1. 農家のごちそう
  2. 2024 立冬
2024-11-18 05:55

2024 立冬

味を"言葉"で考える


〜ぴたごらファームのメルマガ〜

<登録>→ https://pitagora.farm/pages/mailmagazine


<立冬号>→ http://eepurl.com/i3FXoU

00:02
今日も我が家の野菜たち、おいしいよ。
はい、始まりました。農家のごちそう。
この番組は、奥出雲に夫婦二人で開いた、自然栽培の再現ぴたごらファームの栽培担当、私古川共介がお送りいたします。
えっとですね、ひらがなで立つと書いて、どういう意味か考えるとですね、いろんな答えが浮かんでくると思うんですけども、例えばですね、いきますよ。
出発するだったり、時間が過ぎ去るっていう意味も立つですし、何かと何かを切り離すっていう意味でも立つっていう言葉がありますね。
また、動詞じゃなかった、蛇みたいな体をした、竜のこと立つ、立つ年の立つですね、言ったりします。
最近聞き始めたポッドキャストで、ゆる言語学ラジオっていうのがあるんですけど、それに影響されてですね、ほんの3人しか聞いてないんですけども、今日は立冬の放送をしたいと思います。
いや、冬が立つって書いて立冬ですよね。面白いですね。冬は立つもんなんですね。今回はですね、味を言葉で考えるっていうテーマで話してみたいと思います。
いつも通りうまく話せるかどうかわからないですけども、よかったらお付き合いください。
この番組、農家のご馳走を収録していて、かねがに思っていることなんですけども、味を表現する言葉って驚くほど少ないなと思って、私が知らないですよね。
世の中にあふれているのかもしれないですけど、パッと使える言葉が少ない、そういった印象があります。
例えばですね、5つの味と書いてゴミとか言ったりしますけども、甘い、酸っぱい、しょっぱい、辛い、苦いっていう感じになりますかね。
でも、この5つで味を伝えれるかというとですね、例えば他にうま味なんてものがあるのではないかとか、渋味はどうなんだみたいなことがあるとは思います。
そこでですね、文明の力を駆使してインターネットで調べてみるとですね、いろいろあったんですよ、それが意外とね。
その一部をご紹介すると、例えばその見た目を表現する言葉として、みずみずしいとか、どろっとしたとかいう言葉があるんですね。
03:01
香りを表現する言葉として、さわやか、生臭い、温度を表現する言葉としては、ぬるい、きんきん、食感もあるんですよ。
なるほど、食感を表す言葉としては、ほくほく、ぱさぱさ、しゃきしゃき、確かに使いますね。
だから、自分が使ってないと思ってたけども、いろんな言葉をなんとか駆使して表現してたのかもしれませんね。
そういうのにパチッと俗さのような言葉でも、例えばパンチがあるとかね、ご飯が進む、箸休めみたいな言葉があるらしいです。
面白いですね、なかなかナチュラルに自分が使える言葉としてありますかね、どうでしょう皆さん。
こういうのを調べて、こういうふうに言葉を並べてたら、味っていうのは味覚だけじゃなくて、いろんな互換の言葉を使って表現されているんだということに気づいたわけです。
ほうほうほうみたいなね。
そんなところで、お嫁さんと話してたら、例えば私なんかが好きな言葉で言うと、浮かんできた言葉で言うと、笑みがこぼれる味。
よくお嫁さんが使う言葉で言うと、体が喜ぶ味みたいなね。
もうもはや味を表現するのに味覚の言葉がないって感じですよね。
調べてて、なるほどいい言葉だなと思ったのが、ほうばるからだであろう、ほっぺたが落ちるみたいな素敵な言葉がありますね。
懐かしい味とか、お袋の味とか、そんな言葉を考えていると、誰と食卓を囲むかっていうような、人と人との関係性にも想像が及びますね。
メールマガでは、お嫁さんが最近よく使うしみじみなんて言葉が出てきますけども、お嫁さんが書いてくれました。
説明欄にリンクを載せておくので、ぜひチェックしてみてくださいね。
いろいろなことをなんだかんだ言いましたけども、結局ですね、おいしいが最強かもしれないなっていう、そんな結論で今日はいいですかね。
では、ごちそうさまでした。
05:55

コメント

スクロール