音楽とその活動
岸本
こんにちは、primeNumberです。 後半は、引き続き、コミュニケーション本部VPの岸本が、コーポレート本部VPの山口さんに、趣味や日常についてお伺いしたいと思います。
ということで、後半はですね、山口さんのより人となりを深掘っていくという回になっております。
山口さんはですね、非常にいろんな趣味を持ちで、事前にもいろいろ伺っているんですけれども、
今日はですね、特に私聞いてみたいなと思うのが、音楽とか映画がお好きだっていうふうに聞いているので、特にそのあたりですかね、どんなふうに好きなのか、まあ趣味として。
山口
そうですね、音楽はですね、私も妻も結構好きで、もともと若かりし頃は、よく夜な夜なクラブに行ってみたいな、そんなことだったんですけど、
もうレコードとかですね、年代的にパッケージ物が好きだったんで、レコードとかCDとかですね、すごくいっぱい持ってた時期もありまして、一番持った時は4,000枚ぐらい持ってたのかな、持ってたんですけど、
今は本当にもうちょっとなかなかそういうのを聞くあれもなく、レコードまだいっぱい残ってるし、ターンテーブルもあるしなんですけど、どうしてもスポットファイが便利なんで、Spotifyで聞いていることが多いという感じですね。
で、ただライブとかはちょこちょこやっぱり行ってて、先週もブルーノートにJAZZANOVAっていうベルリンのですね、クラブ系のアーティストが来日してたんですけど、それに行ってきたりとか、来月はサニーデイ・サービスに行きます。
岸本
すごいですね、ブルーノート行ってサニーデイ・サービス、ジャンルも幅広いですね。
山口
ジャンルは幅広いですね、幅広いですね。
岸本
ご自身でも音楽やられてたんですよね。
山口
そうですね、大学時代にバンドをやったんですよね。
で、高校の時まではバスケットボールをやったんですけど、怪我しちゃったんで、大学ではもうできないなと思って、前々からやりたかったバンドをやろうみたいな感じで、バンドをやってましたという感じでした。
岸本
バンド活動自体は大学からやられたんですか?
そうです、そうです。
ちなみにどの楽器を?
山口
やってたのはギターとかベースですね。
岸本
どんなジャンルやられたんですか?
山口
その時はロックばっかりやってました。で、コピーバンドばっかりやっててっていう感じですね。
岸本
ちなみに私も音楽好きなんで、どんなコピーをしてたかが気になるんですけど。
いや、もうUKの年代が年代なんであそこら辺なんですけど、レディオヘッドとかプライマルスクリームとか、あとギターウルフとかもやってましたよ。
私もレディオヘッド大好きで、めちゃくちゃ聴いてましたね。
山口
そうですよね。もうあの時代ど真ん中って感じです。
あとストーン・ローゼズとかですね。
岸本
じゃあ80年代後半ぐらいから90年代行って、UKロック全盛期の時ですね。
山口
UKと、UKグランジ。
岸本
グランジ、そうですね。ニルヴァーナとか、いいですね。
ちょっとこの話してるとこの話だけで1時間いっちゃいそうな気がするんで、あれなんですけど、なるほど。
音楽はでもいつぐらいまでやられたんですか?
山口
もう大学卒業したらパタッと辞めたんですよ。
なんか、何ですかね、なんかパタッと辞めちゃったんですよ。
もう楽器とかも全部売り飛ばしちゃってみたいな感じですね。
岸本
じゃあ楽器は大学までやられていて、その後は音楽聴く、クラブ行かれたりライブ行かれたり。
山口
そうですね。
映画の嗜好
岸本
いいですね。primeNumberも本当音楽実際やってるメンバーとか、あと聴くのが好きなメンバー本当たくさんいるので。
山口
たくさんいらっしゃいますよね。
岸本
私もライブ好きなので、先月も行きましたし来月も行きますし、
なんかね、みんなでそういう音楽のイベントとかも会社の中でやれると楽しそうだなって勝手に思いました。
でもビルでやると多分ダメなので、どこかでやれるといいなというふうに思いましたけれども。
映画は映画も好きなんですよね。
山口
映画も好きですね。昔の映画とかも見るのも好きですし。
岸本
ちなみにどのあたりが好きですか?
山口
映画もホラー映画以外は幅広く見るという感じですね。ホラー映画だけは見えないんですよ、あんまり。
岸本
ホラー映画ね、なかなかあれですよね。私も映画好きなので結構いろいろ見ますけど、ホラー映画見るとねちょっと怖くなっちゃう。
山口
そうですね。
岸本
怖くなっちゃうってなんだよって思いますけど。
山口
で、昔はですね、海外の映画ばっか見たんですけど、40過ぎたぐらいから、
もっと国内の映画いっぱい見なきゃいけないなと思って、その時から国内の映画もいっぱい見るようになって、
岸本
あとはその見逃してた映画っていうのも、この監督のこの映画だけ見てなかったなとかっていうか、そういうのを掘って見てたっていう感じですね。
山口
黒澤明とかね。
岸本
いいですね。古いものから、日本の名画と言われているものから。
なるほど。
ちなみに、この質問映画好きの方にすると多分NGなんですよね。
好きな映画を教えてくださいみたいな。
山口
出ましたね。
岸本
なんですけど、好きな映画じゃなくて、パッと思い浮かぶ、おすすめする映画。
山口
なんだろう。
岸本
一緒じゃねえかよっていう。
山口
そっちのほうが難しそうですね。
岸本
この映画見てねみたいな。
山口
一応で…
岸本
3つぐらい。
山口
一応なんだろうな、難しいな。
一応、好きな映画何ですかって聞かれたときに答えるように、海外だとこれ、国内だとこれっていうのは用意してまして。
岸本
それぜひ教えてください。
山口
海外だと何のかんの言ってですね、「ゴッドファーザー」がですね、すごく好きで、ワン、ツー、スリーですね。
立て続けに見ると。
岸本
いいですね。
山口
9時間ぐらいかかりますけど。
マフィア映画だと思っている方はぜひあれはもう家族愛の映画なんで、ぜひ見てくださいっていう感じですね。
国内の映画で言うと、本当にベタベタになっちゃうんですけど、黒澤明の「七人の侍」は何度見てもいいですね。
岸本
なんか、2Kだ、4Kだって映画で始まるたびに毎回見に行ってるみたいな。
すごいですね。
山口
そんな感じですね。
岸本
ちなみに七人の侍のどこがポイントですか、面白いポイント。
山口
やっぱり人間の美しさっていうかですね、正しいことに向かって、本当に自分の利益を度外視して、みんなでチームワークで乗り越えるんだみたいな、しらたく言うと。
そんな人間の綺麗な部分を凝縮させた映画だと思ってるんですよね。
岸本
なるほど。
山口
胸が熱くなるんです、毎回見るたびに。
岸本
七人の侍っていいですよね。
なんかちょっと組織論じゃない、チームの良さみたいなのも。
山口
それぞれの個性があってみたいな。
岸本
そうですね。
なんかね、強い人だけ全員集めましたみたいな七人じゃなくて、それぞれいろんな個性があって、そこを受け合いながらみたいな。
なんかね、またオーシャンズ11とはまた違う、いろんな。
山口
やっぱり日本人に響くものがありますね、あれには。
岸本
そうですよね、いいですね。
なるほど、ありがとうございます。
海外MBAの挑戦
岸本
本当音楽、映画とサブカル大好きな山口さんですけど、ちょっと趣向を変えてと言いますか、趣味のお話じゃないんですけど、山口さんをより知るための質問として、海外にMBAを取られに行ったということを私はなぜか知っているんですよ。
山口
なぜか、人事だから知ってますよね。
岸本
すごい挑戦だと思うんですけど、具体的にどういうことを学ばれに行って、どんな日々だったのか聞いてみてもいいですか。
山口
そうですね。行ったのは2011年、自分が33くらいの時なんですけど、31くらいの時に子供が産まれまして、その時にいろいろ考えるわけですよ。
当然子供が産まれるからいろいろ考えるんですけど、考えた中の一つで、自分が大きくリスクを取ってでっかいチャレンジするのって、この子が大きくする手前までだなって思ったんですよ。
自分の過去を振り返った時に、何が一番自分の中でやってなくて後悔していることだろうと思った時に、やっぱり海外経験になったんですよね。
あともう一つは、自分のビジネスナレッジがすごく狭い。いろんなことをこの先キャリアとしても重要なポジションとか任せてもらえないだろうなと思っている時に、
自分のビジネスナレッジとしてもかなり狭いね。もっと広げなきゃいけない。
この2つを叶えるものは何なんだと思ったら、もう海外のMBAだというふうに思って、性格的にもう1回入り込むとどことんのめり込んじゃうタイプなんで、
もうこれしかないと思ったら、そこからいろんな勉強もするんですけど、親戚中回ってお金も借りてみたいな。
妻は本気で言ってるのかどうかわかんないけど、はあそうなのぐらいに思ってるぐらいだったんですけど。
そこからそういうことがきっかけで目指そうというふうに思いました。
岸本
なるほど。すごい。それも実際それまで働かれてて、一度中断して渡米される。これアメリカですよね?
山口
そうですね。アメリカのカリフォルニアのサンディエゴってとこ行きました。
岸本
なんでそちらを選ばれたんですか?
山口
これはですね、もうここが家族にとって一番いい場所だなと思ったのが結論ですね。
自分が海外留学するんですけど、自分の中では自分だけのプロジェクトじゃなくて、家族全員のプロジェクトだと思ったんですね。
向こうに行ったらみんながそれぞれいろんなことに向き合って乗り越えていかないといけない。
留学と家族の成長
山口
おそらく乗り越えたら家族全員ですね、より強い家族になるんじゃないかみたいな。
そんなことを考えたんで、みんなが楽しめるところじゃなきゃダメだなと思ったんですね。
アメリカに行って、ということは東からいくつか大学を回って行った時に、キャンパスビジットって本当に大学を回ったんですよ。
その時にカリフォルニアに来て、UCサンディエゴってところに行くんですけど、そのキャンパスがラホヤっていうところにあるんですけど、
そこがですね、もう野生の動物がたくさんいるようなところなんですよ。
ビーチに野生のアザラシとか野生のペリカンとか、そういうのがわーっているし、ハミングバー、ハチドリみたいなのがそこにいっぱいいるしみたいな。
で、大きい動物園も近いし、ディズニーランドも近いし、海も近い、山も近いみたいな。
ここで子供育てたら本当にいいんだろうなと思って、そこに決めたってことです。
岸本
なるほど、なんかもうあれですね、お子さん生まれたばかりで、しかも海外で、山さんもともと英語は大丈夫だったんですか?
山口
英語はですね、もともとそのヤフーに入る前に、実はその私ヤフー、ジャパンにまっすぐ入ってないんですよね。
ヤフーの子会社にまず入ってまして、Overture Japanという会社なんですけど、そこに入るためにちょっと英語を勉強してたぐらいで、
まだ全然ダメでしたね。そこから留学するためにまた勉強し直してみたいな。
岸本
なるほど、すごいですね。もうその語学のところもそうだし、ご家族と一緒に行くっていうところもそうだし、さらにお子さんが生まれたばかりというところで、
本当によくそれで行こうと思ったなって勝手に私は思いましたけど。
山口
そうですね。周りからも散々言われましたけど、今考えても自分の中で最高の選択の一つでした。
岸本
いいですね。振り返って最高だったという。やっぱりそういう一見すると無理だと思う状況でも、行ってみて挑戦してみたらよかったっていう素晴らしいお話かなと思うんですけど、
とはいえ、行っている間大変なこといっぱいあったんじゃないかと思うんですけど、これは覚えてて大変だったなみたいなエピソードありますか?
山口
そうですね。ずっと大変だったんですけど、私、私費留学で行ったんで、苦学生なんですよね。
インターンシップの挑戦
山口
向こうに行って普通に勉強してるだけじゃダメでというか、いろんなことやらなきゃいけなかったんで、当時はティーチングアシスタントって言って、
学部のですね、大学側の教授の助手をやって、それでお給料いただいて、それと並行して向こうのスタートアップのIT企業2社でインターンシップやってたんで、
4足のわらじみたいな感じでやってたんですけど、ものすごい大変でしたね。それは聞いただけで大変そうですね。
本当に何の時間もなかったっていう感じで。
岸本
学業をやり、ティーチングアシスタントをやり、インターンシップやりと、しかも2社。
山口
自分のテストがあるのに学部生のグレーディングをしなきゃいけないみたいな、それでお給料もらってるからしょうがないんですけど。
岸本
それはすごいですね。ちなみにどんなスタートアップでインターンされてたんですか?
山口
2つ。1つはですね、今で言う英語のオンラインレッスンを向こうで始めようとしてた会社。
日本と韓国向けに始めようとしてた会社がありましたんで、そこが1社と、もう1つはですね、セレブと一般のファンをつなぐSNSをやってる会社がありました。
面白いですね。
山口
候補者はですね、当時サンディエゴのスタートアップのランキングみたいなのがあって、それで1位になったんですけど、そんな会社でもなくなりました。
岸本
栄枯盛衰が。
厳しいですけど、でもどうですか?大変な中、学びをしながらTAをやって、しかもインターンもやると。
すごい凝縮した期間だったんじゃないかなと思いますけど、もう1回行けって言われたら行きたいですか?
山口
当然行きたいですね。もう1回戻っていいんだったら、もう何回でも行きます。
岸本
素晴らしい。それをもう1回行きたいなと思う一番はどういうところですか?
山口
やっぱり何回も行きたくなるっていうのは、一度その自分のキャリアっていうところを1回ストップさせて、もう1回自分の中にですね、いろんなものをもうそれこそ普段できないようなインプットをバーっとやって、
自分の中に新しいものを入れていくっていうのをまとまってできる。しかも環境が違うところでできる。
それがなかなか普段はできないことなので、そういう意味で定期的に本当に行けると最高だなというふうに思いますね。
岸本
そうですよね。なかなか仕事をしながら本当にまとまったインプットをし続けるっていうのって、
本当に大変だし、たぶん行かれたその2年間の凝縮されたものを、じゃあ今働きながらしてくださいっていうのは多分ほぼ不可能じゃないかというぐらいの。
無理ですね。無理ですよね。副業もできないですからね。そうですね。
だと思うので、本当に素晴らしい日々だったんだなというふうに思ったのと、あれですね、やっぱりね、前半好きな8 Elements聞いて挑戦を楽しむっていうふうに聞きましたけど、
山口さん自身が仕事じゃないところでも本当に挑戦されていて、しかもね、もう1回行きたいと。
私聞いてるだけでもう1回本当に行きたいのかと思うぐらい大変そうでしたけど。
山口
いやいやいやいや、もう行った時にはインターンシップはしないですからね。
岸本
でもやっぱりそのマインドセット素晴らしいなというふうに改めて思いました。
なんかそうですね、山口さんのことを以前からもちろん知ってはいるんですけど、改めて今日聞いてみて、山口さんの一面知らなかったです。
山口
特にMBAの話はこんなに深く聞いたことなかったので、すごい発見がいろいろあったなと思いました。ありがとうございます。
ありがとうございます。
岸本
では後半、コミュニケーション部のVP岸本がコーポレートのVPの山口さんにお話を伺いました。どうもありがとうございました。
山口
ありがとうございました。