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2021-06-07 36:36

第四十九回 『アメリカン・ユートピア』と搬入

全国で公開中のデヴィッド・バーン+スパイク・リーの傑作『アメリカン・ユートピア』、そそて2021年6月13日(日)まで六本木で展示中のobake 「ただいま搬入中」についてのおしゃべり。当日の帰り道からのお届けです。

00:02
こんにちは、ポイエティークRADIOです。
お相手は、私、柿内正午と奥さんです。
どうぞ、よろしくお願いします。
今日は6月6日、日曜日、7時ぐらい。
帰り道で、録音をしております。
今日は6月6日、日曜日、7時ぐらい
帰り道で、録音をしておりますが、
あ、アジサイが。
綺麗ですね!
綺麗に咲いておりますね。
ご覧になっていただきますでしょうか。
この白い子の花はなんて名前なんでしょうね。
アジサイは花じゃなくて額なんでしょう?
今の、あれは?
あれもアジサイでしょ。
あれもアジサイなの?
うん。
アジサイ、花じゃないの?
アジサイは花じゃないの?
アジサイの花だと思っている部分が花弁ではなく額だっていう話
額って何?
額ってあの花びらの下の方にピロってついてるじゃん
あれが大きいの
台座みたいな?
そうそう、アジサイはあれが大きいからあれが花びらに入れてるけど
本当の花は真ん中にあるちっちゃい粒みたいなやつ
あー、台座の方が主張しちゃってる
そうそうそうそう
じゃあ器が立派すぎて中身がないってこと?
あの、やたら高いオシャレなカフェと一緒
皿が
皿がめっちゃでかくて
そうそう
スープがちょこんとこう
なんか水滴かなみたいなね
そうそう
あれなんだ
一緒です
じゃああれはアジサイの花じゃなくてアジサイの額なんだね
アジサイの額が綺麗だね
なるほど
じゃあ今後皆さんはねアジサイの額が綺麗だねって言ってください
こういうことをいちいち言うやつってたぶん嫌われるんだよね
そういう人は僕は嫌いな人には別に嫌われてもいいかな
いやそうなんだよね
ちょうどいいよね
もともと
虫受けみたいなもん
どうでもいい人
じゃあ今後も積極的にアジサイ綺麗だねって言われたら
実際にあれ花じゃないんだよって言い続ける
悪かったな
いや別にいいんだけど
もともとねこの録音はね
土曜日に本当は録音一回してたんだけど
なんかすごいあんまり
盛り上がったんちゃ盛り上がったんだけど
めっちゃ盛り上がったんだけど盛り上がりすぎて
後から聞くとちょっと怖い感じになっちゃったから
私の柄の悪さが
もうちょっと仲良しな感じでやろうというところで
録り直してますけど
今日はね日曜日で久しぶりに休みがあったので
お出かけ日よりだったんですけど
いいお出かけ
いや今日はすごかった
よかったね
すごいこの後悪いことが起きるんじゃないかっていうぐらいね
よかったね
すごい良い一日だったなと
詳しいことはねあなたが日記に書くでしょ
まあどうせ今日日記に書くから
このフォトキャストよりも先に公開されると思って
まあそういうね一日でしたけれども
まずはね
03:00
まあその後
まずはね
映画を見に行ったんですよ
あれもう常に名前忘れてた
アメリカン・ユートピア
デビット・バーンのねアメリカン・ユートピア
なんかこれ全然よく知らなくて
トーキング・ヘッツ自体も
ああバンドねぐらいの知識しかない
私にとって雑誌の名前だしね
やば
っていうぐらいの状態で
でも僕はスパイクリーダー好きだから
スパイクリーダー知ってるのと
あとなんか僕の観測範囲内で
信頼を受けそうな人がみんないいって言ってた
じゃあ難しいものなの?
じゃあいいんだろうなって思って
大体その中でみんながトーキング・ヘッツを知らなくても
思い入れがなくても大丈夫って言ってくれてたから
でもそういうこと言う人ってみんなトーキング・ヘッツに詳しいから
本当かよっていう気持ちもありつつ
見に行ったらまあ見事に良かった
あれはいい
良さの原因としていつもどちらかというと
知的な人たちが良かったしか言わない
バフ張りみたいな感じなのかなって思ってた
バカでも楽しめるというか
頭空っぽ系ね
そうそうそう何にも難しいこと考えなくても
大丈夫だよっていう
歌って踊って楽しいハッピーみたいな
しかもミュージカルっぽい感じだったから
そういう映画かなって思って
なんか最近元気ないし
じゃあ気持ちパッとしようよみたいな
気持ちで見に行ったら
そうではなかったんだけど
そうでもあった
見事に元気になったっていう
なんだろうね
まず映画がもともと意図してない好感のところで言うと
満員の劇場でみんなが笑顔っていうのが
だって口笛とかさ
もうねそれだけで泣いちゃうっていう
だからイェーとか言ってるだけで
スクリーンの向こう側にいないんだろう
そうさせられちゃう
でも劇場ってマジで最高の空間だよなっていうかね
久々に
ネタバレとかないんじゃない
もともとあれか
スマホ3000やった後の映像となんだもんね
だからアメリカニュートピアこれから見るっていう人で
あんまり予備知識が欲しくない人は
ここで一回聞くのやめた方がいいかもしれない
逆席折り
マーチング的な
あれ泣いちゃうよみたいな
泣いちゃうよね
あそこはもう泣いちゃう
ラストは泣くしかない
06:01
ボロボロだった
だけど最初から結構ダメですね
逆席が一回映った瞬間に
その逆席のみんながニコニコしてただけで
僕はダメだったんだけど
とにかくアメリカニュートピアっていう
デビッド・バーンの作品の舞台化なのかな
その舞台を撮っている
ほぼライブ映画なんだよね
そういうもので
なんだけどめちゃくちゃいいんですよ
でもいいがいいことないんだけど
いろいろコネクに回そうと思えばできるかもしれないけど
それは映画としてどうこうというよりは
もうすでにおそらく元の音源に対して
差断批評というか
メッセージ性というのは解釈されてきているだろうし
そもそも本人が解説しながら曲やってくれるから
やってる構成としては簡単に言うと
本編の中にオーディオコメンタリーがあるみたいな作品で
歌ってその歌の背景と
直接関わりがあるとかではないかもしれないけど
とにかく解説が言語化が入って
パフォーマンスがあって言語化が入って
っていう構成だから
僕がさっきこれを100点満点のNHKみたい
っていう風に言ったんだけど
誰も取りこぼさないっていうのはこういうことだぜというか
知的さっていうのが
ちょっと得てしてさ何回とかさ
そういうものになってしまいがちだけれども
そうじゃなくて本当にみんなで考えようとか
みんなで分かろうっていうことを
それこそ知的にかっこよく
何より楽しくやるっていうのが
確かにNHK
すごい
そういうある意味言ってしまえば
悪い言葉をすれば
リペラルの慰みみたいなね
正しいことだけ言ってるやつが
自己満足のために見るものっていう
野遊としてのNHKっぽさっていうのはあると思うんだけど
そこもクリアできるんだなっていうか
ダサくなく
押しつけがましくもダサくもなく
そういう優しかったり知的だったりするものを
パフォーマンスとしてここまでこう
やれるじゃんみたいなのが
結構僕としては
難しい単語を使ってなかったりとかもそうだし
なんなら全部ヒアリングできるからね
私は英語苦手だからちょっとあれだけど
でもだいたいメッセージ性は分かる
で、なんかなんだっけ
09:01
パチンコ屋の前で撮っちゃった
ちょっとあれだけど
なんだろう
何言ったか忘れちゃった
パチンコ屋の前で忘れちゃった
なんだろう
あれ?これって録音したんだっけ
東派生について語ることと
ダメなものはダメっていうことって分けられるよね
何回かしてるよね
それみたいなことで
投票率を上げようってこととか
人種差別とか
あらゆる差別による殺人というものを
絶対許してはいけないとかって
それ東派生とか全く関係なく
人道の話じゃってさ
人道と権利の話であって
それって別になんていうの
それがめっちゃ政治的かっていう
政治的ではあるんだけど
でもそれが政治的だっていう時点でおかしいんだよね
やるべきことやろうって言ってるだけで
政治になっちゃうんじゃないか
分かんないし
だからなんか運動は大事だよとかと
同じぐらいのことじゃない?本当は
私は今朝
脳を鍛えるには運動をするしかない
という自己啓発文をね
あれはわりとNHK出版だから
自己啓発文というのは結構微妙だけど
タイトル的な自己啓発文
結構面白い
まだ本当最初しか読んでないんだけど
面白いって思ってから家を出て
あれを見て
いきなり脳みそ出てくるじゃん
でその脳のシナプスをつなげよう
そして脳だけではなく
人をつなげようみたいな話をしてくるじゃん
運動音楽ダンスつながるみたいな
気持ちにすごい自分の中でね
ストーリーがめっちゃつながってた
70手前でも飛んだり跳ねたり踊ったりできる
肉体が大事っていうことだよね
本当に普通に
だからパフォーマーとして
パフォーマンスとしてめちゃめちゃ見応えがある
っていう前提のもとに
めっちゃ正しいことを分かりやすく言って
それでもダサくならないっていう
カッコよさ
あれ本当にカッコいい
なんていうの
正しいこと
構造的ないびつさとか
今の不正義みたいなものを語ろうとするときに
特に演劇において
効果的なやり方は
観客を居心地悪くすることなんだよ
それがすごいうまく機能するし
そういう演劇で素晴らしいものは
めちゃくちゃたくさんあるんだけど
そうじゃない
だからこそ素直にストレートに
正しいことを言うっていうことが
得てしてダサくなるっていうジレンマを
しかもそれをね
めちゃくちゃどや顔で越えていくわけじゃなくて
すごいスマートに越えていくんだよね
12:00
チャリで走るようにスマートにね
あれめちゃくちゃカッコいいな
あとなんだろう
ライブパフォーマンスなんだけど
なんていうのかな
すごいみんながみんな
ニコニコしてるわけじゃない
みんながみんなムッとしてるわけでもない
っていうところがすごくて
舞台上にいる人たちが
そういう過度なサービスをしないんだよね
なんかさらっとやってる
しかもめちゃくちゃ演奏がすごいみたいな
なんかね
なんかその
なんだろう
すごい冷静にカッコよく
ちゃんとするっていう
すごい好きなものが全部入って
そうなんだよ
だからなんかめちゃくちゃどや顔なわけでも
自己投水なわけでも
それこそ人々にめちゃくちゃ
観客にめちゃくちゃ熱狂を求めてるわけでもないっていう
お客さんとかすごい盛り上がってるんだけど
一応座席指定の劇場だから
ちょっと体揺らすぐらい
結構盛り上がってたけど
盛り上がってたけど盛り上がってたけど
なんていうの
なんかそのいわゆる海外のライブ映像というような熱狂とは
モッシュとかはないわけじゃん
別にこういう今みたいな
そのパンデミック以前の映像だから
そうそう
そういう事情とは関係ないんだよね
そうなんだよ
だからなんかそのね
なんか静かに興奮できる感じ
ちょっと遠回りして
まっすぐ行こうかな
でなんかそういう感じがね
僕はね最高だなって
そうね
思いましたよ
だからもうなんか
ここでそのアメリカユートピアのメッセージ性に対して
なんかこうだみたいなことを言うことは簡単なんだよ
だって全部教えてくれてるから
でもそれを言うことが
なんか何かを生むかというか
なんていうのかな
いやだって本当に見た方がこう
そうそうそう
結局僕らこれ何言ったって
またそういうダセー話かってさ
なっちゃうじゃん
あれより上手くは説明ができない
だから
そこについて見てもらうとよくて
しかもそういう
なんかそういう教えられるのが最悪みたいな
気持ち僕にもあるんですけど
別にそういうの抜きにして
普通にかっけっていうのが大事だから
もうねあのバンドメンバーを紹介してさ
お辞儀をしてさ
バンラインの拍手を受けてさ
自分に対してされた時は
まあまあみたいな話していいみたいな感じだけど
バンドメンバーに対する拍手を止めないのが
そうそうそう
あれもね最高だよね
本当にかっこいいんだよ
かっこいい
だからもうトーキングフェス何も知らないくせに
めちゃくちゃデビッド・バーンのことが好きになる
いやもうなんかね
あれはすごい
しかもなんだろう
すごいさ屋根厚っぽいのがいいよね
ここまで言いながらも
15:01
ある種アメリカンユートピアってタイトルからわかる通り
そういうそのユートピアみたいなものを
割とくったくなく提示してくるっていう
素直さはあるんだけど
とはいえなんかちょっと皮肉っぽい感じとか
だからその最後のさ
エンドロールの曲がさ
本人が歌ったバージョンじゃなくて
歌唱部若い学生の子たち
高校生だったかな
歌ったバージョンを流していて
だからその本編中でもなんか
私はこんな人だから
全然曲調も変えてないし
アレンジも変えてないんだけど
私が歌うとこうなるけど
彼らが歌うとこうなって
それがすごい羨ましい
いうのと
でその最後のMCがこう
希望あるっていう話をしてさ
でエンドロールであれを流すっていうのがもう
なんかねもうマジでブレないメッセージ性
そこはねどちらかというとデビットマンというより
その演出というか監督のスパイクリーンの
素直さなのかもしれないけど
本当に素直に受け取るしかない
だからねスパイクリーンがやってたことっていうのも
ずっとそういうことやってたわけ
黒人へのエンパワーメントみたいなことを
すごい素直にやってたわけ
だからある意味映画的インテリからすると
ちょっとダサい
みたいなところであったりするんだけど
それを素直にストレートに
やるっていうのを
しかもそれをちゃんとかっこよくやるっていうのを
やり続けてる人だから
だからそのパフォーマンスの性質と
これまで監督が作ってきた映画みたいなものとか
すごいこうね
ちゃんと
結びついてる
感じがあってね
だからなんていうのかな
その
ストレートに
伝えること
なんか難しくなく
分かりやすくすることって
シンプルに伝えることって
悪いことじゃないじゃんっていう
なんていうのかな
物事がどんどんシンプルになってきてる
っていう風潮の中でさ
だからシンプルにしちゃいけないんだ
っていうことは
それはそれって正しい
あなたは割とそれ好きだよね
感覚だし僕もそれはそれで分かるんだけど
とはいえ
例えば投票率を上げた方がいいとかっていうのは
それじゃない話
あとなんだろう
かっこいい音楽を聞くと楽しいっていうのは
それだけの話
それだけの話
それだけの話でいい
っていうのをね
いろんな
めちゃくちゃ素直になりましたね
僕らみたいなこんなひねくれ者でも
素直にめっちゃ楽しいと思えた
うん
いい映画だった
いい映画だった
っていうのが
まず
第一部で
18:00
すごい最高だったな
って思いながら
その後はね
めちゃくちゃ分かるもの見たから
分からないもの見に行った
奥さんの友達がね
映画に行く直前に
LINEが入って
六本木で
展示やってるよって
デザイナーをやってる
友達が
送ってくれて
なんか分かんないけど
なんか分かんないけど
行ってみるかって言って
行ったんだけど
これはあれだよね
宣伝
宣伝だから
でもURL貼る?
これのポッドキャストの
説明文のところに
展示名とそのリンクを貼るので
そこで詳細は
見ていただければな
と思いますけど
私たちはさ
舞台をやってたから
舞台をやってる
スタッフであるとか
からすると
舞台って上映する前から
だいぶ始まってるじゃん
別に稽古場から
始まってるし
なんか
舞台美術はさ
本番付きっきりである必要ってないから
立て込んだら
割とはい終わりみたいな
ところで
だから正直
反入と立て込みが一番の
本番なんだよ
美術にとって
友達がやってた
展示は
反入がテーマで
初めての古典は
やっぱり
初めての反入を伴うから
反入で
フューチャーされないけど
反入って面白くないですかっていう
テーマがざっくりとあって
まず反入に
フォーカスする気持ちにすごい
分かるっていう
ところがね
私たちにはまずあったから
だから分からない
知り合いがやってる展示でさ
全然分かんなかったらどうしようかなって
思う気持ちが私は結構あって
僕は分かっちゃったらどうしようかなって思ってた
こういうことってなって
それであってたらつまんないなっていう
結構私もディレイというかさ
私もというのはマスクさんのオッケーってなんだけど
本当に一週間くらい経って
そういうこと?みたいになって
ギャラリーで分かれば言えたんだけど
みたいな気持ちになるのが
一番さ
もやつくじゃん
21:05
攻撃力の高い芝居を見てさ
帰りめっちゃ具合悪くなってさ
でもめっちゃ具合悪くなる理由が分かんない
もやもやしてたけど
しばらくたって
そういう
そういう
えぐいことを言いたかったのかみたいなことが
突然分かるみたいなのさ
結構怖くて
と思って行ったら
めっちゃ分かる
普通にパッケージとして可愛かった
いろいろ込めてることってあるのかもしれないけど
まず
なんか
それっていいじゃないですか
っていうトーンで
やってたのがすごい
良かったよね
良かった
やっぱりそれこそ僕たちもさ
このホットキャスターを
やっぱり
やっぱり
このホットキャスターも好きなんだけど
一応そのユニット名としては
霊化点赤耳っていうね
価値がないものを
めでる
みたいなことから始まって
いるわけじゃないですか
やっぱり意味がないもの
というか役に立たないものが好きだよね
役に立たなくていいものが最高だよね
だからそのね
感覚がすごい
フィットする
良さがありましたね
はい
面白かった
すごい面白かった
なんか
反入の面白さっていうのはさ
いろいろあるんだけど
要するにその
制作っていうものは
プロセスが
面白いんだっていうさ
話と
リニアじゃない
例えばお芝居だとさ
稽古場で
役者がポッとたまたま言ったセリフが
すごい良かったから
脚本にはないけど
組み切れちゃうみたいなので
最終的な決定って出てきてくるわけじゃない
なんかその稽古場で
いきなりポッと出てくる新しいものとか
事故のように起きる
なんか新しいものが
できちゃう感じっていうのが
実は一番制作のゲームでは
スリリングでさ
面白いところじゃない
だけど劇場で見るの
一回だけだから
それが最初の
脚本というかラフな
台本から
どういう風にして
この形になったのかっていうのは
分からないまま
完成版だけ見る
お客さんはね
完成版だけ見るっていう
面白さも
もちろんあるんだけど
作ってる側からすると
作ってる時の楽しかったんだけどな
24:01
っていう気持ちは
やっぱあるんだよね
そうね
だからそこで
その一回しか見ない人が
もちろん
大多数なんだから
どの会話見ても同じぐらい
グッとくるものを
出せよっていうのが
商業の
最低限の
話だと思うんだけど
それとは
また別の
次元でさ
まあ普通に
人と物を作るのは楽しい
っていう話
だったり
なんかやっぱり
舞台美術だとさ
あのまあ
ちゃんとさ
仮組みとかする人もいるけど
本当の
本番の劇場で
本番のセット組んでっていうのは
やっぱり
公演機会にならないと
できないことで
そこで初めて
発注者演出であったり
主催っていうのは
自分が頼んでたものが
実際に出てくる
わけで
そこで
ちゃんと伝わってたって
なってくれる
のを目指して
舞台は作ってるから
美術は
だからまあ
BtoBtoCじゃないけどさ
まず主催
演出が
喜んで
納得してくれる
でその先に
お客さんがいて
お客さんがどう
思うかまた
別のフェーズで
あってみたいな
これ舞台の話になっちゃったね
でもいいんだよ
物作るのもそうだしさ
例えば物作りじゃなくても
引っ越しとかもそうだよね
引っ越しとか
旅行の荷造りとかだってそうじゃん
これ入れといたら私偉いみたいな
物をA地点からB地点に
移動させたりとか
移動させた先で組み立てたりとか
っていう作業には
本当なくぼんやり予想してたものと
実際それを実行に移してる間に
あなんかこれ忘れちゃったけど
まあ買えばいいかとかさ
いろんな臨機応変の対応があって
最終的にその
全部が面白いわけじゃん
思い通りにならない
ところが面白いみたいな
そうそうそうそう
なんかだからそれを全部
パッケージにしちゃいたいみたいな
すごい
わかるって
欲張りセット
そうそう思うし
なんか実はそれを
その過程をじゃあどういう風に
残せば
どういう風に形に残せばいいんだろう
っていうので演劇も含めて
27:01
すごいさ
やっぱり一番難しいところなわけじゃん
そうだね
特に商業が強いような演劇だと
例えば日替わりのアドリブのシーンが
出るとかね
そういうことでそういう
苦さを担保したりするわけだけど
特にああいう
フィジカルな展示になってくると
物をある意味空間に配置したら
おしまいなわけじゃん
その配置によって
得られる効果っていうか
その空間がどう作られてるかっていうところを
見に行く場じゃない
つまり
配置してる途中っていうのを
配置するのは
ちょっとこう
どうしたらいいんだっけって
なると思うんだよね
それをこう
こういう形で
そうやるんだっていうのが
面白い
面白いし
面白いし
それは結構
わかるから良かった
なんだろうな
僕は割とそういう展示とか
特に現代アート的なものに関しては
わかんないほうが
面白いというか
全ての表現は
滝とか山が
最終目標だと思ってるから
どう言葉にしていいか
わからなさすぎる
訳わかんないものを
見たい時に見るもの
訳わかんないものを
しかもそれはある意味自然というか
哲学のところにしかないかと思ったら
人が考えすぎた結果
同じようなものできるんだって
どこに感動するんだけど
割とそこを
これって変ですよね
っていう
すごい素朴な
楽しさみたいなのが
ある展示の仕方で
私は知り合いだから
人柄が出てるなみたいな
気持ちになる
やっぱりそうなんだ
それがすごい
良かったなって思って
これはその時も
会場でも話してたけど
すごい福屋さん並みに
教えてくれるというかね
展示見てるとこれは
こういうことでっていうのを
でも多分あれ教えてくれなくても
割と伝わる
すごいキャプションちゃんとしてた
別にこちらが
特に極端に
ふんぞり書いてなければ
割とそれこそデビット版並みに
説明してくれる
作品というか空間だったなって
気もするから
デザイナーの
デザイナーと
コピーライターのユニット
元々そうなのかな
何さんと何さんだっけ
友田那月さんと
三崎ちょっと
三浦さんだよね
三浦さん
三浦舞さんだったかな
どこ入れてるの
ヒンジの中リュックの中の
ヒンジの中に入ってる
30:01
手元に用意して
喋るべきだったね
つないで
じゃあね
今もう家に帰る道を
大幅にぐるぐる通り
過ぎて
どこにいるかちょっとわからなくなるんですけど
僕が出そうか
大丈夫
今リュックを一生懸命
閉めてくれます
今ちょうど交番の前で止まって
やっているので
食室待ったなしみたいな
感じですけど
ユニット名がおばけっていうね
三浦舞さんです
合ってたよ
人の名前が覚えられないことがある
おばけっていうユニットでね
三浦さんと友田さんの
このポッドキャスト
聞いてる人たちがどういう人たちか
よくわかんないけど
多分聞いてる人たちは
多分全員友田トンさんの
5本をね
百年の孤独を代わりに読む
パリのガイドブックで東京の街を
読んでいる
方たちだと思うんですけど8割方
友田さんの本が
好きな人は
多分
好き
になっちゃう展示かな
と思いますので
六本木の近くに
お寄りの際は
13日の日曜日
展示をやっておりますので
展示場はちょっと
歯抜けなのかな
それこらへんは
URLを参考に
各自調べていただくとして
もしね
お時間がありましたら
見に行ってみてください
今一回つなぐために宣伝先
入れちゃったけどもうちょっと展示は
続ける?
どっちでもいい
家つかない?
お家もあるよ
話しましょうか
ていう感じでね
だから
分かる分からない
っていうその
判断自体がわりとつまんないから
あまり好きじゃないんだけれども
好きじゃないしどっちかっていうと
分かんないことの方をありがたがり
ガチなんですけど僕は
今日見たものは
割と両方とも
分か
らせてくれるというか
分かること
伝わることっていうのを
ある程度ちゃんと開いてる
ものを見てて
開いてるといいよね
っていう風に
思ったよっていう話と
とはいえこのお化けさんたちの
展示に関しては
スタンスが
似てるというか分かる人だけ
分かればいいっていう
あの感じ
だって言うと僕らに寄りすぎちゃうけど
なんていうのかな
あの
お金になりそうもなかったり
なんか偉くなれそうにもなかったりするものを
33:01
それでもやるのって
マジで
いいよねっていう
あの気持ち
いや分かんないよ
そういう野望があるかどうか
までは知らないから
実際にお金になるかどうかとかは
また別の話で
お金にしちゃいけないって話じゃなくて
代わりに読む人の
友田さんとの対談で僕喋ったけど
代わりに読む人で作ってる
変な本っていうのが
マスに受け入れられるかどうかっていうことと
それが成形が成り立つ
ぐらいまで
広く売れるかどうかっていうのは
別の話だし
売れた方がいい
に決まってんじゃん
ある意味代わりに読む人とか
ああいう既存の
分かりやすい
なんかすごいバズりやすそうとか
すごいいいんでもらえそうとか
すごい
お金になりそうとかっていう
分かりやすい価値判断ではないところに
別の
こういう価値もありますよね
っていうのを提示するっていうのは
めちゃくちゃ
アントレプレナーじゃん
企業家じゃん
企業家っていうのはそもそも
世の中にないニーズを作っていくんだから
そういうものなわけじゃん
ブルーオーシャン未満というかね
今はあえて
友田さんの
文学だったり
バケさんのアートみたいなものを
あえてビジネスの
語で喋ってるけど
やってることとしては一緒じゃん
今ないものを作って
なんかそれが
あるといいものになっていくっていう
作りでいうと
なんであるといいものなのかっていうのは
ある程度は
説明できた方がもちろんいいんだよね
だけどそれを既存の
価値の良さ
価値の基準の言葉で喋ってしまうと
よく分かんなくなっちゃう
っていうところに
多分面白いさというか
バランスの取り方の
醍醐味があるんだよなっていうのを
今日はちょっと
よく考える日だったかなっていうのが
僕の一旦のまとめですが
奥さんいかがですか
大変よくまとまってたと思います
ありがとうございます
ありがとうございます
じゃあここまでかな
時間的にもね
久々にちょうどいい感じ
やっぱり40分くらいがちょうどいいですよ
聞く側もね
1時間とかあると思う
そうね
誰が聞くの
なっちゃいますからね
じゃあそういうことでね
今日はここまでにしたいと思いますけれども
ポイエティックラジオ
柿内聡子と奥さんでした
どうもありがとうございました
ありがとうございました
最近6月13日まで
六本木でお化けさんの展示がやっております
お化けを見に行こう
お化けをみんな見に行こう
そして六本木の
東宝閉めまでは
36:01
多分デビッドバーンの
アメリカニュートピンク
両方はしごすることをお勧めします
お勧めします
それではまた来週お会いしましょう
さよなら
36:36

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