こんにちは、PitPaの富山です。
今回は、サイボーズ社のデザイン&リサーチグループさんが運営する
2020年7月にスタートした
サイボーズデザインポッドキャストへのインタビューになります。
前半ではですね、2年間続けてきたというところで、
そのポッドキャストに対する反応などを聞いてきました。
まだお聞きでなければ、ぜひ前半よりお聞きいただければと思います。
この後半ではですね、サイボーズデザインポッドキャストさんの
運営のやり方、企画とか制作面について、いろいろ深掘りして聞いてきました。
またちょっとお話変わるんですけれども、
ポッドキャストをやっていて、大変だなって思うことってあったりします?
そうですね、収録して編集するっていうのは、慣れるまでは大変だったなって思いますね。
アドビオーディションで編集してるんですけれども、
始めた当初は使い方すらわからなかったので、
そこを調べるところから始めてっていうのは、ちょっと大変だったかなって。
あとは、やっぱり自分1人だけだと継続していくっていうのが難しいので、
いかに仲間を作って、
ポッドキャストを収録して編集できるようなメンバーを増やしていくかっていうところを
考えていく必要があるなっていうのは最近思いますね。
今、編集自体は篠原さんだけやられてる感じなんですか?
一応3人体制ぐらいで今は動いていまして、
みんな編集とか収録もできるような感じになってますね。
番組自体は篠原さんがメインで取引やってることも多いと思うんですけれども、
たまにニアさんですかね。
他の方が仕切ってるような回もあったりするんですが、
この辺、誰がどういうふうにやっていきましょうとかっていうのは
なんとなく決まってたりするんですかね?
実は全く決まってなくてですね、
誰でも自由にポッドキャストを撮っていいよ、配信していいよっていう感じなので、
ネタがあれば誰でも撮って配信OKっていう感じで、
ニアちゃんの回があったり、他の新卒のメンバーの回があったりっていう感じですね。
その辺の企画はどうやって上がってくるっていうか、
自然発生的に上がってくる感じなんですかね?
いろんなパターンがあるんですけれど、一番多いのが
デザイン&リサーチでは週に1回定例会っていうものがありまして、
そこで業務の進捗とか共有するんですね。
そこで上がった話題の中で、
これポッドキャストのネタにいいんじゃないかなっていうのが上がった時に、
それポッドキャストで話しましょうよとか、そこでお誘いをしたりとか、
それ〇〇さんと〇〇さんで話したら面白いんじゃない?みたいな感じで、
ちょっと撮ってよってお願いしたり、
そういう感じで決まることが多いですね。
定例の中で、じゃあなんとなくネタが自然と出てくるみたいな。
そうですね。それが一番多いですね。
あとは持ち込みネタみたいな感じで、個別にメッセージが来て、
これこれこういうことを今やっていて、
なんか話すと良さそうって思ったんですけど、どうですかね?みたいな相談が来たりすることもあるので、
そういうのも拾って、いいじゃないですか、やりましょうよみたいな感じで進めたりっていう、
そういう感じですね。
ちょっと制作って言いますか、編集しのはらさんやられてると思うんですけれども、
制作物、音声を作っていく上で、
こだわりみたいなものってあったりします?
まずコンテンツ自体については、話を盛りすぎないようにしています。
よく見せないっていうんですか、いい意味で。
ありのままをお伝えするっていうことを気をつけていて、
編集に関してはやっぱり聞き取りやすい音声になっているかとか、
そういうところは気をつけて編集するようにしてますね。
こだわりとしたその2点ですかね。
ノートで文字起こしをされていると思うんですけれども、
これ結構大変じゃないですかね。
そうですね、けど前よりなるべく作業の負荷はかからないように、
最近はなってきている感じではあるんですけど、大変ではありますけど、
必要なことかなと思って取り組んでますね。
文字起こしをやったほうがいいんじゃないか、みたいなのはどういう経緯だったんですかね。
耳の聞こえづらい方にも楽しんでいただきたいっていうのがありまして、
多様な人が聞けるような、楽しめるようなコンテンツでありたいなっていうのが一番ベースにありまして、
サイボーズ自体がチームワークあふれる社会を作るっていう理想を掲げているのもあって、
多様な人がチームに入れる、そういったものを体現するために、
多様な方に楽しんでいただけるために、耳がちょっと聞こえづらいなっていう方でも、
ポッドキャストの内容を少しでも楽しんでもらえたらっていう思いで文字起こしをずっとやっている感じですね。
なるほど、素晴らしい思想をおっていますか。
まさにユニバーサルデザインって言いますか。
この考えは会社の良さがすごい伝わるエピソードだと思います。
ありがとうございます。
今収録はオンラインですかね?
オンラインでやってます。
オンラインで収録するにあたってはあまり困ってはない感じですかね?
何事もそうなんですけれども、やっぱり伴奏してくれたり
手伝ってくれたり、仲間も応援してくれてるからやろう
っていう気持ちが生まれてくるので、
この辺は本当に参考になるかなと思います。
最後にですね、インタビューしたこのサイボーズさんの
このサイボーズデザインポッドキャストの
おすすめエピソードをいただきましたので、
こちらをですね、ちょっとかいつまんでですが流させていただきたいなと思います。
皆さんこんにちは、デザイナーの篠原です。
この番組はサイボーズデザイン&リサーチグループのメンバーが
日々の活動や取り組みを雑談形式で紹介するコンテンツです。
デザイン、リサーチ、アクセシビリティを軸に
サイボーズデザイン&リサーチグループの今をお届けしつつ、
メンバーの人柄やチームの雰囲気をお伝えします。
今日はですね、スペシャルなゲストにお越しいただいています。
U-Expressの井出さんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
いやー、井出さんにはいつもサンディエゴのリサーチで
お世話になっておりまして、本当にありがとうございます。
ありがとうございます。
今日もアメリカカラーですもんね。
いや、今日は北千住カラーなんですけど。
え、北千住?
いや、冗談です。カルフォルニア州のサンディエゴカラーさんから。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
本当にいつか井出さんにはこのポッドキャストへ出演していただきたいなって
ずっと思ってたので、本当に今回出演できて嬉しいです。
今回のテーマはですね、井出さんに聞く海外リサーチあるあるです。
サイボーズのリサーチャー、ドイが井出さんに海外リサーチのリアルな状況や
日本企業が海外リサーチを行う際に気をつけるポイントなど
いろいろ聞いちゃうぞという内容になっております。
ということで、簡単にドイちゃん自己紹介をお願いします。
はい、2021年の9月中東入社でさせていただきました
サイボーズでUXリサーチをさせていただいてます。
ドイと言います。よろしくお願いします。
サイボーズからですね、柴田さんにも来てもらってます。
柴田さんも簡単に自己紹介お願いします。
サイボーズのデザイン&リサーチの柴田です。よろしくお願いします。
ビッグボス。
ビッグボス。デザイン&リサーチのビッグボスです。
そうですね。それではここからちょっとドイちゃんにバトンタッチしたいと思います。
井出さんのそうですね、自己紹介から始めていただく感じがいいかなと。
はい、井出健太郎です。UXプレスのですね、代表をしているんですけれども
僕はもともとアメリカのソニーのですね、UXチームのほうを7年ほどやりまして
2015年から起業して現在のですね、UXエージェンシーであるUXプレスを立ち上げて
そうですね、サイボーズさんをはじめ今54社ぐらい、日本の何ですかね、名だたる大手企業からスタートアップまで
多くの企業のですね、グローバライゼーションをサポートさせていただいてます。
で、やっていることとしては基本的には、いわゆるUXリサーチとデザインを行っているんですけれども
うちの場合、定量と訂正調査という両方をやっていて
サイボーズさんの場合は主にUXリサーチのほうをですね、こちらでお手伝いさせていただいているという
そういったご縁があって、今日も参加させていただいています。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ここからはどいちゃんにガンガンいろいろ、井出さんに聞いてもらうみたいな感じでやっていきましょうか。
そうですね、何が聞きたいのか。
まずは井出さんと、井出さんというかUXプレスさんとサイボーズで
どんな活動、リサーチ活動をしていたのかというのをちょっとだけ紹介させていただきたいなと思います。
井出さんにいつもお願いしてですね、例えばですけどサイボーズのKintonという製品
そちらのアメリカのユーザーさんが初めて使ったとき、オンボーディングって言うんですけど
初めて使った時にちゃんと使えるのかどうかっていう使いやすさのユーザビリティテストであったり
あとコロナ前、ちょっと前ぐらいですかね、ではアクセシビリティのリサーチとかもされて
実際にアメリカの障害者の方を調査協力者として呼ばせていただいて
Kintonとか本当に使えるのか、専門の方が使えるのかとか
そういう調査とかもさせていただいたりしていますっていう感じですね
ちょっと当時似てなかったんですけど
そうですね、コロナ前になりますけどね
懐かしいね
やっぱりあのブランク期間があるんで、結構2年とかあって目立っちゃいますよね
でもあれはすごくいい活動でしたよね
実際のアメリカ人の視覚障害者の方を招いて
Kintonを実際に使っていただいて
どういったフィードバックを得られるかっていうところで
結構いろんな勉強をさせていただいたっていう感じですごくいいテストでしたね
海外で生活されている人がどういうふうな暮らしなのか
どういうふうに業務としてKintonを使っているのかって
やっぱり全然日本に行けると見えないんで
その辺を海外の方、5,6人、7人とか
ヒアリングさせてもらうだけでもすごくいろんなことが見えてるな
リサーチのレポート見てて思うんですけど
そんなことをさせてもらってますね
やっぱり実際にこっちで働いてらっしゃる
そういう視覚障害者の方っていう風になってくると
かなりリテラシーも高かったりするんで
僕らも最初に例えばスクリーンリーダーの読むスピード自体も
びっくりしたぐらいだったんで相当早かったんですよね
ああいうのもやってみないとわからないところは結構ありますよね
今日早速一つ目の質問いきたいと思うんですけど
サイボーズと井出さんでいろんなリサーチをされてきた
っていうお伺いしてるんですけども
ぶっちゃけサイボーズのリサーチってどうなの?
っていうところをちょっと今日はお伺いしたいなと思ってて