フリーランスの悩み
はい。えっと、今日はですね、スキルアップしたい、学びたいっていう意欲はすごくあるのに、あれもこれもってなっちゃって、なんか結局何も進まないみたいな、そういう悩みにちょっと光を当ててみたいなと。
はい。
ユーデミーの後で見るが、なんかどんどん増えるばっかりとか、買った教材がこう、ただ積み上がっていくみたいな。
あー。
特にフリーランスの方とか、新しいスキルを身につけたいあなたには、結構あるあるかもしれませんよね。
ええ。本当によく聞く話ですね、それは。
今回はまさにそういう、あなたのための資料かなと思うんですけど、フリーランスのためのスキル選択術という資料から、いくつかポイントを抜き出して深掘りしていきます。
はい。
何で頑張ってるのに空回りしちゃうのか。そのモヤモヤの正体を探って、いわゆる教材コレクターからちゃんと実践する人になるために、どう考え方を変えたらいいのか。そのヒントを探っていきましょう。
面白いテーマですね。この資料が指摘しているのは、やっぱり選択肢が多すぎること。いわゆる選択肩っていう状態。
あー、選択肩。
ええ。それとか、過去に費やしたお金とか時間とか、そういうコストへの執着。つまり、サンクコストバイアスですね。
サンクコスト。
はい。これがなんか無意識のうちに私たちの行動を妨げちゃってるんだと。そういう指摘ですね。意欲はすごくあるのに動けない。その心理的なメカニズム。これを解き明かすのは非常に興味深いと思います。
本当ですね。学べば学ぶほど動けなくなるってこれ一体どうしてなんでしょう。資料だとその選択肩と、あともう一つ、機械費用盲点っていう言葉も挙げてますよね。
ええ、機械費用。
たくさん選択肢があると、逆に選べないみたいな。
まさに。何か一つを選ぶっていうことは、他の選択肢をある意味捨てるってことじゃないですか。
そうですね。
経験とか。
はい。
それって驚くほど意識から消えやすいんですよね。選ばなかった未来の価値って見えなくなっちゃう。
なるほど。
この見えなくなること自体が盲点であり、さらに選択肢が多いと、いやもっと良いものがあるかもしれないとか、あっちの方が良かったかもって考えてしまって、決断をどんどん先延ばしにしてしまう。
これがなんか知らないうちにエネルギーをすごく消耗させてしまう大きな罠なんですね。
あーわかります。なんかせっかくお金払ったんだしとか、途中まで見たんだからみたいな、このもったいないっていう気持ちが一番前に進むのを邪魔してる感じすごくありますよね。
現実的な判断基準を持つ
資料ではまずこのサンクコストを断ち切ることがめちゃくちゃ重要だと。
その通りなんです。過去に払ったお金とか、費やした時間っていうのはもうどうやっても戻ってこないわけですから。
だから重要なのはこれからどうするかっていう未来の判断ですよね。
なのでまずは手持ちの教材とか、あと気になってる講座とかを全部リストアップしてみる。いわゆる棚卸しですね。
棚卸し、はい。
それをやって、今の自分の目標達成にこれは本当に必要なんだろうかって一つ一つ問い直してみる。
ふむふむ。
で、もし答えが、いや、今はいらないなとか、優先度低いなってなったら、もう思い切ってリストから消すとか、ゆうでみなら非表示にするとか。
あー、非表示。なるほど。
これが新しい一歩を踏み出すための、なんていうか、精神的な余白を作るすごく大切なプロセスになるんです。
なるほど。まず手放してスペースを作ると。で、その空いたスペースに、じゃあ今度は何を入れていくか、何を学ぶかっていう選択がまとまってますよね。
そうですね。
ここで志郎が提案しているのが、その完璧を目指さないサティスファイシングっていう考え方だそうですが、これはどういう?
あー、サティスファイシング。これはマクシマイジング、つまり最善とか完璧を目指すんじゃなくて、サティスファイシング。
まあ、そこそこ満足とか、これで十分っていうレベルでよしとする、非常に現実的な戦力なんです。
ほうほう、現実的な。
ええ。だって情報がこれだけ溢れてる現代で、市場性はどうか、本当に自分に向いているか、将来性は?なんて全部の要素でベストを追求しようとしたら、もう比較検討だけで疲れちゃいますよね。
確かに、動けなくなりそう。
そうなんです。だから資料に出てくるユータさんっていう人の例みたいに、じゃあ3ヶ月以内に月5万円稼げるようになるか、みたいな自分なりの具体的でかつ、これで十分だって思える基準で判断する。
なるほど。これで十分の基準。
ええ。そうすると、意外とじゃあこれやってみようかなっていう道が見えてくることがあるんですよね。
そのこれで十分という基準、それをさらに具体的にどのスキルに集中すべきかを見極めるためのツールとして、レバレ地表っていうのも紹介されてましたよね。数字で比較するっていうのが面白いなと思ったんですが。
ええ。これは学びの費用対効果を見える化しようっていうところみですね。
費用対効果。
はい。例えば、このスキルを習得するのに大体これくらいの学習時間が必要だろうっていうコストと、それによって月にこれくらい収入が増えるんじゃないかっていう期待収益。これを書き出して比較してみる。
例えば、学習10時間で月5万円増える見込みならレバレ地は5.0。学習20時間で月8万円増える見込みならレバレ地は4.0、みたいな感じで。
ああ、なるほど。割り算するんですね。
そうです。もちろん未来の予測なんて難しいですし、これが絶対的な指標だっていうわけではもちろんないです。
ええ。
ただ、なんとなくこっちかなじゃなくて、自分なりの根拠を持って、よしこれに集中しようって納得感を持って選ぶための強力な判断材料の一つにはなり得るかなと。
というわけで、今回はフリーランスのためのスキル選択術を一緒に読み解きながら、学びの迷宮から抜け出すためのステップを探ってきました。
はい。
過去のコストへの執着、サンクコストを出放して、これで十分だっていう基準で現実的な選択をする。そして、レバレ地を意識して一点集中する。
ええ。
言葉にするとすごくシンプルですけど、でもこれ行動を変える大きなヒントが詰まっているように感じますね。
そうですね。大切な視点としては、選ぶっていうのは他の可能性を捨てるネガティブな行為じゃなくて、自分にとって最も価値がある可能性に限りあるエネルギーを注ぎ込むためのむしろ積極的な行為なんだと。
ああ、なるほど。捉え方を変える。
そう捉え直すことがもしかしたら大事なのかもしれませんね。
さて、これを聞いてくださっているあなたにとって、今思い切って手放すべき教材とか学びって何でしょうか?
うーん。
そして、これで十分だと割り切って、まず集中してみるべきスキルは何でしょう?
今日ちょっとご自身の学習リストとか気になっていることを見直してみる。
ええ。
そんなほんの小さな一歩が、今の停滞を打ち破るすごく大きな変化の始まりになるかもしれませんね。