スマホ利用ルールの必要性
こんばんは、おやこITノートのハルです。このラジオでは、おやこで知っておきたいIT・リテラシー情報をお届けしています。
まともと、先日話をしていたのですが、子ども食堂の話になりました。
知っている方が子ども食堂をしていて、ちょっと困っていることがある、という内容だったんですね。
どういう内容かというと、利用する子どもたちがほとんどスマホを持ってくるので、
そのスマホで、やはり写真を撮ったりとかしてしまうようなんですね。
子ども食堂という特性上、事情があるお子さんとかもいらっしゃるので、SNSにあげてしまうのではないかという心配で、
スマホを預かっているということでした。その預かるという行為自体、いいのか悪いのかということで、不安になられている
スタッフの方がいるという話だったんですね。話を聞く限り、受付で預かるというのは、やはり子ども食堂の使い方として、
スマホでゲームをするとか、写真を写すとか、やはり違うと思うので、預かるということ自体はいいと思うんですね。
ただ、やはりこの保護者、子ども向けにそういうルールを明確にして、同意書をもらっておくというのが必要だと思います。
そういう同意書があったらいいなと思って作ったので、その話をしたいと思います。
まず、子ども食堂でなぜルールが必要なのかということなんですけれども、やはりスマホ利用というのは家庭だったり、子どもたち自身でも考え方というのも違うと思いますので、
子ども食堂、この場所でのルールというのを了承いただく必要があると思います。
理由としては、やはりSNSへの不要意な投稿のトラブルを防ぐため、トラブルがあった時に、子ども食堂は一切関与しませんよということも明確に伝える必要がありますね。
それはなぜかというと、プライバシーや安全を守るためにしているということ、誰もが安心して過ごせる環境を作るためにやっていますということを明確にする必要があります。
なので、禁止というわけではなくて、どうしてそういう対応が必要なのかということをお子さんにも伝えることで理解できるのではないかなと思います。
なので、スマホを持ってきても理解していれば写真を撮ったりしないと思いますし、勝手にSNSとかにあげたりとかはしないと思います。
やり方と運用としては、利用の年度始めに、子どもたちと保護者どちらにも同意書というかルールについて見ていただいて、同意署名をしてもらうというのを年度始め、ちょっと面倒ではあっても
やはりスタッフの仕事の軽減ですね。スタッフが子ども食堂の仕事をしないといけないのに、スマホに対しての対応をしないといけないというのはとても大変だと思いますので、やはりスタッフの仕事軽減にもつながります。
年度始めに同意書に署名いただくというのが一番やりやすい方法なのかなと思います。その同意書というのもチェック形式の同意書ですね。例えば内容としては、写真や動画を勝手に撮らない。SNSに投稿しない。スマホは受付で預ける。
保護者からの連絡があったときだけ確認する。困ったときはスタッフに相談する。そういうものですね。お子さんが理解できて実行できるもの。そういうチェック項目を子どもたちには見ていただく。そして保護者の方には家でも話してほしいということを伝えた方がいいと思います。
子どもたちに同意書と言ってもはいはいはいと流して聞いたりすることもありますので、保護者の方には子ども食堂の特質上、事情があるお子さんがいるのでここは絶対守ってほしい。もしトラブルがあった場合は、こちらは一切責任を負わなくて、保護者の責任になりますよというのを保護者の方には強く言う必要があると思います。
子ども食堂は安全で安心できる居場所であることが一番大切で、それを目的に運用しています。スタッフの本来の仕事以外のことで時間を取られたり気にしておかなければならないというのは大変負担が多いと思うんですね。
私のブログの方では同意書もダウンロードできるようになっています。ぜひ参考にされて初めに署名をいただくというような形。少し最初の面倒なことがあっても、1年間スタッフは安心して運用できると思いますので、スマホルールについては家庭が責任を持つということを伝えることが必要だと思います。
事前に理由を伝えておけば、お子様も保護者も安心して食堂を利用できると思います。ぜひチェック形式同意書、ブログの方からダウンロードしてください。
それでは本日は以上になります。明日も良い1日を。ありがとうございました。