2年弱やられてきて、終わりが見えてきてしまったと。
で、サブスリーって何なのかというと、はいはいはい。
サブスリー、北島サブロー半分にしたやつ。
北島サブロー半分にしたやつ?
北島サブスリー。
どういうこと?スリーって。
サブちゃんをね。
北島サブちゃん。
サブローだから、そっか。サブ6だから6を半分にしたってこと?
どういうこと?
あのさ、変なところでめちゃくちゃ賢いのやめてもらっていい?
サブスリーって何すか?
サブスリーっていうのは結構真面目に言うと、フルマラソン、要するに42.195キロのレースですよね。
それを3時間以下で走る。
以下?未満?
えっと未満、ごめんごめん未満だね。
未満ね。
要するに以下で言うと2時間59分59秒以下で走るっていうことをサブスリーって言って、
マラソンランナーにとって、市民ランナーにとって最後の関門というか、ほぼ最上級の目標みたいな。
それを達成すると市民ランナーとしてはもうなんて言うんだろう、かなりてっぺん取った道的な。
サブスリーより上をこう表す言葉はないんだ。
いやある。
あるにはある。
サブエガっていうのがある。これ何時間何分ギリだと思う?サブエガ。
これはね、我々は知ってるからね。
知ってるか?そっか、言ったか。
そう、あのサルはね、ちゃんと知ってて全然動ける気がしなかった今。
へやちゃん知ってる?サブエガ。
今そういうことかなと思ってるのは出てます。
2時間50分。
おーそう、その通り。
これマジで、これ結構ふざけじゃなくて、マジで真剣な顔でみんなマラソンランナーサブエガサブエガって言うんだけど、
このエガっていうのはなんで2時間50分かっていうと、
まあ多分なんとなく紐づく方もいるかもしれないけど、
エガしら2時50分。
おーいー。
そうそうそうそう。のエガなんだよね。
おもろいね、ネーミングセンスありますね。
そうだからサブスリーの次が、次のまあなんていうのもう本当に結構エリートというかもうエリートの中のエリートって言われるのが2時間40分台っていうのランナー。
これがまあサブエガって言ってもうめっちゃほんの一握りしかいないランナー。
まあそれとか、あとはねめちゃくちゃ早いランナーにしたらサブテンとか言って2時間10分切りとかサブテンって言ったりするんだけど、
それもう世界、世界じゃん。
そうそうもうそれはもうなんて言うんだろう、もうMGCってオリンピックの先行レースで。
それこそさえっとまあ2024年ですけどパリオリンピックであのマラソン入賞したじゃないですか確か。
そうそうそうそう。
あれ何分くらいだったっけな。
パリ暑かったし山だったかあれだったか8分でサブテンしたんだっけ。
赤なんとかさんなんだっけ。
赤崎さん。
赤崎さんそうそうそうそう。
そういうレベルだよねだからね。
そうそうそうそう。
まあ早い人はそれぐらいで走るんだけど、まあサブスリーっていうのがえっとあれね。
ちょっとなかなかねフルマラソンって皆さんあのこれ聞いてるリスナーさんのうちに走ったことある人ってもう1%、1のくらいパーセント台だと思うんですよね。
で本当にエンジョイで普段運動しない人がフルマラソン走ろうとすると多分平気で6時間とか5時間。
で猿とかたまに運動して気持ちちょっと走ってるぐらいの体作りでもあの5時間切って4時間半にすらできない。
もう5時間近く走ってる。
うちの友達のマラソン宅の山ちゃんがそれでも4時間15分とか。
そうだねこの前切ったんじゃなかったっけ4時間ね。
そうか。
そうそうそうそう。
そうだね走るタイムの出るねフルマラソンのコースで走って。
で普段めちゃくちゃ山登りとかトレイル山道とかああいうところを走ってるオジプトのしらねさんがサブ4ができるマラソンに挑戦して。
あとねアシックスのやつでしょ。
そうであれでも見事に4時間ちょっとというね。
ギリギリサブ4できなかったんですけど。
普段運動してる人たちですら4時間切るのはそれでもすごいと思うんです。
さらにその1時間先行ってるんでしょ。
そうですね。
さらにその1時間先がもう世界記録ってことだよね。
世界記録そう世界記録は2時間00分台だからね。
世界記録保持者がなんか交通事故で亡くなっちゃったんだけど。
え、そうなんだ。
そうそうなんかそういう悲しい事件もあったんだけど。
なんかサブ3っていうのがいかにね結構ハードルの高いことかっていうことだよねこれでね。
頭使う。
めちゃくちゃ体使ってるのに頭もめちゃくちゃ使うんだよね。
めっちゃ使う。
だから自分が今どれぐらいのペースで走ってるのかっていうのを、
GPSってちょっと狂ったりするから大会では。
腕時計とかつけて皆さんペース確認しながら走ってますからね。
そうそうそうそう。
しかもこう距離表示とかもちょっとずれてたりするんよ実際。
だからそれどおりに走ってても、あれ結局こんなにかかっちゃってんじゃんみたいなこともあるから、
やっぱり自分の走っている感覚で今これぐらいで走ってるなみたいなのが結構大事。
それこそ最近でいきますと1月にあった箱根駅伝。
そうそう。
イックとかまさに熱いですよね。
先に出るのか。
出るのかね。
民衆団で固まるのかとか。
そういう感じのことですよね。
そうそうそうそう。
だからそういう自分のペースっていうのがめっちゃ大事だから、
そこのフィジカルの強さとやっぱうまさっていうのも大事になってきて。
解説の渡辺さんが頭で突っ込んじゃうんだよって言ってましたよね。
そうそうそうそう。
ダメだって分かってるのにみんな突っ込んじゃうんですよ。
いやマジでそう。しかもマラソン大会って特にそうでみんなバー行くからもうなんか視界も早いしテンション上がるし。
最初はなー。
だから自分めっちゃゆっくり走ってるつもりなのにめっちゃ速く走ってたみたいなことがすごくある。
で、それ必ず負けパターンなんよ。
絶対負けパターン。
だからそこをいかに抑えるかとかっていうメンタルコントロールみたいなのも必要。
ペースとメンタルまで。
メンタル。そうだからあかんと思ったらガーンって落ちるんだよね本当に。
ただいけると思ったらなんかめちゃくちゃ苦しいけどいけるみたいな。
そこらへんも練習で鍛えていく。
だからもうやめたいっていうタイミングを何度も乗り越える必要があるというか。
練習でさえってことだよね。
練習。もう何回もやめようと。
本番でね、やめたいのを乗り越えるっていうのは理解できますけど、練習でそれをやるっていうのはちょっと想像できないですね。
そういう練習をね、しているということでサブスリーズね。
あとはこれも結構なんだろうな、シンパシーを感じたのが、毎年北海道マラソンに出てる。
じゃあ絶対に同じ空気吸ってますね。
同じ空気吸ってるどころか、その話を聞く限り、去年はのぼるさんのほうがかなり早かった、10分ぐらい早かったんだけど、
一昨年地獄の北海道マラソンがあったんだよね。
と言いますと?何が地獄なの?
北海道マラソンって普通夏なんだけど基本的には20度台で。
北海道ですからね。
比較的涼しいレースなんだけど、2023年の北海道マラソン、8月スタート時気温31度。
え?
超えちゃってんじゃん、30。
そんな日があったんですね。
もうマジで地獄。
ワンチャン山梨の山のほうが涼しいよ、多分。
そう、だから最高気温が34まで上がったって言ったかな。
地獄だな、それ確かに。
そう、で、もうその地獄の北海道マラソンで、多分ねマジで1分も違わないぐらいのタイムでゴールしてるんだよな、俺と。
一緒に走ってるじゃん、じゃあもう。
ほぼ一緒に走ってたかもしれない、むしろ。
多分さ、脳がさ結構疲れてきてるとか、あんまり使わないでいいタイミングとかさ、いいペースの人見つけたりするとさ、
あーちょっとあの人についてこうみたいな時あるじゃん、何キロかさ、少なくとも何百メートルかさ。
絶対そこにのぼるさんいたわ、多分。
絶対いたよね。
のぼるさんの背中使ってたよ、多分、ささか。
使ってたんじゃないかなと思う。
でも本当にだから、え、そんな近くにいたのっていう。
逆にあの、のぼるさんもその北海道マラソンの話、2023年の北海道マラソンの話してたんだけど、
あの北海道マラソンを走った人とは、もういくらでも喋れるっていうぐらいきつかったみたいな。
共有したいみたいなこと言ってて。
ささかもそれ聞いててもう何ニヤニヤしながらううううって。
いやもううむう、そうそうそうみたいな。
そもそもなんか、あのうちのあの妻もね、一緒に走ったというかレースに出てたんだけど、
給水所っていうのが基本的にあるんだよね。
紙コップにあの水とかポカリとか入れてくれるんだけど、
その年暑すぎて、その給水所のコップって普通一人ね、あの一箇所で取っても2個。
まあそうそうだね。
うん。なんだけど前の方の人たちが体冷やすために4、5個余裕で取っちゃってて。
あああ、体にかけてありますね。
そうそうそう。で後半の人ってだからその、要するに5時間6時間とかで走る人かな。
まあ一般に近い人たちですよね。
一般に近い人たちですよね、ほんとに。
の、紙コップが最後無くなっちゃって。
えー。
すごいそんなことあるんだ。
そうそうそう。
信じらんない。あれ無限に湧いてくるもんじゃないの?
無限に湧いてくると思うけど、だからそこも見積もり不足ぐらい気温がやばかったね。
毎年の数じゃダメだったんだ、その年は。
で後半の人はどうなったんですか?
えーと衝撃なことを聞いたんだけど、手弱でなら告げますって言われた。
だってなんだよ、手弱って言うとね、あれね、手をカップにして、手で飲んでください。
手出してくれればそこにいるよって。
手出してくれれば。
洗顔するときの手とか。
そうそうそうそう。
絶対いるよ。
そこにペットホトルの水をこう入れますよと。
そうそうそう。
でそれで絶対洗顔してるやついるって。
そうそう、それでいる。
いるよね、絶対いるよね。
ちなみにすごくかわいそうなことに、あのうちの妻はそのせいでめちゃくちゃ腹ほわしらしくて。
え?
多分だからあんま良くないんじゃない?正常ね。
あーまあ走ってる手ですからね。
だからまあそういうところでも壮絶だったみたいで。
確かに。それでポカリとかもね、飲みたいけど手ベトベトになるしね。
歩く人続出するんですよ、そこから。
漏れなく猿も歩いてるんですけど。
あそこも変わらず10キロ地点とかね、ハーフ地点とかと変わらないペースで行ってたら、
ほら、そういう走ってくる人の姿見れたら、すれ違う人たちだいたいそうなんだよね。
あの人たちトップのあの人たちだみたいな20キロとかさ、
富士山マラソンだとそういうところですれ違うんですけど。
すれ違うもんね。
激坂のところですれ違うんですけど。
あるある。
だってここまで来てるってことはもう35キロとかでしょ。
あのペース、ほんと頭が上がらないなと思って見てますからね。
ペースは、もちろんレース結構マラソンって面白くて、
練習でできてないペースを意外と本番で走れるみたいなことがあるんだよね。
アドレナリンですか。
アドレナリンもあるし、基本的に練習ってめちゃくちゃ疲労を積んだままこなしてるから。
なるほど。
結構疲労プラスフィジカルっていうのがあって、
その引き算、疲労はマイナスとしてフィジカルがプラスとすると、
それの合計値がパフォーマンスみたいな考え方をするんだよね。
なるほど。
だから基本的に練習ってめちゃくちゃ疲労のある状態で積んでいくから、
だからあんまり自分のフィジカルの強さってあんまりわかんないんだよね。
疲労が邪魔をしてるんだね。
ただマラソンの前にガッて疲労を抜く期間があって、
それを超える、ちゃんとそれができると、テーパーリングっていうんだけど、
それがうまくいくと、本番に自分ってこんな走れるんだってぐらいのパフォーマンスを出せるみたいな。
面白いね。
ちなみにそのテーパーリング?
テーパーリング。
テーパーリング。
テーパーってる。
どれぐらいの期間休むんですか?
1週間で落とす。
大体2週間かける人もいるけど、
俺は1週間で距離をガッと落とす感じ。スピードじゃなくて。
走る距離をね。
走る距離を、そう。
いつも平気で10キロとか走るけど、
そうそうそう、それを5キロとかにしていったりとか、2キロのインターバルにしていったりとか。
まだちょっと早いかもしれないけど、そろそろ斎藤崎さん?
うん、もう多分そうだね、来週、再来週あたりはもう、
テンパってる感じですよね。
テンパってるんじゃないかな。
なるほどね。
今かなり積んでる期間だと思う。
そのテンパる前に?
前に結構積むんだよ。
最後の仕上げ飲み込みを。
だからそういう、言ってたけど3時間走とかね。
3時間走り続けるっていう、何キロ走るとかじゃなくて。
じゃなくて、3時間体を動かすからさ、サブスリーっていうのは。
だからその時間運動するっていうのは、体に覚えつけさせるためにさ、とかってやるのがあるんでね。
あと、最後これ言いたいんだけど、これはもうどうでもいい共通点なんだけど、
ふくらはぎがめちゃめちゃ太いらしい。
ここに来て体のフォルム一部回収するんですね。
見てるとこあるじゃん。
結構早いランナーって、あんまりふくらはぎを使わないっていうか、
早いランナーっていうよりも体重が軽いランナーは、
ふくらはぎはあんまり発達しない。
だから、結構ふくらはぎを見ると早いランナーかどうかっていうのは結構わかるんだよね。
じゃあちなみに部屋長が途中で話した、例えば箱根駅でとか、
ああいうところで走られてる方々もバキバキに太いふくらはぎいるなって思ったことあります?
ないんじゃないか。
テレビじゃちょっとわかりにくいか。
多分ないと思う。
外国人ランナーとかは結構アキレス腱の長さが長いから、
その長さによってもふくらはぎの太さも変わってくるらしくて。
なんか俺わかんないけどさ、高橋直子さんとかさ、
すっごい足細かったイメージがあるね。
細い細い細い。
めちゃくちゃ細いのにすげえ走りしてるなって思った覚えがある。
お尻とかお腹とかのハムストリングの筋肉をめちゃくちゃうまく使う。
あと体重移動とかがうまいっていう。
ゴリゴリの筋肉ってあんまりいらないんだよね。
斎藤崎さんとか僕とかは体重がまあまあある方のランナーにしては。
なのでたぶんふくらはぎが結構太いみたいなところは。
そもそもマラソンって小柄な人が走るのと大柄な人が走るのだったら、
小柄な人の方が有利なんですか?
その通りです。
猿はそれも別に特に変わりないのかと思ってましたね。
猿とかはめちゃくちゃいい体型してるちなみに。
山ちゃんのところだからいいね。
我々の友達の駅で仲間のね。
ちなみに猿の足はめちゃくちゃ速いランナーの足してる。
見せつけてくるわ。
猿はそもそも速いからね。
今練習してないだけで。
足と格好だけで一流ぶってくるわ。
猿はポテンシャルはありますからね。
めちゃくちゃポテンシャルはあるから。
ふくらはぎの太いメリットとしては、
僕はふくらはぎが釣ったことがないんだよね、そもそも。
マラソンで釣ったことがないっていうのが一個。
え、それすごい。
強いポイントかなと思って。
強陣っちゃ強陣なんだよね。
だからガクッと落ちることがない。
そのペース。釣らないから。
耐えられちゃうんですね。
ただ足が重いからその分回転も遅くなるし、
スピード出すと結局疲れるしみたいな。
っていう弱点もあるんだよね。