2024-07-31 01:59

クレームとリワード

あなたは今回このすばらしいリワードをクレームする権利をゲットしました!
なんて文章が、大マジメに送られてきました。

まぁ意味はわかりますが、日本語の表現ってのは、だいぶ様変わりした、いや急激に様変わり中だなーと感じるのです。

自分が身を置く分野ってのは、人それぞれの偏りが有るもんだと思いますが、どうやら世界は英語を便利に使っているようで、英語の進出度合いが非常に高いですね。

本当は明治時代からこの傾向は始まってたんじゃないかと邪推しますが、日本語文化圏では、いくら新しいものが外国から入って雇用が、文法や発音は全く英語にならず、単語単位のみでの採用って感じです。

そもそも日本に入ってきた他の言語たちも非常に多いわけで、漢字は中国から、オランダ・ポルトガル・スペイン・ドイツ・フランスあたりの文化圏からも、相当数の単語が入ってきてますが、まぁ英語が圧倒的に多いですね。

そして勝手に日本人の感性でもってテキトーに使い方や意味合いを改変して、いわゆる和製英語ってのがはびこるようになったわけです。

どっちかと言うと私は和製英語ファンではあります。
日本人だからこそイメージできる微妙な感じを、勝手に改変した元英語の単語をつかって会話に使っちゃうなんて、日本人らしいとも感じてしまうのですわ。

この手のまぁ言葉遊びを飲み会でしてしまった日には止まらなくなるので、努めて自粛している次第ですが、結構世の中には和製英語が多いのは確かです。

今回気になったclaimクレームという和製英語。
文句、それも理不尽な文句と訳したら良いんでしょうかね?
元の意味は請求ってのがしっくり来ると思うんですが、どこからcomplaint苦情の意味で使っちゃうようになったんでしょうかねぇ。まぁ、いいかって感じですが。

rewardリワードってのも最近良く見ます。
ご褒美とか報酬とかオマケとかで理解してましたが、賞品とか景品って言ってはダメな場面とかを想定してるんでしょうかね?
あまり日本語の単語としては市民権をまだ得てないんじゃないかとは感じますが、そのうち定着するんでしょう。

こんな単語がゴマンと世には存在するので、当分飽きませんなぁ。
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00:05
みなさん、おはようございます。
文化や技術と共に進化していくっていうか、変化していくのが言葉だと思うんですけども、
最近気になっている単語が2つありまして、1つはクレームですね。
あらこんな初期不良クレームだよっていうクレームは、みんな使い慣れてると思うんですけども、
実はこういう場合のクレームっていうのは、日本で作られた和製英語なんですね。
特に理不尽な客の要望とかっていう場合には、英語で言うとしたらコンプレインですかね。
それで最近変わってきたなと思っているのが、この使い慣れた和製英語のクレームじゃなくて、英語の意味でのクレーム。
請求ですよね。今回はあなたはポイントがたまりましたんで、この商品をクレームすることができます。
みたいな使い方っていうのが、日本でも使われるようになってきたなって感じてるんですよね。
で、その延長線上でよく出てくる単語としてリワードっていうのがあるんですよね。
これなかなか日本語で使ってなかったんじゃないかなと思うんですね。
ご褒美とか景品とかっていう意味ですね。
このQRコードを読んで、URLからクレームできるリワードがあります。みたいな使い方ですね。
これ昔なら、完成ハガキに必要事項をお書きの上、フルってご応募いただければ豪華商品が当たります。みたいな表現でいいんですかね。
ほんと分野分野で使われる用語っていうのは目まうるしく変わってるなと思いますし、どうしても英語寄りになっちゃう傾向があるんじゃないかなと思います。
あらゆる日本語の単語が英語になっちゃうって日も来るんですかね。って思ったって話でした。
パローでした。では、また明日。
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