マクロのニュースを日常に落とし込む政治経済情勢活用ラジオ
はい、こんにちは。インタビュアーの飯田です。そして、毎日6時間以上国内外のニュース情報を見ている
話し手の野村です。この番組は政治や経済のニュースを働く社会人の方が日常の仕事の中で活用できるよう読み解いていく番組です。
野村さん、今日もよろしくお願いします。はい、よろしくお願いいたします。慣れてきました。慣れてきました。ようやく僕も慣れてきました。
噛まずに言います。素晴らしい。撮り直ししてるんですよ。いつもしてるもんね。今回一発で俺、一発で俺慣れてきましたね。
ということでね、今回もね、前回同様、注目ニュース一本のコーナーだけを切り離した単発ものを撮っていきたいと思います。
政治経済情勢活用ラジオはですね、様々な国内メディアだけではなく海外のメディア、政府や民間シンクタンクのレポート等々をね、毎日6時間見ている野村さんの知見をお借りしてニュースを取り上げていくんですが
野村さんはどちらかというとマクロに強いので、マクロのニュースも取り扱うというところで、この全然知見の違う2人の注目ニュースを持ってきたら面白いんじゃないかというところで今回のやつもやらせていただいております。
あんまり活用のところを落とし込めないかもしれないんですけども、そこを意識してやっていこうかなと。
第1回はですね、野村さんが先頭で、僕が後攻でやらせてもらったんで、今回はね、先攻、飯田でいきたいと思います。
では、私のニュースを活かしてもらいますね。
いきます。飯田の注目ニュース1本。
戦艦ヤマトの圧力計を作った老舗。アナログ計の即デジタル化で変革ということで。
これ意味わかんないと思うんで、ニュースタイトルが意味わかんないですよね。
まずどういうことかというと、圧力計。圧力計ってあるじゃないですか。圧力を測るやつ。
それって針がビンビンって動く、昔の体重計みたいな。
あの形式なんですよ。アナログ時計と一緒で、針でやってるアナログ計。
あれをデジタルにするっていうセンサーを作ったと。
どういうこと?
どういうことかっていうと、それを順番に解説しましょう。
それがね、すごく面白いんですよ。
まず、何の会社かっていうと、大阪府の会社で、これ木畑って読むんかな。木畑景気製作所。
これがね、創業1909年。
いろんな圧力を測ってて、特に機体の圧力とかを測るから。
そういうことか。
戦艦大和についてた圧力。
たぶん水深に使う部分とか蒸気とか、いろんなもののところだと思うんですけど。
蒸気測るとかね。
のセンサーを作ってた、もう百何十年続く圧力計の会社なんですけど。
全部アナログなんですよ。
アナログのケーキがいっぱいあっても、見るの大変だし。
人手不足だし。
で、デジタルになるとさ、コンピューターで管理とかもできるし、っていうところなんですけど。
いろいろ問題があってね。
まず、圧力計を置く場所って危ない場所が多いの。
あー、確かに。
だから圧力がさ、もし何かあったときにパーンってなったらさ、ケーキがある場所の、例えば近くに電源があるとかね。
確かに。
電源があったら時に、ところに圧力計のあるものがあるとするやん。
じゃあ何か事故があったらさ、電源のところに発火してドンってなるわけ。
あー、かなー。
だから危険な場合だとか、っていうのを考えたときに、電源ユニットを使わずに圧力を測るっていうことが必要になったりするわけ。
あー、確かに。
で、ここの開発した製品が、サルタって言うんですけど。
これね、アナログの、ちょっとね、もうラジオで伝えにくいんですけど。
アナログのその針の見えてるメーターの部分のところに、もうカポッてはめるだけの、なんかほんまに、何やろ、筒状の物体なのよ。
IoTの、ほんとに磁石でくっつくセンサーなの。
で、電源ユニットいらないの。
そのセンサー、後付けする、その丸っこい圧力計の後付ける、カポッてつけるもの自体にボタン電池が入ってて。
ボタン電池1個で1年動くと。
えー!
で、付けるとどうなるかというと、その針の触れ具合の部分が、結局、磁石が付いてるから。
それを外側のセンサーからキャッチして。
あー、そういうことか。
その磁石で、今どれぐらいを指してるかっていうのを測ると。
天才やん。
で、それを中に入ってるIoT機器で、インターネット通信とかWi-Fi通信でパソコンに送信すると。
だから、何ができるかというと、まず電源ユニットいらずにデジタル化して。
かつ、遠隔でチェックができる。
あー、そうね。
で、こうすると、めっちゃデカい圧力ボンベとかのやつもさ、このユニットはデジタル化しやすいんだけど、
入りづらい場所とか、人出的に行きづらい場所とか、工場のさ、こんなとこ危ないやんみたいな。
あー、わかるわかるわかる。
そことかにカポッてはめたら、1年間ずーっと遠隔でパソコンで全部管理できる。
えー、すげー。
すごくない?
え、すごいなー。
これがものすごく好調で、11月だけで1万台販売みたいな。
あ、ほんまに?
見込み。
見込みはあるんやね。
そう。
はぁー。
で、いろんなその、これこそね、なんか痒いところに手がたたく。
あー、そうですね。はいはいはい。
で、しかもアイデア1個なんよね。
そうやね。
だってさ、針の磁石取って、情報送ってるだけだから。
もうこれ思いついたか思いついてないかの勝負なんよ。
あー、確かに確かに確かに。
で、それが、この1909年から続いてるずーっとアナログのペンキを作ってる会社が出るっていうのが、
熱い。
いや、熱いね。
熱いじゃん。
エモいね。
エモいエモい。
エモいなー。
で、遠隔管理できますよー、危なく。
えー。
で、その、遠隔管理できてない、デジタル化だけしましたーって指輪巻きだと、
うんうん。
停電終わんのよ。
うんうん。
この話が。
あー、はいはい。
そこに、今日話しさせてもらった順番通りのね、危ないところじゃなくて、
あー、はいはいはい。
電源ユニットが置けない事情がある。
はいはいはいはい。
そういうところが繋がってくるとね。
えー。
はい。
なるほどねー。
かなりね、すごく現場の省力化に繋がってて。
あー、すごいなー。
で、しかも今までその、圧力系的に、なんかその、下ろしてた会社以外からの引き合いが多いっていうね。
はいはいはいはい。
ニュースで言ってました。
だからこれ、もしかしたらですよ、あの、場合によっては、あのー、変えれないんですよね。