個人と企業の違い
僕たちは、個人でビジネスをやっているので、個人としてのビジネス展開というものをね、考えていかないといけないわけであって、
企業と個人では、考え方が全然違うわけですね。企業には企業の戦い方、個人には個人の戦い方があります。
基本的に個人というのは力がないし、影響力も小さいしみたいなところで、たくさんの人にアプローチすることができないとか、
信用がないとかね、いろんな弱みがある反面、小回りが効くとか、一対一の接近戦ができるとか、
そういう大企業ではなかなかないような武器を持っていたりとかしますけど、企業と個人の違いっていうのは、そこに人格があるかないかみたいなところなわけですね。
企業のブランディングとパーソナルブランディングってのは違うので、企業っていうのはあくまでもこういう企業ですよっていう、
その企業のカラーとかね、っていうものは出せますけど、そこにじゃあ性格とか、そういったものっていうのはないわけですね。
まあ、所詮組織というか、なので人間ではないので、そういったものを出すことはできないわけですけど、
僕たちは人間なので、その人格とかあり方とかキャラクターとか価値観とか、そういったものを出せるわけですよ。
最終的に人で選ばれるっていうところがあるので、発信している情報は大差ないし、ただ情報を出しているだけだったらもうAIでいいわけですね。
AIに情報をね、例えば読み上げさせてとかね、AIにブログ記事書かせてとか、でもそれでは価値がないわけじゃないですか。
一人一人困っている状況が違うし、やっぱりその現場の生きた情報というかね、一時情報みたいなものに価値があって、
スタイルの重要性
人それぞれ違う体験をしていて、違うリソースで、違うバックグラウンドで、だから自分に合った答えっていうものが必ずしも最大公約数的なAIの答えが自分に当てはまるとは限らないわけです。
だからこういう一人一人僕たちが発信するところにすごく意義があるわけであって、
企業っていうのはある程度マスに向けてビジネスを展開する必要があるので、そういうあまりニッチなこととかそういう極端なことっていうのはできないんですけど、
僕たちっていうのはそれができる。むしろそうしていかないと他と同じような感じになってしまうわけですね。
このパーソナルブランディングを意識するときに、やっぱり自分のスタイルをちゃんと確立するっていうことがすごく大事になってきます。
人それぞれやっぱりその同じテーマとか、同じ媒体とかでいろいろ発信をしていても、スタイルが全然違うと思うんですね。
それがその人らしさみたいなものだったりするわけですよ。そのスタイルが好きとかっていうので人が集まってきたりするわけですね。
だからそういうものを全面に出していかないと、例えばこういうポッドキャストもね、ビジネスだったらビジネスでいろんなチャンネルがあるわけじゃないですか。
その中で特定のチャンネルを聞くっていうのはおそらくその配信者の考え方が好きだったりとか喋り方が聞いててすごく自分に合ってるとか、
そういったところで選ぶと思うんですよ。発信している内容はほぼ同じというかそんなに変わらないけど、いわゆるホストですよね。
配信者が自分とすごく相性がいいとか、考え方が近いとか、そのスタイルが好きとかっていうところで選ばれているわけなんで、
そういったものをいかに確立するのかっていうのがすごく大事になってきます。
だから自分をそのまま出すことによって自分のスタイルっていうのは確立されるわけですよ。
人間っていうのは向き不向きが違うから。だから情報発信をする時もやっぱりそのキャラクターも全然違いますよね。
明るくてイエーイみたいな人もいれば静かに淡々と喋るみたいな人もいますよね。
そのスタイルを崩してしまうと自分じゃなくなっちゃうわけですね。
パーソナルブランティングにならないと。なんかみんなイエーイみたいな感じで盛り上がって、
そういう例えばチャンネルがバズってるからじゃあ自分もね、本当はそういう性格じゃないけど無理してテンション上げるみたいな。
それではうまくいかないですね。静かに淡々と喋るのが好きな人が自分のお客さんなわけだから、
自分のスタイルを崩す必要はないってことです。
だからそれが企業と個人の違いだと僕は思うんですよ。
企業がそれをやってしまう、そもそも企業って複数人っていうかね、
たくさんの人が働いてるんで特定の一つのパーソナリティみたいなのを作り上げるのは難しいんですけど、
企業がそれをやってしまうと、あまりにも見込み客が少なくなりすぎて、
企業を維持できるだけの需要がなくなってしまうということになるので、
企業はある程度そういうあまり個性を全面にガンガンに出すみたいなことって難しいんですけど、
個人っていうのはそもそもそんなにたくさんの人を相手にしなくていいんで、
本当に自分を好きになってくれる人だけを相手にすればいいわけですね。
どういう人が自分にとって理想かっていうと、ありのままの自分を好きになってくれる人が理想なわけですね。
なんかこの人嫌だなって思ってる人は自分のお客さんじゃないので、
そういう人に無理矢理媚びて自分のスタイルを崩すっていうことをする必要はないわけですよ。
そういう人はまた別にその人にとって理想の相手がいるわけだから、
そっちの人についていってもらうほうが相手にとってもおそらく幸せだと思うしね。
無理して自分のところについてきてもらう必要はないわけだし、
だからそういうので自分のありのままを出していく。
変に作らないっていうのはすごく大事になってくるんですけど、
ありのままの自分を出す
このスタイルっていうものをちゃんと確立していくっていうのがやっぱり大事だと思います。
こういう喋り方一つにしてもそうだし。
だからやっぱり貴重面な人もいれば大雑把な人もいますよね。
僕はまあ大雑把なタイプなので、でも大型じゃないです。
僕はAB型ですけど、大雑把なタイプなんですね。
でもその大雑把なタイプの人はそれを崩して貴重面になってしまうと、
例えば発信スピードが落ちてしまったりとかする。
逆にすごく貴重面な人、完璧主義と言ってもいいかもしれないですけど、
そういう人は行動スピードが遅いけど、
一個一個のコンテンツのクオリティが高いとかっていう形になったりするわけです。
それはそれぞれの良し悪しだから、
スピード重視なのかクオリティ重視なのかっていうところ。
基本的にはやっぱりスピードを上げていかないといけないですけど、
でもそれを自分のスタイルを崩してスピードを上げすぎたがゆえに
クオリティが落ちてその良さが出ないとかっていうんであれば、
その人の場合はあえて時間をかけて、
一個一個こだわってやっていった方がいいかもしれない。
っていうことがあるわけですよ。
そういったところもちゃんと自分で理解して、
自分に合った戦い方をしていかないといけない。
僕の場合はその一個一個の時間をかけるっていうスタイルはあんまり合わないので、
とにかく行動量で数で勝負するっていう戦略でやってますし、
あとその必要以上に需要を気にしすぎないというか、
例えばこのポッドキャストでもアナリティクスが出てきますけど、
例えば年齢層とか男女比とか出ますよね。
そういうので例えば自分のリスナーが若い人が多いから、
若者に向けて発信しようってなると、
本来の自分じゃなかったりするわけですよ。
自分のありのままを出すんであれば、
普通に落ち着いて淡々と喋るっていうのが自分のあり方だけど、
でも若者に合わせたいからっていう若者言葉を使ったりとかしてしまうと、
自分らしさみたいなものが崩れてしまったりしますよね。
そうすると本当にありのままの自分を好きだった人たちが離れていってしまうわけですよ。
だから無理にそのスタイルを崩すんじゃなくて、
そのままの自分でいいよねみたいな。
だからきっちりしてるのが好きな人はきっちりすればいいんですよ。
結構雑なのが好きな人は雑でいいんですね。
それが嫌いっていう人は勝手にいなくなるし、
それが好きっていう人が集まってくるから、
だから基本的に僕はプロダクターとかだって自分で常々思ってますけど、
自分が言いたいことを言うし、自分が発信できる形で発信する。
そこを無理して崩して相手に合わせにいくみたいなことはほぼしないので、
でもそれでも生き残ってるし、それなりに結果も出せているんで、
そのやり方でダメだっていうことはないわけですね。
だから情報発信をするときってのは自分のスタイルをちゃんと確立して、
そのスタイルでずっとやっていくっていうね。
そうすると発信が楽になるから続けられるわけですね。
発信がしんどいと続けるのは難しいと思うんですよ。
でも自然体で発信していればそんなに苦しくないから、
発信を続けていくっていうのもそこまで苦じゃないわけですね。
それが要するにパーソナルブランディングになるわけですよ。
あの人ってこういう人だよねっていうのがどんどん見込み客の中で出来上がっていくわけです。
この人の考え方とかスタイルとかそういったものが好きだなとかね、
っていうのが出てきてファンみたいなものが作られていくわけですね。
最終的に選んでもらえるみたいな状態を作ることができるわけです。
だから情報だけで勝負しているとそれこそAIに負けちゃったりとか大手に負けちゃったりってありますけど、
最終的にこの人で選んでもらうってところを考えるんだったら、
その自分という人間を好きになってもらう必要がある。
そのためには自分を表現しないといけないし、
表現する時に何か別の人になりきろうとするんじゃなくて、
ありのままの自分を出していく。
それでも受け入れてくれない人もたくさんいますけど、
逆に受け入れてくれる人もいるんですよ。
捨てる神あれば拾う神ありって言いますけど、
本当にそれはそうだよ。
自分のことを嫌いな人もいれば絶対に自分のことを好きになってくれる人も必ずいるので、
そこに変にフォロワーが減ったから、
ダメなんだって言ってスタイルを崩してこびるんじゃなくて、
それでも自分を突き通す。
その真の強さを持つっていうことも非常に大事かなと思います。