🔹リスナーのわたこさんリクエストの日本各地の面白本の紹介企画
- 笠井新也 著『阿波の狸の話』(中公文庫)
https://www.chuko.co.jp/ebook/2009/08/513143.html
🔹茂吉ダークマター説 参考本とかWebとか
-斎藤茂太 著『回想の父茂吉 母輝子』 (中公文庫)
https://www.chuko.co.jp/ebook/2009/08/513143.html
-斎藤由香 著『猛女と呼ばれた淑女』(新潮文庫)
https://www.shinchosha.co.jp/book/129592/
-ダークマター 国立天文台ニュースをより深める天文学ガイド
https://www.nao.ac.jp/naoj-news/explanation/0005.html
🔹歌集『赤光』(初版) – 斎藤茂吉より
光もて囚人の瞳ひとみてらしたりこの囚人を観みざるべからず
https://saiteki.me/shakko-saito-mokichi/
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サマリー
このポッドキャストでは、リスナーからのリクエストに応え、まず笠井新也著『阿波の狸の話』を紹介。香川県に伝わる狸たちのユニークないたずらや化かし方の話が豊富に収録されており、暇な時や体調が悪い時に読むのに最適だと語られています。続いて、メインテーマである斎藤茂吉の息子、斎藤茂太著『回想の父茂吉 母輝子』を基にした「茂吉ダークマター説」が展開されます。茂吉は外面は良いが内面では粘着質で問題のある人物(ダークマター)であり、妻の輝子はそんな夫の異常性を息子たちに知らせるため、無意識的に夫を挑発するような行動をとっていたのではないかと推測されています。具体例として、料理に勝手に何かを加えたり、庭の雑草を料理に混ぜたりするエピソードが挙げられています。この説は、茂吉が精神科医として囚人の心を読み、その闇(ダークマター)に触れていた経験とも結びつけられ、歌集『赤光』の一節「光もて囚人の瞳を照らしたり この囚人を観(み)ざるべからず」が引用され、囚人の瞳の闇の中に自分自身を見出したのではないかと考察されています。最後に、この茂吉ダークマター説は、2008年の朝ドラ『ほんまもん』の脚本家である岡田惠和氏が描く可能性のあるテーマとしても言及されています。