6月の磨き綱
6月 is 磨き綱。教師にとって6月は磨き綱です。
目の前に起きることで、いかに楽しく、いかに優しく、いかに子どもたちを可愛くできるか、というふうに捉えていくのが磨き綱のわけですね。
6月を磨き綱として、私たちの魂を高めたり、子どもを本当に可愛くさせたりするのが技です。
1、やめるです。あれ?これちょっとおかしくね?これ。あら、おかしいなぁと思ったら、
あの説明文のね、あの、なんて言うんだろう。今日は事例のところ、真ん中事例ですからね。説明文って中、中って事例だから。
事例をちょっと扱おうかなと思ったけど、いや、こんなんやったら絶対ため息尽くしダメだぞと思ったので、漢字やって、音読なんです。音読やめました。
もし今日はNHKフォースクールを見るぞと言って、やめて。NHKフォースクールの100人一緒見よう。
で、100人一緒見るんです。で、10分間見るんです。よし、じゃあ次100人一緒やるぞ。で、100人一緒やる。
真ん中の展開がないわけです。音でやればいい。で、100人一緒やって、で、次がね、漢字また。明日のところ。
で、やった子から先生のところ持ってこうやってて、丸もらって、あと自習です。
そこをそれで、落ち着く。これぐらいやってあげないと、うちはダメなんです。だからこの辞めるっていうこっちの覚悟がいい。
今日ダメだこれ。このことによって得られるものは大きいんです。ため息ない。
暴言がない。暴言が起きると、それが連鎖する。その暴言が休み時間を荒れ果てさせる。暴力に繋がる。
それが教師の指導に繋がる。そして親に電話になる。
他の子たちが授業できなくなる。いろいろなことに繋がるんですよ。辞めるか辞めないかでね。これが一番大きいですね。辞める。
あ、これダメだ。辞める。
僕のバロメーターは、あの子が、Aがうなってるとかね。うーとか、あーめんどくさーとか、椅子をガッダンガッダンさせるとかね。
この間してました、英語の時間に。ずっと後ろに立ってガッダンを手伝ってました。音しないように。
ガンガンって言うんで、僕がこうやってゆっくりやってあげることによって、音がしないんです。
気持ちいい?とか言いながら。変わって?とか言いながら。変わってよ?とか言いながら、こうやってやってあげて。
よく考えたら、教師の椅子に座らせてこうやってやればよかったと思ったんですけど、
ずーっと45分間立ってたんですよ。筋肉痛も足取って。
なんか痛えなーと思ったら、そうね。
まあそういう風になってたんです、この間。なので辞めました。
1、辞めるです。2、変えるです。
テクニックを使った指導の改善
これもね、あの国語の事例なんですけども、最初ね、漢字から始めるんですね。漢字から始めるんだけども、
あ、これダメだなって日は、漢字から始めない。どうするか。NHK法則から始める。
映像から行く。映像文句なし。で、映像だから、シーンとなる。
で、声は出るんです。嘘だ、やらせやらせ、とか出るんですよ。
バカじゃねえの、とか出るんですよ。出てもいいんです。
なぜなら他の子たちは慣れてる、それに。もうその子たちは6年間聞いてるんです。
それに慣れてないのはこっちだけなんです。
で、あの、その子たちをイライラさせる教師は、やめろ。
学校でそんなもん使うんじゃない、って言っちゃうんだけども、うん、言わない。
今、で、AI翻訳、AI翻訳、とか言って言っておればいい。
おもしれー、今ここで。
僕だったらこんなことしないなー、とか、こうやって言ってあげるとニコってする。
そういう風にやる。変える。始まりを変えるんです。
で、その後漢字やって、リズムの違うんです。変えてください。ダメだと思ったら。
3、減らすです。これが一番多いかな、使う。
例えば漢字。漢字って1ページあるじゃないですか。
で、だいたい4個から5個。多い時に7個ぐらいあるんですよ。
じゃあ今日は4つね、とか、今日は3個ね、ってやるんです。
いいんすか、みたいな顔になるんです。いいよ、いいよ。3個ね、って。
で、やる。で、3個でもってくる。
と、で、やるのに頑張って3個でいいんだ。減らす。
で、算数も8個とかある問題。練習問題。
ウェーってなる、見た瞬間に。
じゃあ今日はね、この中からセレクトしたから鉛筆持って、
先生が言う番号に丸つけてね、1、2、1、5、8、この3つでいい。
ウェーって言うわけです。いいよ。
で、やる。やる量を減らして。
これが多いかな、一番。これやると喜ぶ。
あと何減らすかな。問題数が一番多いですね。
で、最後のこの4が、でも技ですね。何とかある。
これセットです。分けるです。
減らしたように見えて、分けただけです。
例えば、漢字のテキストの7個のうちの3個でいい。
って言ったら、授業の最後に残りの4個できた人から終わりねって言うんです。
終われるから頑張るのよ。分けただけなの。
これね、やる量が減ってるけども、実はその日のうちに終わらせている。
算数も一緒です。算数も1、3、5って言っといて、
で、次の日に持ってくるわけです。
復習から行くねって言って、1番、何とかね。はいどうぞ。
2番、3番、4番、5番、5問やるわけですよ。
で、復習ねって言って、じゃあノートチェックねってノート持ってくだして回る。
今やったのは教科書のどこでしょうとかってやると、見つけてきてきて、はいここ終了。
実はやってるわけです。こうやって分けてる。分けて。
こういうテクニックを使います。
辞める、変える、減らすのテクニック
これ、やめるが一番勇気がいる。
で、変えるは、玉がいる。何見せるとか。代わりに何するとか。
で、減らすは簡単だね。
今日のこの状況から見て7問あるけど、あれは2だな。
俺は5いけるかな。
6にして1個だけ減らしてちょっとお得感を出すか。
減らす。でも実は分けただけ。
逆にやらないといけないからね、テキストとか問題とかね。分けただけ。
しかも終わったら、早く終わったら、休みねーとか。
で、その問題をやってるとは思わせないで、実は今終わったんだよ。やったーみたいな。
に持っていく。後もやったーですよね。
っていうテクニックを使う。6月これ。で乗り切っていく。
っていうのを意図的にやってみてください。
あ、これ。あと先生たちのバロメーターです。
今どうかなとか。
あの子、なんかドタバタしてる。
あの子朝からイライラしてる。
気性上がってる。
目つり上がってる。
です。
あ、昨日目つり上がってましたね。
で、理科の時間ね。
頭ツップしてたんで。
理科の時間は一応教室に入るんですけども。
他の先生がやってて。
ツップしてて。
寝てるな。
昼休み怒ってたな。
寝かしてやるか。って言って寝かしてました。
で、5時間目終わって、休み時間も寝てました。
で、帰りの回。
どうするみんな。起こす?どうする?どうする?って。
みんなで相談して。
起こしてあげよう。先生かわいそうだから。
分かった。って起こしてあげる。
みんな優しいね。って言って終わったんですけども。
うん。
で、だからその子の様子で決めていく。
っていうのをみなさんやってみてください。
えー、六月伊豆。