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ポッドキャストが出来るまで。
ポッドキャストが出来るまで。
どうも、ポッドキャストディレクターのこんです。
この番組では、これからポッドキャストをやってみたい、今やってるポッドキャストのクオリティを上げたい、
その人たちの役に立つ情報や、Googleでも出てこない音で聞いて、情報の解像度の上がるTipsを紹介していく、
ポッドキャスターのポッドキャスターによる、ポッドキャスターのための番組です。
なお、この番組での発言は個人の見解であって、所属組織を代表するものではありません。
さて、半年ぶりの更新となった今回のテーマは、
1年以上毎日番組更新をするパーソナリティに効くモチベーションの極意。
というわけで、6ヶ月番組の更新をサボった僕が、今一番気になっているテーマを、復帰第一弾としてやっていこうと思います。
結構ね、ネタは20個以上作ってたんですけど、全然配信しようっていう気にが起きなくて、
なんで配信しようと思わなかったのかとかもね、ゲストの方に相談していこうかなと思ってます。
はい、というわけでゲスト紹介します。
収録日時点、今日が10月の18日現在ですね。
369日毎日ポッドキャストを配信する男、佐々木亮の宇宙話のパーソナリティの亮さんです。
今日よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
お願いします。
まず、亮さんがどんな番組やってるか教えてもらってもいいですか。
僕はご紹介いただいた通り、佐々木亮の宇宙話っていうチャンネルを運営しておりまして、
1日10分宇宙時間っていうのをテーマに、最新の天文学の研究だったり、あとは宇宙ビジネスとか、そういったところをかいつまんでご紹介するというような番組を続けております。
ありがとうございます。
番組の方もいろいろ気になるんですけど、まず一番最初に聞きたいのが、369日毎日配信してるわけじゃないですか。
どうやってモチベーション維持してるのかっていうのが一番最初に聞きたいんですよ。
そうですね。
今日休みてえなとかなんないですか。
これが逆に毎日だからならないっていう方かなって僕は思ってて、
もう完全にルーティン化してるんですよね、僕の中で。1日1日の。
なので、撮ってようやく落ち着くみたいな感じのリズムができてるんで、逆に言うとモチベーションなんていうものがないっていうのが正しいんじゃないかなみたいな感じですね。
初期の頃どうだったんですか。
初期の頃は、これ僕最初そのルーティン化させるまでの100話ぐらいまではネタ用意してました。
すごい100本はネタ作ってたんですね。
はい。
すごいな。
もともとnoteとかで配信をしてて、まあでもnoteの方で100日毎日記事書くっていうのをやったんですよ。
なるほど。
で、そこで溜まったやつをpodcastの方でどんどん発信していくっていうので。
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じゃあもうあらかじめネタがある状態からスタートしてたっていう感じですね。
そうですね、最初は。
だからそのネタに困らないからじゃあやるかっていう感じで毎日やってたっていう。
そうですね。
じゃあルーティンってさっき言ってましたけど、ルーティンってなると1日のどこで収録して配信っていう形でやってるんですか、毎日。
基本的には1日の最後ですかね。
もういろいろ仕事して、でお風呂入る直前ぐらいの。
なんで日付変わるかなぐらいのタイミングでいつもだいたい撮ってます。
なるほど。で、配信は次の日。
次の日の朝にしてますね。
これもでもこの数ヶ月ぐらいです。
それまでは収録したタイミングでそのままアップロードってやってたんですけど、夜中に上げても別に誰も聞かないしなと思って。
なので朝にしました。
通勤時間聞く人とポッドキャストはやっぱりボーイスからね。
ありがとうございます。
じゃあちょっとなんですけど、ポッドキャスト配信、モチベーションという言葉じゃないって言ってましたけど、やっぱりポッドキャスト以外にもモチベーション維持するって大変だと思うんですよ。
例えば筋トレだとか資格の勉強みたいなのってあると思うんですけど。
量産的にこのポッドキャスト以外でモチベ維持してなんか続けてることってあるんですか。
あと途中で飽きたなとかってありました今まで。
いや結構僕飽き性なタイプで、なんかそれ自体が一番のコンプレックスみたいなところはあるんですよ。
ずっとちっちゃい頃から。
なのでなんか無理やりこう続けていける人間になろうみたいなキャンペーンをひたすら僕の中でやってて。
そのポッドキャストもそうですし、そのポッドキャストやりながら博士課程の大学院に卒業して博士号を取るっていうのも何でも飽きちゃうんですぐ。
趣味とかも結構すぐ飽きちゃうタイプなんで。
そういうのでなんか一個専門家じゃないですけど、スペシャリストみたいなのになりたいっていうのが結構大きくあって、
物事最近はようやく続けられてるって感じですかね。
ポッドキャスト毎日配信できてる時点で結構飽き性ではないんじゃないかなとか思うんですけど。
ここ数年でようやくいろんな物事を続けられるようになりましたからね。
20代半ばでそのモチベーションに至れたという。
ようやくです。
僕さっき話して、りょうさんの一個上になる年なんですけど、全然続かないですね。この通り半年たもん。
ネタはね、20個くらいは用意してたんですよ。僕も。
20個は用意してたのに。
超安心しちゃいますよね。
だけど、
その安心がいけないんじゃないですか。
20個持ってるってなると、いつでもできるじゃないですか。
確かに。
いつでもできる時って、僕ってやんないですよね。
確かに。俺もやらないかもしれない。そう言われたら。
だからそこかなみたいな。僕も20個ストックあって半年空いてても、なかなか再開できない気がします。
今回僕がね、再開した理由が結構ポッドキャスト関係のフォロワーさんが結構増えたんですよ。この1、2ヶ月。
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バンって増えたし、このサボってる間中もスポティファイで僕の番組のフォロワーがちょっとだけは増えてたんですね。
ノートも更新したらいいねつくんで、さすがにね。
待ってる人がいると。
待ってる人がいるんじゃないかなって、もう調子乗ってるだけかもしれないですけど。
ちょっとこっからは梁さんの番組についていろいろ話し聞いていきたいなって思うんですけど。
そもそも始めたきっかけって何なんですか、宇宙話を。
始めたきっかけは音声で自分の研究内容とか読んだ論文をアウトプットしたいっていうのが大きくあって、なのですごい自己完結の理由なんですよね。
なんかこう宇宙、今は結構宇宙いろんな人に広めたいじゃないですけど、聞いて面白いと思ってほしいっていうようなモチベーションもあるんですけど。
当時は自分の研究で精一杯だったので、自分の研究の関連の論文だったりとか、あとはちょっと近い分野の論文とか読んで気になることをどんどん吐き出していかないと自分の中に入れ込めない限界を感じてたんで、吐き出す先としてっていう。
で、冒頭に100個用意してたっていう話させていただいたと思うんですけど、あれはなので100回分は練習ができるみたいなスタンスでスタートしていて。
ノートでずっとやってたのが、結局記事を1本書く、僕ライターとかもやってるんで文字書くの結構得意ではあるんですけど、喋った方が絶対早いなと思って。
で、音声入力とかもやろうと思ったんですけど、ちょっとあんまりつかめなくて。なのでどうしようかなと思ったときに、これ音声配信かなっていうのが1本自分の中で見えて、そこからスタートっていう感じですかね。
宇宙の話毎日更新で369日やってるわけじゃないですか。ぶっちゃけ100ネタがあったのもすごいんですけど、残り200本以上もネタどうやって考えてんのかなっていうか、ネタ切れっていう概念はないのかなっていう。
ネタ切れっていう概念はない。僕の場合だと論文とか、あとは論文が一番引用元として多いので、論文って世界中で1日に100本とか出るんで。
これはネタ切れしないですね。 そうですね。そこが絶対ネタ切れしないのと、あと宇宙ビジネスの方も僕ライターとかさっき言っててやってる関係で、結構インプットしたいなっていう自分の中のあれがあるんで、いろんな会社のプレスリリースとか見たりすると、やっぱ世界中の宇宙企業見てればどっかしらはプレスリリース出てたりとか。
っていうのがあるんで、その中で僕が喋りやすそうだなみたいな。1日10分とかで大体まとめやすそうだなって、面白いなっていうのを上げてるっていう感じですか。
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確かに。なんか結構俺のイメージだと、全然結構宇宙の話で毎日更新だから、なんか前やったネタで再生数良かったのは擦ってんのかなとか思ってるんですけど。やっぱ論文とかそういう引用元があるとさすがにそれはやっぱ切れないですね。それすごいな。
確かに確かに。結構これは参考になるんじゃないですかね。映画とか系もね、毎日映画ってあるわけだし、ネットフリックスとか。やっぱ漫画とか映画のポッドキャストって多いじゃないですか。
ああまあ確かに。そういうなんかコンテンツに紐づいたやつ。
やっぱでも一個テーマ決めてるポッドキャスト僕は強いと思ってるんですよね。雑談するだけよりも。だから何かしらポッドキャスト始めるんだったら一個テーマあるっていう方がいいと思います。僕も超日中ですけど、ポッドキャストやりたいとかやってる人のレベル向上のためのポッドキャストっていうのをテーマに。半年サボりましたけど。
毎日配信で結構、僕この番組すげえ編集こだわってるんですよ。結構編集終わるまで時間かかるんですけど、毎日配信だと台本作って収録編集って全部合わせてどれくらいの時間なんだろうっていうのが。
大体30分から1時間は絶対かけないっていうぐらいでやっていて。収録時間が15分ぐらいになるんで、編集は全くなしですね。
編集なし。
編集なしでやって、ネットサーフィンみたいな感じでいろいろ論文とかプレスリリースとか眺めながらこれにしようっていうのを決めて話してっていう。なので台本も一切作らずにネタだけにつけて後は話すっていう感じでやってます。
さすがにこのスタンスでやらないと無理ですね、毎日配信は。
仕事もしててってなると無理ですね、それは。
ただ1回すごい台本作り込んでた時があって、っていうのもポッドキャストのランキングがものすごい上がった時があったんですよね。
多分20位になった時だと思うんですけど、アップルポッドキャスト全体で。その時に聞いてる人が一気に増えすぎてめちゃめちゃ緊張しちゃって。
これやばいぞって。
何にも用意しないで喋ることがゾウゾウし始めちゃって。それで作り始めてたら喋り方も不自然になっちゃったし。
読んでるっていうのあるんですよね。結構思ったまま口に出してるのがリョウさんの本当の言葉っていうのがあるんで。
はい。
僕結構台本作り込むのの1個弊害というかデメリットなんですけど、自分の言葉なんですけど自分の言葉じゃなくなるっていうのは台本作り込むところはありますね。
そう、そこでしんどくなっちゃって。なのでこれは続ける方優先にしないとまずいわと思って。
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それで台本とかも本当にまた作るのやめて、今もずっとやってますね。
わかりました。優先度何かっていうのを決めるっていうのは大事ですね。
あともう1個気になったので、そもそもなんで毎日配信なのかっていう。
あとこれは結局毎日配信にした理由っていうのは、ポッドキャストのランキングを最終的に上まで上げようと思った時に、素人しかできない勝負の仕方しないとダメだなと思って。
それは良い考えですね、確かに。
やっぱ上の方にいるのって芸能人のチャンネルだったりとか、結構お金をかけて作ってる番組っていう背景があるじゃないですか。
じゃあ週1でクオリティ勝負してもやっぱなかなか厳しいものがあるし、2日に1回とかでもいいかなと思ったんですけど、2日に1回だと僕の場合はサボってしまう。
ってなった結果、毎日やるしかないなっていうところで。
すごいですね。それで毎日配信できてるっていうのがすごいと思います。
自分なりにポッドキャストで勝つにはっていうのを考えてるポッドキャストをやってる人ってなかなかいないから、そこがりょうさんすごいなって思いましたね。
最初はもちろんネタとかもあったんで、ポッドキャスト慣れるために毎日やってみて、上目指すときどうすればいいんだろうなっていうのを。
聞いてる人が増えると、やっててもちゃんと増えていくんだなっていう実感が湧いてきたんで、毎日配信やってて、やっていけばなんとなく上がっていくんじゃないかなっていうのを思いながら続けてるっていう感じですね。
これちょっと僕の持論の話もしたいなって思ってて、僕が思うベストな配信頻度って週2なんじゃないかって思うんですよね。
なるほど。
いくつか理由があるんですけど、僕が作ってる番組で一番伸びたのが100円で買い取った怪談話っていう番組を僕作ってて、夏の間だけ、夏だし週2にしようって言ったんですよ。
はい。
そのときはランキング落ちなかったっていうのがあったんですね。夏だからっていうのはあると思うんですけど。
季節から。
そう、季節系のポッドキャストだからまあまあ今めっちゃ落ちちゃったんですけど、まあそれでもトップ20は絶対に落ちないって感じだったんですね、その2ヶ月の間。
だからまあある程度やっぱ週2配信ってのはいいかなって思って。あと僕がYouTubeで見てるRPだったり、ゴッドタンのプロデューサーの佐久間さんのYouTubeチャンネルの更新も週2。
なんか芸能人系のYouTubeでも週2っていうのが多いなって思ったりとか、あとはポッドキャストランキングで素人の人が喋ってるのだと、あとはアダルトークとかゆとたわみたいなやつも結構週2配信の番組多いなっていうふうに思ってるんで。
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まあやっぱ毎日配信は結構しんどいなとすごい大変だと思うんで、まあ本気でポッドキャスト頑張ろうって思うんだったら週2から始めてみるのはいいんじゃないかなっていうのは僕が思ったって感じです。
なんかそうですね、僕そのさっき上の方行くには毎日配信がいいんじゃないかってなったのの他にも何かいくつかあって、僕の中の理由が。でなんかそれが音声ってすごい親近感を持たせられるメディアだなって思ってて
それにプラスしてじゃあ親近感湧くまでのスピードとか、あと親近感ってどうやったら湧くんだろうなって思ったときに毎日配信にしておいて、例えば朝の習慣とかになるとその人の行動の一部にも入れるし、なおかつこの僕の声がより身近に聞こえるっていうところがなると結構強いのかなとは思ってました。
これはめちゃくちゃ強いです。週間化っていうのはすごい音声コンテンツとしてやっぱり一番の強みだと思ってて、例えば朝のFMの通勤時間にやってるラジオって分刻みで毎回変わってるんですよ。
7時半には交通情報、38分には天気、41分にはニュースみたいな感じで、それがルーティンになってるんで。番組の中身はどうでもよくて、あ、交通情報の時間だから家で寝なきゃとか、ニュースの時間だから今あそこについてなきゃダメだっていう風な習慣化されるみたいな感じなのが結構このメディアとして強いので。
やっぱその曜日によって朝聞くラジオとかは僕違くて、例えば有吉さんのラジオだったら日曜の夜やってるけど月曜の朝の通勤の時間に聞いて、結構それってやっぱポッドキャストでもあると思ってて、週間化させるっていうのは他のメディアにもないことで、やっぱ撮れてる時間が長いですからね。
素人の話でありプロの話であり、その人の話10分聞くコンテンツって今ないですから。YouTubeだってどんどん簡単で短くなっていくんで、その中で1人の声を10分も15分も聞かせられるっていうコンテンツはもうラジオとかポッドキャストの一番の強みだなって思ってる。そうなると次ファン化がしやすくなるっていうのはあるんですよね。
よく音声で聞く。
僕なかなかそこまではまだいけてないかなって思ってて。
宇宙の話してたらコアなファンがつくんじゃないですか。結構コアファンが多ければいいんじゃないかなっていう。
再生数よりコアユーザーが多いとこれる。ここからはオフレコなんですけど。
今だとやっぱエンジニアとかカジェットとか。
そうですね。
面白いですね。
だからもうすぐ収益化できる未来がすぐそこです。来年から早くてって思いながら。
いいっすねそれ。
だからコアユーザー持って良いホスト。りょうさん間違いなく良いホストになってると思うんですよ。毎日配信宇宙の話をしてるっていうので。
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というところで言うとね。
もう収益化も。収益化の話もしてきたいけどちょっと。
確かに確かに。
今回はここら辺でって感じで。
結構話しちゃったし。
というわけで。次回ちょっと別な話でちょっと短いんですけど。もう一個聞きたいテーマがあるんで。りょうさん来週もよろしくお願いします。
わかりました。よろしくお願いいたします。
この番組ではリスナーの方からの質問、感想をお待ちしております。
概要欄にも書いてますし、TwitterのDMとかでも大丈夫です。
お相手はポッドキャストディレクターのこんでした。