1. ポイエティークRADIO
  2. 第百二十四回 映画『ゆるキャ..
2022-11-14 1:24:33

第百二十四回 映画『ゆるキャン△』を語る

今週末の文学フリマ東京の注目本については近日配信予定の「Lifeポッドキャスト番外編〜山本ぽてとの『ポトフ』」で紹介しています。本編は映画『ゆるキャン△』についてたっぷりネタバレ満載で語りまくる。柿内は本作に心の柔らかいところを触れられてしまったようで、あまりに個人的な読みを連発。ついには涙で声を詰まらせさえしてます。泣きながら作品について語る人間の謎の熱量をお楽しみください。

00:00
お茶を淹れながら喋る、です。
今日はね、また、今日が11月の13日の日曜日。
なので、普通に前日に撮っている、よくあるパターンで撮っているんですけど、
来週は、来週というか今週末ですね、このポッドキャストが配信されている週の週末は、
第35回文学ふりま東京があるということで、
ポイエティークRADIOでは毎回、文振りの前後に買った本、買いたい本、買った本などを紹介するということで、
その回だけ妙にみんなが聞いてくれるっていうポッドキャストとしてやってきました。
ということで、待ちかねの文振り会かと思いきやですね、僕が文振りに参加できないと、
終日お仕事が入っちゃいまして、
出れないところがいけないっていう、
新労働者としてのね、
悲哀を、
悲哀を、ありまして、
職場で僕は一人遠い目をしながらね、
皆さんが文振りに参加したりしなかったりする様に思いを馳せ、
だから正直今回自分では出ないし、
行くかどうかもギリギリ迷ってたというか、
もうなんかこう、
一回距離を置くのもありかもなってちょっと思ってたとこあるんですけど、
いざ本気で行けないってなると、行きてーなーってなるなーというか、
選択の自由すらないからね、今回。
でもそれも良かったなとは思うのね、
一回行けないとすごい期待から、
この気持ちを春にぶつけようとか、
あとはもうそれこそ、
今年の目標でもあったんだけど、
ちょっとまだ状況的に難しかったんだけど、
東京以外の文振りに行ってみたいっていうのがあるから、
ちょっとそういうところを来年はね、
やっていくぞみたいな気持ちを高める、
いい機会だったなと思っていて、
というわけで僕は文振りに、
会場に参加してないどころか、
03:00
いないんですけど、
皆さん楽しんでください。
一応あの、
HABさんの、
あのー、
ところに、
僕の、
これまで作ったね、
クルーストヨム生活からザ・スナオブ・ザ・デッドまで、
あらゆるものがすべてHABさんのブースに、
あのー、
置いてもらうことになりましたので、
僕はいませんが、
僕の本は全部いるので、
ぜひね、
まだ、そういえばまだ買ってないんだよな、
みたいな方がいたら、
HABさんで買ってほしいな、
っていう風に思ってます。
ちょっと今調べるね。
HABさんのブースは、
第二展示場のA-71-72、
ここがHABさんのブースになります。
今ここだけが文振りっぽいところだからね。
ここをちょっと覚えていってくれると嬉しいな、
という風に思ってます。
あとあの、代わりに読む人にね、
新刊のシングルカットというか、
あのー、
もうね、
HABさんのブースで出ますので、
それもね、
多分ね、代わりに読む人は、
HABさんの隣り合わせだったと思うから、
ブースが。
あー、そうなんだ。
ぜひ友田さんとHABさんのところをチェックしていただいて、
楽しく過ごしてください。
あとはよくお世話になっているというか、
日記仲間のね、
ピンフさんの2冊目が出るみたいなので、
やっぱり日記というのはすごいですね、
観光ペースがね、
半年に1回コンサートに出るからね、
と思いますので、
1作目も含めて、
あのー、
ぜひね、ピンフさんの日記も、
ちょっとそれも調べてあげよう。
あのー、
要チェックですよ。
なぜならピンフさんの日記の特に1作目にはね、
古人を読む生活の話をたくさんしてくれてるんだよ。
うん。
もうだから、
僕としては一番、
みんなに読んでほしい日記。
本だから。
ピンフさんの日記を読んで、
日記って楽しいなっていう風に思って、
で、プルストを読む生活っていうのも日記っぽいなっていうところから、
日記をまたね、広げていってもらえると、
なんか広がる日記の輪って感じで、
いいじゃないですか。
じゃあ、プルストを読む生活、生活、日記だよ。
うん。
うのね、43。
うの43にピンフさんが日記を出してます。
うん。
あのー、
波打ち際で砂いじりっていうのが1冊目の日記で、
これには多分結構僕の、
プルストを読む生活の話が出てくるのと、
2冊目が、
イソノマリコの老眼鏡。
老眼鏡か。
イソノマリコの老眼鏡というタイトルの新刊が出るそうです。
うん。
で、これが、なんか、
機械戦隊全開者大童さん、
小島信夫、
久坂和志、
滝口勇章、早く起きた朝はなど、
好きなことや仕事、
夏と冬に見送った祖父のことを書いた日記ですということで、
非常にこう、
すごくね、この、
全開者大童さんと小島信夫、久坂和志が並ぶっていうね、
これが日記の良さですよっていう感じがしますので、
ぜひこちらのね、
06:00
うの43ピンフさんの日記をぜひ僕の代わりに、
いけない僕の代わりにね、
読んでいただきたいなと思います。
うん。
勝手ね、みんなね、
本当に僕がいけないけどさ、
すごいなんかだんだん恨みしくなってきたな。
なんでいけないんだろう。
いいな、いける人はね。
いける人がさ、なんかさ、もうさ、
いいんだよ、もうそこで挟んすればいいと思う。
本当に。
なんか、いけるのにさ、
いける人がね、
いける人がそこでさ、なんかさ、
そこさ、買えないみたいなのさ、
もったいないよ。
でも腕ちぎれちゃうから。
いや、わかる。そうなんだよね。
そっちもあるんだよね。
自分がね、出展してるとね、
そうそうそう。
どうせ発送できちゃうから。
それでいけるんですけど。
一般参加の人の気持ちをちょっと忘れてるところがある。
あ、そうそうそう。
一般参加であんまりね、したことがない。
うん。
というか、ずっと出ちゃってるからね。
それはちょっとあるんだよな。
確かに。
それはちょっとあるんだよな。
サークルチケットに慣れすぎてる。
そう、慣れすぎてるね。
良くないですね。
一般人ってこんなに並んで入ってくれてるんだ、みたいなさ。
でもあれ、意外と早いんでしょ。
いや、そう、意外と早い。
運営さんはすごいよね。
すごい。
だって今年から2階場だったもんね。
いや、余計にすごいよね。
余計だってね、整理とかの人員も場合に。
こっちのブースはこっちじゃないですよとかもさ、
ね、絶対あるよね。
言わないといけないんだよな。
超大変だよね、そんなの。
いや、すごいなと思いますよ。
まあ、ということで、
いろいろね、せっかくだからね、
メモで話せなかったやつの話をしようと思ったんだけど、
でもそんぐらいかな、僕が気になっているのは。
今気になっているのはそんぐらいかなと思いますので、
ぜひ見といてくださいっていうところで。
でも別にそれだけなわけじゃないんだよね。
そうなんですよ、あのですね、
今回じゃあ結局文振りの話はしないのかと。
がっかりしているポイティックラジオ文振り会ファンの皆さんがね、
世界に多く見積もって7人ぐらいいると思うよ。
その人たちが今ちょっとがっかりしているかもしれないですけど、
安心してください。
文振りの話はしてます。
してますというかですね。
してきました。
してきました。
前回の文振りでちょっとこう委託販売みたいな形で
ご一緒させていただいたライターの山本ポテトさんが、
新しくポッドキャストを始めるのかな、
正確にはTBSラジオの文化系トークラジオライフっていう番組があるじゃないですか。
それのなんかポッドキャスト版があって、
そのポッドキャストの中にその本編のライフと別に
そこのなんかパーソナリティの人の直版というか
冠番組みたいなミニ番組みたいなのが入ってくるみたいな
企画があるんですけど、
そこに文振り有識者としてお呼ばれをしてきまして、
09:04
実体としてはただの文振りが好きな人なんですけど、
でもね、その企画のために考え、
なんか思い返してみたら2016年が80って言うんですよね。
これは書き得ない称号になる前の伝説のね、
謎の言葉を理解する秘密結社があったんですけど、
そこからで、
たぶんその前の1、2年前から文振り言ってるから
もうたぶん2014年とか15年くらいから文振りって言ってるんですけど、
2014年くらいから文振りって言ってて、
そう考えると結構な歴史を持っているので、
まあ有識者というにはおこがましいが、
まあ割とこうなんか、
識者ぐらいにはね、
慣れてる、一緒じゃねえかっていうなんですけど、
なんじゃないかと思うんですけど、もう1回言いますね。
山本ポテトさんが文化芸能プラジオライフの
ないポッドキャストという形で始める、
なんていう名前だったかな。
まあちょっとあるんですけど、ラジオポトフかな。
みたいな番組があるんですけど、
その番組のゲストにお呼ばれして、
第1回のゲストとして大変光栄なことにお呼ばれしまして、
そこで自分の文振りの注目本っていうのをご紹介するっていう会をね、
作っていただけたので、
そこでちょっと文振りの話は楽しくチャチャしてきましたよと。
なんで、まあちょっと今回のこのプエテイクラジオでは
この程度にするけれども、
なんか予定だとこのプエテイクラジオと同じ月曜日、
まあもうちょっと遅かったとしても、
とりあえず文振りまでの間には公開されると思うから、
ちょっとそちらのポッドキャストもチラッと金曜付けていただいて、
注目していただいて聞いていただけるといいかなと思います。
こちらゲストが非常に豪華でして、
山本ポテトさんがホストでいて、
名前間違えちゃいけないから一応調べると、
墨本あさこさんですね。
評論とか批評系のライターさんをやられている
墨本あさこさんという方と、
あとは皆さんご存知の文猫沢メロン先生ですね。
なんかみんながその場にいた山本さんが
山本ポテトさんとか墨本さんも含めて
みんなメロン先生って呼んでいたから、
連れてメロン先生に僕の中でもなっているんだけど、
リアルで会った人で初めて先生をつける人だったなというふうに思う、
文猫沢メロンの小田さんといいますが、
とその3人ね、墨本さん、文猫沢さん、そしてなぜか柿内さんという、
この攻撃力というか、
なんでここにいるんだろうみたいな立場ではいましたけど、
ヤムチャぐらいのスタンスで、
ちょっとここの鳥のについて注目を。
人類では最強ってこと?
12:00
何をも、確かにね。
じゃああれか、
ボクシングチャンピオンの具志堅みたいなやつか。
まあいいや、そんな感じで、
めちゃくちゃ楽しかったんで、多分すごい面白いと思うので、
ぜひね。
今週はポエティブラジオ聞かなくていいんじゃない?
これ超聞く時間しかないみたいなのよりは、
文化系トークラジオライフを聞いてもらったほうが、
文不倫の人たちにとってはいい回になると思います。
というところで、文不倫についてはここまでです。
ぜひ聞いてくださいね。
ちょっとまた後で。
ということで、ボクは文不倫に行けないので、
今日は全然別の話をしようと思ってます。
はい。
ということで、
文不倫についてはここまでです。
ぜひ聞いてくださいね。
ちょっとまだ配信日とか、
そのタイミングがよくわかってないから、
あれですけど、今週中にはどっかで出るはずなので、
多分、
ライフとかで調べれば出てくるんじゃないかなと思いますので、
ぜひ聞いてくださいというところでございます。
はい。
今日お話しするのは、
映画ゆるキャンについてです。
なぜこのタイミングで?
でもね、これは結構ね、
みんなこのタイミングで見てるんじゃないかなと思うんですけど、
Amazonプライムビデオの見放題に入ってたんだよね。
ゆるキャンが。
で、ボクもそれで見ようと思ったというか、
映画館で見ようか悩んだんだけど、
うん、悩んだ。
航空切り当時もね、2時間あるって聞いて、
ゆるキャン2時間見れるかなみたいな。
なんかちょっと自信がなかったので、
一回その場で見送ってたんですけど、
ちょっとボクは見て、
日記をね、読んでる方だったら分かるかもしれないですけど、
ボク一人で見たんですよ。
大童さんってさっき、
ピンスさんの日記に出てきましたけど、
大童さんリスナーにとっておなじみの
ポップインアラジンでね、
寝室のスクリーンにこうさ、
小築の筋さんをお映しにしてさ、
でも結構いいヘッドフォン買ったから、
いいヘッドフォンを接続して、
もうこう、一人でね、
映画と映画館やって、
ゆるキャン見たわけですよ。
もう開始5分から、
ずっとオエツをあげて、
見てて、
映画館で見なくてよかったというか、
もうなんかね、マジでヤバかった。
ずっと、
ずっと何かが、
に震えてて。
なんかもう、
そこ何気ないワンカットって、
もう全部ダメぐらいに、
なぜかすごいハマってしまい、
これは語らずにおれんと思いつつ、
奥さんもまだ見てなかったから、
今これを撮る前に、
ポップインで見て、
ちょっとね、
やっぱり音響的な意味だと、
やっぱり少しもうちょっと何かこう、
あれしたかったなっていうところはあるけれども、
とりあえずこう見てね、
まあこう、
ああよかったなという気持ちと、
なんか思ったよりこう、
奥さんは泣いてねえなというか、
てか奥さんと一緒に見てると冷静に、
これ別にそんなに泣くような映画だったっけ、
みたいな気持ちになってきて、
もしかしたら映画館で見たら
もうちょっと冷静になれたんじゃないかというか、
15:00
一人であの映画と対峙したっていうことが
結構大事だったかもっていう気持ちも、
今ちょっとうすうすありつつ、
とはいえ僕としてはこれはちょっと、
語らずにおれんだろうというところで、
映画ゆるキャンについて、
今日は語っていこうかと思います。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
というところで、
まずどうしましょう、どうでした?
えっと、あなたがめっちゃ泣いたって聞いた時点で、
たぶん私はそんな泣かないなって思って。
まずそういうさ、情報を聞くとさ、
わかるわかる。
こいつこれで泣いたんだって思いながら見るじゃん。
そうだね。
その時点でちょっと気が散ってるじゃん。
そうなんだよね。
前情報入れないほうがよかったよね。
でも入れてても別に泣かなかったと思うけど。
泣くかどうかはどうでもいいんだよ。
大事に言うと、
そもそも作品を楽しむことにおいて、
泣くか泣かないかは、
ぶっちゃけどうだっていいところなんですよ。
泣ければいい絵がないわけではないし、
泣かないからといって、
そのほうが感受性が劣ってるとかさ、
作品が見れてないとか楽しめてないみたいなことではさ、
絶対ありえないわけじゃないですか。
絶対ありえないけど、
私は割とそようがないな。
そようがないというか、
参照校がピンポイントで欠落してるところ、
ない都合を押されてるっていう感じはあって。
そこ面白いと思う。
だから私のスペックを言うと、
首都圏で生まれ育っていて、
車のない生活でずっと生きていて、今も。
で、なんだろうな、
だから地方からの状況とか、
引っ越しも人生で2回だか3回しかしてなくて、
全部割と近場の引っ越しで。
で、別に、
高校時代にすごい仲いい友達がいたわけでもなく、
まあ、
うん。
なんだろうね。
なんか、
やっぱり、
ゆるキャン自体が山梨の女子高生、
もともとがね、
山梨の女子高生のグループが
キャンプにハマっていく話で、
別に、
アニメはさ、
女子高生の頃の話でさ、
それは別にもう、
自分とは関係ない。
ファンタジー的に楽しんでいて、
でもなんか今回大人、10年後じゃん。
だから、
なんだろう、その、
でも女子高生の10年後だから、
まだ社会人3年目っつって、
そうだね。
すっごいこう、
で、そこのさ、
18:00
ファンタジー的に楽しんでいて、
仕事の話を全然しないわけじゃないし、
仕事にめちゃめちゃ暴殺されて、
何か尊厳が損なわれているわけでもなく、
仕事はそこそこ頑張りたいけど、
仕事だけが、みたいなわけじゃなく、
でもまあその、
当然生活と仕事はリンクしていて、
仕事の話を全然しないわけじゃないし、
仕事にめちゃめちゃ暴殺されて、
でも生活と仕事はリンクしていくよね、
みたいなところの塩梅は、
すごいちゃんとしてたなって思う。
だからなんか、生活で、
こうちょっと、
ダメージを受けた時に仕事で発散するみたいなのも、
ありつつみたいなので、
なんかそこの塩梅はよかったんだけど、
でもいかんせん、
えなちゃん以外みんななんだろうな、
企画とか、
接客業とか、
先生とか、
だから割とクリエイティブというかさ、
自分の職種からかなり遠いんだよ。
で、えなちゃんだけトリマーでペットサロンの、
技術職っていう意味では、
私はえなちゃんにしか分からなくて、
で、もうえなちゃんの仕事に関しては特にフォーカスされないわけじゃん。
まあそうね。
基本的にりんちゃんの編集職しかほとんど出てこない。
そうそうそうそう。
いや、でもさ、一応、
えなちゃんが一番あるんだよ。
だからそこの、
技術職の、
そのドラマにならなさ、
それ面白い視点だね。
だけが私には、
分かるってなった。
私は多分本当に映画の中にあるものでしか、
ゆるキャンを楽しめなくて、
別にそれでも全然いいんだけど、
いいんだけど、
そういう意味であなたみたいに、
あなたはすごいドンピシャ。
まあそこはちょっと後で話すからね。
そうそう、だから後で話すと思うけど、
だから、そこの材料の、
そのね、
なんていうの?
偏り?
はいはいはい。
は、すごくあるな。
まあそうだよね、それは絶対そうだと思う。
思いました。
なるほど、でも今のその、
あれだね、後でもう一回話したいけど、
技術職の物語にならなさみたいな話は非常に、
面白そうな話で。
えっと、
まず僕が、個人的な僕の味覚の話を、
いやそう、そこから始まらないと。
する、
前に、
ゆるキャンの話は別にいいか?しなくて。
いいんちゃうんだね。
ゆるキャンはみんな調べてね。
てかまあ結構人気だしね。
まあその、だからまあキャンプが好きな女の子たちが、
まあさっきあなた女子高生って言ったけど、
これまあ後でまたちょっと、
もう立ち返りたいポイントなんですけど、
21:00
女子高生、なんかあれだね、
よくある女子高生物の中で、
女子高生がキャンプにハマっていくっていう原作があって、
映画版ではその子たちがみんな10年ぐらい、
時を経て、もう大人になっているよっていう、
ところから始まる物語なんですね、映画版は。
っていうのがまずこう、
一個こう、
まあこれがちょっと心配だったから、
そもそも見に行かなかったっていうのもあるんですけど、
まあちょっと一旦そこは置いといて、
僕は、
あのですね、
名古屋出身で、
古間社会バリバリだったわけですね。
でこれはちょっと今思ったあれなんだけど、
実家が割とこうなんだろうな、
あのマンションというかさ、
集合住宅的なところで、
で祖父母が二人とも、
祖父母の両家とも一軒家だったんだよ。
だからなんとなく素朴に子供心に、
大人になったら絶対に車は運転できるようになって、
で、
なんとなく大きくなったら、
家っていうのも自然と大きくなっていくものというか、
一軒になっていくもんだみたいな素朴なこうさ、
進歩主観が子供心にあったわけ。
で、子供の時の遊び方ってどういう遊び方かっていうと、
名古屋からだと、
車に乗って岐阜、長野、
山梨に、
あ、三重もそうだね、
辺りにレジャーに行くんですよ、週末には。
車に乗ってさ、
それこそなんか、
あの、
あれだよ、
団子坂のサービスエリアとかにさ、
ちょっと休憩しながらさ、
こう、そういう各所に行って、
そういう鉱山とかそういうところで、
一泊テントでキャンプとかはそこまでしてなかったけど、
まあそういうなんか山登ったりとかはさ、
結構してたわけです。
まあみたいな感じで、
山の山梨の風景も含めて、
めちゃくちゃそもそも親和性が高かったから、
アニメ版の、
テレビ版のゆるキャンの時点で、
すごいなんとなくそこに僕はノスタルジックな
気持ちを反映させてた部分がまずあると。
そこに来てたよ。
はい。
この10年後の映画ゆるキャンでは、
主人公の一人である島林がですね、
名古屋の出版社に勤めてるんですよ。
はい。
チャチホコ出版っていうね。
もうだからさ、市宮駅からさ、
桜通り線にこう乗ってってさ、
名古屋のさ、名駅近くの丸の内行って、
ビルに出て行ってさ、
新館チェックに行くの、
名駅前の準九道書店に行ってね、
そのままランチに出たりするわけですよ。
で、名駅前のさ、飲み屋街の風景とかさ、
とりあえず今も既に特勤特勤のね、
秘書だったかな、
謎の三角のダサいオブジェとかさ、
ハルケンのさ、
センスのないさ、
ビルとかさ、
あなたが嫌いなさ、
とかがさ、立ってたりとかさ、
あとツインのね、
JRのさ、駅ビルとかさ、
全部こう出てくるわけですよ。
で、どっちかが分かるわけ、名古屋が。
だからもうすごい、
だからそこで、
もうこれは俺の物語だってなっちゃう。
そうなるよね。
もうスタートの時点で、
最初のオープニングテーマが流れて、
最初、林が大人になって、
通勤してるところですでに、
24:00
これは俺の物語だってなっちゃうわけ。
で、そっから、
何が一番すごいかっていうと、
一番僕が思ったの、
一番林が、
もういいや、林ちゃんが、
新幹地駅順九道からさ、
出てった時にさ、
信号待ちというか、
信号渡るとかあんじゃん。
あそこでさ、信号の音がさ、
クッポー、クルッポーみたいな音が鳴るじゃん。
あれってさ、こっちで鳴ってる?そういえば。
鳴ってる。
鳴ってるか。
なんかあのね、音にね、
あれそういえばなんかこの音を、
最近意識して聞いてなかった。
あ、そっかそっか。
なんかね、すごいあそこで、
あのね、あの名駅前のあそこの順九道で、
確かに信号待ちするとき、
すごいぼーっとしてて、
あれ聞いてんなって思って。
で、多分これは東京でも鳴ってるんだとすると、
僕は外出ると基本的に、
東京うるさいから、
大体いつも音楽聞いて、
音をシャットアウトしてるから、
多分聞こえてないんだけど、
名古屋にいる頃はそんなのないから、
普通にぼーっと歩いてる子供の中で、
信号はなぜか、
聞いてるみたいなイメージが、
すごい染み付いてるから、
僕にとってあの音も名古屋の音だったんだけど、
みたいなところとか、
あと名古屋微妙にうるさいんだよ。
で結構その環境音がね、
映画として優れてて、
めっちゃこう街の音がすごいするんだけど、
山梨に着くと静かなんだよ。
でこの静かさの表現がすごくて、
ただ無音なんじゃなくて、
草を踏みしめる音とか、
なんかスズムシの鳴く音とか、
そういうのが逆に立ち上がってくる、
っていう形で、
名古屋と山梨の山の中っていうところの、
聞こえてくる音が全然違うみたいなところで、
で両方知ってるわけよ。
だから平日の小学校とか暮らしてる名古屋の音と、
レジャーで遊びに行った時の山梨の音が、
両方ともこう、
スコンと綺麗な対比であるっていう、
そこですごいだから、
僕としてはもう、
いろんな、
なんか原始があるわけよね。
あり得たかもしれない未来をそこに見るわけですよ。
なんか自分もこんなでけぇ車と転がして、
週末はそういう山の中に入っていくみたいな、
そういう大人になっていることもあり得たな、
みたいなところですごい遠い目になって、
みたいなところで、
そもそもそういう、
個人的に没入感のすごいさには、
そういう個人的な背景があるっていうのは、
もちろん大前提で、
ここはだからあなたとは、
多分、相反すると。
かつ僕の情緒が一番ダメなところで、
一番目になってしまった、
一番の原因はそこだとは思う。
が、実は多分、
僕が本当にグッと起きたポイントは、
そこではない気がしていて、
ちょっとこれ止まらなそうだから、
一旦どんどん喋るけど、
こっから先は、あなた入ってきてね、
入ってこれる余地がある話だと思う。
まず僕は、
割ともう皆さんご存じの通り、
基本的にあんまりお仕事好きじゃないというか、
なんか、
27:01
なるべく働かないで済ませたいな、
というようなタイプの人間なんですけど、
だからもう、
会社とか仕事はつらいものみたいなね、
気持ちが基本的にあるから、
大人になったら、
もうみんなつらいんだっていう気持ちがあるわけです。
だからもう、
10年後のゆるキャンですと言われた時点で、
もうなんか、
あの頃は楽しかったねって言って、
すごいこうくたびれたね、
日常にこうくたびれたみんなが、
キャンプの中に癒しを求めていくみたいな話になってたら、
もうつらすぎて途中で切るなって思ってたわけ。
だからもう、
結構最初のさ、りんちゃんがさ、
いや、だってそれが怖くて映画館に行かなかった。
それは怖くて映画館に行かなかった。
最初のさ、りんちゃんがさ、
仕事してるところとかで言うとさ、
朝早く誰よりも来てさ、
電気をつけるわけじゃん。
あそこでブーンって音がするじゃん。
蛍光灯をさ、つける。
あのブーンの音ですでに僕は心細くて泣いてるわけ。
うわ、もうなんかつらいってなって、
勝手につらさをね、思って。
その後で見てると、
そもそもなんか、
ここからネタバレ前から喋るから、
見る人はちょっと一旦これ止めて、
後でまた聞いてくれると楽しいかなって思うんですけど、
りんちゃんの企画書があるんだよ。
なんかおしゃれかわいいハッシュタグ。
名古屋スイーツみたいなさ、
明らかにりんちゃんそういう子じゃなかったじゃんというか、
めっちゃ無理してる感じの、
なんか倍ポイントとかを点数つけるような企画書を、
雑誌のタウン紙の企画書を作ってるわけ。
もうその時点で、
もうりんちゃんを騙しようよって、
今たぶんすごいつらいんだって、
こっちは勝手に思っちゃうわけじゃん。
ゆくゆくそうじゃないなって、
分かってくるんだけど、
その時点で僕そうなってるわけ。
だから、やっぱりダメだ。
名古屋はやっぱりクソだし、
仕事はやっぱりクソだみたいな気持ちになってるわけ。
で、なんか編集長もちょっと怖いしさ、
だからなんか癒やす的に、
企画をボツにしたりとかでさ、
もう全然ダメだって思って否定してるところに、
大垣がさ、
連絡をくれて、
今名古屋にいるんだけど、
つってさ、
ナナちゃんの前で実地撮りしてるところを
写真撮ってきてさ、
飲み屋に呼びつけられるわけじゃん。
で、そこで一緒にワイワイ飲んでてさ、
そこでさ、そもそも大垣がめっちゃ飲めになってるってこと自体も、
一緒にワイワイ飲めてなかったよ。
そう、大垣がめっちゃ飲んでるのも含めて
すごい分かるし、
それに対してりんちゃんがああいう
こいつ嫌ねんみたいになってるのも
すごい分かるじゃん。
箸を袋から出してないし。
でも、あのすごい大人のね、
ああ、こうなるよねみたいな
ところでもちょっとほっこりしながら、
まあね、
酔っ払った大垣によってさ、
メーターぶちーって10万ぐらいかけながらさ、
タクシーで山梨まで行くって。
あそこはすごい一番劇場版っぽい映画的な
ダイナミックな浮きがあるいいシーンだったなって思うんだけど、
そこでバーッと行くわけじゃん。
で、そこ静かに
山の中で
ここにキャンプ場建てたいみたいなところの廃墟の空きに行って、
そこでこりんちゃんが一人で散策するわけだよね。
そこ静かに大垣は勝手にベンチに寝ちゃってるから、
一人でこりんちゃんが歩いている。
もうそのさ、風景の寂しいこと、
30:00
寒そうなことみたいなところで、
だけど多分、
すごい今、りんちゃん嬉しいだろうなって思うわけ。
これもちょっと後で話すけど、
ちょっとこの映画に、
映画版のゆるキャンに関しては
大垣がやっぱり一番すごい、
大垣の映画じゃん、これはって思ってさ、
すごいだから、
ああ、こういう友達がいたら
マジでいいんよなっていう風に思ったというか、
高校生の時は普通にちょっと、
どちらかというと苦手なキャラクターだったけど、
大人になるとこう、
こっちの都合を考えずに振り回して、
めっちゃ無茶苦茶なことやってくるみたいなのって、
実はすごい嬉しいんだよなというか、
なんか寒さに震えながら、
缶コーヒーを一人で飲んでいる
りんちゃんの横側にさ、
きっと今すごい困ってるだろうけど、
その困ってることも
まんざらではないだろうなというか、
なんかこう、どっかに連れ出してくれるって
すごいよなみたいなところで、
もう今泣きそうだけど、
すごいこうなんかね、
もうその時点ですごいなんかもう、
大楽器ありがとうみたいな気持ちになってるわけだよ。
それでこうさ、
キャンプ場になるかもしれないその廃棄をね、
こうさ、
林のところをこう、
りんちゃんがかき分けていくわけだよ。
そこにね、松ぼっくりが落ちてるの。
で、ゆるキャンのアニメって松ぼっくりが喋るのね。
その、こんにちはとかね、
かんだかい声で喋って、
で、種火にされてね、燃やされるっていう、
あと小枝とかもみんな話しかけてくるの、
りんちゃんに。
そんなにあの、
それはその、りんちゃんがそういうファンタジーなわけじゃなくて、
普通にそのキャンプの楽しい、
楽しい雰囲気の合いの手としていくんだよ。
で、りんちゃんが松ぼっくりを拾うの。
で、手のひらの中で松ぼっくりが、
何も言わないんだよ。
もう僕そこでね、
もう辛さが極まっちゃって。
もうダメだって。
大人になるっていうのは本当に苦しいことしかない。
マジナリーフレンドがいなくなっちゃった。
苦しいことしかなくて、
もう何もそのこう、
あの風景の中に楽しいことを、
何もこう見出せなくなっちゃうんだって思って。
そこでもう僕は一人でずっと泣いてて。
やば。
もうダメだって。
めっちゃフラットに見てた?
めっちゃ泣いてて。
もうそこでもうこれはダメだって。
もうダメだって思って、
もうどうしようどうしようって思ってたら、
え?もうダメだって。
そんなの?
だからもう辛いんだって。
ダメだ。
今日は冷静に見れたと思ったんだけど、
ダメだって。
喋ってて。
いや、うーんと泣いてた。
なるほどね。
そっか、なんかめっちゃ普通に、
順当に働いてるなって思ってた。
そっか。
なんか、
いや、え?
どうなんだろう。
なんかりんちゃん自体が割と表情、
33:03
変わらないからさ、
そうだね。
まあ編集長はめっちゃ嫌な感じで出てくるけど、
なんか、
なんだろう、そのさ、
ちあき、
大垣さ、
うんうんうん。
なんか今あなたの話を聞いてるとさ、
あの、すごいミニオンズフィーバーの夫だなって思って。
あ、そうね。
でもその、なんかあの、
学生の頃やや元気すぎて、
ちょっとヘキヘキとしていた子が、
なんか、
歳を重ねて、
うん。
なんで自分に追い打ちをかけるようなことをしてるの?
こんにちはって言わないまま松ぼっくり見て。
いや、ちょっとだからこの映像をね、
流しておきながら思い出したところを喋っていこうと思ったんだけど、
うん。
あ、でもこの後の松ぼっくり喋らない後に、
あの、夜が明けるじゃん。
そうそうそう。
そこはすごいよね。
そうなんだ。
常に絵力がすごいよね。
いや、そうだから、今ね、そこの話をしようと思ってたんだよ。
その松ぼっくりを撮った後に、
もう一回こう丘の上に戻ってね、
その段々になってるんだよ、その廃墟というかが。
うん。
そこでこう、一番最上段に登っていって、
そこでこう富士山を見上げていると、
そこにこう日が昇ってくるっていう、
まあ言ってしまえばかなりベタなね、演出があるんだけど、
もうね、ここの話を先しようとして、
ちょっと累戦が切返したので、
一回ちょっとあなたに映しましたけど、
はい。
でもなんかここで、だから僕、
ここの時点で僕はもうこれは再生、やっぱり再生の物語だというか、
あー。
辛いことがあった、
辛いけど、なんかキャンプが楽しいみたいな、
再生の物語になってしまうんだって思って、
すごいこうね、
覚悟しちゃった。
覚悟しちゃったの、ここで。
このシーンまでで、もう僕はいろいろな覚悟が決まっちゃったの。
うん。
覚悟が決まっちゃって、もうダメかもしれない、やっぱりみたいな。
で、ま、りんちゃんもともと結構さ、
その表情がそんなに荒らめてたけど、
うん。荒らない。
から、多分本当にすごく破壊してると思うんだよ。
辛い。
勝手に読み取っちゃったんだよね。
そう、だからもうさ、すごいだから、
うん。
なんか終電までずっといるみたいな。
で、大晦日とかも普通に事務所にいるみたいな
うん。
仕事の仕方をしてて、
だけど先輩とか編集長の言動を見てると、
多分そこまで仕事抱えなくていいはずなんだよ。
うん。
その立場的に。
だから普通に自分の容量の悪さで終わんないから、
自分が長く働けばいいっていうスタイルの働き方をしてて、
うん。
だから会社自身が無茶を言って、
うんうん。
そのりんちゃんのことを追い詰めてるっていうよりは、
すごいあって。
はい。
だからすごいだから、それが心配で。
ああ、ちょっとこれ本当にやばいかもしれないっていうか、
だから僕、りんちゃんがバイクに乗るたびに
36:01
これ跳ねられて死ぬかもしれないみたいな思ってたわけよ。
まあこれはちょっとだけ、
最近ホラー映画ばっかり見てたせいで、
人の死、映画においては人が死ぬものみたいな気持ちがあるから、
ああ、これりんちゃん死ぬなってずっと思いながら見てたの。
うん。
絶対どっかでバイク事故にあって、
とんざする。
だからこの、あの、言ってしまえば大人になった
ノクルーというその野外でね、
キャンプをするサークルのメンバーが
みんなで廃墟になってしまっている
そのレクリエーション施設の跡地に
キャンプ場を建てようっていうのが
大枠の話なんだけど、
絶対そのキャンプ場の、
何のさ、
波乱もなく立ち上げることないじゃん。
絶対そこで何が波乱が起きるかって、
多分りんちゃんが死ぬと思ってたの。
バイク事故で死ぬ。
ひどいなあ。
だからりんちゃんがようやく私が
自分らしい企画とか出せるようになってて、
なんかやっぱりキャンプが好きだなとか
人で旅が好きだなってところで、
たまんしの企画としても
ちょっと当格を表してきて、
なんかちょっとやれるかもって思った時に、
その仕事の忙しさのピークと
こっちのそのキャンプ計画の、
キャンプ場計画のピークが重なった結果、
過労がたたって、
バイクのハンドルさばきを誤って
死んじゃうって思ってたの。
あのね、
ちょっとぶっちゃけ、
その泣くかどうかは
その感受性の証明じゃないって
話をしてたじゃん、さっき。
とはいえ、
なんか私はあまりにも
こう普通に見たなーって
思ってたんだけど、
逆にあなたがウケすぎだよ。
それはその名古屋とか
車とか以前に
辛い職場に関して
自分の経験を参照しすぎだと思う。
いや、そうなの。
社会というものに
参入していくと
その内面化する
しちゃうじゃない、あなたは。
そうそうそうそう。
でか別にその仕事だけじゃなくて
なんかタスク管理アプリ入れるとさ
奴隷になっちゃったりとかさ
その、順の
過剰適応のけが
あなたあるじゃない。
で、それを勝手に
りんちゃんもそうだと思ってる。
そう、思ってるところがある。
よね。
だから、
あなたがブレブレだから
一回同じくらい
見れてない気もする。
でもそれは別に
どういう見方をしても
受け止めてくれる映画だとは思うんですけど。
で、今まだ映画が始まって
20分ぐらいしか経ってないところだけど
そこまではずっとそういう気持ちだったわけですよ。
でね、その後に
なぜかナデシコがね
そのりんちゃんの一番初めにできた
お友達である
エナの方が先だよ。
エナは高校からの友達じゃないの。
中学からの友達じゃないの。
まあいいや、高校でできたナデシコ
がなぜか
後押しに来るんですよ。
キャンプ友達に
出てきて
実家にお呼ばれするみたいな
39:01
イベントがその後発生するんですね。
これ本当にたぶんあらすじ全部喋るんだけど
そこでね、みんなでカニを食べるの。
で、今ちょうどここの
今カニ食べてる。
このシーンさ、割と謎じゃん。
途中でさ、謎の効果音
ウルトラQみたいなさ
あの
特撮っぽい効果音のこと
カニの殻がどんどんボールに詰まれていくみたいなシーンがあったりさ
もうみんながそう
ふわふわふわーみたいな
そうまとうみたいな
そうまとうみたいにさ、カニを食べるシーン
あれだから非常に死の気配が濃厚じゃん。
あのシーン
このシーン
カニのシーンがたぶん僕一番泣いてた。
このカニのシーンで泣いてた一番の理由は
カニを食べたときに
りんちゃんがすごいおいしそうな顔をしたんだよ。
まあその前にそもそも
職場で会社でもらったお菓子に
ムフフってなってたりとか
りんちゃんだって感じはあるんだけど
ここでみんなでね
あの場は一人でご飯食べてるじゃない
みんなでおいしそうにご飯を食べれる子だって思って
ここで僕は冷静になった。
あ、ゆーキャンってそういうアニメじゃなかった。
ここで
あ、なんか優しいことしか起きない世界のアニメだった。
気づいて
みんながおいしそうに
カニを食べてるよかったって思って
ここでまたこう
すごい
辛いことがない世界のアニメなんだって
辛いことのない世界を作ってくれてるんだって思って
ここでこの
みんなでね
シャボン玉みたいなさ
キラキラ効果のもとさ
みんなでカニを食べてるシーン
で、もう
やばいわけ。で、僕もこの時でさ
精神の防御力ゼロに近いからさ
なぜしこがさ、なんかドン臭くさ
カニの甲羅がさ
上手く抜けなくてさ、指を痛めるっていうシーンが
2回くらい出てくるじゃん。
あんなに食べることが好きなのに
カニ食べれなかったらどうしようって思って
すごい不安が高まってるわけ。だけど
ちゃんとなぜしこもおいしそうにカニ食べれてたから
そこでよかった。
ホラー能力
ホラーを見る能力
ホラーを見る感性が
敏感すぎるね、今あなた
よかった
ホラーにおいては基本的に楽しみにしてることとか
なんかその
夢を持ったこととか
全部絶対に失敗することだり
台無しになったり
復習しか成功しないね
今僕の中ではそれなわけですよ
世界観が
だから世の中っていうのはすごい辛いところっていう
映画の中であれそれはそうっていう気持ちでいるから
もうカニ一つとってもね
絶対モサイザしかうまくいかないんだって思ってさ
辛かったんだけど
ご飯ちゃんと食べれててよかったなって思って
泣いてるわけ
もうダメじゃん
それでもうすごいさ、泣き晴らしてさ
でもよかった、これは優しい世界なんだって
やっと自分に納得できたタイミングで
もう一人の犬子っていう
同級生がまたこうさ
登場するわけで
このね、一人一人が登場していくのもよかったね
またそこでもだからもうさ
もう僕としてはさ
箸が転げても泣いちゃう状態になってるからさ
新しいまたなんか懐かしい顔が出てきたところでさ
懐かしいって変わってないって
42:01
他の子結構髪型と変わってるんだけど
あんまりまた元から大人っぽい子だったからね
っていうので
あんまり変わってない
って
なって
そこでもだから僕も
犬子は多分
高校の時とかは結構すごい苦労したと思うし
大学行ってるか分かんないけど
まだ行ってるのは教育免許とか
大学に行ってる時とかも結構色々と
なんか苦労したと思うけど
だんだん大人になって
ビジュアルとその年齢とかね
ちょうどよくこう
年相になってきたから
今多分すごいこう
生きやすくなってきてるといいな
みたいな気持ちになって
なんかもう
なんかもう何だろうね
ずっとその調子なわけですよ
僕が見てる間に
なんかねマジでヤバかったの
限界オタクのやつだな
だから本当にね
普段僕が稼働しないタイプの
なんかその二次創作の方がすごい
動いてるね
その1シーンにそんなにツイートする
みたいなやつでしょ
みたいなので
すごいだからもう
ダメでさ
その後みんなで作戦会議して
じゃあみんなで作っていこう
みたいになったところで
ようやくこの話がそういう話だ
ってことが僕に分かるわけ
そうかそうか今回はキャンプ場から
作るんだみんなで
ここからはちょっとだから
情緒が安心して見れるかな
みたいなことを思いながら
こう見ていくと
これが冒頭30分の出来事ですよ
でもここでね
リンちゃんにリーダーに任命したり
とかっていうところで
やっぱりここでまた大垣
なんで大垣だけ僕
大垣って呼ぶんだろうね
リンちゃんが大垣って呼ぶからね
大垣がさ本当にいてよかったなって思って
やっぱりだから大人になってくると
やっぱり元気が一番じゃん
やっぱり有り余ってる元気があるやつ
あとこれ後でもう1回話すけど
大垣めちゃくちゃ仕事できるやつじゃん
地方自治体において
あんだけ自分の企画を通して
外部企業も含めて
情報連携して
地域の人たちとの目回しと関係性まで
きちんと作っていって
ちゃんとこういろんなこう
うよ曲折がありながらも
きちんと調整をしていくっていう
ゴリゴリの
出来事
出来事なんていうので
すっげえできる子だっていうのも
すごく僕はやっぱりなんか
よかったなって思うポイントなんですけど
全職イベントのやつ
そうそうそう
それも効いてるよね
そういう細かいところでの
全部うまくいきすぎだろうとか
結局だから僕が思ってたような
お仕事の辛さは
相がかれないという意味で
ファンタジーなんだけど
割とちゃんとそのファンタジーに
最低限の説得力を持たせるための
目回しっていうのを結構してて
それがすごい良かったところだな
っていうのを思っているんですけど
45:00
ここも不穏だった
ギルキャンってもともと
ラインみたいなメッセージが
流れているところに
風景が重なるみたいな演出があるけど
りんちゃんバイクに乗っている間に
メッセージ流れるじゃん
これ演出だから
りんちゃんこのタイミングで
メッセージ見てないんだよもちろん
運転気をつけてって気持ちに
僕はなってるから
あれ本当に事故にあったらどうしよう
っていうのが今のシーンは
すごい不穏に思ってたんですけど
この辺で懐かしいイベントが
会えたりとか
この辺はだんだん楽しくなってきた
りんちゃんにいい感じだねって
友達に言ってもらったりとか
編集部も意外とみんな協力的で
りんちゃんに企画を任せてくれたり
みたいなところで
大泉も出来損ないみたいな
アフロなんじゃない?
いいやつだったりっていうところが出てきて
この辺から僕はだんだん
楽しく見れるって思っていたわけですよ
ちょっとここからまた
聞くのはネタバレになってくると思うから
ちょっと本当にまた
一個要注意ね
ここから先はあんまり聞かないで見た方が
また楽しいと思う
だけどここで色々
だんだん楽しくなってきたなって思って
良かったって
確かにここからは
キャンプはしてないけどゆるキャンだというか
なんだろう
だなって思ってて
ちゃんと仕事の段取りをするんだよ
この辺は普通に
テントどうやって組み立てるかとか
火をどうやって起こすかみたいなところの
みんなの試行錯誤が楽しかったじゃない
テレビシリーズって
あれを確かに映画でもう一度やるのって
意味わかんないというか
みんなもうキャンプのベテランなわけじゃん
どうやって手探りでどうやったらうまくいくんだろう
やるのかなって思ってたら
そもそもみんなで手探りで
キャンプ場って一からすぐにどうすればいいんだろう
っていうところで企画をまず考えて
コンセプトをみんなで考えて
どのキャンプ場にしようっていうところから
草刈りとかね
キャンプ場の人たちに
どういう人たちにどういうふうに声かけてみたいな
マジの普通の仕事の段取りの話をするわけ
でもこの仕事の段取りの話って
実はそのままキャンプの
ピックをどう打つかとかさ
どういうふうに
テントを組み立てればいいかとかさ
そういう話と同じなんだよね
言ってしまえば
キャンプ飯の作り方と一緒なんだよ
やることは
だからすごいなるほどねって
ここでキャンプのひとつの面白さである
DIYみたいな
自分たちだけではなくて
いろんな人を巻き込んである
仕事っていうところに
キャンプセッションを持ち込んでいくっていう
作り方をするんだと思って
ここら辺で僕は一回冷静になって
めっちゃよくできたテーマ設定やなって思ったわけですよ
草刈りの仕方とかも
地元の人に教えてもらうまで
うまく刈れないとかさ
いろいろあるんだけど
それも覚えていくわけで
これもだからできなかったことが
できるようになるとか
自分一人ではキャンプなんかできないと思ってたのが
思ってたよりも
ちゃんとしたものが
48:01
緩くてもいい
予算もないし人もいないけど
工夫次第で
こんだけ楽しくできるっていう
ゆるキャンのテレビシリーズにあった話を
大人のサイズでやると
本来は別にキャンプだけで大人のサイズでも
できるんだけど
キャンプの初心者じゃない子たちが
それをやるとなると
みんなにそのキャンプ場
みんなのために作るっていうところで
新しいことを覚えていって
いや非常にすごいだから
この設定は
改めて上手いなというか
みんなでやる楽しさみたいなのが
詰まっている
いいシナリオだなみたいなことを
思って
感心してたんですよ
このキャンプ場作りが始まってからっていうのは
僕は結構
今言ったような
いつもの僕の
メタ的に見てさ
普通に楽しいなみたいな
見方をしてたんですけど
また僕の情緒を破壊する
出来事が
起こってしまうんですよ
何かというと
これ本当にここから重大なネタバレですよ
キャンプ場を作りながら
みんなで取材とかしたりして
いろいろやってるんですよ
それで年が明けて
またみんなでキャンプの作業をするときに
謎の音がしてくるわけ
あれは一体何だってすると
えなちゃんが飼っている
ちくわっていう
ちっこい犬がいるんですけど
あの子が駆け寄ってくるんだよ
僕はえなちゃんがトリマーになってるじゃん
犬のさ
トリマーになって
トリマーの中で
ずっと結構
いい感じの大人として
技術職で
あんまり仕事にスポットライトが当たらない
ってあなたはさっき言ってたけど
十分当たってたと思って
最初にトリマーになったっていうのが出た瞬間に
僕はそこも一回泣いてるんだけど
えなちゃんはちくわのことを忘れてないんだって思った
でもこれは結構根拠があるやつで
テレビシリーズの時点で
いつかちくわは私たちより先に死んじゃうけど
って話をしてるじゃん
あれ結構びっくりする
ほんわかゆるふわ日常系ものの中に
わりとちゃんとはっきりと
老いやしっていうものを入れてくる
そういう意味で言うと
ゆるキャンの映画になる前から
初めから人は老いるし死ぬんだみたいなことを
一番背負わされていたのはちくわなんだよ
犬の
犬だけど
すべてのことに終わりがあるみたいなところも含めて
精神物っていうのは精神はどこかで終わるとか
そういう
いつかは全部終わるし
楽しい時間っていうのは終わるし
キャンプも終わるし
どっかのタイミングで独りぼっちになっていくっていう
わりとそういう切なさ
寂しさに関しては
51:00
テレビシリーズがずっとあるものなんだけど
それが一番
象徴してたのが
ちくわっていう存在だったんだけど
10年経ってもちくわは生きてたんだよ
生きてたこと自体が
まず良かったって思うんだけど
走る姿がね
浮いてるんだよちゃんと
これはマジでアニメーションってすげーって思ったんだけど
ちくわがね足取りがね
おじいちゃんなの明らかに
駆け寄ってちょっとふーって休んだりとかね
僕はちくわが出てくるたびに
ここから先泣くことになるわけ
ちくわの匂わせすごかった
よっちよっちと歩いてるたびに
ボーダーの涙なわけ
冬の寒い時期に
ちくわが初めて
今で生きてることになる
完成するのが夏ぐらいだっていうわけですよ
だから要するにまたさ
もうすでに10年経ってるんだよちくわにとっては
ちくわにとっても10年もすでに経ってるのに
さらに1年ぐらいはさ
いないと
えなちゃんはねこの新しいキャンプ場に
ドックランを作ろうとしてるんですよ
ちくわがね
ドックランに
ちゃんと駆け回る姿
えなちゃんが見れるのかっていうのでさ
いきなりそのタイムリミットが
ちょっと
リアルになるわけよ
ちくわが弱っちゃったから結局
見せたかったなみたいなエンドはあり得る
りんちゃんがバイクで死なないことは
だんだん確信できたけど
その代わりに
ちくわが死んで
ドックランで遊ぶ他の犬たちを見ながら
寂しげに微笑むえなちゃんは
あり得るって思って
それはあり得るって思って
そこで
キャンプ
ってなるわけで
もう1個犬
犬の子の
学校が年度で
平行になっちゃうみたいな話は
すでにここまで出てきてるから
何か終わりっていうテーマ自体は
すでにそこで我々に示唆されてるわけ
犬の子の学校は終わるということは分かってる
りんちゃんの命もしかしたら
バイク事故で終わるかもしれないと
僕は思ってた
一番はちくわで
そこに明確に
ちくわはマジであり得る
どうしたらいいんだろう
みたいなところで
ずっと切ないわけですよ
いろいろあってね
もちろん人肌あるんだよ
人肌あったときの切ないパターン
みたいなところは
正直ここら辺は
僕は冷静というか
物語としてここで
人肌あってどうにかなって終わるんだな
みたいに思ってたんだけど
あとね特にね
みんな手に職持ってるんだよ
キャンプ場作るのはいいんだけど
作り終わった後
誰がそこを運営回すんだって
大垣さん
大垣そこだって無理だし
誰かが仕事辞めるとかも無理だし
どうするのって思ってたわけ
ここで考えられるパターンは2つ
犬の子が
次の学校の行き先が見つからなくて
職にあぶれちゃって
54:00
仕事先がなくなっちゃうから
キャンプ場の運営として広がれる
っていうパターンが1つ
犬の子が
仕事がなくなった心的ショックで
仕事ができなくなっちゃって
他のつらい犬の元にも無理になっちゃって
だから昇進も兼ねて
そこのキャンプ場の管理人として
作っていくタイプ
この2つしかありえないと思ってたわけ
あとはなでしこのアウトドア製品の
場所と業務提携して
そこの社員さんとかが
一緒に回していく
みたいな感じかな
このぐらいしか思いついてなかったわけ
どうしたってこれうまくいかないじゃん
って思ってたから
1回キャンプ場計画が
飛んだするかもってなった時に
上手いなって思ったの
これ飛んだしちゃえば
かなわなかったけど楽しかったね
って夢で終わるから
ちょっと切ないビターな大人っぽい映画として
ここで終わるのは確かにあり
って思ってたの正直
だからちょっと計画が飛んだし
よかったって思ってたの
見方がさ
すごい現実主義感でさ
ブレブレなんだよ
でもよかったって思ってたんだけど
その中のシーンでね
川沿いをえなちゃんがちくわと歩く
このシーンはね
っていうシーンがあるんだよ
ちょっと悪意的だよね
このちくわのトボトボとした歩きですよ
追い打ちをかけるに
隣の若いのがトボトボ歩いてるんだよ
それに対してえなちゃんが
ゆっくりでいいよみたいなことを言いながらさ
変わらぬ日の
頭っこしてどこで
ここでもう絶対死ぬじゃんってなるじゃん
ここで
ポンポンってして
えなちゃんもずっと
テレビシリーズの時からずっと
ちくわに対してはなんか
結構過保護だし
すごい死の匂いが濃厚なんだけど
なんだけど
でもさえなちゃん横浜なわけじゃん普段
だからわざわざさ
追い打ちくわとの残りの時間のためにさ
ほぼ毎週実家に帰ってるわけじゃん
とかっていうことを考えてるとさ
思う
あれだよ
ダバダバよ
ダバダバだから
ちくわのことしか考えてないから
この後のしばらくさ
この後かな
みんながまた前を向いたりとかさ
りんちゃんとなぜしこが山に登って
温泉に入るみたいなシーンでさ
に関してはちくわのことしか考えてないから
1回目ちょっとあんまり
ここ結構いいシーンだったよ
大事なシーンだったよ
覚えてなかったんだけど
ちょっとわかりがんがえてて
どうしようって思っててね
まあそう