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2024-07-29 31:52

第二百十三回 黙って寝ろ!

引越し疲れでしょぼついていた前回までから一転、たっぷりの睡眠により躁状態の早口まくしたて。30分一本勝負。

サマリー

柿内さんと奥さんは最近仲が悪くなりつつありますが、睡眠不足からくるブススパイラルを避けるために一緒に楽しい時間を過ごすことが大切だと気づきます。彼らはお喋りを通じてイメージを高め合い、楽しく暮らしていますが、お喋りができなくなるとヤバさを感じます。喋りは過酷でありますが、ラップや漫才も喋り芸であり、リズムに乗せて言葉を発し、その場を掌握することで競技性を持っています。試合のデータを用いたマーケティング戦略、怪談の喋りについての考察、エッセイのカテコ文化に関する話、そしてすれ違う人々のそれぞれの大切なものに関わる舞台の嬉しさや、表現の独自性を感じるプロレスのライフパフォーマンスについて語られています。

仲の悪化とブススパイラル
はい、こんにちは、ポイエティークRADIOです。お相手は、私柿内正午と奥さんです。どうぞよろしくお願いします。
ということで、家を出る時間と洗濯物を取り込む時間といろいろありますので、今30分タイマーを付けましたので、
今日の録音は30分一本勝負で、3カウントで撮られたら、そのままそこで終わりますけれども、
一応30分経ったらもうタイムアウトで、そこで日分けということでやっていければと思いますが、
あのね、この僕のね、小姉からも分かる通り、僕ね、元気になってきたよ。
今朝元気になっただけだけどね。
はい、今朝が元気になりましたね。
今朝っていうか。
昼ですね。あのね、今日これ、えーと、だからなんでこんなにバタバタしてるかっていうと、
そもそも昼から出かける用事があるのは、ともかくとして、僕はね、今日家に帰ってこれないんですよ。
日曜日に撮ってるんですけどね、28日かな。
今日は僕朝までね、赤坂TBSラジオまででね、文化系トークラジオライフという番組に参加させてもらうことになりまして、
なので朝までちゃんと喋ってくるという用事があって、
でもね、このプリテックラジオを毎週聴いてくださっている全国の150人くらいの皆様。
ちょっともおるけど、150人くらいの皆様。
実際にたぶん聴いているのはその中で、そのBOTとかそういうのを覗いていくとたぶん15人くらいだと思うんですけど、
その方々はね、きっとね、なんかこいつ最近冴えねぇなみたいな感じで思うんですよ。
思うんですけど。
それにね、結構家も引っ越してさ、いろいろタスクも終わんないわけ。
終わんない理由として、腰押せって検討しなきゃいけないんだけど、
家でも仕事してるし、日々労働の合間に生活をエンハンスさせていくみたいな余裕が全然なくて、
で、ないなーっていう気持ちだけがあって。
普通にやってれば普通にこれまでやれてたことをやってるだけなんだけど、
それにさらにやるべきことが増えた結果、やるべきことをやれてないみたいな気持ちでどんどん追い詰められていって、
しょぼしょぼしているんではないかって仮説を立ててたの、僕は。
なんだけど今日ね、朝までラジオに出るからっていうので、昼まで寝たのよ。
だから11時間くらい寝たの。
結果、元気。
つまりね、そもそも引っ越してからいろいろゴミ出しもあるし、出勤も遠くなるしっていうのもあって、
朝方にんびりになろうと思ってさ、とはいえ夜更かしはしちゃうんだけど、
でも結構頑張って朝起きてたじゃん。
もともと理想としている時間に届かないんだけど、とはいえ朝っていう時間に起きれてるわけじゃん。
これまで全然朝っていう時間に起きれてなかったところから頑張ってきたわけ。
調子いいじゃんと思ってたの。
調子悪いわそりゃ。だって寝る時間足りてないんだもんっていう。
今冷静に計算したけど、9時間だね。
寝たの?
寝たの。
あ、そっか、昨日2時くらいまで起きてたの。
寝れなくて。
でも9時間寝ればいいってことじゃん。
っていうので、やっぱり僕は寝ないとダメなんだなって思って。
今睡眠が止めていることによって。
寝ないとダメだし、寝ない間寝れてないことに気づいてないから、
なんかしょんぼりしてる、なんかうつうつとしてる、もうダメかもしれない。
僕って一生面白くないのかもしれない。
この世界面白がれることってもうないのかもしれないって思ってたの。
寝ればいいんだ。
マジで鳴るよね。
マジで鳴ってた。
この3週間くらいずっと鳴ってたんだけど。
そんなに長いか。
鳴ってたよ。
引っ越しの前の週くらいからずっとそうだから。
まあね。
まあだから引っ越し前はね、引っ越し前だからっていうので、
お互いどこいどこで気にならなかったんだけどね。
だんだんあなたが性格が勝手に落ちてきたじゃん。
一昨日くらいに、一昨日くらいにもうあなたを見て、
こいつつまんねえって思ってた。
面白くなって。
そうって思って、あなたにマッサージしてくれるって言うからさ、
してもらったりしてもさ、
上手くお互いフィードバックができなかったりさ、
なんか全然違うみたいになって、
険悪なムードになったりもするわけじゃん。
だけど多分そういうときは寝るしかないってことに気づいた。
これね、もう人生120度目くらいの気づきなんだけど。
そうだね。
もう諦めて寝るしかないんだよ、上手くいかないときは。
全てを売っちゃって。
っていうことに気づいて、これに気づけただけでも、
今回文化系トークラジオライフに出演できて、
めっちゃ嬉しいなっていうか、
めっちゃ感謝すって気持ちになってるんだけど、
結果として朝までラジオだから、
今日寝れないんだよね。
だから朝になったら、この感謝の気持ちは。
恨みに変わる。
恨みに変わっているかもしれない。
でも恨みに変わったところでね、
今日楽しくおしゃべりができれば、
それはそれで楽しかったなってなるんでしょうけどね。
というところで、
とにかく一時的に睡眠をちゃんと取れたことによって、
ここまでウキウキした気持ちになれるっていうことにね、
今僕は嬉しさでいっぱい。
もうね、すごい喋るインプ。
なんかね、この3週間我々には会話がなかった。
そう。
もうね、喋ってない。全然。
嘘だから。
昨日さ、寝れなくてさ、
寝れなくても喋ってないっていう話をしてたら、
あなたが私に向かってさ、
最近のあなたは声が小さくて滑舌が悪いって言ってきた。
言った。
それはさ、お互い新しい環境になるのに疲弊してるのもあるし、
あなたが思わないから喋りたいこともないし、
私は今DDTに急激にハマってるからあなたにも見てほしいのに、
そんな感じだから全然見てくれないし、
私の喋りたいことのスタートラインに立ってくれないっていうのでさ、
だって喋りたくないんだから喋るわけねえじゃんみたいな感じでさ、
いじけてさ、
それからなぜか滑舌の練習をし始めてさ、
し始めたね。
ウイロウイリとか。
アメンバーカイナアイウエオって言ってたね。
そう、って言って遊んでた。
1番で寝れなかったね。
バカなんじゃないか。
でもさ、あなたの声が小さくて滑舌が悪いから喋れないとかさ、
あなたが揉んでくれるって言ったのにマッサージちゃんとしてくれないから全然ダメみたいなことをさ、
最近言ってるじゃん。
寝不足だとどんどん多席志向になっていくんだなって思って。
めっちゃブスだよ。
今ね、僕はね、これだけ寝たからすべてわかる。
なんかお願いする立場なんだから、
もっとちゃんと感謝の気持ちやこうしてほしいっていうのを伝えるべきだし、
まず滑舌がどうのっていう前にちゃんとそれを聞けない、
よく聞こえなかったんだったらちょっと聞こえないよとかっていうのをちゃんとその場で指摘するみたいなことをちゃんとしながら、
きちんとコミュニケーションを諦めずにとるべきだなって、
今この9時間睡眠したすっきりした頭だったら言える。
でも、なんかそうじゃなかった時期は、
すごいなんかなんで、なんでそんな風にするの?なんでそんなゴニョゴニョ喋ってるの?
ゴニョゴニョ喋ってるのになんでそんな話聞いてくれないみたいな言い方するの?
意味わかんないみたいなことを思ったから、
マジでなんか睡眠って怖って思いました。
あなたの睡眠不足から来るブースによって、私も結構最近ブースだったしね。
言われる前にやってほしい。
とか言ってた。
悪魔の証明カードを切ったりしてた。
そう、してた。
なんか私すごい良くないなって思いながら、特に謝れなかった。
そう、あなたはすごい良くなかった。
でも僕もすごい良くなかったから謝れっていうのも違うなって思ってた。
っていうぐらい、ほら何この理智的な。
久しぶり。
久しぶり。仲良しに戻れそう。
仲悪くなる体力すらないみたいな。
でもさ、仲悪くなる体力すらないけどさ、
仲を修復するというかさ、
メンテする体力もないわけじゃん。
だからどっちかがちょっとブスなことを言った時にさ、
相手がさらにそれにさ、ブスで返していってさ、
ブスが深まっていく時、
お互いなんか今、悪い循環に入ってるなっていうのはさ、
気づいた上でさ、
それを俺が修復するギリネーシュって思い始めるわけじゃん。
で、そこでさ、ブススパイラルがさ、
どんどんさ、どんどんあったところで、
こうさ、もうさ、どうにもならなくなっていくわけじゃん。
だから今我々はさ、ちゃんとさ、こうさ、
こう、ブススパイラルのさ、
単純に立ったところぐらいで、
なんとなく引き返すってことはできてるけどさ、
寝れなくなったらやばいよね。
私はそのカード切れないじゃん、あんまり。
寝不足とカード切れによる言葉の遣い方
あなたはとりあえず今のところ僕由来でブスになる。
別にさ、それ以外の時は別にそんなにさ、引きずらないじゃん。
なんか、2週間ぐらいうじゅうじして、
そうするとなんかかもされて、
ゲンゴがしてポロって出てくるから、
それをじゃあなんとかしようってなるけど、
そうで、このスパイラルの止め方がいつも一緒で、
ブスの途中はね、なんかちょっとしゃべったら、
あなたがいつものリチを取り戻して、
楽しいかもしれないから、
私は寝ないでほしいね。
かまってほしいね。
そうだよね。夜通し語り明かしたほうがいいね。
そう、なんか今は、
毎日ライフで。
えいやーってしなきゃいけないから、
一緒に見たいもの見てくれないかもしれないけど、
見せたらなんか楽しくなって、
一緒に見てくれるかもしれないと思って、
一生懸命見せようとするわけ。
お喋りの重要性
でもあなたはもうボロボロだから、
全然インプットできなくて、
みたいな感じで、
で、それに飽きてくるわけ。
こいつに何見せても、
なんか面白いフィードバック返ってこないな。
寝てろよって思って、
寝てると元気になるから、
もっと早い段階であなたを見限らないといけない。
そう、だからね、ちょっとね、
だからね、こうね、
いれずみとか掘るべき。
早く寝ろって。
たくさん寝ろって。
1日8時間睡眠。
そう、あのメメント森的な感じでさ、
眠りを忘れるなってどっかにちゃんと書いとくべきだと思う。
そうだと思いますよ。
なんか黙って寝ろって。
書いとくべき。
そういう芝居をしたこともありましたからね。
そうだね。
っていうことだと思うんですよね。
やっぱり寝た方がいいと思う。
なんか兵庫、
友田敦さんがなんかエッセイでさ、
兵庫が好きだからいろんなところに兵庫を張るみたいな話を
どっかに書いてたはずなんだけど、
やっぱりね、もうね、寝ろって。
いろんなところに用紙用紙に貼っとくべきかもしれない。
確かに。
お札。
お札みたいな感じで。
寝ろって書いた方がいい。
飯食ったか。
そうそう。
歯磨いたか。
寝ろ。
普段だったら飯も食わなくて、歯も磨かなくてもいいから寝ろくらいの感じだよね。
そうだね。
そう。っていう感じでね。
やっぱり寝た方がいいっすわ。
あとしかもそれはなんか、
限界まで来て限界まで寝るんだとダメ。
もうちょっと余裕を持って寝ないとダメ。
だから今日もだって、
一回そのちゃんとさ、
8時9時に目が覚めてるんだよ。
だけど、
今日は無理やりさらにそっから寝るってことをしたことによって
こんだけシャッキリしてるわけや。
うん。
だからね、
余計な生き抜き、
余計なもう一つがね、
それどれだけ大事かっていう話ですよね。
どうしたら早く寝れるの?
僕は寝るってなれば寝れる。
黙れば寝れる。
で、喋ってたらずっと喋っちゃうから、
黙れば寝れる。
本当に黙れば寝れる。
でも実はあなたもそうなんだよ。
あなたさ、
寝れない寝れないってさ、
寝れない寝れないってさ、
一緒にさ、
昨日も滑舌練習しながら喋ってたじゃん。
喋ってさ、
もうそろそろ寝ないとダメだって言ってさ、
黙ってさ、
なんか8秒ぐらいしたらグーって言ってたよ。
いや、遊んだからね。
遊んだからね。
そうっていう。
機嫌がなおって。
だからもう今僕はすごいそう状態。
危ない。
でもさ、なんかさ、
そうだ、結構さ、
ライフルの、
もうライフルの頃にはもうダウナー。
遊び疲れちゃって。
ダウナーかもしれない。
でもなんかやっぱりあれだよね。
そのさ、こうさ、
そういうさ、
そう打つのさ、
塩梅ってさ、
別にそのさ、
普通にあるもんだよね。
まあバイオリズムって言われたりするものね。
そうそうそう。
波打つのあるよね。
波打つのあるよね。
そうとか打つとか極端な。
そうそうそう。
あの、生活密集が出る。
でもなんか要するにそれが極端になってしまって、
生活密集が出てくると、
病例として、
病例として救われるっていう話なわけじゃない。
うーん、てか治療対象になる。
そうそうそうそう。
要するにそれとバイオリズムの波の幅をさ、
納めていくっていう話なわけじゃない。
でもなんか、
でもさ、僕さ、
本作ったりさ、
何かするときって
大体基本的にそう状態、
層的な状態になってさ、
作るわけ。
てか、
じゃないですか。
そもそもの、
基本、
あの、
主に季節に由来する
打つ状態を予期して、
それとぶつけるために本を作っている。
だから自動的にバイオリズムを引っ張るために
ものを作ることで。
で、だから文振りの
5月、11月っていうのは
めちゃめちゃありがたいタイミングで。
でも今回文振り11月も申し込んでないからさ。
あー、そっか。
どうしようかなって。
福岡はじくからね。
10月に向けて作るんだけど。
本当はスピードスターブックフェスに向けて作りたかったんだけど、
あと1週間しかないけど、
スピードスターだから作れるかな。
まぁ、
あの、ペラー。
そう、ペラーだけ。
今ね、それこそね、
そのね、
このね、
あの、
ノイズノイズノイズにもインタビューが載っていたね、
川上幸之介さんの
パンクの経負学っていう本をね、
読んでるんだけど。
そのパンクっていうものを
思想面で語る。
だからその音楽的に語るんじゃないんだよね。
そうじゃなくて、
その、
そもそもパンクが生まれてきた理由って何なの?
みたいなところが、
そもそもイギリスにおいてのアートスクールって
どういう制度だったの?
みたいな話から始まって、
で、
共産主義、
アナキズムみたいな、
思想的な背景から始まって、
そっからパンクに至るまで、
そもそも最初に
アフリカ系アメリカ人による
フォークだったり、
スキフルだったりっていう、
音楽のジャンルがあって、
そっからパンクっていうのが生まれてきて、
そのパンクと合流していく、
同時代の
思想だったり、
芸術運動と知った
ダイズムとかがあったよね、
みたいな感じの
作りになっているわけ。
だからそのパンクスの
アティチュードというかね、
心の持ちよっていうものを
あれこれ考えていくみたいな感じの
本になっていて、
最後面白いんですけど、
基本的にパンクスはDIYだからさ、
自分で本作るんだよね。
陣をめっちゃ作るわけ。
で、関連する映画とかもいろいろ見たんだけどさ、
みんなマジでそういう
ガリ版みたいな
やつで作っていくわけよ。
やっぱりそういう
早いやつ、
作るべきだなっていう
気持ちになっているから、
マジでね、
スピードスターかもしれん。
スピードスターで作るかもしれん。
っていう気持ちになっています。
っていう感じだね。
でね、
もう今日はあと15分しかないんだけど、
15分経過。
50ミニーツパーソナルなんだけどさ、
なんか我々だからね。
このプレイテックラジオもさ、
自分で聞き返すと
めちゃくちゃ面白いんだけどさ、
波がすごいわけやん。
ダメな時のダメ振りとさ、
元気な時のさ、
大丈夫か?こういう。
ちょっと2回聞き返す気にならないもん。
もう家引っ越したら話聞いたわって。
2回同じ話してんじゃねえかって感じなんだけど。
なんだけど、
なんだけどね、
でもさ、
今さ、
機嫌に喋れてるわけじゃない。
僕らはさ、
お喋りというものをさ、
することでさ、
なんかこうさ、
お互いのさ、
イメージをさ、
高めあってさ、
こう楽しく暮らしてるわけじゃない。
でもさ、
お喋りってさ、
だからお喋りができなくなった時のさ、
ヤバさはすごいわけですよ。
だからまあその、
強制的にこのね、
ポッドキャストで、
まあその1週間に1回さ、
休まずにやってる。
まあ引っ越して直後休んだ方が良かったのかもしれない。
休んで寝た方が良かったのかもしれないけど、
やってたのは、
なんかそこで辛うじて、
なんか喋るってことをしてたわけだけどさ、
でもそこでうまく喋れないとよりさ、
あ、もうダメだ。
ってなるわけじゃん。
っていうさ、
喋りってのは過酷なんだよね。
喋り芸の競技性
っていうね、
話でね、
僕が今読んでる本の話にね、
繋げますけど、
今読んでるのが、
このツヤちゃんっていうね、
ライターなのかな?
まあ文筆家って書いてあるね。
まあその割とラップに詳しい。
あのね、
もともとあのね、
私はラップをやることに決めたっていう、
フィメールラッパー批評の本を書いてたりした人なんですけど、
その人がスピードバイブスパンチラインっていう本を書いてて、
副題がラップと漫才を勝つための喋り論っていう。
のでこれは非常にね、
今ね、
読んでて面白いんですけど、
まあ要するにラップも漫才も、
喋り芸だと。
そのメロディとかに乗せるんじゃなくて、
そのリズムに乗せて何か言葉を発していく。
その言葉を発することでその場を掌握していくっていうのもあるし、
あの、
そもそもどんどん競技性が高くなっていく。
で、ゲームっぽさがある。
っていうところの話なんだけど、
その問題意識としてそもそも、
喋りの問題意識
我々普段から、
なんかその、
なんていうの、
もうさ、自分たちの、
中学高校時代からアメトークとかあったわけじゃない。
だからまあ特に僕とか県庁だったんだけど、
友達とのさ、会話とかでさ、
もうすごいなんか、
その、
原因の語彙になっていく。
この本の中で最初の方に書いてあるのは、
もうその、いつしかテレビの業界を一般人が自然に操り、
普段の会話でもSNSでも、
皆が妙に苦労とじみたことを言うようになった。
掴みが最高だったよ。
何度も擦るね。
いつものあるあるネタじゃん。
などみたいな、
こういうことをさ、
言われる。
自分たちをキャラ化して、
そのキャラの中で気の利いたことを、
瞬発力が高い形で、
すごい早口で字幕を仕立てる。
今の僕のようなこの感じ。
この喋りっていうものを、
遠い側面に切り返しながら、
何かどんどん喋っていくっていうようなやり方に、
結構みんな疲弊してきてないなというか、
それこそ前回までのポッドキャスターみたいな、
ゆっくりダラダラ喋っている、
特にそんなに内容もないけれども、
それを耳を傾けてくれる人っていうのはさ、
いるのが怖いんだけど、
怪談の喋りについて
このポッドキャスターに関しては。
でも、なかなかさ、
でも厳しいじゃない。
要するに、
やっぱりますますさ、
我々がこのおしゃべりというゲームにさ、
ノリノリになれていない時間はぐったりし続ける。
負のループに入ってしまうっていうのは過酷じゃん。
みたいなところを、
どうしたらいいんだろうみたいな、
問題意識から、
いっそ一番それの過酷さが、
先鋭化しているラップという漫才っていうところを、
から考えてみよう、
みたいな本なわけ。
これはね。
なかなか面白い話だなって。
中の文脈でね。
でも実際この本としてはそういう本なわけ。
面白いなって思うとね。
で、ちょっとこの間どんどん喋るけど、
今日僕はライフでさ、
ラジオに出るわけだけども、
ラジオでこんな早口で喋ったら破綻するから、
もうちょっとゆっくり喋るけどさ、
喋るというものについていろいろ考えてるわけよ。
僕は土曜日の昨日ね、
お友達の朝霞さんっていう怪談作家のね、
朝霞さんと、
一生忘れない怖い話の語り方っていう名著がある、
吉田裕樹さんとのトークイベントに行ってきたの。
吉田裕樹さんっていうのは、
めちゃくちゃ文章もね、
理路整然としてて上手くて、
結構本もたくさん出されてるんだけど、
どちらかというと怪談のプレイヤーとしては、
怖い話の怪談ね、
プレイヤーとしては喋る方に
重きを置いてるんだってことを常々公言してるわけ。
書くよりも喋る方なんだと。
ここで面白いのが、
怪談語りとか、
怪談の話芸とかって言い方絶対しない。
絶対におしゃべりなんだっていうわけ。
怪談っていうものを喋るときに、
それこそ縦板に水でバーバー喋るとか、
逆に演劇的に大行に喋るって言い方をすると、
むしろ怖さとかリアリティっていうものは
損なわれてしまいがちだから、
普通に喋ったほうがいいんだ。
なんならちょっとたどたどしいぐらいのほうがいいし、
なんならちょっとポカンって意味のないところで、
急に間が空くとかのほうが怖いから、
ちょっと忘れちゃっても、
なんだったら大丈夫ぐらいのことを言うわけ。
で、なんかね、
このね、
つやちゃんのこのね、
スピードバイブスパンチラインを読みながら、
準備をして、
そのトークイベントに行ったからっていうのがあるんだけど、
なんかただそのね、
たどたどしい喋り?
うん。
というかその、喋り?
うん。
ゲーム性の高い喋りっていうものとして、
このラフト漫才について語ってる本もあるんだけど、
かたや実話怪談の世界では、
その喋りっていうものは、
語りとか芸になる、
手前のちょっとアマチュアリズムを持った、
こう表現として使われているわけですよ。
で、なんかだからね、
ここにこう、
ラップや漫才で見ていくと、
どんどん競技性が高まっていくものに対して、
そのたどたどしくてもいい、
むしろたどたどしいほうが、
誰かが聞いてくれる場として、
実話怪談っていうのがあり得るっていうところに、
結構なんか自分はね、
今何かしらの可能性を感じ始めているなっていうのを、
すごい昨日ね、
その実話怪談のイベントに行きながら思っていたところで、
その昨日の時点では、
だからもうたどたどしい喋りのほうがいいんじゃないか。
だからなんか前回までのポッドキャストも、
このポリエティックラジオで喋ってたぐだぐださも、
そのまま出すってことに何かしらの意味があるんじゃないかって、
昨日の時点で思ってた。
で、めちゃくちゃ寝て、
この通りもう1分間に200文字ぐらい喋っている、
今の僕の状態からすると、
いやーそんなんじゃダメだろ、
もっと喋れっていう気持ちになってきているっていうところで、
まあ人はこのね、
ラップ漫才的な喋りと、
実話怪談的な喋りを言ったり来たりし続けるほうがないんだなっていう気持ちになるし、
結局ないものをねだりというかね、
そのどっちかにいるときはむしろどっちかの良さが
際立つような気もするし、
みたいなところがあるなっていうようなことを、
今すごい考えているよ。
エッセイのカテコ文化
なんか30分しかないと思うとすっごい焦って、
めちゃくちゃ早口で喋っちゃうね。
あなたの試合の精神、
こう支配率がすごい、
90%ぐらいある。
今ちょっとヤングライオンに対する猛攻。
猛攻。
いやでもさ、今さ、
今、でも私さ、
すぐプロレスの話にしてるじゃん。
いいよ。
もうエーステの話かプロレスの話かって。
あ、でもそう、エーステもそうだ。
エーステというか、
エーステはちょっと、
あー、
エーステがちょうどいいのかもしれないけど、
今私はプロレスにハマっています。
今週はDDTの配信サイトに
1週間無料登録してるから、
ずっとDDT見てるの。
すごいよね。
幼児のトーマス並みに見てる。
見てる。
で、しかもなんか、
ちゃんと頭から
一大会見るんじゃなくて、
セミファイナルとメインだけ見るとか
そういうことしてるから。
油身のとこだから。
そう。
あなたと一緒に
新日本を見るときはさ、
結構投資で見てるじゃん。
と違って、
試合を見てる本数と
マイクを見てる本数が
5対5ぐらいになってるわけ。
はいはいはいはい。
で、そうすると、
マイクもさ、
多分階段と一緒でさ、
あんまりスラスラ喋ると、
考えてきたんだなと思って。
考えてきたし、
なんか、
なんか、
ぶっちゃけ次のタイトル戦
決まってるっていう地点で、
そこのストーリーラインは
刺繍されてるんだろうと思うけど、
だからそこでさ、
どれぐらい真実味を持って、
今戦ったばかりの
疲弊した身体っていうものの
力を借りて、
実感を込めて
喋ることができる。
うん。
で、
あんまり
あんまり
実感を込めて
喋るっていう。
ぶっちゃけさ、
用意してきたとしても
サラサラとは喋れないわけよ。
だから、
まあいい塩梅になってるよね
っていうところなんだけど、
で、私は正直、
天後のカテコが
嫌いじゃない。
うん。
すっごい嫌いな時もあれば、
ああ、いいカテコだったなっていう。
まあないし、
芝居自体は私に合わなかったけど、
ああ、いい座組だったんだなっていうところは、
まあ覚えとこっていう芝居もある。
うんうん。
だから、
カテコ、
天後のすんごい長いカテコ文化自体は
割と
ダセーなって思ってるけど、
なんかその中で
輝くものがあるって
思っている。
で、演出が得意なのは、
キャラでカテコすんのよね。
そうだね。
役者の中の人じゃなくて。
得意ね。
うん。
得意なのは。
ねえ。
だから、
今すごい変な場所にあるじゃん、
エッセイのカテコって。
そうだね。
今の文脈の話でいうと。
うん。
だから、
なんか、
まだ演技の延長でもありっていう。
演技の延長ではあるけど、
あれは多分、
役者が考えて喋ってるじゃん。
そうだね。
うん。
あそこまでは台本が書かれてないっていうところで、
なんか、
それこそ、
本当に、
次のタイトル戦も決まってない
マイクパフォーマンスぐらいの
位置づけなわけだよね。
そうだね。
なんか、面白い。
そうだね。
なって思って。
で、
8割の役者は、
本当にちゃんとキャラと
シンクロしたコメントをするんだけど、
何人かね、
何人かもうカテコになると
忘れちゃう。
ちょっと忘れちゃうみたいな。
役者がいて、
そこでさ、
本当に今考えて喋る。
人々の大切なものと舞台の嬉しさ
カテコ考えてくるかどうか自体も、
役者それぞれ結構ループがあるから。
そうだね。
本当にその時思ったこと喋ってるっていう人もいるし、
ちゃんと
全方位に目配せして
考えてくるっていう人もいるけど、
なんかそういうね、
なんか、
のを見た時に、
その他の全員の
凄みが
底上げされるっていう。
なるほどね。
なんか効果を感じて、
面白いよなって。
なるほど。
面白いよね。
なんかそれで言うと僕はね、
あれが良かったな。
ペダステのアラーキタかな。
うん。
あの、なんか、
電車の駅で歩いてたら、
いろんな人がすれ違うんですよ。
いろんな人とたくさんすれ違って、
なんか、
この人たち一人一人にも、
なんかこう、
今こうやって皆さんが僕たちのことを
なんか見に来てくれてるように、
なんか大切なものがそれぞれあって、
だから、
あの、
本当にみたいな、
マジで、
なんか何かに
凄い感極まってることだけは伝わるし、
何か凄い、
そのこう、
今ここにいる人たちとの関係だけじゃなくって、
なんかもう、
世界のすべての人に
それぞれ大切にしているものがあって、
その大切にしているものの一つとして、
なんか僕たちのこの舞台もあって、
このなんか、
プロレスの独自性と表現
自分たちがそういうこのいろんな、
みんなが誰しも何か持って、
何かしら持ってる大切なものの一つに
なれたこと、
そして自分もそういう大切なものの、
そしてこの舞台というものに関われて、
そういうものにこの舞台がなったことが
とても嬉しいですっていうことを
多分言いたかったんだろうけど、
全然言えてなくて。
今のサマリーはもうすべてこっちが勝手に、
そういうことかな?
全然言えてなくて、
その時点でもなんか息で、
いろんなたくさんの人とすれ違って、
その人たちには凄いいろいろ大切なものがあって、
ありがとうございました!みたいな。
しかもね、
終盤なんだよ。
もうみんなね、
そう、
なんかね、
終わり始めた。
そう、
もうなんか、
なんか、
ペダスってずっとそうなんだけど、
双北、
うん。
箱岳がライバル校でさ、
箱岳がやたら縁もとまとまってない家庭校をして、
主人公の双北は、
すっごい簡潔で、
そつなくね、さらってる。
配信の尺とかを多分気にして、
めっちゃ短くまとめるっていう伝統が何故かあって、
そのね、荒北ってナンバー2だから、
めっちゃ最後の方なわけ。
のね、尺をめっちゃ使った上で、
みんなにすごい、
大丈夫?大丈夫?って見守られながら、
それだけで。
しかもね、あれはね、感動的だったのは、
それでありがとうございましたって言ってあったのに、
全然うまく言えてないわけ。
だから、
隣のね、
ふくちゃんとかが大丈夫とか、
今のね、
ちゃんと全部言えた?みたいなことをさ、
聞くとさ、
すごい満足そうだから。
うっ!って。
いい、
りとがいいのがいいか、
みたいな空気になって、
次行くっていう。
あれはね、
もう本当に稽古場でもこうなるんだろうな、
みたいな。
あれはね、よかった。
でもね、何がいいって、
全然うまく喋れてないし、
文字情報だけ引き出したら、
あれマジで意味がわからない。
わからない。
なんだけど、彼はすごい満足そうな顔してる、
っていうのもあるし、
実際ね、今僕がようやくしたように、
伝わってんだよね。
伝わってる。
だからなんか、
ああ、いい、
なって思いますよ、あれは。
そう、なんか、
何が何が一番心に残ってるかも。
そう。
あ!
30分だもんね。
じゃあ最後に何か。
すごい身体が強い、
すごいフィジカルが強い舞台じゃん、
プラステが。
最後の最後に、
言語を使ってなお、
言語の意味に全く引きずられてない、
こう、丸出しのね、
そうだね。
カテゴっていう。
だからあれはなんか、
優れたプロレスのライフパフォーマンスってことだよね。
うん。
なんか、
なんかね、
謎の凄みを感じちゃうよね。
感じちゃうよね。
うん。
っていうね、
うん。
感じで。
うん。
凄くない?このさ、
早口で真っ下げたというのもあるけど、
それ以上に、
普通にこの30分のね、
普段の半分、
なんだったら、
引き出したら3分の1ぐらいの、
この尺で、
多分、
前回2回分の倍ぐらいの情報があったよね。
あったね。
満足した?
満足はしてないけど、
今日満足しちゃうと、
そうだね。
まあ、いいんじゃないですか。
はい。
というわけで、
はい。
復活しましたが、
来週また少々してるかもしれません。
うん。
ということで、
ポリエティックラジオ、
あいたは、
渡辺敏夫と、
奥さんでした。
どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
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