そういうことが言いたい。
でも、思いませんか?復活するの?これって。
休んでる間に?
だってさ、
え、結局ずっと植えてたら取れないから、だからこういう方法にたどり着いたんでしょ?昔の人は。
これ休ませるだけで、栄養ってつくの?って思いません?
おー、なるほどね。
まあまあまあ、それは後で言いますけど、高校の教科書でこうやって習うんで、
まず、高校レベルの知識を今入れました。トモミさんに。
はい。
ということは、今のこの流れで言うと、新農法っていうのは何だと思いますか?
え、これ?四方。
そう思うでしょ?
うん。
私もそう思った最初。
うん。
最初14世紀とか知らなかったから。
うん。
じゃあこれから三歩生農業がパストロエ村にね、四歩生農業これが導入されて。
あ、高校の世界史の教科書的にね。
的に言うと、的に考察すると。
はいはいはい。
ね?ね?
はいはいはい。
では進まないでって。だから順序よく言うから。
はいはいはい。
もうね、好きで考察したくなっちゃう。ごめんなさいね。あの順序があるんですよ。こっちだって。
はいはいはい。
で、言うと、四歩生農業、つまり農副農法これが入って、農副農法っていうのは収量が爆発的に増えた農法なんですね。
で、これは産業革命と同時期に起きます。
はい。産業革命っていつだっけ?
18世紀頃ですね。
え?400年も間いって、あれ?14世紀でしょ?
お?ということで、農法とは農副式農法でした。
うん。なんか腑に落ちない。
腑に落ちないでしょ?
うん。
そう、だから私これ見たとき最初はね、やっぱファンタジーの世界だからそりゃね、食い違うよなって。
あ、はいはいはい。
そうやってみたよ。
はい。
うん。ちょっと待てよ。ちょっと待てよ。
違う違う違う。これ、これすごいんだよ!
はい。はい。はい。
はいはいはい。
何がすごいのか、あの、ごめんごめんごめん。
えっと、考察するのが楽しくて進まない知恵と、とっとと次に行きたがるこの伴みと。
順番に行きたいから。
はい。
まず、農副式農法だと思った人、残念でした。
はい。
違います。
うん。
はいはいはい。だってね、おかしいもん。農副式はね、さっき言ったね、産業革命とセットなんですね。
うん。
産業革命と農業革命。農業革命って言います。この農副式農法が始まったのが。
はい。へー。
うん。これはセットなんですよ。
うん。
食料が増えないと人口っていうのは増えない。
はいはいはい。
うん。で、さらにですよ。最初農副農法だと仮説したんですけど、おかしいと。
狼と香辛料の中身見てもですね、産業革命前にしては文明がずいぶん遅れてるって思ったんですね。
うん。
うん。まずね、羊を移動させてるんですよ。
うん。
そして、共通した貨幣がない。
あー、共通した貨幣がないね。
いろんなところで貨幣が変わっていくでしょ。
うん。
そして、基本的な通貨が銀貨なんですよ。
うん。
紙幣が出てこない。
おー。
おー。
これはちょっと紙幣の話は話せないや、たぶん。農法で終わっちゃう。
うん。
紙幣の話は今度考察させてください。
うん。
はい。そして、何より、共同体意識が強すぎると思ったんですね。
共同体意識強いね、確かに。
うん。
そうだ。
パソロエ村での話とか、
うん。
よさ者だからお祭りに参加できないって部分もあるしね。
これね、これ農副式農法に行くにしては、共同体意識強すぎるんですよ。
あれ、おかしい。
そしてさっき言ってくれたね、農副式は17世紀から18世紀頃に発明されました。
うん。
舞台は中世ヨーロッパ、14世紀。300年ずれてない?
うん。
あれ?って。
うん。
で、教科書ちゃんと見たんですね、もう一回。
うん。
散歩式は4世紀から1000年だから14世紀まで。
うん。
農副式は産業革命の時期に出てくるんで、
うん。
大体17から18世紀頃。
うん。
実は世界史の教科書の農法論には空白の300年間があるんですよ。
うん。
はい。ということで、
300年はでかいぞ。
でかいでしょ。
なんでだ?
で、ここね、重要だと思うんですよ、ここの300年の移り変わり。
うん。
だけど、高校の教科書では習いません。
うん。
ということで、これから大学インバージョンの農法論の話をします。
はい。
はい。ということで、すいませんね、前提が長すぎて。
これから大学バージョンの農法論を話したいと思います。
これ面白いのかな、この話。
まだ言ってない。
いいで。面白くするんだよ。
はい。
はい。
では、農法区式っていうのはなんか違くね?ってなってきましたね。
はい。狼と渾身寮の物語の中の新農法は農法区式ではないのではないかと。
そうそうそうそう。
最初はね、そう思ったんだけどさ。
うんうん。
あれって、なんかおかしいって。
うん。
ということで、これから大学バージョンの農法論を話します。
はい。
で、もちろん、高校世界史の知識の補強にもなるかなと思いますので。
はい。
物語を知らなくても楽しめるように頑張りたいと思います。
はい。
これから大学バージョンに入るんですが、日本製まではいいでしょ。
古代ギリシャはこれです。
はい。
こう、こうね。
まあまあちょっと言いたいとこですけれども、今回の舞台は中世ヨーロッパなので、ちょっと置いときます。
まあ、とりあえずこうです。
すごいね。麦ってそんな昔から育てられてるんだ。そりゃそうか。
そうですね。
麦がなんでね、育てられるようになったかっていう話もいつかしたいなと思うんですけど、やめとこ。
もうキリがないぞ、キリがないぞ。
で、中世ヨーロッパの舞台では、
はい。
散歩式農法、すいません、私が言いやすいように、散歩式農法って言うんですよ。
これでは。
農法史上説では。
で、私今回、これをもとにやってます。
はい、農法史上説。
かよのぶふみ、農法史上説。
はい。
かよ農法論をもとに話します。
はい。
はい、学派があるんですね、いろいろね。
私はかよ農法論の学派にいますんで。
はい、はい。
いや、許して、怒られないかな。
なんか怖いんです、怖いんです。
なんだろうな。
大丈夫だよ。
巨人の肩に乗ってる感じがするんですね。
分かりますか、この言い方するじゃないですか。
そうなの?
はい、はい、はい。
大丈夫だよ、ちえちゃん。
大丈夫だよ。
狼と香辛料の話をしてるんだろう、あれは。
そうそうそう。
要は、架空の世界の話をということで。
はい、まず、舞台はヨーロッパって言ってるので、
気候は地中海性気候と考えます。
はい、懐かしい中学か高校の時に習いましたね。
でも、忘れちゃいました。地中海性気候とは何でしたっけ?
はい、地中海性気候というのは、
夏がカラッとしてて、冬、雨が降るっていう。
日本と逆ですね、雨と気温の関係。
夏、日本は梅雨があるからね、蒸し暑い。
冬に雨が降る。
なんだっけ、11月のイギリスだったっけ?
ヨーロッパは安いってそれか?
なんだっけ、そんな話聞いたことあるぞ。
旅行好きの人とか海外にいらっしゃる方の方がピンとくるんだろうね。
そうかなと思います。
だから夏は過ごしやすいんですね、ある意味。
蒸し暑くないんで。
カラッとしてるし。
参考にするのはですね、もう一つあります。
肉食の思想、ヨーロッパ精神の再発見。
これも補強というかね。
メインは火曜農法論で言いますが、ウォンズが出てきますね。
本当だ、ウォンズだ。
懐かしいね。
雨に温度の温と書いてウォンズ。
ウォンズとか言いたくなる。
気温が高くなる時期に香水量が低くなる。
書いてる書いてる。
こういう気候、地中海性気候で言いますね。
日本は温度と一緒に湿度が一緒に上がるんだね。
ポコンって上に突き出てる。
突風型なんだけど。
パリが出てるね、これには。
真逆なんだね。
日本では日本製農法は必要ないんですよ。
え?そうなの?
麦育ててその後休ませる。
いらないの?日本。
日本はまず麦じゃないじゃない。
そうだね。
日本は温暖湿純気候なので。
懐かしい、温暖湿純気候。
イーネに向いてるってあってんの?稲作?
そういうことですね。
というか、作物を育てるのに向いてるんですよ。
普通に考えてみてくださいよ。
朝顔を植えるときに暑かったらお水あげるでしょ?
うん、あげる。
でもヨーロッパはそれ逆だと思ってください。
え?
夏暑いときに雨が降らない。枯れるでしょ?
おー、はいはいはい。
朝顔をさ、夏暑いときにお水あげなかったら枯れるじゃない。
それが地中海性気候なんですよ。
はーい、はいはい。
なんだ、2,3日ほっとけば雨が降る日本とは違うってことかい?
違うってことですよ。
だから植物が育つには最低最悪な気候条件ってことですね。
ヨーロッパは。
はい。
へー。
そうなんです。
わー、日本虫暑くて最低って思うかもしれないけど、植物にとっては好条件な気候なんですね。
あー、そうね。分かる。
なんか今台風来てるからさ、ここ北海道宝塚もちょっと暑くて。
うんうんうん。
8月も終わりだというのに。
ね、暑いね。
おかげさまで2,3日で雑草が拝っております。
拝ってますね。
拝ってますよね。びっくりしちゃった。
だからさ、湿度と水と温度で拝るんだと思った。
うん。ね、お水をあげるでしょ、暑かったら。
でもそれね、ヨーロッパにはないんですね。
ということで、こういった工夫をしなきゃいけないんですよ。
わざわざ土地を二分割にして、休館地まで設けてやるんですね。
うんうん。
ということで、日本の感覚と違います、ヨーロッパは。
当然景色も違います。
中世ヨーロッパ、散歩式農法って出しましたね。
散歩式農法。
中世ヨーロッパでは農地を春巻き秋巻き休館地の3つで分けて1年ごとに変えていきますと。
ここからが大学っぽい農法論いきますね。
土地の栄養が足りなくなるので、土地を休ませる工程を踏みますね。
ということで、農地の3分の1が休校地となります。
と言ってもですよ、
日本製でやってて、急にこれでスムーズにいくと思うが、
なんでこっちとこっち、違うようにできたの?って思いませんか?
最初から散歩式できそうじゃない?
これ、なんで3分の1まで減らせたのか?
それが高校の教科書では書いてありません。
本当の散歩式農法っていうのはこっちです。
やっと分かった。
同じ畑で麦を植えてるのと植えてない時期かと思ってたけど、違うんだ。
いっぱい自分の土地があって、その土地の中の半分の麦が植えてある畑と植えてない畑があるんだ。
自分の持ってる畑、いっぱい持ってるんだ、土地を。
その中でどうしてるかなんだ。
何も生えてない土だけの場所もあれば、ちゃんと作物育てる場所もあるってことね。
やっと理解した。ごめんごめん。
畑といえば家庭菜園で畑は1個しかないからさ、そのイメージって言ったけど、
そうだね、農家さんっていっぱい土地があって、その中の土地をどの作物に分けていくかって考えてるんだよね。
ちなみに日本の一世帯あたりの農地の平均面積とヨーロッパの一世帯あたりの農地の平均面積、
これ時代を遡っても日本が超えたことはないと言われてます。
千恵ちゃん家の畑よりもいっぱいあるってこと?
そう。これはどういうことかというと、
どのくらい広いんだ?
日本の方が狭い土地で家族を養っていける土地の豊かさがあるってことです。
こうやって捉えます、農法論的には。
向こうの方がでかく大規模で機械化してすげえじゃん。
じゃなくて、小さい土地で家族を養えるだけの豊度とかって言いますけど、経済学的には。
豊度。
豊か?
土地が豊かってことですね。
ごめん、だいたい北海道の一軒家だったら100坪ぐらいじゃない?
坪。
坪だったらおかしいな。家何個分ぐらいなの?
想像がつかないなと思って、その農地の広さ。
中世はごめん、わかんない。
今千恵ちゃんのお家の畑ってどれくらいなの?
30ヘクタール。
30ヘクタール。
ヘクタールは100メートルかける100メートルが1ヘクタール。
これが30個。
100と100が30個?
今の話してもなって感じもある。
昔と違うからね。
とにかくすごい広いっていうことだな。
そうです。ヨーロッパの方が日本人の想像する農家の10倍は広いと思ってください。
東京、ジェニーランドぐらい?
そうね。わからんけど。
とにかく広いんですよ。
広く使わないと養えないっていう。
だからその中のあんだけ広い中で育ててるとこと育ててないとこがあり、
日本式で休んでるとこ育ててるとこだけだったところを
散歩式ってことは途中3つに分けるってことか。