?
手の甲を切っておきます。
はい。傷がつきますね。
出血はしますか?
では、情報を送ります。
すいません。
ジン君見て。これ血だよね。
うん。
なんかエリトリーみたい。俺もそうやけど。
あれ?ジン君どうしたの?
39:02
ホワイトよ。
何?
おぬしは血は見たことがないのかな?
どうだったかな?
おぬしが最初にいた部屋では、いろんな人が、それこそ子供が生まれる瞬間もおぬしが見てたな。
そうだね。
子供が生まれてくるときには、母親の血液と一緒に生まれてくるもんじゃ。
どういうこと?
あの生まれてきた赤ん坊は、おぬしのこの手のひらから流れる血と同じ色じゃったかな?
ん?
ピエルがわかんなくなってきた。
つまりどっちだ?
どういうことだ?
映像で見てた赤ちゃんは赤い血だったんじゃないかなっていう風にちょっと。
それで?
ピエルがめちゃくちゃ怖いくて。怖いんですけど。
たぶんね。
あれ?
来た来た。
俺はだからそう、ホワイト的には出血してるように見えてます。
はい。
おぬしのそれは血液ではないかもしれないな。
おぬしの着ている服についてしまう。
じゃあちょっとどうしようかな。
なんかで抑えて。
何色ですか?
何色ですか?
僕何色ですか?
聞けたら聞きたいんですけど、僕って何色ですか?
茶色です。
たぶんギトギトします。
そうか、出血したっていう情報だけなのか言ったの?
そうなんですよ。
ワンチャン最初の部屋でわかったかもしれない情報だったのかな。
そうですね。
薄々感じてはいたけど、改めて提示されるとすごい酷ですねこれは。
ここから先さらなるジェットコースターですが、休憩しますか?
42:00
ちょっとだけ一人ぼっちになっていいですか?
逃げたりしないんですけど。
大丈夫ですよ。
私も先ほどの休憩でトイレ行ってないんで。
じゃあちょっと休憩しましょう。
ちょっと休憩します。
じゃあミュートで先を挙げてください。
ありがとうございます。
マジか。
すいません、ちょっと一人ぼっちになってきます。
はい、すいません。
ではちょっと私も行ってきます。
戻りました。
戻りました。
これ前、長いタグやった時って、5,6時間くらい大丈夫でしたよね?
それはPCプレイヤーたちの体力的にってことですか?
いえいえ、今YouTubeの配信の画面見てるんですけど、
上限っぽいところに4時間半って書いてるんですよ。
これ取り直したほうがいい?ってちょっと今ドキドキしてるんですが。
一旦じゃあ枠取り直しとかしますか?
したほうがいいんですかね?
タカさんの方が詳しいかなと思って。
この間長尺やったし。
別シナリオの話になっちゃうんですけど、
めいめいやった時、確か前半は4時間くらい行ってた気がするんですよね。
4時間半が限界なんですかね。
取り直したほうがいいかな。あと30分しかないですね、そうすると。
何ですか?
YouTubeこのライブの配信って4時間半が限界だったりしますか?
いや、プリオルとかは全然6時間くらいやってたんで。
本当ですか?なんか今これ上限?今3時間56分なんですけど、
その後に4時間30分って書いてあって、
これ上限?って思って今。
僕の配信タッグは6時間くらいやってて。
そうですよね。やってましたよね。
そうですね。
じゃあいいのかな。
たぶん大丈夫だと思いますけど。
でも録画が続いてるのであれば。
ダメそうだったら枠取り直します、急いで。
はい。
まじか。ちょっとアイス食って冷やすわ。
そうしてください。
すいません。やりましょう。
落ち着いて。
たぶんモザイクとかかかってたんやろうな。
45:02
一瞬白黒になってたんやろうな。出血の表示するときに。
いや、大丈夫です。
大丈夫ですか?
いきます。
はい。
僕は大丈夫ですけど。
じゃあ行きましょうか。
では再開していきます。
どどんぱかな。どのレベルかな。
がんばろう。
あれ?ごめんなさい。1個忘れてますね。
4の部屋を出た後なのでサンチックが入ります。
うーん。
僕はもうダメみたいだ。
牙。
本当だ。ひどい。
牙。
いや、もう2人ともなかなかいい勝負ですね。
こっからだってジェットコースターあるんでしょ?
そうですよ。
耐えられるのか?
どうでしょうね。
僕は生きて帰ってこれいけるのかっていう話だよ、僕は。
もちろん耐えられるのかでいいけどさ、僕よ。
僕よ。
いや、まだワンチャンXマキナがこの真ん中の子って可能性もあるから。
じゃあ残りは0号の部屋ですが。
ジン君はめるだけはめといていい?
そうですね。
はめてから行くか?
なんかごめんね。
ジン君代わりにはめてもらっていい?
お守りとして持ってなくてよいか?
ジン君に任せる。
まあ、なくしてしまっても大変じゃしな。はめておくとするかのガッチャン。
はい、じゃあガッチャンとはまります。
これで残すはあと1つじゃな。
行こう。
お主から行こうというのを初めて聞いたの。これも成長かの?
むしろ退化かもしれないね。知らないほうがいいことをしちゃってるし。ごめんね。
いや、これも何かの縁じゃ。じゃあ恒例の利き耳チェックいきます?
PLが元気ないとPCがどんどん元気なくなってきてる。元気出します。
はい、いつも通り。
イースでめちゃめちゃえぐられてるじゃないですか。
48:02
触れないし。
ここから頑張って演目しよう。
おー、夢がいい。
どうせ聞こえないだろうけど。
そうですね、何も聞こえません。
今回も何も聞こえんの?
そうだね。
じゃあ最後の扉じゃ。
はい、では入室処理を行います。
キーパー?
はい、ごめんなさい。
キーパーそんなことある?
いや、大丈夫ですよ。
ジン君、98ってどう思う?
増えちゃったよ。
それはむしろ当たり前なのかなって。
だんだん血圧が高くなってきてる気がするよ。
ゼロクリー、何ファンなんだろうね。
使われていないのであろう壊れた器具や机、
本の入っていない本棚などが並べられており、
部屋の中心には白かったであろうベッドが一つ置かれていた。
そのベッドも今はひどく汚れており、
赤黒いシミがついている。
このシミが何なのか、
周りに転がるフランス体と汚れた部屋を見てすぐに理解できるだろう。
この人間であった者たちの血液だと。
サンチェックを行います。
はい。
ジン君、僕はもうダメみたいだ。
大丈夫だった。大丈夫だよ。
ジン君、僕は90代しか出ていない。
中央のベッドには女性が寝かされている。
女性は両手を胸の前で重ね、安らかな表情をしているが、
腐敗しかけているその体を見ている限り、
生きていないことは明白だ。
この部屋にはこの女性が眠るベッドと、
周りに転がるフランス体以外に目立つものはないようだ。
フランス体と中央のベッドを調べることができます。
はい。
51:00
ここは先ほどの部屋とは打って変わってひどい有様じゃの。
ジン君。
うん。
気づいちゃった。
言いにくければ胸に秘めてていいんじゃぞ。
そうだね。
さっきの傷はやっぱり効かなかったことにしておいて。
さっきの傷?
自分で傷つけたことってことですか?
そうっすね。
ダメだ。
こいつ赤い血見た瞬間発狂しちゃうよ絶対。
もうダメだって。
もうダメだってキーパー。
がんばれー。
そういう意味ではめっちゃドラマチックなタイミングで自分の手切ってんだな。
そうですね。
胸に秘めておきます。PCは胸に秘めておきます。PLは発狂しかけてます。
どっちから行こうか。
フランス体!
はい、フランス体。
元気がいい。
フランス体。
フランス体?
とりあえずこの絶望をどう持っていけばスッキリした方向に行くかなっていうことしか私は考えてないので。
どうすれば2人が納得できる、負に落ちる結果になるかっていうことしか今はプレイヤー自身は頭にそれしかないんで。
がんばりましょう。
ではフランス体を見ます。
おそらく白衣を着ていたのだろうが今は赤黒いシミで汚れてしまっている。
性別は様々だが過労死で確認できるのは外見からして20代の人物であることだろう。医学を振ることができます。
ジン君、お先にどうぞ。
最近の僕は調子が悪い。
がんばれジン君。
お主頼りなところはあったのじゃが、ここはお主もがんばるとするかな。
ひと肌脱ごうジン君。
ジン君、下一桁割ってるんだ。
嘘でしょ。
やばい、すごいすごい。今逆に感動しちゃってる。
僕のテンションによってきっとダイス目ってかすんだね。
怖い、鳥肌立ってる今。
54:05
すごい今だってすごい貴重な体験だよこれは。
PCとの乖離が一致しているよジン君。
本当にちゃんとロールプレイしたいけどちょっと感動の方が大きすぎちゃったな。
馬鹿野郎。
もったいないごめんなさい本当にごめんなさい。
貴重な体験だったんですか?ファンブルガー。
ファンブルガーっていうかこのタイミングでもうこのね本当に心情、プレイヤーの心理状況を本当に映しているかのような出目。
物語が白紙に近づくにあたってこれでしょ。
無理だね。
怖いとお前のその反応はもう立派な人間なんだよ。
いい一言だ。
いやマジで本当に。
会った当初は本当にうわーこいつなんかもうめんどくさそうだなって思ってたけど今はもうお前は立派な人間だ。
全部自分の経験を糧にして。
あの部屋から出てよかったと俺は真相を持ってるぞ。
ジン君、PCとして喋ってほしかったな。
あーもうダメだもう逆だもん。今もうタカさんと逆になっちゃってるから俺もう本当にあーもう。
ちょっと5分巻き戻してほしいわ。
ジン君何か代用できる技能とかでなんとか成功にしてもらうっていう手はないのかな。
目星のファンブルとかでもいいですよ。
僕のファンブルはどうなるんだろうか。
僕のファンブルは今ぼっきり心が折れてることで十分です。
ロールプレイによって回避されてる。ロールプレイによって回避されてる今。
それだけもうとれ高のあるロールプレイしてるんですから。
とれ高言うな。とれ高言うな。
とりあえず目星の半分で振りまーす。
うわー素晴らしい。
ここはやっぱね、僕が頑張らなきゃ。
目星の半分で振らせていただいた恩情ありがとうございます。
このフランシュタイチャッチの体に銃鎖があることに気がつきます。
おそらく銃殺されたのだろうということがわかります。
銃殺?
なんか矛盾ですね。
矛盾じゃないのか。
この部屋の階層を見てないからわかんないな。
あとは中央のベッドが見られます。
57:00
これ白衣見る限り研究員だなっていう感じですか?それともホワイトに近いですか?
研究員の方ですね。
血出てますしね。
そんなこと言うなよ。
デメ悪くなっちゃうからあんまり言わないようにしないと。
大事なシーンで半分っちゃったらごめんね。
じん君。
フラグを立てるな。
大丈夫じゃ。わしに任しておけ。わしがなんとかする。
心強いねじん君。
じゃあ真ん中見に行こうか。
そうじゃな。
はい。では。
中央のベッドには先ほども描写しましたが女性が寝かされています。
近づくとあなたたちはとある映像を見ます。
失敗。
神様、あなたはずっと見守ってきた。この人の最後も一緒に見守ってくださいますか?
ボソリとつぶやいた。
目の前の映像に映るホワイトは誰もいない虚空に言葉をこぼすと目線を下へ向けた。
そこには薄く目を開けたままの女性の姿があった。
周りには心配そうに見守る若い白皮の男女たちがおり、
吐く吐くと最後の呼吸を繰り返す女性の手を映像の中のホワイトは握りしめ、最後まで彼女のそばにいた。
ごめんなさいね。変わってませんね。失礼しました。
立派な大人になれたのね。
細々とした声で女性はそういえばホワイトの頭を優しく撫でた。
そしてその手は力をなくし下へと落ちた。
周りには泣き崩れる白皮の男女たちとそれでもずっと彼女のそばに居続けるホワイトの姿があった。
ふと気がつくと目の前には赤黒く染まった部屋が広がっていた。
目の前に同じように映る女性があの時と同じ女性であると確信づくと同時にホワイトは思い出してしまう。
今までどうして忘れていたのだろうか。
あの空間の前にいたこの場所での記憶はおぼろげでも、確かに目の前の大切な人物のことをはっきりと思い出すことができた。
自身を大切にしてくれた大事な母親だ。
あなたがそれに気がついた時はもう遅かった。
今はもう彼女は息をしていない。
それでも安らかなその表情はどこか安心したような表情にも見えた。
あなたの頭を撫でたあの最後の時と変わらないようにも思えただろう。
1:00:00
3チェックを行います。
はい。
3チェックをお願いします。
はい。
奇跡が起きてる。
ジン君、奇跡が起きたみたいだよ。
90、90は出なかった?
僕は19だったよ。
風向きがこっちに来ている気がするよ。
あんまり言うとまたドラマチックの神様がフワッてどっか行っちゃうから。
もうドラマチックは僕らで作り上げるもんだから。
ね。
全然関係ないけど、ジン君の仕事って何?
ジン君の仕事は、あの、古物章じゃ。
そうなんだ。古物章ってすごいね。
うん。
いろんなものを見るんじゃ。
その人が繰り上げた一つ一つの品をな。
うんうん。
しなんじなには、その人の人生、それが乗り移っておるんじゃ。
それを眺めている時が、私はとても好きでのう。
もし、お主がここを出て、それが見せる機会があれば、
わしのお気に入りをお前に拝ませてやるとするかのう。
同じことを言おうと思ってた。見に行きたいなって。
じゃあまず、ここから出ることが一番じゃな。
うん。ブック君とベイビーも一緒に連れて行くよ。
そうじゃの。
はい。すいません。処理が遅いです。
今、持たせてるから大丈夫です。
ありがとうございます。
じゃあ、ホワイトさん近づいているので、
はい。
ふと、重ねた手に何かを握っていることに気がつきます。
なんだろうこれ。この手の中に何かあるみたいだから、
じん君、取ってもいい?
うん。大事そうに持っておるからの。気をつけてんじゃぞ。
多分あれだと思うんだよなって思いながら、手を開きます。
手の内を見てみれば、とても小さな歯車が握られていることでしょう。
うーん。じん君の予想通りかな。
1:03:02
ほう。
ほら、これ。最後のピースだよ。
そうじゃな。ホワイトよ。
何?
良いのか?
何が?
ああ、お主はもう済ませたのかもしれんが、
今のお主はそうではないと思っての。この女性に。
いや、お主の母親に。
うーん。助けてあげられなくてごめんなさい。
あと、ありがとうございました。
うん。じん君、僕はもう大丈夫。
あんまりここにいるとね、その、感情を抑えきれなくなっちゃって。
そうじゃな。
じゃあ、出るとするかの。
うん。
はい。では、部屋を出ますか?
はい。出ます。
はい。では、その時に、どこからかノイズ音のようなものが聞こえてくる。
その直後に、あなたたちは映像のようなものを見る。
彼ら、彼女らの泣きはらす声が聞こえる。
そこにはもう動くことのない女性の手を呆然とした表情で握っているホワイトの姿と、
周りで涙を流し続ける白衣の若い男女たちがいた。
そんな中、突然扉を乱暴に開く音が聞こえてくる。
開かれた扉の先には、あの白髪の男性がいた。
とてもつまらなさそうな表情で見下げるような冷たい目で、
女性の方を見ながら、「ようやく死んだか。」と呟いた。
そう発言した直後、男性は懐から一丁の拳銃を取り出した。
こちらに拳銃を向けた瞬間に、周りの男女たちは一斉に青ざめた表情をした後、
叫ぶ声を上げたり、彼を止めようと声を発するが、
あっという間に赤い血をまき散らしながら、女性と共に絶命していった。
あなたは、いや、あの時のホワイトは、ただそれを呆然と見ることしかできなかった。
男性は表情を変えぬまま血の海の中、彼らの死体を踏みつけホワイトに近づく。
帰り中浴びた彼は、あなたの前に立つと突然その表情を変え、
とても不気味な笑顔を作り出すと、あなたの手を無理やり引いた。
あなたと母親の手は引き剥がされる。
男性の力は強く、あなたを再度見やると、
「さあ行こう、私の神!」
そう訳のわからぬ言葉を、それでも確かに狂気をはらんだ声で、そう言った。
あなたたちは気がつくと、中央の部屋にいます。
その真ん中には壊れた機械人形がいるだけです。
1:06:03
サンチェックを行います。
はい。
はい。
はい。
はい。
はい!
ジン君。
ジン君。
どうした?
100ってどう思う?
ジン君、ひとくで僕はどんどんサンチェが削られていくよ。
もうそろそろ半分削れそうかな。
そういうことか。100って。
ジン君、僕はもう7番ぐらいしてる気がするよ。
大丈夫じゃん。死んではおらん。
そうだね。けど、なんだか映像はやるせないな。
うん、そうじゃん。
しかし、あの白髪の男は未だに出てこんの。
確かにどこにもいなかったね。
私とお前の頭に流れる映像があの通りだとすれば、
あの者が神に供物を捧げようとしているのは明白じゃ。
それさえ止めれば、お主は自由になれるのではないかの。
そうだね。
歯車入れようか。
そうじゃな。
それぐらいしかやることないもんな、本当に。
そうですね。
そうですね、そうですというテイク。
そうだよね、そうだよね。
大丈夫です。いきましょうか。
どうします?
01:08:21

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