多動迷子からの脱却
あれもこれもやってみたいって思って、気づいたらリストばっかり増えてて、結局なんか手がつけられない。
あの多動迷子みたいな感覚。あなたももしかしたら心当たりあるかもしれませんね。今回はですね、あなたが共有してくれた資料、
【やりたいことが多すぎる人のためのNotion整理術】。これすごく面白かったので、この抜粋を一緒に深く見ていきたいなと。
はい、お願いします。
今回の探求で目指したいのは、意欲はあるはずなのに、なぜか動けなくなっちゃう。
その、なんていうか、心理的な背景を探りつつ、あなたの好奇心とかそのエネルギーをうまく使って、本当に大事なことに集中する。
そのための具体的な道筋を見つけること。
なるほど。
いわば、多動迷子状態から一歩踏み出すためのヒント探し、みたいな感じですかね。
いいですね。
じゃあ早速、確信の部分からいきましょうか。
まず、このやりたいことが多すぎるっていう問題、これ単に時間が足りないって話じゃないんですよね。
そうなんです。
資料にあった選択肩、選択肢が多すぎると脳が疲れちゃって、かえって何も選べなくなるっていう。
まさに。
スーパーのジャムの実験、あれすごくわかりやすいですよね。
ありましたね。
24種類より6種類の方が売れたっていう。
本当にそうなんです。しかもこれ面白いのは、選択肢が多いと、その選ばなかった方への後悔とか。
あーありますね。
もっと良かったかも、みたいな思考が生まれやすくなって、結果的に選んだものへの満足度が下がっちゃうんですよね。
なるほど。
それともう一つ、意外と見落としがちなのが、機械費用っていう考え方。
機械費用ですか。
はい。例えば、夜寝る時間を削ってスキルアップのために勉強する。
やりがちですね。
ええ。でもその選択が、実は翌日の大事な集中力っていう、見えないコストを払ってる可能性がある。
うわー、それは気づきにくいかも。
この積み重ねが、知らないうちに、あなたを疲れさせているのかもしれないんです。
なるほどな。目に見えないコストか。じゃあどうしたらいいんでしょう?この罠から抜け出すには。
えーと、資料では考え方が2つ提示されてましたね。
はい。
1つは満足化。
満足化。
ええ。常にベストを目指すんじゃなくて、まあこれで十分かなっていう基準で、割と素早く決断するっていう。
あー、なるほど。資料にあったクライアントさんの話。150項目あったリストが、基準決めたら20項目になって、
Notionを使った整理術
そうそう。
すぐ動けたっていうのは、なんか希望が持てますよね。
ええ。
でも、これで十分って、なんかちょっと妥協してるみたいに感じちゃう人もいるかも。
あー、確かにそう聞こえるかもしれないですね。でもこれは単なる妥協っていうよりは、むしろ完璧じゃなきゃダメだみたいな、その呪縛から自分を解放する一種の戦略なんです。
なるほど、戦略。
ええ。全部の選択肢を吟味するエネルギー、それを本当に大事な決断とか行動に振り向けるっていう。
ふむふむ。
で、もう1つがエッセンシャリズム。
エッセンシャリズム。
はい。より少なくしかしより良くっていう考え方ですね。
ふむふむ。
周りの期待とか見栄とかじゃなくて、これもし手放したら自分本当に困るかなとか、これって心からワクワクするかなとか。
自分の内縄基準ですね。
そうです。そのあなた自身の内なる声にちゃんと耳をすませて、本質的なこと以外は意識してやらないって決める力。
やらないと決める力。
ええ。これ単にタスクを消すっていう作業じゃなくて、むしろあなたが本当に進みたい方向性をクリアにしていく。
自己発見のプロセスとも言えるんじゃないかと。
自分の内なる声か。ああ、確かにそこに立ち返るのが大事そうですね。
で、具体的にどう動くか。資料だとノーションを使ったリスト整理の3ステップが紹介されてましたね。
はい。
このノーションを使うっていう点、多分柔軟性があるからタスクをまとめたり見直したり絞り込んだり。
ええ。しやすいですよね。
まさに他道迷子のごちゃごちゃした頭の中を整理するのにすごく向いてる感じがします。
そうですね。
ステップとしてはまず膨大なリストをだいたい10テーマくらいにざっくり束ねる。
次に各テーマについてこれ本当に今やりたいんだっけとか過去の願望じゃないって見直す。
ああ、大事ですね。その見直し。
で、最後に今これだけはやるぞっていうのを5つくらい具体的に選ぶ。
5つ。
例えばチュートリアルを1本見るみたいにすごく具体的に。
なるほど。
これを週に1回、10分くらいやるだけでもいいと。
それだけではただのやりたいことリストが行動の地図に変わっていくっていうのは面白いですね。
ええ、そう思います。
さらに時間のフェンスっていう考え方も役に立つますよね。
時間のフェンス?
はい。夜11時以降はもうPC触らないみたいにやらない時間を先に区切っちゃう。
あらかじめ決めておく。
そうです。タイマーをかけたり、スマホを別の部屋に置くとか、環境の力も借りて自分をサポートするわけです。
なるほど。
ここでちょっと強調したいのは、リストを絞って時間を確保するっていうことが単にタスクをこなすためだけじゃないっていうことなんです。
と言いますと?
エネルギーを一点に集中させることで初めて見えてくるものがあるっていう。
エネルギーを集中させることで見えてくるもの?
そうなんです。
例えば1つの活動にぐっと深く没頭することで、自分の隠れた強みとか、次に本当に進みたい道はこっちだなとか。
そういうのがよりクリアーになるかもしれない。
何かを手放すからこそ、本当に大事なものが牙立ってくる。
なるほど。手放すことでからやくと。
ええ。
これはある意味、多動迷子の状態から抜け出して、自分自身のコンパスを取り戻すプロセスでもあると思うんです。
なるほど。やりたいことが多いこと自体が悪いんじゃなくて、そのエネルギーをどう選んで、どう集中させるか。それが鍵なんですね。
まさに選択肩の仕組みをちゃんと理解して、満足感とエッセンシャリズム、この考え方で思考を切り替えて、具体的なステップで選ぶことと手放すことを習慣にしていく。
そうですね。あなたの貴重な時間とエネルギーを、あなたが本当に価値を感じる、そこに注ぐための戦略です。
選ばないっていう選択肢も時にはすごく力強い味方になるはずですよ。
選ばない勇気ですか。確かに。さて、今回の探求を踏まえて、最後にあなたに一つ問いを投げかけてみたいなと思います。
はい。
もし、今月、あなたが抱えているたくさんの興味の中から、たった一つだけを選んで、それを深く掘り下げてみるとしたら、それは何でしょう?
そして、その一つの探求によって、あなたにはどんな新しい景色が見えてくると思いますか?