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2024-03-11 1:15:16

部活動157 『デウス・エクス・マキナは死んだ』4-3

Podcastで繋がった仲間たちとクトゥルフ神話TPRGを遊んでみました! シナリオ:デウス・エクス・マキナは死んだ シナリオ制作者:茶鰯様 シナリオ配布:https://booth.pm/ja/items/1371817 ■■■注意■■■ ・上記のシナリオのネタバレを含みますので、プレイ予定の方などはご視聴をお控えください。 ・感想等をSNSに投稿する際は、ふせったーなどを使用してネタバレ防止対策をしていただくようお願いいたします。 ※本チャンネルは収益化を行っていないため、金銭は発生しません。 キーパー↓ 朔夜(https://twitter.com/sakuya_naniwadu) プレイヤー↓ HO:カミ  あん (https://twitter.com/highcircle0730) キャラクター:九小呂 賢(くおろ けん) HO:ヒト おにおろし (https://twitter.com/oniorosi361) キャラクター:豊田 宙(とだ そら) (敬称略) ■BGM、SE■ Audio stock (https://audiostock.jp/) ■画像素材■ シネマ風素材セット https://booth.pm/ja/items/2960278 マーブル柄オトナカワイイ素材セット ホワイト https://mohejidou.booth.pm/items/4129957 立ち絵素材_男性_スーツ_タバコ - あめのちはる - https://ameharu.booth.pm/items/3869249 全身キャラメーカー _@ヨロイモグラ https://picrew.me/ja/image_maker/1806243 PTRPG部では、主にクトゥルフ神話TRPGで遊んでいます。 やったことないけど、気になる方もお気軽にご連絡ください! ◆本シナリオは、「サンディ・ピーターセン」「リン・ウィリス」「中山てい子」「坂本雅之」「株式会社KADOKAWA」が権利を有する[クトゥルフ神話TRPG]の二次創作物です。 (C)サンディ・ピーターセン/リン・ウィリス/中山てい子/坂本雅之/株式会社KADOKAWA メールアドレス podcast.trpg@gmail.com Twitter: https://twitter.com/PodcastTrpg​

00:00
じゃあ、私も離席してきまーす。 戻りました。
アンさんが意外と鋭いなぁ。意外とは失礼か。 前に、
裏で、なんだっけ、謎解きを回った時もそうだったんですけど、 かなりね、感が良いんですよね。
じゃあ、戻りました。お帰りなさい。 進捗的にはどのくらいですかね。いい感じで、もうあと3分の1、ないぐらいですかね。
ないぐらいですか。 いやー、でも、
シューシューする気がしないな、なんか。
そうですねー。
なんだろうなぁ。 コンスタントに必要な情報は拾えてるので、
あー、なるほど。そういう感じなんですね。 ただね、あの、
おまけ情報を落としまくってるのはあります。 なんかそんな、
1周目のRPGって感じがすごいしますね。 そうそうそう、そんな感じですね。
そうか。 戻りました。 はい、お帰りなさい。 お帰りなさーい。 1周目の何を落としてるんですか?
あの部屋かな? わからない。 メインの情報は一つも落としてないです。
うん? はい、お化け情報をね、ボロボロボロボロ落としてるので。
えー。 変革が出てるなぁ。
それは、あの、出目が悪かったとかではなくて。 いや、出目のせいですね。
あ、出目のせいなんですね。 あ、出目なんだ。 確かにそういえば。
しょうがないなっていう部分です。
がんばれ、がんばれ、がんばれ。
よし、じゃあ諦めよう。
あのね、失敗、失敗、失敗。 確かに。 出目ばかりはしょうがない。
それはしょうがない。
では、行けそうですか? はい、大丈夫です。 はい、大丈夫です。
はい、情報整理も大丈夫ですか? 私は、はい、大丈夫です。
こっから怒涛ですよ。
え?
こっからゴールまでジェットコースターですよ。
にゃんつーってこっちゃ。
何も言えなかった、今。
あの、えーと、ちょっとすみません。 頼りにするかもしれないんですけど。
お願いします。 ジェットコースターなんだ。 はい、お願いします。
03:00
では、どうしましょう? ゴーのお部屋は入りましょうか?
えーと、利き耳を振ります。
ここまで全部やってきたんで。 どんな部屋でもね。
おー、来た。 やったー。
はい、ではですね、えーと、何にも聞こえません。
あー、一緒かー。
え、通行しても聞こえへん。
人の気配がないってことですか? 人の気配はないですね。
では、入りますか?
入ります。
はい、では部屋に入る前に処理が一つあります。
え?
あっちに行った。
あ、そうだった。
あれ、そうだったな。
これ、なかなか覚えるのはそれぞれの シナリオによって違うんでしょうけど。
僕、ちょっと面白いですね。
そうですね。
はい、振りました。
合ってますか?
はい、合ってます。
あー、よかった。
はい、ではゴーの部屋に入って大丈夫ですか?
入りますよ。
え、あのー、ドアノブギュってして なんか我慢したりとかしなくて、
今の部屋は大丈夫でしょうか?
まあ、もういいかなって。
もういいかなって。
いきましょう。どんどんいきましょう。
というか、一回も役に立ったことないだろうって。
ちらちら見ようとしてたけど。
では、ゴーの部屋に入ります。
はーい。
扉を開いた瞬間、強烈な腐敗臭があなたたちの鼻をつく。
目の前には、複数人の不乱死体があちこちに転がっていた。
今までの部屋と違い、天井も奥行きもない狭い部屋で、
部屋の壁、床、天井の一部分にまで赤黒いシミが付着している。
物置として使われていたのか、使われていないのであろう、
壊れた器具や机、本の入っていない本棚などが並べられており、
部屋の中心には、白かったであろうベッドが一つ置かれていた。
そのベッドも、今はひどく汚れており、赤黒いシミが付いている。
このシミが何なのか、周りに転がる不乱死体と、
汚れた部屋を見てすぐに理解できるだろう。
この、人間であった者たちの血液だと。
それぞれの一句で、正気ドロールを行ってください。
ほら。
つらい。
06:01
ソラ、やばそうだな。
陛下、クオロさんが強すぎますね。
本当ですか?
わぁ、いろんな斧を見てるなぁ。
ソラ、大丈夫か?
気持ち悪くなったりしてないか?
大丈夫かどうかって言われると、
ちょっと今、目がチカチカはしている。
な、な、なるほど。
はい。
中央のベッドには、女性が寝かされている。
女性は、両手を胸の前で重ね、安らかな表情をしているが、
腐敗しかけているその体を見る限り、生きていないことは明白だ。
この部屋には、この女性が眠るベッドと、
周りに転がる不乱死体以外に目立つものはないようだ。
不乱死体と、中央のベッドを調べることができます。
うーん、この死体が何で死んだか、みたいなところは調べたらわかりますかね?
はい、それを調べるためには、ちょっと情報が必要ですが、じゃあ見ますか?
一旦自分だけ見ていいですか?
はい。
では、えーと、まあおそらく白衣を着ていたのであろうが、
今は赤黒いシミで汚れてしまっている。
性別は様々だが、過労死で確認できるのは、外見からして20代の人物であることだろう。
医学を振ることができます。
じゃあ。
はい、成功。
この不乱死体たちの体に重相があることに気がつく。
おそらく、銃殺されたのであろうということがわかります。
なるほど。
そうか、もう別に死体は見ちゃってるから、あれですよね。
銃殺、その死因が何だろうとあんまり産地とかには関係なさそうな気がするんで。
まあまあそうですね。
空にも共有しておきます。
はい。
銃殺ってことは、さっきの映像のやつってことか。
よくわかんないんだよな。
そんなことが。
どうしよう、どうしよう。
えー、めっちゃどうしよう。
中の人が迷っております。
えー、えっと、うん。
えーと、うん?
えー、その、えー。
どうしよう。
この、えーと、この状況に対して。
目星を振っても一緒なのかな。
目星とかって振ることってできますか。
えーと、それ以上の情報は出ないですね。
あとは銃のベッドだけですね。
09:01
あ、じゃあ、ベッドを見ます、見たいです。
はい。
コウロさんはどうしますか。一緒に見ますか。
見ます。
はい。
では、えー、ベッドに近づいていくと、女性の顔がはっきりして見えてきます。
そして、あなたたちはとある映像を見ます。
神様、あなたはずっと見守ってきた。
この人の最後も一緒に見守ってくださいますか。
ぼそりとつぶやいた。
目の前の映像に映るコウロは、誰もいない虚空に言葉をこぼすと目線を下へ向けた。
そこには、薄く目を開けたままの女性の姿があった。
周りには、心配そうに見守る若い白衣の男女たちがおり、
はくはくと最後の呼吸を繰り返す女性の手を映像の中のコウロは握りしめ、最後まで彼女のそばにいた。
立派な大人になれたのね。
細々とした声で女性はそういえば、コウロの頭を優しく撫でた。
そして、その手は力をなくし、下へと落ちた。
周りには泣き崩れる白衣の男女たちと、それでもずっと彼女のそばに居続けるコウロの姿があった。
ふと気がつくと、目の前には赤黒く染まった部屋が広がっていた。
目の前に同じように映る女性が、あの時と同じ女性であると確信づくと同時に、コウロは思い出してしまう。
今までどうして忘れていたのだろうか、あの空間の前にいたこの場所での記憶はおぼろげでも、
確かに目の前の大切な人物のことをはっきりと思い出すことができた。
あなたがそれに気がついた時には、もう遅かった。
今はもう彼女は息をしていない。
それでも安らかなその表情は、どこか安心したような表情にも見えた。
それは、あなたの頭を撫でたあの最後の時と変わらないようにも思えただろう。
1位を落としましたね。コウロさんの大事な母親です。
はい、ではそれぞれサンチェックをひとくで吹いてください。
もうだめだ。
諦めないで。
諦めないで。もうなんかいろいろ感情が迷子になって。
感情が。
そろそろ来始めます、いろんなところに。
はい、えーと、サンチェックですね。
ウィーって言っちゃった。
これ響いてきそうだな、最後の方に。
もう今最後の方なのか。
えーと、サンチェックだからこれで合ってますかね。
あ、また間違えたかもしれない。
12:01
あ、えっと、もう一回。
はい。送っていただいても。
はい。
送りました。
え?変な声出た。
はい。
はい。
ではコウロさんはこの女性があなたの母親であることをはっきりと思い出します。
あなたがここで暮らしていたことはおぼろげに思い出せるがはっきりとは思い出せない。
しかし、母親はコウロさんのことを最後まで愛していたということは確かに思い出すことができるでしょう。
母さん、これこの人がなんで亡くなったかって調べられたりしますか。
それはわからないでしょうね。
なるほど。
ただまあ安らかな顔で眠っているっていうので、
殺されたというような感じではないということはわかってもいいと思います。
どうした?
本当?
とても優しいお顔してる。
この方、見たことがあって。
もちろんもちろん、ケンさんのお母さんだとは思うんですけど、
でもあの時のあの女性かもしれないって。
あの時っていうのはどの時だ?
いっぱいこうあって見えた時の。
あ、そっか。
え、これ、そっか。
そうですな。
あ、じゃああの情報を出したいんですが。
人の情報を出したいん?
人?我。我の情報。
え、え?どれ?
どれがどれだろう?
たぶん、これとこれかな?
15:10
これとこれで今出していただいたの?
え?
iPadがまた。
いやだ、今、今、今。
ダメよ。今ダメよ。今ダメよ。
iPadさん、頑張って、ちょっと。
めっちゃ気になる。
ちょっと頑張って。
おぬし、今大事なところやねんね。
ほんとやで、ほんとに。
ちょっと働いて。
そうだね、今日もね、頑張ってくれてる感じ。
どこ行って、ほんとにどこ行ったんだ。
情報。
あー、情報が出てこない。
あ、ないとー。
今、これとこれって送ってくださったのが。
出ました、出ました。
ありがとう、頑張ってくれたiPadも。
さくやさん、ありがとうございます。
え、でもどこまで。
ここに丸ごと送ることってできますか?
えっと、たぶんロールで説明した方がいいと思います。
なるほど。
どうしよう。
あー、でもどこからどこまで。
え、どうしよう。
あった。
え、どうしよう。
どうしよう。
えっと。
うー。
あの、えっと。
メタメタで、メタメタで。
メタメタで、はい。
メタメタで行きますね。
さっき、いっぱい白い病室かな。
そこで、聞きられたところに、子さんベッドとかあったり、あっちの部屋にいたりっていうのがあったかと思うんですけど。
4番の部屋のことか?
うーん。
でもね、そこにね、そのベッドのそばに座ってる白衣のお姉さんがいたんです。
で、そのお姉さんは、抱っこしてたんですよ。
何かを。
で、それは、あー、かわいいなと思って、遠くの方から見てたんですけど。
18:04
その、何かの抱っこされてた人は、スースーってすごいゆっくり寝てたの。
ですよ。
で、えっと。
これは、どれで合ってるのかな。
もうちょっと後に、その抱っこされてた人が、もうちょっと大きくなってたんです。
で、病院みたいなカーテンがいっぱいあった部屋より、
めちゃめちゃ、なんか散らかってるなーみたいな部屋だったんです。
で、その女の人は、一生懸命お世話をしてるんだけど、
ほんと、なんかその周りでね、ガヤガヤしてるっぽい。
でも楽しそうって。
でも着てるのがね、みんな白い服だから、それがね、ちょっと気になった。
なるほど。
それを見たよ。
それは、母と、俺の母と、それを、俺の母が抱っこしている子供の周りに、
うんうん。
何か白いものが、ガヤガヤしてたっていうことであってるか?
うーん、そう、そんな感じのをね、見たの。
計算すごい、私の拙い説明を。
あー、そうそう、いっぱいいたの。
それはどこで見たんだ?
えっと、ん?5の部屋かな?
5の部屋は今いるとこだな。
こんにちは、えっと、
新型語対話です。
部屋がこっちになっちゃった。
PL会議で言うと、3番の部屋が、お母さんと子供がいた部屋。
お母さん?
うん、はい。
お母さんと子供がいた部屋で、4番が仕切られたカーテンの部屋。
21:00
はい。
で、5番が今いる部屋ですね。
4番?
あ、ごめんなさい、間違ってたらすいません。
待ってます、待ってます。
どの部屋かちょっと忘れちゃったけど、入るときに見れたんだ。
見た気が。
見ました、見たんだ。
見たんだ、あー。
ん?それは映像として見たってことか?
うん。
その場にいたわけではないってことだよな。
うん。
そうなんです。
何を伝えようとしてるんだ?
え、むずい、難しい。
何を?
何を?どうしよう。
本当に難しい。
えー、はい。
はいって。
これは、今PLなんですけど、これは情報を公開することが目的なのか、
それを伝えた上で何か奥に伝えたいものがあるのかどうかって言ったら、どっちですか?
あー、えーっと、
伝えたいものが、
あー、あるんでしょうね。
あるんだと思います。
確かに、確かによくない危機を倒してしまった気がする。
いやいやいや、あの、いやそんなことはないんですけど。
え、めっちゃむずいな。
たぶん、えっと、
戸田さんが言いたいのは、
そんな映像を見た人が、
今ここの目の前にいるお母さんじゃないかなっていう感じじゃないでしょうかね。
あー、なるほど。
あれ、でもそれ、
俺も見てる気がするんだけど。
これはまた別なのか。
ハサミの次の、
ハサミの次の、
あれ?
残ってない気がする。
どうなる?
2の部屋?
あれ、なんか俺、俺の記憶と情報に乗ってる情報が、なんか。
なんだ、合わないな。
あれ、え、なんだこれ。
いつの間にか、
24:00
③番の部屋の情報が消えちゃう気がするんだ。
あれ、え、え、ん?
消えました?
なのかな。
え、なのか。
あー、こっちか。
あー、はいはいはいはい。
あ、理解理解。
理解。
お、聞こえた。
大きく目を見開くと女性に近づく。
足元にあるフォームには資料を読み…
読み直さないと。
あれは確かに。
え、なんかよくわかんないな。
え、どうすればいいの?
ここからどうするんでしょう?
あー。
ソラは、
この女性のことは知ってるけど、
もう一人の男の方は知ってる?
ん?
男の人ですか?
男の人。
赤子、赤子じゃない方。
お母さんと赤子、
たぶんケンさんと
ケンさんのお父さん的な人がいると思うんだけど。
うんうん。
そいつについては何?
えーと、
えー、
分からない。
分からない。
白髪の男性は一緒に見てますね。
あ、そっかそっか。
えーと、
え、白髪の男性のお父ちゃんなの?
え?
はぁはぁはぁ。
えー。
見たことはあるかもしれない。
でも、
男の人は見たけど、
お父さんかどうか分からない。
うーん。
この写った女性は、
ソラのお母さんではないよな。
お母さんじゃないよ?
お母さんじゃないよな。
ミルトのお母さんでもないの?
いや、俺のお母さんだ。
おお?
よく分かんなくなってきた。
分かんなくなってきた。
私も分かんなくなってきた。
なんだろう。
何が伝えたいんだ?
多分先に進んだ方がいいような気がします。
そうですね。
そうですよね。
ここでいっぱい喋っちゃった。
じゃあちょっと歯車を探します。
はーい。
目ぼしで。
はい。
えい。
うわー。
ダブル目が。
27:00
ソラ、もう目ぼしで振っていいですか?
はい、どうぞ。
はい。
あ、成功しました。
そっちで振ってる。
また間違えた。すみません。
大丈夫です。
メインじゃなくて。
トロさん。
女性が重ねた手に何かを握っていることに気がつきます。
女性が重ねた手に何かを握っている?
はい。
それは見られますか?
見ますか?
見ます。
そうするととても小さな歯車が握られています。
それはクオロケンさんに共有してもいいですか?
もちろんです。
今ね、見てみたんですけど、歯車こんなところにありました。
こんなに大事なものだったのか?
最後の死に際まで持っておくような大事なものかどうかっていうのがちょっと気になった。
まあちょっとこれを持ってまた元の部屋に戻るか。
そうですね。
戻ってみましょう。
でも大事に持っていらっしゃったみたいだから。
そうか。ある種傾見みたいなもんかもしれんな。
どういう意味があるかまだわからないですけど。
と言って、握って張った後の手はちょっと整え…
整える?
整えて。
え、これ?
はい、出ます。
出たい。
え?
出る。
じゃあ出るでいいですか?
これ他の死体とかはもう死体でしかない?
はい、死体でしかないですね。
はい、じゃあ出ます。
はい。
それではあなたたちが部屋を出るときにまたノイズのような音を聞く。
そしてあなたたちは映像を見る。
映像を見る。
彼ら、彼女らの泣き晴らす声が聞こえる。
そこにはもう動くことのない女性の手を呆然とした表情で、
握っているクオロの姿と周りで涙を流し続ける白衣の若い男女たちがいた。
そんな中、突然扉を乱暴に開く音が聞こえてくる。
開かれた扉の先にはあの白髪の男性がいた。
とてもつまらなさそうな表情で見下げるような冷たい目で、
女性の方を見ながら、「ようやく死んだか。」と呟いた。
そう発言した直後、男性は懐から一丁の拳銃を取り出した。
こちらに銃口を向けた瞬間に周りの男女たちは一斉に青ざめた表情をした後、
30:04
叫ぶ声を上げたり、彼を止めようと声を発するが、
あっという間に赤い血を撒き散らしながら、女性と共に絶命していった。
あなたは、いや、あの時のクオロはただそれを呆然と見ることしかできなかった。
男性は表情を変えぬまま血の海の中、彼らの下へ踏みつけクオロに近づく。
帰り血を浴びた彼はあなたの前に立つと突然その表情を変え、
とても不気味な笑顔を作り出すとあなたの手を無理やり引いた。
あなたと母親の手は引き剥がされる。
彼の力は強くあなたを再度見やると、
さあ行こう、私の神
そう訳のわからぬ言葉を、それでも確かに狂気をはらんだ声でそう言った。
気がつくとあなたたちは中央の部屋にいます。
そしてそこには
人形がいるだけです。
チェックを行います。
あなたたちは中央の部屋にいます。
えーと、
あれ?
ネジ?ネジじゃない?
歯車。
持ってきてるんです。歯車持ってきてるんですよね。
はい、持ってます。
持ってこれたんですよね。
はい。
はい、はめます。はめたいです。
はめたい。
えーと、
戸田さんがはめますか?
はい。
持ってきたのは?
持ってきたのは、渡してないのであれば戸田さんが持ってるはずですが。
あー、じゃあ、はい。
えーと、
これも持ってこれたよと思ってはめたいんですが、
けんさんどうでしょう?
どうでしょう?
あ、なんか多分今まで技能的にけんさんならはめれるって感じだったんで。
あー、そっか、そっか。
えーと、これ持ってこれたんですけど。
ありがとう。
お願いしてもいいですか?
OK。
その歯車を。
うわー、こえー。
はめます。
はい。
では、あなたたちがすべての歯車を機械人形にはめ込むと、
33:02
動力源もわからないその機械人形は、一人でにまた動き出した。
立ち上がれば2メートルもあるであろう大きな体で立ち上がった機械人形は、
目をつむったままあなたたちを見下ろすと、
ゆっくりと口を開く。
人間になりたければ。
神よ、殺せ。
それはとても機械的な音声だったが、
確かにそれは目をつむったままだというのにもかかわらず、
あなたたち2人の目を見るようにして言っているように見えただろう。
しかし、直後機械人形は一瞬体を震わせると、
先ほどの音声とはまた別に、はっきりとした音声に切り替わり、
勢いよく話し始めた。
修正プログラム起動。データ復元に成功しました。
プロジェクトリーダーのセットした権限により、
プログラムが起動されました。これより実行します。
警告、警告、デオスの召喚に成功しました。
施設内にデオスを確認。
被験体Xマキナ及びその複製体一同は、
直ちにデオスの排除を行ってください。
修正プログラム起動。コード接続。
ボイスログを展開。データを復元します。
次々と話を続けていた機械人形の口から、
聞き覚えのある声が聞こえてくる。
デスト、デスト、この通信を聞いているということは、
ついにデオスにたどり着いたんだな。
被験体Xマキナ、いやクオロ、私の愛しい子。
私はあの神、デオスに惹かれて君を作り出した。
最初はデオスに近づくためだったが、
いつしか君が愛おしくてたまらなくなった。
私の大切な子だ。他の失敗作とは違う。
私はきっと今頃そこにはいないけれど、
君のように人類の行く末を見守ってきた君なら、
きっとあの神のようになれるはずだ。
デオスを殺し、君が真の神になるんだ。
ああクオロ、私の愛しい神よ。
その声はそこで終わると、またあの機械音声に戻るだろう。
ボイスログ再生終了。
被験体Xマキナの複製体によるデオスの拘束を行います。
機械人形がそう言ったのとほぼ同じタイミングで、
一斉に今まであなたたちが調べてきた1から4の扉が勢いよく開いた。
特に4の扉からは大量にクオロと同じ人物が出てくるが、
今まで話してきた者たちも、今は確かな殺意を宿しており、
意思疎通ができる様子ではないことは直感できるだろう。
彼らは一斉にトダに向かって襲いかかる。
クオロが何か行動しようとする前に、
36:02
トダは同じ姿をした者たちに抑えられてしまい、
身動きが取れなくなるだろう。
そしてトダさんはその時にナイフを落としてしまいます。
戻しちゃうんだ。
これ使おうと思ってた。
え?そういうこと?
今はクオロさんの姿をした者たちが大量に50人以上出てきていて、
トダさんを取り組み拘束してしまいました。
ワイワイ、人気者だ!
本体は?
そうすると、また機械人形が話し出す。
デウスの拘束を行いました。
被検隊Xマキナ、デウスの排除を行ってください。
機械人形はそれ以上話そうとはせず、
あなたの言葉を聞こうともしないだろう。
あなたは目の前の人物を殺しますか?
それがあなたの目的として達成されるのであれば、
自らの目的のために実行に移りますか?
それとも、
ここから先はあなたたちの判断で進めていきます。
十分に話し合いはできます。
トダさんは動けませんが、話すことはできます。
お前がデウスってことは、
お前が本来、神ってことになるのかな?
あのね、
私はここで人になりたかったの。
名前がないとか、
神って言われたりとか、
そういうことではなくて、
あなたと一緒に、
人と一緒に、
みんなと一緒に、
行きたかったの。
それが、お前がここに来た目的ってことか。
目的はね、
やだ、目的はね、
目的はね、
いっぱいあるんだけど、
ここで検査を、
39:03
どうにかしないといけないかもしれないんです。
そうか。
確か一番最初の部屋に書いてあったのは、
神を殺せばこの部屋が出れる、
書いてあったじゃないじゃん。
確か最初の方には神を殺すまではここを出てはいけないっていうことを言われていたけど、
でももう今更だよな、そんな。
じゃあ、
誰が神とか言ってもいいんですかね?
でも、お前は人間になりたいだろう?
どうしよう。
俺は今まで自分のことを人間だと思ってきたんだが、
正直今までいろんなものを見てきた結果、
そこに確信を持てないと思ってしまったんだ。
どうしよう。
よくわからなくなっちゃった。
めっちゃ考えてる。
これって、
空を殺すかどうかっていうことを問われてると思ってるんですけど。
お互いそうだと思います。
嫌なんだ。
ナイフ落としてるけど。
俺は空を殺さなきゃいけないのかって言われたら、
違うんだよな。
現況はどうしたらいいのかな。
いろいろ分かったこともあるけど、
具体的に誰をどうしたらいいんだろう。
今、選択肢を当たられてるのは福厚路のほうなんですよね。
なぜかというと、空ちゃんは身動きが取れないんで。
次、どの選択肢を取るかっていうところで、
物語が進んでいくような気がするので、
俺は人間であることを誰かに認めてほしいと思っているからこそ、
42:01
俺はお前を殺さないっていう選択肢を取ります。
どうすればいいんだこれ。
そうやって機械人形に言うとしても、
機械人形はデウスの排除を行ってくださいとしか言いません。
そしてあなたに対して黒曜石のナイフを渡してくるでしょう。
なるほど。
黒曜石は何かと言うと、
何かしていて尖っているやつ。
渡されたナイフでこの人形を刺します。
はい。
あなたはそのナイフで機械人形を攻撃する。
外見こそは刃物などで傷をつけられそうにないが、
機械部分が剥き出しになった場所に突きつけてしまえば、
それは簡単に奥へと突き刺さり、
金属同士がかすれ、ぶつかり、
引っかかる音とともに歯車の動きは停止した。
それと同時に戸田を押さえていた者たちの力も弱まり、
戸田は糸が切れたようにその場に崩れ落ちていった。
機械人形も同じようにぐらりと体勢を崩す。
人間になりたければ、
とだけ言うと、それ以上は何も言わなくなった。
と思ったのも束の間、突然ふらついた体勢を立て直し、
機械人形はもう一度あなたたちの方を見やるだろう。
お?
ふふん、お二人とも理解していると思ったけど、
どうやら殺す気は互いにないようだね。
その声は今まで発していた機械音声とは違った。
男とも女とも言えない中性的な声は、
機械音声とは違い、確かに感情を持つ声だった。
ゆっくりと、
目を開く。
赤く、おぞましく、狂気に満ちた目があなたたちを見た瞬間、
合格を吊り上げ、その機械人形は笑い始めたのだ。
ふふん、はっはっはっはっはっは、
こりゃいいや。
お互い人間になりたいと願っていたっていうのに、
幸運な仲良しごっこ一つだけで、
互いの目的を放棄して互いを優先するなんて、
実に人間らしいじゃないか。
まあ理由はそうじゃなかったとしても、
殺さなかったという事実に変わりはない。
君はデウスではなく僕を殺そうとしたんだからね。
非倦怠Xマキナだったっけ?
45:01
突然機械人形の態度は表現し、
人間のように、そしてあなたたちを馬鹿にするように笑い出した。
その声も、その動きも、
今までの機械人形とは別物であり、
そもそも機械だと思えないほど人間らしい動きだ。
お前は何がしたいんだ?
何がしたいって?
面白いものを見たいだけさ。
お言うか、お前は何なんだ?そもそも。
何なのか?
そうだね。
僕の名前はチクタクマンって言うんだけどね。
え?ってこと?
いいや。
あれ?君は僕のことを覚えてないのかい?
デウス。
ほら、このことを伝えに来たメッセンジャーだよ。
まあ、今回伝えたことは父さんが言ったことじゃなくて、
僕が全部でちあげた嘘なんだけどね。
嘘?
ん?
嘘って言ったのは、
ん?このことってなんだ?
何が嘘だ?どれが嘘だ?
あー、え?
ん?
えっと、
もうあの、
んー、
今、せっかく集まってるから、
うん、共有したいですね、情報。
えっとね、
嘘。
え?むず。
なるほど、え?
どうなの?
メッセンジャーって言って、
うん。
最初のきっかけみたいなものが、
うん、あるんです。
何かしらあって、
ございまして。
それが嘘だって言ってるんですよね、きっと。
ん?
いらんこと言いそう。
ちょっと待って。
あー、えっと、
これは情報として読み上げてもいいですか?
はい。
えっと、ずいぶん、
少々前の話になるんですが、
はい。
01の部屋で、
部屋で、
クトゥルフシーン、
私が成功したっていうのがあったんですけど、
うん。
その時に情報として得たものが、
この、
48:01
彼が、
にゃる、
にゃ、
にゃる、
ご存知でした。
という名前であることも知ってました。
で、名前以外に、
こういったオチュラケと性格で
人間をもてあそぶような神であったことは、
ここに来る以前に少し知っていても、
いいかもしれない。
だそうです。
にゃるらとほちゃぷって。
神々。
あ、ご存知で。
えー?
はい。
なんだ?それで?
え?これさ、何の嘘ついてんだ?
嘘というのは、
あ、
えーと、
はい。
もう一つヒントをいただきました。
あなたに、
人間になってもいいと
神が言っていた。
というメッセンジャーのお話が
嘘っていうことらしいです。
とういうことか。
性格悪いなあ、こいつ。
もう、
勘弁勘弁。
え、でももうなんか、
なんだ、目的は何なんだ?
目的わかんなくなっちゃったかな。
こいつが出てきたってことは、
もう、
面白いものを、
もう見れない、
一番見たかった面白いもの
は、
俺が、
俺が空を指すところを
お前は一番見たかったんじゃないのか。
もう、
そうしたらもう、
俺はお前を指してしまったから、
これ以上話の進展はないと思うぞ。
いや、
まあ、
僕は、
君たちのような存在が、
無力な存在が、
じたばたと足掻くのが見たいんだけどね。
それが面白いんだよ。
足掻く?
性格悪いなあ、この目線じゃ。
足掻くも何も、
さっきまで動いていた人形たちは
もう止まっているし、
うん。
別にお前も直接手を出してくるような
感じでもないだろう。
そりゃあ僕は見ているだけだからね。
確かに、
俺は直接手は下さないよ。
でもまあ、
残念だけど、
そろそろお父さんが迎えに行きちゃったみたいだよ、
デウス。
いや、
トダ。
彼は微笑みながら楽しそうにあなたたちを見ていた。
その直後、
突如としてこの空間自体が
大きく揺れ始める。
先ほどまで青空を映していた窓の外は、
電源が切れたテレビ画面のように
暗闇へと切り替わった。
あなたたちの
足元の
51:01
白い床がひび割れ始め、
あなたたち自身も立っていられるのがやっとなほどだ。
しかしその中で唯一
機械人形だけが
全く体勢を崩さずその場に立っている。
機械人形は
ふと口を開いた。
さて、
父さんも来ちゃって時間もないわけだし、
そろそろ本題に入ろうか。
ここにはずいぶんと
愚かな人間たちの奇跡があったわけだけど、
人間というのはこんな生き物さ。
僕にとって
それがまた面白いわけなんだけど、
それはまあいいとして、
君たちはまだ
人間になりたいと思っているかい?
ああ、これはできるとかできないとか、
僕がそうしてあげるとか
そういう細かいことは考えないで、
純粋に君たちが
今もなお人間になりたいと
思っているかどうかを聞いているんだ。
で、
答えはどっちだい?
彼はニコニコと微笑み。
あなたたち二人にそう聞いてくるでしょう。
なりたいもなにも
俺はもともと人間だ。
今は機械人間だろ?
そうなの?
そうそうそうなの?
って思っちゃったよ。
へえ、
人間になりたいかどうか?
ああ、そうだよ。
君はずっと人間になりたいと
願っていたんだろ?
うん。
でもね、誰かが傷つけたい
わけじゃなかったの。
だから、
うーん、
ゆうさんと一緒に
側にいるってできないかな?
それはどういった状態で?
え?
組みつきますか?どうしよう?
組みついて一緒にゴロゴロ?
え?どうしよう?
物理的にゴロゴロするなら
すればいいよ。
ただし、父さんが迎えに来るけどね。
え?父さん?
父さん?
超未成年だったね。
でもこっちの
こっちの気まぐれだから。
デウス、
デウス、
お前の目的は結局なんなんだ?
俺はさっき言った通り
人間だということを証明することなんだが。
うん。
まあ、でも
この世界も楽しかったな。
それは本当にそうなんですけど。
えー。
じゃあ、ゾンボに楽しんだから
父さんのもとに帰るかい?
その先のことって分かりますか?
その先?
父さんのもとに帰ってからってことかい?
うん。
それはまた
父さんの周りで
音を演奏する奏者として
ずーっと使えるってことさ。
54:00
名もなき神としてね。
あー。
父さんと一緒に
いるっていうのは
無理なのかな?
無理そう。
そいつが
人間を諦めて
君と一緒に
うん。
神として生きるっていうのも
あるかもしれないけど。
うん。
うん。
でもこの世界で
いっぱい教えてもらったことあったから。
俺が神になるということは
結局デウスが
死ぬということだ
と思うんだが。
さあね。
デウスは神になりたいのか?
私のことはデウスって思ってる?
ちょっと待って。
ちょっと待って。
私もおばちゃんのためですよ。
そういうこと?
ソラは
人に
なろうとして
そのためには
バキューンって
殺さないといけない
人がいたの。
それが
え、どうしよう?
え、でも
ちょっと間違ってたらすみません。
大丈夫ですよ。
え、むず、むずっていうか
どうしよう。
え、どうしよう。
え、でもそうじゃないかもあるんだけど。
あるんですよ。
あのね。
おう。
あのね。
全部喋っていいですか?
お任せします。
あのね。
ソラさんではなくて
あのね。
だいぶ言ってる
気がするんですけど
ソラちゃんは
名前も知らない
誰にも名前を知られていない
っていう名目の神様でいらっしゃいまして
そして
57:01
他にね、いろんな
神様いらっしゃいますけれども
でも
なんか人間界いいなって
人の世界っていいなって
思って
この世界に行ってみたいな
って思って
人の世界に行ってみたいなって思って
ここまでおったんですね。
そうすると
お前はデウスじゃないってことか?
デウスかどうかっていうのは
教えてもらってないですね。
だから
そう言われたら
そうなんでしょうかっていう。
でも
お名前で
アザトースさんとか
メッセンジャーが
どなたって思ってて
だから
結構忘れちゃってるみたいだね
僕のこと
君は確かに名前がない
存在だった
人に認められていなかったからね
だけど
機械人間の
父親が
君を初めて見つけたんだよ
そして
君を見染めたんだ
君のような存在が
憧れだったんだってさ
最初は
君をあがめるために
この機械人間を作り出した
だけど
この機械人間を
神にしようと思いついたんだ
だからね
僕がちょっと
一石投じたのさ
アザトースが君に
人間になってもいいよ
っていう嘘を僕が伝えた
そして君は
ここにやってきた
え?じゃあデウスじゃん
あれ?
君は
彼の父親に
勝手にデウスという名前を
つけられた存在だ
えっと
ケンさんは
誰ですか?
誰ですか?
それは聞いてもいいのかな?
俺はケンだ
オオロケンだ
なんだこれ?
どうすればいいんだ?
私も今迷子になってます
そっかー
そこの機械人間は
人間になりたいんだろ?
そして人間であると証明したいんだろ?
まあ俺は人間だからな
で?
デウスの方はどうなんだい?
1:00:00
君は
まだ人になりたいのかい?
それとももう
帰りたいのかい?
そっか
帰る
って
うーん
今までの誰も見てくれない生活にさ
でもね
そっか
ケンさんが
初めて私のことを見てくれたから
それは
嬉しかったんです
だから
あーでもそっか
一緒に
いるのは
難しいのかな?
これどっちも傷つかない方法ってあるんですか?
そこは気にしなくていいよ
君が人になりたいか
なりたくないかを聞いているんだ
攻撃はしなくてもいいですか?
そこは考えないってことで
じゃあ
えっと
人になれるなら
人になって
また
みんなと一緒に
あなたと一緒に
遊びたいです
あなたっていうのはこの男かい?
この男はちょっとやだ
この男はちょっとやだ
クオロのことかい?
そうですそうです
ケンさんと一緒に
遊びたいです
そっか
わかった
完全に床が崩れ落ち
あなた達は下へと落ちていく
その下に広がっていたのは
広大な宇宙空間だった
人間としてのその心と精神で
神の世界から抜け出せることができるかどうか
僕に見せておくれよ
あの機械人形が笑う声が聞こえ
そしてしだに消えていく
もうあの白い空間はどこにもなく
まるで海の
中に沈んでいくあなた達
周りを囲むその広大な宇宙空間の中には
この宇宙の中心が見えた
それは盲目にして白地
全てを滑る混沌の中心だった
ぽっかりと開いた穴のように黒く
虚空に溶けたその深淵の王は
この世界の中心でうごめき続け
惑星の周りを漂う衛星のように
彼らの周りを小さな奏者達が
音を奏で続けていた
あなた達は確かにその存在よ
神の姿を目に焼き付ける
そしてあなた達は
確かに人になることを望み
人の心を持っていた
しかしそれは同時に
人としてのその精神で
1:03:00
この宇宙的恐怖を垣間見てしまう
ということだ
さああなた達は
この神の恐怖から
人として逃れることができるか
祖となる神アザトースを
目撃したことにより
正気ドロールを行います
正気ドロール
成功1D10
失敗1D100です
しかし
今までの3チェックと違い
この3チェックは
ハンドアウト1ハンドアウト2
共に残り3値50の扱いで
判定します
つまり50%の確率で
生き残れます
さて
あなた達
いいですね
ごめんなさい
判定します
どっちで振ったらいいですか?
これはメインで
メインで
メインで
目星
50
1D100を
振っていただければ
なるほど
クロヲさん
クロヲさん失敗
ニャーン
バレたか
クロヲさんも失敗
なんてこった
なんてこった
はい
私1個処理を落としてるんですけど
ちょっとお待ちくださいね
はい
えっとですね
ごねごねしてごめんなさい
いいです
私がねやらかしてるんです
1箇所
床が崩れた瞬間
があったんですけど
あれどっかいった
ちょっとごめんなさいね
少しだけ時を戻させてください
床が崩れた瞬間
床が崩れた瞬間にですね
えっと
これがなんで飛んだんだろう
ちょっと待ってください
シナリオが飛んでった
待ってくださいね
ごめんなさいね
はいこうやった
ごめんなさい
床が崩れ落ちた瞬間
あなたたちが人間になりたいと言った瞬間ですね
えーと
機械人形はニコリと微笑み
そしてまた口を開く
それでも人間になりたいと言うんだね
ならその願い僕が叶えてあげよう
もともと人間ではない
君たちが人として生きる素質があるかどうか
そして
そして床が崩れます
その瞬間
クオロさんの足元が崩れて
クオロさんは重力に逆らうことができず
下へと落ちていく
ただし
戸田さんの距離ならば
クオロさんの手を掴むことができるかもしれません
今から10秒数えますので
あなた
戸田さんは
クオロさんの手を取るかどうかを
1:06:00
選択してください
取りたい
取ります
0.1秒で
取ったので
一緒に
下に崩れ落ちていきます
というところでさっきの判定でした
失礼いたしました
一回手を取ったので
その一度分
振り直しを
二人ともできる
というのをごめんなさい
処理が落ちておりました
どれで振り直したらいいでしょうか
3チェック振り直しを許可します
二人とも
もう一回頑張って50以下を出してください
頼む
ここにきて収束が
そうか100
50以下
よいしょ
あれ?いってます?
いえ
メインでお願いします
せっかくいい線
いってた気がする
そっか
乱数調整や
乱数調整や
いったれ
おにおちゃん
メインで振ってくれ
ちょっと待って
あの
指がね
かさこそある
メインタブでお願いします
すみません
3回目の正直
失敗した
なんでやねん
なんでやねん
なんでやねんでした
はい
では
二人とも
神様をね
落としたので
狂犬
落ちてしまいます
そんなに言ってたんですか
そんなに
お互い言ってたんですか
わいも
わいもです
わいも失敗したので
サンチロストの
状態ですね
マジですか
これ回避できる
手段って何かありますか
いえ
もうありません
ないんだ
なんてこった
ごねてもだめ
そうですね
そっか
はい
まだ狂ったわけじゃない
そしたら
えっと
はい
ちょっと待ってくださいね
これがねいつもね
見失うんですよね
1:09:01
あなたたちは
ある意味
いいですか
すごい雑談をしようとしただけなので
あなたたちは
その王の姿を見る
しかし
もう
恐怖を感じることもない
その王の周りで音を奏でる
逃走者たちは
あなたたちの方へ近づくと
あなたたちを歓迎するように
その手を引いた
おかえりなさい
あなたたちは人になりたいと願った
しかし
その気持ちは
今は深淵の彼方へと消え
神であるあなたたちはこれから
この王のために
音を奏で続けるのだろう
もう
この物語に
神はいなくなった
産地が
お互いゼロになりましたので
デッドエンド
偉大なる神に使えし者
にてシナリオが終了しますが
嘘でしょ
あなたたちは
アザトースの周りを回って
音を奏でる神となりました
二人で何か
ロールをして終わりたいと思いますが
どんな会話をしているでしょうか
何を
何を
失ったんだろう
なんかずっと映像を見て
毎日を過ごしてたと思ったら
今度は音楽か
まぁ
ただひたすら流れてくる
映像を見るよりは
マシなのかもしれないな
あーなんか
こんな
こんな
こんな世界を見る
ということも
また新しい
人としての
発見
だったのかもしれない
ぐるぐる
えー
ぐるぐる
まぁある種一緒にいるわけだから
そっちの目的は達成できてるんじゃないか
あーそれは
良かった
なかなか
だったから
一緒にいられる人が
いてよかったの
かもしれない
ぐるぐる
はい
はいすごいショック受けてます
あのリアルサンチマジで削られてます
やばい本当ですか
はいはいすいません
ちょっとはしゃいでしまった
声が漏れてしまいました
それでは
クトゥルフシンはTRPG
デウスXマキナは死んだ
これにて終幕となります
お疲れ様でした
ありがとうございました
お疲れ様でしたありがとうございました
お疲れ様でした
1:12:01
ダイアリーでした
ダイアリーでした
ちょっとね
偉大なる父が強すぎたな
そうですね
うんうん
いやあそこって
もう
50以下を出すしかなかったです
そうっすよね
やっぱあるんですよね
あーもう
お互いに
ありますよね
そっか
あれっすねどっちかが生きてたら
なんかできたけど
2人とも死んだから
どうしようもなくなっちゃったのかなっていう
みーって言っちゃった
どっちかが生きていても
人間で誰だった方は
もう死にます
ロストです
そうなんですね
すごいシナリオですねこれ
そうなんですよ
どっちも生還ってあり得るんですか
一応2人とも50以下を出せば
あーそうそう
ですよね
アンさんどうでしたか
じゃあ感想いただいて
終わりにしたいと思いますが
あーえっと
めちゃくちゃおもろかったっすね
やってて
なんか秘密をどこで
打ち明けるんだろうなみたいなのを
すごいずっと考えてたのと
なんか割と
私のやってたハンドアウトは
情報がいっぱい出てくるんですけど
あのそっち側の
そらさんが結局最後まで
よくわからんっていうのが
それは私のせいかもしれない
いやいやいや多分誰がやっても
そうなるんだろうなっていう
なんかその仕組みがすごい
よくできてるなと思って
めちゃくちゃおもろかったっす
またちょっとヒトク系
やりたいなって思いました
ありがとうございました
はいありがとうございました
おにわちゃんいかがでしたか
いや
あの難しかったんですけど
楽しかったです
あの途中で
これは今だから言うんですけど
ヒトクの途中で
もう泣きそうって
いっぱいに
送ってて
いやー
あの
いろんなものをくすぐられる
シナリオだなって思って
初めての
ヒトクがあるシナリオは
初めてだったので
なんかすごいいろいろ
探り探りながら
遊ばせていただいたなっていう感じでした
はい
はい
ありがとうございました
めっちゃあんさんと遊ぶの
めっちゃ楽しい
ありがとうございます
はい
1:15:00
おもしろかったです
ありがとうございます
はいありがとうございました
じゃあネタバラシなどなどは
録画を切ってから出しますので
お疲れ様でした
お疲れ様です
ありがとうございました
01:15:16

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