2023-12-23 01:59

説明書が無くて当たり前

マニュアル=取扱説明書が無い製品が増えたと思います。
特にソフトウェアが主体となっている製品、その代表がスマホですね。
それにMacなどのPC系も、以前に比べれば相当にマニュアルが少なくなってます。

それもそのはず、メッセージが表示できる画面が装備されている製品は、その画面自体に操作手順が表示できるから。
使う人は、なにか疑問に思った時には画面を見て、自分がやりたい操作を見つけてその通りに進んでいけば良いわけです。

マニュアルが無くなったとは言え、まぁ実際は、箱から開封して電源を入れるとか、充電方法などのごくごく最初の操作くらいは、言語に関係無く絵で示されているマニュアルがペラっと一枚入ってたりします。
電源すら入れられなかったら、操作も何もできませんからね。

そして電源が入って無事にOSが立ち上がって起動できてからは、買った人の環境で稼働できるような状態になるまでに、まぁ無数の質問が飛んできてそれらに表示される言語で対応していかなければならない結構な試練が待ち構えているのです。
実はこの時点でお手上げの人も結構います。その場合は隣りにいる人に訊くとか、経験・知見のある人に丸投げでセットアップをお願いするとかができればラッキーです。
でもそうそう簡単に利用のための基本セットアップができないことを見越して、メーカー側のサポートセンターなどで電話サポート体制を整えたりしていますが、これがまぁ慣れてないユーザーの場合は助けにならないことも多いようですね。

スマホやPCの場合だとまずインターネット設定あたりで大きな壁が有るし、自宅のWiFi環境もよくわからん状態では外部への接続設定すらできずに何も進まないなんてこともよく聞きます。
でもまぁこの手の悩みというか宿命は、ともあれ人間が使えるように作ってある機器なので、一回一通り「自力で」頑張って障壁をクリアしてその先に進む経験を積めば、次々と慣れて感覚がつかめるようになると思いますね。

このへん自動車の運転にも似た感覚がありませんか?
自動車の仕組みをわかるよりも先に、運転の「感覚」をつかめなんてことをよく言われましたが、一回も経験したことないことをマニュアル読んで実践できるかといったら、まず無理ですよね。
でも誰しも繰り返しクルマいじってるうちに普通に操作できるようになる、と。
人間が操作できるように作ってあるから、ってのが私の口癖でもあります。

ハナシそれまくりましたが、今回私が悩んだのはホントに小さいこと。
ググってもなかなかちゃんとした解決方法が得られなかったので久々に困ったな状態になったのです。

普段自宅で、Macを使ってスタエフ録音しています。
MacBook AirのUSB Type-Cポートに接続しているUSBハブ、そこからディスクやらモニターやら10機器くらいつなげて使っていますが、その機器の一つにUSBオーディオインターフェース付きのミキサーがあります。音響機器を数台つなげられて、アナログ←→デジタル変換ができる機器で小型簡易的なものですが、あればかなり便利に使えるので自宅で標準的に使ってます。

そのUSBプラグ環境にいっぱい機器をつなげまくって基地みたいな状態になってるので、その机とは別の数日前に届いたダイニングこたつでMac作業をしようとすると、も〜タイヘンな変更が必要になります。
というか、80cm角の小さいこたつの天板に、モニターやらディスクやらマイクやらの基地をこたつに構築する気も起こらず、でもこの暖かこたつ生活は寒さで優先してしまうというジレンマ。

こたつに置かれたMacBook単体。マイクのインターフェース持ってきたくない。新しく買う?いや、もうお腹いっぱい機器いっぱい。
ん?前に買った胸元固定できるピンマイクが有ったな、でも2.5mmの普通の形状のプラグだから、イヤホン端子しかないMacBookにつなげるためにはUSBに変換するオーディオインターフェースが必要だしなぁーー、、、などと考えてたわけです。

で、ダメ元だと思いつつその2.5mmプラグをイヤホン端子に挿してみました。
実はこのマイクには2.5mmプラグなんだけどTRRSの4極プラグと、それをTRSの3極に変換する延長ケーブルがついてて、最初3極を挿してダメだったんですが、延長を外してTRRS4極(最近Bluetoothの普及で廃止されまくってるスマホなどの標準有線イヤホンマイク用プラグ)をMacBookに挿してみたんです。

一発解決ですね!
何の問題も無く、外部マイクとして認識され、Audacityで普通に使えるようになりました。
3千円くらいで昔にアマゾンで買ったピン型のコンデンサーマイク、忘れた頃に活躍してくれることに。音質・指向性もまぁなかなかえぇんちゃいますか?

マニュアルじゃないよ、ググって解決ってわけではないよ、まずやってみなはれの典型例ですね。
電気回路的には特にハイテクというわけではないものの、ここまで見越して製品作ってくれてるAppleも尊敬です。

TRRSの4極プラグあたりの情報はこちらが詳しく解説してくれてます。

極めろ~ステレオミニ4極プラグの極意 by SOUND HOUSE
https://www.soundhouse.co.jp/contents/staff-blog/index?post=2841

今日も今日とて、ガジェットオタクの端くれは、自分のわがままのために細かいことにこだわって邁進するのでありました。
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00:04
みなさん、おはようございまーす。
最近の家電、ガジェット系のものっていうのは、説明書が無い製品が当たり前って言いますか、普通になってきてると思うんですね。
特に画面があって、そこに何かが表示されるようなもの。スマホとかコンピューター系ですよね。
私もマック歴は結構長い方ですけども、昔はほんと分厚いマニュアルがついてきてたもんです。
最近は無いですよね。あってもバージョンアップですぐ陳腐化するっていうか、全く説明書としての役割を果たさなくなっちゃうっていう事情ももちろんありますよね。
なんでこんなことを今さら言ってんの?っていうことなんですけども、みなさんお気づきになられましたかね。
3日前からこのスタイフの録音のマイクを変えてるんですね。
いつもはマックにUSBのオーディオインターフェース経由でコンデンサーマイクっていうちょっとゴツめのマイクを使ってるんですけども、
例によってダイニングコタツにちょっとスミカを動かしたらこっちの方が快適になっちゃいまして、温かい環境を優先してるっていう具合ですね。
そうするといつものマイクが使えないんで、マックの内蔵マイクで録ってみたんですけども、どうもやっぱりね、いまいちなんですよね。
それでスマホとかにつなげる有線の外部マイク、これはピンマイクのコンデンサーマイクなんですけども、これをつなげてみようかと思ったんですけども、
MacBook Airにはイヤホンジャックしかないっていうんであれどうしたもんかなと思ったんですけども、
なんとTRRSっていう4極のプラグの仕様のピンマイク、させばそのまま使えました。
悩む前に試してやってみろよって話でした。
パワローでした。では、また明日。
01:59

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