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はい、いかがお過ごしですか?ポッシビリティです。 今日は、〘朗読ポッシビリティ〙をお送りしていきたいと思います。
今日読ませていただく台本、スタイフの配信もされていらっしゃる ミクロマコさんの作品です。
作品名は、〘アオイヨル〙。 よければお聞きください。
世界はすぐに行き止まりになってしまうと思っていた だって私は
日が暮れれば厳重な城へ戻らなくてはいけないし 朝がくれば学びの館へ閉じ込められる
その箱の中で 決められたルールに沿ってのみ
自由だと 紐を解かれるのだ
もうどこにもいたくなかった 私の声にならない悲しみは
誰にも届かない 一人無限のような夜に
溶けてしまいたかった 門限を破った時点で
あとどれだけの悪いことをしたって 罪の重さは変わらないと思った
どうにかしたいのに 何とかする方法も知らなくて
どうにもできなくて こんなにも無策で
無謀で それでもここに
意味を求めることをやめられない 私のように
暮れた街に漂っている人は他にもいるのだろうか 充電は53%
一人ぼっちの私を支えてくれるのは音楽だけなのに
あと何分 その音色は寄り添ってくれるだろう
音が消えた夜には 何を指針にして歩けばいいのだろうか
切り離したはずの罪悪感が肩を叩く 振り切るように見上げれば
すっかり暗くなった空がささやくんだ 自由は怖いかい
暖かさがわずかに残った風が 湿った風の香りを届けながら
こわばる私の髪をなびかせた 私はギュッと拳を握りしめ
ありったけの勇気を込めてこの先を睨みつけた 風だって
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草だって 石ころだっていい
私はここに石表明をするんだ 私は私が痛くない場所には帰らない
私は 私でいられる場所で生きるんだ
無知で無力な私には 先のことなどわからないけれど
それでも この囲いを出ようと決めたから私は生まれて初めて
夜の闇を抱きしめた はいということで
とても
心がね若者の 悩みみたいななんかそういうイメージの
なんかね おじさんになるとこういうのないなって思いながら
なんか いいなーって思いましたね
年取るとこういう感性って 鈍るよねって
朗読などにすいませんくだらない感想を述べましたけど まああのたまにはね朗読をちょっとやっていったりしたいなと思いました
はいこんなの読んでみたいなのもしあったら あったらお聞かせくださいということで今日は
新コンテンツ朗読ポシビリティをお送りしました それではまた