計画的なやめ時の作り方
この番組では、ボイシーパーソナリティ・ポッドキャスターである、あらいりなが、ポッドキャスターによる、ポッドキャスターのための、ポッドキャスト番組です。
今回はですね、ポッドキャストのエグジット戦略、やめどきについてお話ししたいと思います。
9月入って最初のエピソードなんですが、下着スタートの時期だからこそ事前に考えておきたい、ポッドキャストのゴールをどこにするのか、どうなったら番組を終了するのかという視点で、今回はお話をしたいと思います。
それでは本編を楽しみください。
さて今回は、ポッドキャストのエグジット戦略やめどきについてです。
ポッドキャストもですね、やっぱり自分の趣味で始める、好きで始めるという方実際は多いのではないかなと思うんですけれども、
去年出ていたリサーチでですね、やはり一つのエピソードを配信してその後続かない番組っていうのは世界中でもものすごく多いんだそうです。
それもですね、数で言うと全体の約25%、4分の1は2回目以降のエピソードを配信されていないということなんだそうですね。
ただ、やはり計画的に終了する番組というのもあります。
そんなですね、一旦始めるとやめどきって難しいなといったところもありつつ、じゃあポッドキャストのそういうエグジット戦略的なもの、どんなものがあるのかというのを今回考えてみました。
大きく2つあると思うんですが、まず1つ目は計画的な例、ちょっと言ってみたいと思います。
ちょっとこれ2つあるので順番に行きますね。
まず1つ目はシリーズものの番組です。
これも皆さんピンときますよね。
シーズン1、12エピソードで終わりみたいな感じの番組です。
これは本当にジャンルも様々ありますが、日本国内、海外のものも多くこういう形の番組あります。
それこそですね、これまで世界中で最もダウンロードされたと言われているトゥルークライムジャンルのすごく有名な番組、シリアル。
これもですね、シーズン1、12エピソードで完結なんですね。
こういうゴールが決まっています。
このシーズンという考え方があれば、それこそ1シーズン終わって間が空いて、そこからシーズン2という形で復活もしやすいので、
このシリーズものにしておくことといったことで、やめ時というのが作りやすいなあというふうに1つ考えました。
では続いて2つ目です。
これちょっと視点が変わります。
これはですね、ポッドキャストが本や映画になった時、これポッドキャストのエグジット戦略的には大勝ちのケースではないでしょうか。
それこそですね、ポッドキャストを作って人気が出て、それがテレビ番組になりました、映画になりました、本になりましたって言うと、
そういったところで例えば著作権を売ってですね、お金になると言ったこともある点で、マネタイズという点でも大成功ですよね。
あとポッドキャストのやめ時という意味でも、一旦このテレビ化になる、映画化になるとなると、
たとえポッドキャスト番組の交渉をやめてもですね、アーカイブがあるのでどんどん新しいリスナーさんがやってくるんですよね。
それこそテレビを見て元となっているポッドキャストを聞きに来ましたという方、たくさん出てくると思います。
なのでそうなると、新しいコンテンツを作り続けなくても、その作ったポッドキャスト番組自体が生き続けるということで、ある種のやめ時になるんじゃないかなというふうに考えました。
ということでこの最初の2つ、これはですね、計画的なやめ時の作り方じゃないかなというふうな考えです。
やめ時のタイミング
で、まだですね、いろいろやめ時あると思うんです。
これはここから私を含めて個人で配信している番組が、ちょっとやめようかなと思ってしまう瞬間です。
これ皆さんもあると思います。
一つ目はやっぱり興味なくなってしまったっていうことありますよね。
このテーマで何年もやってきたけどやっぱり飽きてしまったという正直な気持ち出てくる時あると思います。
そういった時にやっぱりすっぱりやめるといったやめ時になるんじゃないかなと思います。
あと2つ目はですね、やっぱり数字が伸びたくなった。
これもですね、よくあるんですよね。
私もそうなんですけれども、なかなか伸びない再生数、じわじわしか聞かれないエピソードで心が折れてしまう時ってあると思います。
それでも情熱持って続けるということをたくさんされていらっしゃる方多いと思うんですけれども、やっぱりそこがですね、やめ時になってしまうことってあると思います。
もう一つやめ時考えたのが、これちょっとターゲットリスナーを取り切ったなと思った時。
これ結構ビジネス目線と言いますか、費用対効果を見てやめるということ、これもやっぱりあると思います。
実際これですね、測るの難しいと思うんですが、例えばターゲットリスナーを取り切った、どこでじゃあ見るのって言ったところ。
例えばなんですけれども、例えば同じジャンル、似たテーマで配信している番組のリスナーさんとのやり取りを聞いてみたりとか、その番組の評価の数とかを見てみると、
いやもしかして大体これくらいなのかなっていう感ちょっとあったりするかもしれないです。
あとはリスナー数、自分の番組のリスナー数がほぼ横倍とかですね、となると、まだまだ伸びしろあるはず、もっと伸ばしたいと思っている場合はですね、
別の形で、それこそポッドキャストを聞かないターゲットにリーチするなんてことが必要になるので、そうなると、
ポッドキャストでコンテンツをですね、新規で作るというところではなくて、別のところにですね、力を注ぐと。
例えば、音声ではなくてブログで文字媒体で配信していくとか、YouTubeで映像媒体で配信していくなんてことをするということのきっかけになったりするので、
それもですね、一つポッドキャストのやめどきになってくるのかなとも思いました。
他にもですね、個人の番組でも最初のようにシーズンものの番組にするっていうことで、事前にやめどきを作っておいてあげるっていったところもあると思うんですが、
こんなふうにですね、皆さんそれぞれのポッドキャストのやめどきってやってくるんじゃないかなというふうに思います。
で、私はどうかと言いますと、実はですね、このやめどきにちょっと来ているようなんですね。
ポッドキャストアンバサダーのお知らせ
もちろんポッドキャストに関わるお仕事とか配信はもうライフワークになっているので続けるんですが、
私もですね、2年前と比べて、もう全く今の活動の幅というのが変わりました。
それこそありがたいことに複数の番組の制作に関わったりとか、新たなプロジェクトも始まりそうな中で、
さて、今やっている番組どうかと振り返る時期に差し掛かってきているんですね。
ということで、実はこのポッドキャストアンバサダー、今月2022年の9月末をもってシーズン2は終了にしたいと思っております。
10月以降は不定期更新、定期的な更新ではなくなります。
理由はですね、これまでポッドキャストの業界に興味があって、そんなポッドキャストについての番組をここ、ポッドキャストアンバサダーでやっていたんですが、
そこからですね、ちょっとですね、心境が進化していまして、ポッドキャストというものを使って何かしたいなと言ったような心境に変わってきたからなんです。
これですね、ちょっとピンとくる例えが一つあったので、お話ししようかなと思うんですけど、
それこそ英語学習でよく言われることじゃないかなと思いました。英語が喋れるようになりたいじゃなくて、英語を使って何かをしたい、みたいな目標を持ちましょうってよく言われますよね。
これとちょっと気持ちが似てるような気がします。
それこそすでにですね、別で配信している平成モノマネ喫茶、これはポッドキャストというバイトを使って、きっと音声媒体と相性いいはずなモノマネジャンル、これどこまで届くかっていうような実験になってるんですよね。
こういうようなことをどんどんどんどんもっとしていきたいと思っています。
なので、今回はそんなポッドキャストのやめどきという話をしつつ、今後のポッドキャストアンバサダーのお知らせも最後に少しさせていただきました。
さて、今回はポッドキャストのエグジット戦略やめどきについてお話をしてみました。
最後はですね、この番組9月いっぱいでシーズン2終了といういきなりなお知らせにもなってしまったんですが、私もリスナーとしてですね、スーッと消えていってしまった番組でちゃんとさよなら言いたかったみたいなこともあったりしたので、
今回このポッドキャストアンバサダーではちょっと早めにですね、予告と言いますが、これまで定期的に聞いてくださっていたリスナーさんにもお伝えしたいなと思って、今回このようなエピソードを配信しております。
まだ9月末まで残り3週間ありますので、ぜひポッドキャストアンバサダーシーズン2も最後までお楽しみいただけると嬉しいです。
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最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ポッドキャストアンバサダーの新井理奈がお送りしました。
それでは次回のエピソードで。