00:00
クトゥルフ神話、TRPG、はい、わっふぅい、わっふぅい、すいません、テンションが無理矢理高めてるのは寒いからですね、寒いですね、寒いですね、
ちょっと体調に気をつけながら、ね、東方体調崩しましてね、おなかになったんで、ちょっと頑張ります、はい、というわけで、クトゥルフ神話、TRPG、星の神話、エンドロールということで、
今回はプレイヤーに羊さん、咲夜さん、ピザさんをお呼びして、セッションしていきたいと思います。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
いやぁ、久しぶりのタクです、僕は、はい。
もうということで、早速やっていこうと思うんですけれども、まずはご自身の自己紹介を改めてしていただこうかなと思います。羊さんからいきましょうか。
はーい、PTRPG部から参りました、羊です。今回、キャラクターも言った方がいいんですか?
じゃあもうキャラクターも言っちゃうか、ちょっと待って、俺、俺、今ちょっと、はい、大丈夫です、キャラクター言っていきましょう。
ハタケイトという北区学者、オカルティストですね、野良の怪しい学者を持ってきました。
このケイトという名前が、彗星にまつわる名前ですので、この名前にまつわる話を集めて、怪しげな雑誌に寄稿したりして、食いつないでいる怪しい人になります。
今日はどういう物語になるのか楽しみにしております。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
野良ってことは別に大学の教授とかじゃないってことですかね。
そうですね、本当に好きで、そこらじゅうを飛び回って、話を集めて、どこかに寄稿して。
それで生計を立ててるって感じですかね。
そうですね、あとは人にお金を借りたりしてるクズ野郎です。
ちょっとあっち調査行きたいから、いくら貸してくれないみたいな感じですかね。
そうですね。
大丈夫、大丈夫、絶対いいもの見つけてくるからって。
はい、そのまま2年ぐらい温身が普通になるタイプです。
海外経験も結構あるって感じなんですかね。
そうですね、かなり世界中をうろうろしているようでですね。
お金がないので、当然、養護な手段などで行ってるのではないかと。
なるほど、なるほど。
思われますが、よくわかりません。
これからね。
03:00
本編で解き明かされていくと。
そうですね、わかりました。
いいな。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
では、咲夜さん、ご自身の自己紹介とキャラクターの紹介お願いします。
はい、PTRPG部の咲夜です。よろしくお願いします。
今日は、赤氏ミナトというプラネタリウムの解説員、天文科学科の学芸員を連れてきました。
性格も喋り方もおっとりゆるふわなので、プラネタリウムのお客様には、あの人の解説は記憶できない、寝てたと評判です。
ダザレにも一人で、悪の博士のつまらないダザレに一人で笑ってしまうので、
ショーのマイクパフォーマンスもするんですけど、進められたくなることもあります。
仕事柄、子供のアイディア得意だと自負しております。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
プラネタリウムの学芸員さんですね。
はい、そうです。
ありますか、お二人。
どこを務もうかな。
どこかを探してる。
お金貸してくれるかな、この人。
多分何も考えずに貸すと思います。
それこそ天文の話を振られた時もゆるふわなままなのか、口調は変わらないけど推しが強くなるタイプなのか。
あー、どっちにしようかな。
このトーンのまんまずっと喋り続けるのか。
そうですね、寝てしまうと評判なのでこんな感じなんでしょうね。
寝られても一方的に喋るんですかね。
そうです。
了解です。
じゃあ、日澤さん行きましょうか。
はい、ではご自身の自己紹介とキャラクターの紹介お願いします。
はい、同じくPTRPGVから北ピサです。
今回使うキャラクターの名前は玄月さえですね。
女性のような名前ですけど一応男の子ですね。
ケルトシとか、ケルト音楽を研究したりとかしている古物研究家ですね。
髪の色がオレンジなんですけど、これはもともとアルビノで髪が脱色しているのを最初は悩んでいたりもしたんですけど、
06:05
いいじゃん、色綺麗に乗るんだしっていうことで、
あっちこっち色々染めたりとかしてたまたま今オレンジに染めているっていうだけですね。
イギリスに留学したりとか、わりとそっちのヨーロッパ方面は行っているようなイメージですね。
はい、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
お願いします。
お願いします。
やるか。
いいぞ。
一応今日はね、ちょっと短めで3時間ほどでやるんですけども、
明日がちょっと長めでやろうかなっていう感じでやっていこうと思いますので、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
では、僕の宅ではですね、準備ができた方、1-100をCCBで振っていただいて、
久しぶりの挨拶をしていこうかなと思いますが、
今日のダイソー。
もういけるね。
半端に高いやつ。
みんな、みんな。
よし、なんかちょっと不穏だな。
なんか不穏だな。
きっちり振ってればギリ成功するよな。
では、オープニング読み上げていきたいと思います。
漆黒の雲に覆われた、嵐の夜だった。
吹き荒ぶ雨風に打ちつけられた、地面に降す人々。
雨に打たれても、まるで神様に乗るように、びくともしない。
その時、駒鳥が鳴いた。
小さな駒鳥のその声は、この豪雨の中で高く響いた。
09:05
その声に気を取られ、また彼らに視線を戻すと、何かが足りなく映った。
何だろうと、確かめようと目を凝らすと、聞こえたんだ。
あの歌が、クトゥルフ神話TRPG、星の神話エンドロール。
始めていきます。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
さて、場面は探索者の視点に移ります。
日時は、2010年代の4月29日の夜、20時、8時ですね。
あなたたちはイギリス人の友人、アレクと、1週間のイギリス旅行に向かうため、神戸にあるアレクの家へと合流します。
アレクは、探索者たちの友人で、住居をしています。
彼は住まいとは別の場所を借りて経営していますので、探索者たちはその家に初めて訪れることとなります。
彼は神戸の北区という、外国人居住地があった西洋風の家が立ち並ぶ一角の家の小さな家に住んでいます。
おそらくは、探索者たちは合流しているか、もしくは駅から集合してみなさんで行くでもいいし、その辺は自由にやっていただいていいです。
駅から始めるもよし、家の前で集合するでもよし、お三方にお任せしようと思います。
どうしましょう?
駅から…どうしようかな。駅で集まって…
駅で待ち合わせますか。
…でいいかな。バラバラに行っても迷惑だもんな。
ね。
その間柄かって言われるとまだ微妙な関係だと思うからな。
先に来ちゃったから部屋で待たせてようが通じるかなって思うと、駅で待ち合わせの方が無難な気が。
いや、いいですよ。もう任せますよ。始まりのロールプレイだと思って。
12:00
みなさんのね、ロールプレイの感触をここで掴んでいただいて。
待ち合わせ場所にはまだ誰も来ていないみたいだな。
ただ電車の時間もそろそろだし、他二人も来るかなって言いながら、壁に持たれてスマートフォンをいじってますね。
じゃあ、スマホと周辺を見比べながらキョロキョロしていますね。
ここはどこだ。
電車に乗らず沿線を歩いてきたやつがいますね。
見たかったんやろうな。
あー、お腹すいた。どうしよっかな。
お腹すいたなぁ。言いながら歩いてきます。
待ち合わせ場所に着いたよーって自撮り写真をグループDMに送ります。
あ、ここか。あれ、あの人かな。話しかけてもいいのかな。
あ、そっか、知ってるのか。
知ってないって旅行行かないんじゃないかなって今。
知らない人と待ち合わせしたのかな。
僕は知ってるつもりだったんだけど、もしかして知られてなかったのかな。
その後ろからその独り言を聞いていたミナトがアカシさんに声をかけます。
ほんま天然ですね。変わらないですね。
僕たち割とキャラが濃いような感じだと自負しているんですけど、
もしかしてもっとキャラ濃くしないと忘れられるんですかね。
すみません。仕事で疲れてたかな。おかしいな。
大丈夫ですよ。それよりお疲れですけど大丈夫ですか。
はい、大丈夫です。でも迷子です。
あとは僕たちで案内しますから、はぐれないでくださいね。
はい、お願いします。
暑かった。もうちょっとギガがないから、あとは玄月さん頼もう。
帰って後ろをついて行きます。
わかりました。じゃあ僕も行ったことない場所なんで不安ですけど、
とりあえずこっちみたいですから行ってみましょうって言って、
15:00
事前に地図か住所を聞いてマップアプリで調べてると思うので、
それを見ながら進んでいきたいと思います。
そうですね。3人で会話してもらってもいいですよ。
何もなければ次行きますけど。もうちょっとだけ感触使って。
なんでここの家に行くみたいなのまでは。
一応ですね、アレクが車持ってるんで空港に連れてってくれるんですよ。
もうこれから旅行に行くから最初に集合するためにアレクの家に行ってるってことですか。
そうです。たぶん3人の中での一番近い、集合場所に一番近い家って言ったらアレクだろうなみたいな感じだと思ってくれています。
海外旅行に行くのに歩いてきたの?
大荷物持って?
だって電車代もったいないじゃない。
何言ってるのアカシさん。今から海外旅行に行くんだよ。
お金がいっぱいいるんだよ。
トランクがらがらずっと歩いてきたの?
うん。ぶだり坂なんかはこれに乗ったら楽だよ。
もしかしてSNSとかで広まってるんじゃないのかなって言ってちょっと調べてみます。
バッテリー切れた。
ちょっと地図アプリ使いすぎたかな。
アレクの家行ったら充電させてもらわないと。
迷っちゃいましたね。
アカシさんはまだスマホ大丈夫ですか?
だって今から旅行に行くんですよ。充電はしてきましたよ。
じゃあちょっとアカシさんのスマートフォンで地図を見てもらってそっちに行きますか。
はい。わかりました。
立ち上げて、上を見上げて、北斗七星があっちだからこっちが北です。
住所打ち込めばいいんですよ。
第一北斗七星見るんだったら地図アプリいらないじゃないですか。
道がわからないじゃないですか。
全部案内してくれますから音声ガイダンスで。
むしろアレク呼び出した方が早いです。
アレクは夕食作ってくれてるんじゃないですかね。
なるほど。
じゃあしょうがないなって言ってカバンの中からゴサゴサと2本の棒を出します。
18:03
失敗。
早く切ってよって言いながら。
全然開かない。アレク本当にいるのかな。
大丈夫。もうそろそろ近くにあるから。
持った持った。
あれこの辺のはずなんだけどな。
じゃあ徒歩で10分くらいかかるはずだった家なんですけど30分くらいかかりますね。
持った持った。
ついた?ここ?
ここのはず多分表札もアレクって書いてるし。ここかな?ここかな?
じゃあピンポンをします。
チャイムを鳴らすとすぐにパタパタという音がしてガチャリと玄関のドアが開いたと思うと探索者のあなたたちの前に友人のアレクが顔を出します。
アレク・レーザー・ウォレル。先ほどもおっしゃったように職業10位です。
185センチの大柄な男性で分厚い縁のメガネをかけており、黒の癖っ気と優しい瞳のせいか大型犬のような印象を受けます。
みなさんお久しぶりです。道迷いましたか?
ごめんなさい、アレク。遅れました。
大丈夫ですよ、あかしさん。荷物持ちましょうか?どうしたんですか?
いや、ちょっとスマートフォンの充電が切れちゃってね。
げんつきさん、大丈夫ですか?
うん、大丈夫。ついでにメガネも曇ってたみたいだから拭いておくよ。
ありがとうございます。
はたさんは大丈夫ですか?
大丈夫なんだけどさ、この棒が全然反応しないんだよ。
寿命かな、これ。
って言いながらずっと棒を触ってます。
棒ですか?
アレクの方に向けて棒を置けますが。
今日はちょっとひどいな。
21:04
今から収束するから。
手もが死ぬかも。
折れるかな?
バッテリーは切れるわ、物は壊れるわ。
ダウジングの棒がアレクの方を向いた時にそのまま折れました。
寿命だったんですかね。
これな、高かったのになーって言いながらブツブツ言ってます。
改めてアレクのお家へようこそ。
あかしさんお荷物持ちますね。
ありがとうございます。
あと皆さんどうぞ中へお茶入れますよ。
粗茶ですがお入れしますのでどうぞ中に入ってください。
片言で粗茶って言われた。
ありがとういただきます。
いただいてください。
アレクは日本に住んでるのに全然日本語が上手くならねえな。
言うの?
必死に頑張ってるんですけどね。
今度日本語教えてあげるからさ。
嬉しいです。
飯奢ってよ。
もちろんです。ここら辺美味しいお店いっぱいありますから。
ラッキー。
こいつら宝落としやがって。
アレクのママいい性格してんな。
いつも穏やかで明るく、そしてあなたたちに対してまんちゃん犬のように懐いてくるでしょう。
荷物はそこに置いてください。
あかしさんの荷物もそこに置いておきますね。
ありがとうございます。
今お茶出しますから少々お待ちください。
すごい綺麗なお家。
家のお家。
すごいな。金目のものがいっぱいあるな。
ただあの時計のセンスだけはよくわからないですね。
アレねえ。何だろうアレ。
絶対あれ古くなると持ちしの部分ボロって取りますよね。
大抵ああいう負荷かかってるところがへし折れるんで。
それか。さっきの棒、それで折れたのか。負荷かけすぎだな。
24:04
そういうことですか。
今まで大体これで目的地まで行けてたんだけどな。
やっぱ定期的な構成は必要なんですね。
そうだなーって言って勝手にアレくんの家のゴミ箱にダウジングの棒を捨てます。
マジで勝手だな。
リビングは綺麗に片付いており、つけっぱなしのテレビからどうやらニュースが流れているようです。
どうやら行方不明事件という内容のニュースが流れてきます。
それは普通に日本のニュースですかね。
そうですそうです。日本のニュースです。八時代にやってるニュースですね。
このニュースは連日報道されているので、知識を振っていただいて成功した方は、
ニュースの見出しを見ただけでニュースの概要がわかることでしょう。
ということで知識ロールお願いします。
誰俺の知識失敗。
もうダメじゃん。
マーリン君家から出た方がいいって。
カプラさんなんかついてる。
俺が言える立場じゃねえけど。
言い過ぎて何も考えられない。
返事がない。
肌の屍のようだ。
屍のようになっているお口にチョコレート1個放り込みます。
あかしさん。
何ですか。
あかしさん。
はい。
1個ちょうだい。
はい、はい、どうぞ。
やっと落ち着いた。
ありがとうあかしさん。
このまま必ず精神的にお返しするから。
ちょっとニュース見ててもいいですか。
これ毎日気になってて。
なんかやってるなって思いましたけど、僕はあまり詳しく知らなかったんですよね。
ニュースの内容です。
3ヶ月ほど前から行方不明事件が頻発しています。
その地域は神戸を中心とした兵庫県内で、3ヶ月ほど前から起こり始めどんどん増えてきているというものです。
怖いですね。行方不明の人が増えてるって。
日本の武将になったな。
こんな頻発っていうぐらいですから何かしら共通点とかあるんですかね。
27:01
共通点。
行方不明になる人はどこかしらのインターネットで知り合ったとか、あるいは誘拐とかそういう事件性のあるものだったら、被害者の性別だったり年齢だったりが共通点があるとか、そういうのは何かあるのかなーってちょっと気になりましたね。
どうなんでしょうね。
調査中って言ったんですね。
一番危なそうなのはあかしさんだな。
行方不明になりそうだよ。
道に迷って行方不明になりそうだよ。
じゃあみんな迷子になってるんですか、これ。
この人数が迷子だったら、さすがにね、スマートフォンとかも持ってるでしょうから誰かしら連絡つきそうですけど。
スマートフォンの電池がいきなり切れたりするけどな。
確かにそうですね。油断してると割とすぐ切れちゃいますからね。
パッタさん的にはどうなんですかね。やっぱこういうのって紙隠しとかと関連付けて興味持ったりするんですか。
そうだね。結構、昔は多かったけど最近は。
あれくん大丈夫だよ、お茶持ってきても。
あれくん、すがしがらないで出ておいで。
すいません。
ごめんね、またわちゃわちゃ喋ってて。
お茶ちょっと前に入れ終わったんですけど入るタイミングがわからなくて。
いいんだよ、そんな気にしなくて。
すいません、テレビがつけっぱなしでしたね。ピッていってテレビ消しますね。
すいません、しばらくは紅茶ばかりですから、せっかくだから日本を離れる前に緑茶ととら焼きぜひ召し上がってください。
とら焼きありがとうございます。
いただきます。
おいしいですか。
はい。
おいしいおいしい。
おいしいですか、ほんとですか。
おいしい。
ほんとですか。
なんか、なんか、なんかあるの?そんなに聞かれると不安にはなってくるんだけど。
あの、実はそうなんです。
えっ、そうなんです?
その、謝らなきゃいけないことがありまして。
あれくん、なに、なにを?
あの、あの、あの、ごめ、ごめんなさい。
あの、どうしても外せない手術が入ってしまいまして。
30:06
みなさんとの旅行に行けなくなってしまいました。
えっ。
あー。
いや、それはもちろんそっちを優先してもらっていいけど。
いや、びっくりした。てっきりなんか、毒屋の中にモルヒネか何か入れられたのかと思った。
何ですか?
モルヒネは、えー。
びっくりした。
もうさっきの行方不明事件でいなくなった人はみんなどら焼きにしてお前らに食わせましたっていうのかと思った。
人間どら焼き。
人間どら焼き。
びっくりした。
君は川で君は庵ねって言って殲滅してたんですか?
わー、日本怖いです。
日本怖いねー。
僕もちょっとイギリスに行きたくなったかなー。
あの、あの、どうしても、どうしても本当にみなさんと行きたかったんですけど。
かわいそうなワンチャンとその飼い主さんに頼まれたら、気づいたらこの口がイエスと、イエスとですね。
しょうがないわ。
あれ君はもうすっかり日本に馴染んだね。イエスマンなんて。
日本の人はあんまりノーとしか言わないような気がします。
そっかー、都会は冷たいね。
あれ君も、あれ君も行きたかったです。こんなに、こんなに楽しみにしてたんですよって言いながら。
あれ君はですね、額、テーブルにツップしてしくしくと泣くんですけれども。
額を赤くさせたままあるコチキス止めの薄いサッシをみなさんに一冊ずつ手渡していきます。
まさか。
イギリス旅行のしおりと書かれてます。
手作り。
あれ君お前。
もう手作り手作り。
あれ君お前日本人だろ。
どうしてもこういうのを作ってみたくて。
ちゃんと表紙厚紙で作ってるよこれ。
可愛らしい動物のカラーイラストが書かれた表紙。
中を開くと観光マップや緩やかなタイムスケジュールとショップリストが書かれており。
また漫画の吹き出しにはお魚を食べたいならここ○○ドイルはすりに注意などと書かれており。
33:00
貴重面で面倒見の良い子供の遠足のようなしおりにあなたたちはあれ君らしいなって感じることでしょうね。
すごいねこれ結構デザイン性のありに機能性もあるよ。
そしてなんとこちら全部手書きです。
うわーすげー。
3冊書いたのこれ。
はいあれ君の分も一応ありますけど。
4冊の手書きで。
あーそっかー楽しみにしてたんだなあれ君。
そうなんです。
なでなで。
こういうのがモテるのか。
いやそうなのか。
私たちはどうすればいいの?
あのそのですね。
とりあき食べたじゃないですか。
今なら返せるぞ。
はたさんそれは人としてやっちゃいけないことだよ。
人間には尊厳ってものがあるんだよ。
とりあき食べたじゃないですか。
うん食べたね。
もう一つお願いがあるのですが。
何?
あの僕の代わりと言っては何なのですが。
手術?
手術じゃない。
違う違います。
ロザリーロザリー来てください。
とあれ君は廊下に呼びかけます。
呼ばれてきたのは9歳前後の外国人の少女でした。
銀色の肩下まで伸びた髪をリボンで少し取って片方で束ね、
眉を不安そうに下げ、その下には美しい紫色の大きな瞳であなたたち探索者を緊張した面持ちで見つめています。
格好はシックなオールドタイプのワンピース、首に質の良いループリボンにローファーを身につけています。
36:05
その質の良い服は普段着のように見えますが、あなたたちの感覚からするといささか凝々しく思えるほどに賢まっています。
あれ君は彼女を呼びつけると、ロザリー、こっち座ってください。
みなさん、こちらは僕のめっこでロザリーです。
英語しか話せませんが、仲良くしてあげてくださいね。
それはもちろんいいけど、この子がどうしたの?
ロザリー、こちらは僕のお友達の旗ケイトさん、あかしみなとさん、げんずきさえさんです。
探索者たちの自己紹介を聞くと、ロザリーはおどおどして緊張した小さな声で挨拶をします。
英語を振る時間か。
あぶねあぶね。また真っ赤になるところだ。
連れて行くっていうのはイギリスに?
はい。
まず聞かせてほしいんだけれど、ロザリーの両親は?
今海外に出場していまして、私が面倒を見てるんです。
じゃあ、ロザリーはイギリスを見たいから一緒に旅行するっていうことなのかな?
そうですね。そうです。ぜひ連れて行ってください。
あかしさん、これって大丈夫なのかな?僕ら連れ回しで捕まったりしないかな?
大丈夫じゃないんですか?ねえロザリー?
じゃあロザリーはですね、驚いてるあなたたちを寄せに。
アレックはですね、ロザリーに同じ内容、この子をイギリスに行ってきてください、みたいなのを英語で伝えるとですね。
39:00
ロザリーも初耳だったのか、え?って声をかけてます。
アレック、ロザリーは来たがってるのか?本当話が通じているのか?
最初はロザリーもですね、アレック急に困惑した様子でアレックを見上げるんですが、
あなたたち探索者の顔を一人一人見たかと思うと、急にアイデアが閃いたかのような顔をして続けます。
あの、ロザリー、イギリス旅行に行きたいです。
ほら、こう言ってますよロザリーも。よかったですね、ロザリー。旅行ですよ。
うん、一緒に行こう行こう。
アレック、せめて両親の了解はきちんと取らないとダメだよ。
そのですね、皆さんにちょっと集まってもらってもいいですか?
うん、ついて、はい、集まります。
ひそひそ。その、実はロザリーの両親、病気で亡くなってるんです。
じゃあ、今はアレックが親代わりに育ててるってことなのかな?
はい、そうなんです。
それで、私も僕もちょっとここ数日間はワンちゃんの手術とかであんまり面倒を見てあげられなくて、
良ければ皆さんと一緒に連れてってほしいなっていうのか、どうですかね?
まあ、親代わりのアレックがそう言うのであれば、
うん、僕としては問題ないよ。
うん、せっかくのゴールデンウィークだしね。
いいですか?皆さん、連れてってくれますか?
うん、いいと思う。
我慢したのに。
体が勝手に反応してしまうな。ボツボツ言ってます。
ああ、それとアレック、さっきロザリーが僕たち3人を見て何か反応してたけど、何に反応したかわかる?
なんかひらめいたみたいな顔してたけど。
そうなんですか?気づかなかったです。
アレック、もうちょっと年頃の娘さん預かってるんだからきちんと見ないとダメだよ。
42:03
すいません、つい嬉しくなっちゃって。
というわけで、旅行に行きましょう、ロザリー!
と言ってクローゼットから小さめのスーツケースを取り出してきます。
何作りしてあんの?
用意が良すぎる。
そうだ、ロザリー、渡したいものがあるのでちょっとこちらへ来てくださいと言って、
ロザリーとアレックは隣の部屋へと出て行きます。
アレック、勝手に着替えとか詰め込んだよね。絶対後でバレたら怒られそうじゃない?
え、でも洗濯物とかもきっとアレックがしてるんじゃないの?
どうなんだろう。もう9歳ってなると、その子によっては父親バネだとかするんじゃないかな。
ネクのパンツと一緒に洗わないでとか言われてるのかな。
お父さん嫌い。
何渡してるんだろうね。しおりの英語版かな。
かもしれないね。
ここでできることはですね、観測者1つだけ好きな技能が増えます。
本当に好きな技能です。何したいかは全然PLPCかでお任せするんですが、
流石にひとんちで芸術音楽はな。
8時だしな。
もしアレックとロザリーの様子が気になるなら、そういう宣言してもらってもいいですし、
他に何もやることがなければ全然芸術とか振ってもらってもいいですし。
なんか…
今日の星空が見ておきたいです。
いいですね。振りますか、天文学。
はい。成功です。
晴れですね。
星見えてない。
綺麗ですね。
綺麗ですね。よかったよかった。
さっき北斗七星も見えたし。
問題なく飛行機は動くだろうなっていうのはいいです。
なるほど。
じゃあどうしようかな。
アレックの作った詩折を読み込んで、
なんかロザリーにここ行かせたいみたいなのがないかなっていうのを図書館で調べたいです。
本当に自由でいいですよ。
詩折は本当に詩折です。
45:02
そうそうそうそう。
アレックのおすすめがたくさん書いてありますね。
なんかもし図書館でおいしいお店とか今のうちに下調べするっていうのでもいいですし。
イギリス着いた時に自動的においしいお店に行けるっていうにしてもいいですよ。今のうちに調べて。
じゃあどうしようかな。何がいいかな。
この横で開いている詩折のおいしそうな店のリストのところに胸から取り出したペンダントをぶら下げてダウジングを行います。
そうか。何してほしいんだろう。
すごい。この店めっちゃ反応してるぜ。見てよ。
ほら。絶対うまいよこれ。
それハタさんのテンション上がりすぎてぶんぶん振り回してるだけじゃないのかな。
違う。違うんだって。ほら隣のところに合わせたらツンってなってる。
すごい。ペンダントが動いたり止まったりする。
ほら。やっぱりさっきのダウジング棒は寿命だったんだな。こっちで行こう。
満足げにお店を選んでいます。
おいしそうなイギリス料理の店が見つかりました。
じゃあ何がいいかな。何がいいかな。何か面白い技能がないかな。面白い技能がないんだよな。
さっきいっぱい振ってたはずなのになフレーバーで。
じゃあちょっと時計の埃が気になるから掃除をしよう。
まあ部屋全体に目星として扱うんですけど、アレックの性格が出ててマジで貴重面に片付けられた部屋だなって思います。
気になるものは特にないです。
暗いかな。
お待たせしました。
それじゃあ車で空港までお送りしますので、皆さん荷物を持って車に来てください。
はい。
いきますよね。
はい、いきまーす。
ガラガラ。
よいしょ。ガラガラ。
ガラガラガラガラ。
48:00
ではアレックの運転であなたたちのロザリーはポートアイランドにある神戸空港に向かいます。
ポートアイランドは日本で最先端の海上都市、海の上の都市として発展しました。
都市機能を備えたビルや大型マンションが立ち並ぶモダンな近代都市の街並みが続きます。
これですよ、これ。皆さんが行くポートアイランドですよ。
きれい。
高速なんですけどね。
あそこのお店って色々あるんでしたっけ。
そうですね。三ッ星レストランから普通のファミレスまでたくさんあります。
気まずいですね。
ロザリー、何か食べ物好きなのある?って聞いてみます。
食べ物ですか。
何が食べたいかとかある?
えっと、えっと、えっと。
ちょっと緊張してますね。
ちょっと緊張してますね。
じゃあ、どうしようかな。英語振るか。
いいですよ。
発音よく、フィッシャーズ・チープス。
姫顔で。
なんだこいつみたいなの言います。
一応じゃあここはロザリーとちょっと親睦を深めていった特集ということで。
フィッシャーズ・チープス。
フィッシャーズ・チープスですか。
塩ですか。
美味しいよ。
フィッシャーズ・チープスって何ですか。
アルク、ロザリーちゃんってもしかしてイギリス行ったことないの?
実はそうなんですよ。
飛行機にも乗ったことがなくて。
ロザリーはどこの国の人なの?
一応イギリス人ではあるんですけれども。
育ちは日本で、生まれも日本です。
51:04
なるほど。
ちなみにあっちの方に実家とかはあるの?
確かあった気がします。
あまり、もう何年前も話にもなりますからね。
そうか。
もし必要だったら挨拶に行った方がいいのかなとか思ったけど。
そう考えると、遠い親戚ならいるかもしれませんが、
少なくともロザリーの両親と血のつながりがあるおじいちゃんやおばあちゃんという方はいないですね。
そうなんだ。
フィッシャーズ・チープスの話だっけ。
そうですね。
フィッシャーズ・チープスはね、白身魚とポテトをフライにしたものなんだよ。
塩をかけて食べると美味しいけど、屋台で買うと大抵何も味がつけられてないから、ただの油の味なんだよ。
そうなんですね。詳しいですね。
そうそう。あっちには何回か旅行行ってるからね。
ありがとうございます。
源月さん。
さえでいいよ。
さえ。
じゃあ私はミナトって呼んで。
ミナト。
そうだな。好きに呼んでくれていいんだけど。
ケイトでも。
何でもいいよ。
ケイト。
この名前気に入ってるから嬉しいよ。
よろしくお願いします。
よろしく。
よろしく。
では雑談をしながら外の景色を見ることでしょう。目星お願いします。
はーい。
メガネ吹いたから大丈夫なはず。
素晴らしい。
ほら綺麗。
素晴らしい。素晴らしい。
よかったよかった。青くなってきた。
どれ焼きで糖分が補給された。返さなくてよかった。
返してたらまだ真っ赤だったのか。
目星に成功した皆さんはですね、半透明の何かを外に見ます。
半透明の何か。
半透明のそれはですね、まるで空気の抜けた巨大な透明なバルーンのようにも、巨大なクラゲのようにも見えます。
54:05
透明であるはずなんですけれども、光が屈折するような原理なのか、大きさもわからないままぼやける縁取りを表しています。
見たこともない巨大な透明なものが外にふわふわと浮いており、それを見た探索者は何とも言いようのない不安に襲われることでしょう。
正規ドロール、成功で0、失敗で1です。
失敗しちゃった。
成功で0、失敗で1です。
あれ、ちゃんと吹いたはずなんだけど、まだ油分が残ってたのかなーって言って吹き吹きしてます。
え、何かビニール袋飛んでない?あれ。
なんかグニャグニャしてて、見てたら酔ってきた。
大丈夫ですか?皆さん。何ですか?
うん、大丈夫大丈夫。なんかちょっと目が疲れてたみたいで、変な透明なもやっとしたものが一瞬見えた気がしたんだよね。
って言ってもう一回窓の外は見えますけど、まだ見えますかね。
あー、まあなんかふわふわ浮いてるのが、凍りすぎてるっていう。
まだ見える。まだ見えたんだ。
えー、あれ。あれ結構みんな見えてるの、あれ。
うん。
なんか、あっただけだと思ったんだけど、あれなんかあるよね。
え、何かあるの?
何かグニャグニャしてない。
え、ビニール袋飛んでるんじゃないんだ。
もしかしてあれ、光学迷彩?
何だって?って言いながら、懐からスマホを出してめっちゃ精神に乗ります。
そんな興味津々な皆さん、知識の半分かオカルト振ることができます。
目持ち成功した皆さん。
40。
あ、オカルト。あ、素晴らしい。
あー、真っ青になってきた。
自動しない差し色入れました。
キツネさんが。
キツネさんが。
早速消えちゃった。
待ちまーす。
はーい。
はーい。
帰ってくるかな。
びっくりした。
大丈夫です。
ごめんなさい。ごめんなさい。
じゃあ改めて描写読みますね。
はい。
大丈夫です。
目持ちに成功した探索者は知識の半分かオカルトでロールをしてくださいということで、
加藤さんと赤井さんが成功しています。
成功した探索者はこんな噂話を思い出します。
最近、透明な幽霊の目撃団が上がっています。
その幽霊は宙は問わずに現れます。
稀に赤く光る姿も目撃されています。
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その噂話がささやかれ始めたのは3ヶ月ほど前で、
類似した目撃団も兵庫周辺にあることを知っています。
はい。
透明な何かは気づいた時にはいなくなってますね。
今の透明のぐにゃぐにゃ見てて思い出したけど、
あれ最近この辺で噂になってる。
なんか同じようなものが噂になってるんだよ、あれ。
あー。
じゃあ結構見られてるってことなんですかね。
なんか話によると昼でも夜でも見える時があったり、赤く光ったり。
そういえばそれ3ヶ月ぐらい前からだったかな。
ちょっと待てよ。
3ヶ月って言うと、
さっきテレビでやってた行方不明事件もそれぐらいですかね。
そうだよね。
もしかして幽霊に連れ去られてるとかですかね。
幽霊は連れ去ることはあまり聞いたことがないから、
何かまた面白そうなものかもしれないな。
どうしたんですか?幽霊ですか?
誰かは何か見たことない?この最近で。
透明なクラゲみたいなでっかいの。
いや、見たことないですね。見てみたいです。
さっきまでそこで見えたんだけど、見えなかった?
いや、前に集中してて。
あー。そっか。同じようなものが何かあったかな。
鳥ぶつぶつと考え込みます。
この時期は幽霊活発なんですね。
時期?
ゴールデンウィークだっけ?
ゴールデンウィークって5月だよね。
5月ですね。5月は日本で幽霊いっぱい出ませんか?
いやー、ゴールデンウィークよりはお盆とかじゃないかな。
そうなんですか。
そう。地獄からみんな集まってきてアレクの家に行くんだよ。
そういう話してるとロザリーがめっちゃ驚いてます。
嘘だよ。嘘だから大丈夫だよ。
お化け怖いです。
お盆に来るのはね、ご先祖様って言って自分たちよりもさらに遠い祖先の人たちが
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ロザリーたちが元気にしてるかなっていうのを見に来るんだよ。
そうなんですね。
そう。悪い子にしてるとアレクみたいにメガネになっちゃうよ。
じゃあ、げんつきさんもさえも悪い人なんですか?
ナイス切り返し!
そうそうだ。悪いぞこいつは。
そうだよ。僕はね、髪を真っ赤に染めるぐらい悪い子なんだよ。
ゲッヘッヘーって笑ってます。
怖いです。
あんまりロザリーのことをいじめないでくださいね。
卒に注意された。
シューンってなってます。
そろそろ着きますから、みなさん忘れ物ないか準備してくださいね。
はーい。
僕の両親は一体どこに忘れたんだろう。
え?
イギリスにあるかもしれないから探しに行こう。
そっか、この前旅行に行った時落としたのか。じゃあさすがに探さないとな。
先に見つけたら2割な2割。
どういうこと?
どっから?どっから2割来たの?
大丈夫ですよ。ちゃんと上の綺麗なところを2割は渡しますから。
えー。上に2割も綺麗なところあるのかよって言いながらボツボツ言ってます。
大丈夫。ちょっと落としてしばらく経ってるんで邪念が薄れてきてるはずですから。
それは本体が邪念にまみれてるってことかよ。
ロザリーの肩をチョンチョンとして外を見せてます。
アッ、アッ、アハハーっていう顔してますね。
景色綺麗だね。
そ、そうですね。
こ、怖いです。
大丈夫。このお兄さんたちが怖いだけでイギリスは怖くないからね。
イギリス楽しみです。
うんうん。
いろんなとこ行こう。
