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2021-02-15 37:03

第114回 笑いといじめ 〜「人を傷つけない笑い」に対する違和感

爆笑問題 太田光さんの書籍 芸人人語の一篇『笑いといじめ』をきっかけに、お笑いといじめについて人間の本能の視点から考えてみました。

『芸人人語』
https://www.amazon.co.jp/dp/4023319201

TAZAWAが影響を受けた人物
爆笑問題が好きな人はX JAPANも好き説
書籍『芸人人語』
この番組はエッセイの一篇的
芸人人語から『真夏の太陽』
見方を変える大切さ
笑いといじめ
人の失敗に笑ったことがない人がいるのか
いじめ罪?
人間の愚かな感情に目を向ける
個人が断罪してもいい?
個人の責任にしがち
ある種のコミュニケーションにラベルをつけたのが「いじめ」
TAZAWAが嫌いなよくあるYouTubeの企画 Part 1
収録スタジオのお時間が...
仕切り直し
TAZAWAが嫌いなよくあるYouTubeの企画 Part 2
人を脅かすだけのドッキリ企画
オタクのフリをして実はすごい系の企画
某格闘家の企画
テキ屋の企画
傍観者としてのいじめ
森喜朗氏の辞任問題
WATAの体験談
対症療法でしかない対策
TAZAWAの体験談
ツイッター上でのフェミニズム
終わりに

#太田光 #芸人人語 #いじめ

お便りはこちら
https://forms.gle/oEfBpskGT2qf4iMW9

00:04
どうも、TAZAWAです。
どうも、WATAです。
まあ、いろんなものとかいろんな人に影響を受けて、みんなそれぞれ来ていると思うんですけど、僕の場合は、前、影響を受けたエンタメ作品とかで言うと、コチカメを紹介しましたけど。
コチカメね。
今日は、人物ということで、理由名人みたいなところですかね。僕は、そういう意味で言うと、やっぱり爆笑問題の太田さんですよ。
はいはいはい、太田さんね。
僕の相当人格形成に影響を与えている人ですから。
まあ、この番組でもよく話してますからね。
ちょこちょこ出てきますからね。
ちなみに、僕の人格形成に影響を与えた有名人で言うと、3人。
ガクとヨシキ・太田・ヒカリさん。
一人だけ、毛色が違うんだよな。もう。
一人だけ、ジャンルが違うんだよな。
僕の中では、すごい並んでる感じ。
並んでますよ。様子とか見た目が全然違いますからね。
でも、爆笑問題好きな人って、X好きな人多いんですよ。なぜか。
あ、そう。
爆笑問題のラジオとか、そういうハガキとか、そういう投稿でも、私は爆笑問題さんとヒデさんが好きですとか、太田さんとヨシキさんが好きですとか、そのセットで結構いて。
なんか何かあるんでしょうね。
へえ。
共通点が。
共通点が。
爆笑太田がXジャパン好きとか、そういうことない?
それ全くだと思います。
何か生き方とかなのかな、Xの。
めちゃくちゃな感じ。
めちゃくちゃな感じは分からなくはないですけどね。
美意識は結構違うと思いますけど、太田ヒカリとXジャパン。
僕は太田さんが好きなのは、ほんと読書家だからあるよね。
読書家の彼から放たれる言葉が、やっぱりすごいかっこよかったし、考え方とか。だから僕も彼がきっかけで本を読むようになりましたから、大学についてきて。
そんな太田さんが最近、ついこの間出たばっかなんですけど、芸人人語。
雑誌とかに連載してるエッセイをまとめたやつで、2020年の1年間で毎月投稿してたやつをまとめてるやつなんですよ。
だから途中でコロナがあって、途中からもうコロナの話しかしなくなってるとか、ちょうど去年の1年間の施策をそのまま出てる。
本当にね、もう一遍一遍がね、もう痺れるんですよ。もうめちゃくちゃ集大成だと思いますね、彼のエッセイのこれ。
すっごいよかった。なんか読むのにめちゃめちゃ時間かかったし、深いことをすごい言ってるから、もう本当にもう途中で本閉じながら、僕は考え事をするぐらい。
本閉じながら?
だから、ああーってなって、一回本閉じて考えようみたいな。
噛み締めてる。
そうそうそう。だからすごい読むの時間かかったんですよ。
これ、なんかもうタレントが書いた本って感じじゃないですね。やっぱなんかもう作家のエッセイっていうか、感じですね。
こういう彼のエッセイを読むたびにもっと本を読まないとなって思わせるんですけど、僕はこの番組やってて、僕の心の中ではですよ、結局この番組僕が最初にやろうって言い出しましたけど、
03:14
結局たまたま僕ら二人が好きな話題というかが似てるから、今のこういうなってますけど、僕は僕できっとこの太田さんのエッセイの一編のようなコンテンツを作りたいんだろうなって僕は潜在的に思ってたんだろうなと思いました。
要はもう掘り下げ方がすごいんですよ。出だしはそれで喋ってるのに、最終的にはそこに行き着くんだっていう、例えば最後の本で真夏の太陽っていう回があるんですよ、一編。
どういう内容かってちょっと口で説明するとちょっとチンプになるんで、あえてちょっとざっくりこう、僕がさっき言った意味がどういう感じかって説明すると、
これを書いてる時コロナがまさに、多分数ヶ月前ぐらいの話なんですけど、正しく恐れるっていう考え方が結構あるじゃないですか。正しく恐れるっていうことがどういうことなのかっていうところから始まって、
世界でコロナ封じ込めに失敗した国、しかもちょっと野蛮な感じで失敗したような国が経済活動とか国際交流っていう名のもとに自分たちの価値観をニュージーランドとか台湾とか賢く対策して封じ込めた国に押し付けることがあってはいけないと思うっていう話につながって、
なんでかって言ったら封じ込めに成功した国の人たちっていうのは、いわゆる精神的な免疫がないと封じ込めたがゆえにね、だから環境が違って時間差で生じてくる恐怖がそれぞれある中で、その恐怖を完全に統一することはできないけど精神的な免疫がある人たちが思い出すっていうことでおもんぱかっていけるような可能性はあるんじゃないかって
だからその国々の違いを埋めるのは想像力だっていうところに結びつくんですよね
でこの想像力っていうところから今度はアカリエの案の話になるんですよ、でアカリエの案が孤児院で本ずっとたくさん読んでたと、でどんな圧勢の中でも頭で思うことは検閲できないと、で逆に想像の中が絶望だと人は自分で命を絶ってしまうと
それだけその想像っていうのは大事なんですね、頭の中で、でそんな話から次柴梁太郎さんの話になるんですよ、で柴さんが晩年21世紀を生きる君たちへって本を書いてるんですけど
その中で柴さんが過去2000年以上続く世界の中で自分には素晴らしい友人がたくさんいるって言うんですよ
要は柴さんは過去のその歴史いろんな人物にフォーカスを当ててきたから柴さんだからこそ過去のその偉人たち歴史上の人物を自分のやっぱり友人だというふうに捉えて
過去の友人たちが常に自分を励ましてくれるって言うんですよ、で大田さんはねそれこそが学問であって歴史とか読書をする意味だって言うんですよね
で柴さんだけ周りの人にはこの日本っていう国に絶望してるって話をよくしてたんですって、大田さんが仲良かった、柴さんの周りにいた人とたまたまお話しする機会があった時に実はその柴さんはこういうことは書いてたけど今の現代社会に絶望してるって話をよくしてたと
06:17
だけど実際はそんな風に絶望してる柴さんが書いたこの本の最後の結びは真夏の太陽のように君たちの未来は輝いていると思うっていう風に占めてるんですよね
でそんな柴さんの想像力は自分にはねすごい敬意を払いたいっていう話をして、最後大田さんはね今いろんな問いがあるじゃないかとコロナの話でね
なぜ学校に行けないのかとかなぜマスクなのかとかゴートイットとニートって何なのかとかオリンピックがなぜ延期になったのかとかだけどその問いこそが学問の窓であると
だけどさっきのその問いを勉強していくには医学とか疫学とか経済学、知性学、人間が勝手に境界線を引いたその学問のカテゴリーを全部取っ払って解放して総動員して考えてもまだやっぱり答えが見つかんないと
それがやっぱりこう学ぶっていうことだと思うって言うんですよね
でそんな大田さんが最後に自分もね今の若者にすごい期待をしているってことで締めてるっていうエピソードなんですよ
っていうようなことがもういっぺんいっぺんこんな感じなんですよ
僕はすごいなと思って
こういう配信を僕はしたいと思いました
だからコロナの話から始まって最終的な学問の窓の話になってるわけですよ
なんかやっぱりその切り口としてはどうしても落としどころがやっぱりメディアがそうですけど
今回やっぱり特に去年の話ってどっちかというと絶望と他にというか一寸先が闇なのが見えてて
それに対する不安と不満とやっぱり自己嫌悪というか国民性の批判みたいなところとか政治の批判みたいなところで帰結しちゃう
っていうかそういうずっと流れを繰り返してるじゃないですか日本でも言ったら
でやっぱね側面とか見方を変えなきゃいけない時期に来てると思うんですよもうそういうのもうやめて
だからそういうヒントがねすごいありそうな気がしましたよなんか今
今日話したい話の導入ですまだすいません
導入すごい良い話やったけど
もうオチがついた感じになっちゃった
この本の中のまあ今日はねその笑いといじめについて語ってるところがあったんで
話したいんですけどまずその前にこの本が痺れる本だったって話をちょっと紹介したくて
聞いただけでなかなかいいこと言ってますよね
笑いといじめ
笑いといじめねこれまたあれですねディープなやつですよこれは
09:02
まあ基本的にまず太田さんの話だとね結構前から昔から言ってるんですよ太田さんの話
基本的にその笑いといじめが違うとかってみんな言ったり言いがちだけど
そんなわけねえだろってことをずっと言ってるんですよ
やっぱり人を傷つけない笑いなんて存在するのかってことをずっと言ってたよね
人の失敗で笑ったことがないなんて人いるのかっていう
とかやっぱりあとは我が子にいじめは存在しないっていう先生だったりとか
いじめといじめが違うって言ったりする芸人とかに関してはすごい嘘くささを感じるっていう
あと特にその去年の年末あたりに一昨年かペコパーが出てきたじゃないですか
そうですね
結構ペコパーの笑いに対して人を傷つけない笑いって言ったりする風潮は
大名刺になりましたね
ありましたよねもうふざけんなって言ってましたよね
それをたまたまだからちょうどいいことを言ってやった感あるんでしょうね
その人を傷つけない笑いっていう表をすることに
もうそんなわけねえだろっていう
去年のM-1で確かウエストランドがそれに近いことを言ってた気がする
芸人に貧困法制求めんじゃねえ
芸人には全員復讐のために戦ってるんだみたいな
さすが爆笑問題の後半ですね
そうさすが同じ事務所
結局人って人の困った姿見てやっぱ面白いと思う
まあね反射的なものなんでしょうねこれはね
だから例として太田さんが言ってたのは
例えばチャプリの笑いなんて実はいじめてるわけだよね
あとトラさんとか
今だったらちょっとクレームがきそうな内容だったりする
あと金茶の笑いなんてもう完全ないじめで
僕らの世代だとあんまピンとこないから
結構かなりひどかった
素人を勝手にステージ上がらせて
あと二郎さんに対する扱いとかもあれはパワハラだったと思うんだけど
そうそうそう
あとさっき言ってたコチカメもだいぶあれだと思う
言ったらね
そうですよねでも別にそれでいいっていうかなんていうのか
まあそのディティールのとこはねちゃんと話し合わなきゃいけないなとは思いつつ
何を恐れてるかっていうのは知りたい感じがしますよね
そういうものが世の中に露出したことによって
何か危機感を感じてる人がいるっていうことなんですか
助長されちゃうとかそういうこと
でもそういうふうに文句を言う人って
いじめてますよ人のこと普段
でしょうね
絶対だってバレティブ番組見て笑うんだから
ああそうですね
あとは切り口書いて笑いっていう形じゃなくても
そういうやっぱり人を引いたげるいじめるっていう声たくさん
モジュールはあるわけ変数はあるわけ
直接いじめという形でいじめなくても
無意識のうちにいじめに参加してるんですよねみんな
まあ知ってるでしょうね
だって定義としては世の中を傍観してるだけでも
12:00
いじめにはなるわけでしょだって止めないんだから
そうそうそうそれはそうだと思います
だから僕らお笑いを見て面白いと思うじゃないですか
心の中ではみんな笑いの下に見れるから笑えるっていうのは
あると思うんですよ絶対に
まあそうでしょうね
だから芸人さんとかが女芸人の人がめちゃくちゃ美人だったり
芸人さんがイケメンだったりとかすると
笑いにくかったりするっていうのはやっぱりそうだと思うし
結局なんだかんだ言ってみんなそうなのに
人を傷つけない笑いとかって堂々と言えるっていうのは
どうなのかなと僕も確かに思う
そこを素直に認めないとと思うんですよね
確かにね
僕これを聞いてすっごい鮮明に覚えてる自分のエピソードがあって
僕一応就職活動してたんですよ大学生の時
就職する気はそんななかったんですけど
茶髪にロンリーでグループディスカッションとか行ってたんですよ
行ってたんですか
カラカラのシャツ着てそこはリクルートスーツ
リクルートスーツ
PHP研究所っていう本
あそこ僕エントリーシートとか通ってグループディスカッション行ったんですよ
その時にテーマがいじめだったんですよ
いじめについてどう思うかっていう話になって
誰かがいじめ罪っていうものを作るべきですとか言い出したんですよ
そしたらもう他の人たちがみんな確かにそうですねって感じで
いじめ罪を作る感じでまとまり始めてたんですよ
僕はすごい当時とんがってたし
いやマジでバカなのかなってマジで思ってて
態度に結構出ててたんですよ
イライラしちゃってた金髪の人怖いね
要はみんな初めて考えたんだろうなと思うんですよ
向けたことないんだよね
当時は僕別に自分で言語化できなかったけど
人間ってそもそもいじめるってことって
良くないことだと分かっていながらも快感を覚えてしまう生き物じゃないですか言っても
そういう人間人類に対していじめ罪を作るって
僕ねいじめ罪を作るとかって発想自体が
すごいなんか人間舐めてんなって思ったんですよね
要は人間に対するその程度の浅い姿勢で向き合ってるような
その考え方がまたいじめを作るんじゃないかと思うぐらいなんですよ
なんかでも僕もでも近いことは思いました
なんかその発想自体がいじめに繋がってっちゃいそうだなというか
だって人間に向き合ってないんだもん
そうですねだから根本的な対象療法じゃないの話じゃないですか
要は風邪ひいたから風邪薬飲めばいいみたいな
それぐらいのレベルの話に帰結しちゃうと
もっと本質的ななんかすごい根深いところで
そういうのが国を作ってるわけでしょそういう根深い問題が
だからまぁ助長しちゃう可能性ありますよね
だから人間はやっぱり人をいじめることに快感を持ってしまうって前提で
人間だと思って考えないといけないかなと思うんですけど
なんかそういう意味で言うと大田さんがこの本で言ってるのは
言ってもその世の中から戦争がなくならないのは
人間の心の中に愛があるからって言うんですよね
15:03
でも愛があるから憎しみがあるわけじゃないですか
何か守ろうとする気持ちってのはやっぱり対して憎しみが同時にするわけで
そういう人間の愚かな感情をいじめたくなる
そういう人間の愚かな感情を見ないフリをして
どんな世界を作るつもりなのかっていうことなんですよ
いわゆる断罪するっていう感覚
人にはやっぱり悪いものを排除したりとか
成敗するっていうそれは生存本能としてあって
これ結構前にエピソードでもしかしたら話したかもしれないですけど
前に言ったようにいじめてる人って
悪いものを成敗してるっていう感覚でやってる人もいるんですよ
でも悪いものを成敗するって悪いことじゃないっていうことじゃないですか
ただ感覚の違いでそれがいじめにもなるし
成敗してるのにもなるんだけども
そもそも問わなきゃいけないのは個人がそういった断罪をしていいのかっていうところと
それ自体っていうのが本能的に人間に植え付けられてるわけだから
ちょっと仕組みで環境とか取り巻いてるもので見てあげないと良くなくて
個人単位の断罪で良ければいくらでもできるわけなんですよ
逆に人をいじめるお笑いは良くない絶対やめた方がいいっていう断罪は
誰かにとってのいじめになっている可能性はあるという話で
結局いじめって表に出てる発出してる部分っていうのは
何かがあってがそうなってるっていうだけでね
何が起こってるのかっていうコミュニケーションとかそこをちゃんと向き合わないと
なんかこのいじめの議論とかこのお笑いの議論っていつもそうなんですけど
なんかやっぱりどうしても自己責任にしてるよなっていうのもやっぱりいつも思って
なんか絶対解決しないじゃないですか
お前の言い方が悪いんだよとかさ
そりゃさ人叩くのが良くないでしょとかさ
なんかそれってすごい投げやりな論調な気がしてて
そんな言ったらもうお前何でもダメだし
何をやっても良くなくなっちゃうし
良いこと悪いことの識別の感覚値っていうのがさ
本当もう叩く悪いダメ悪人みたいなさ
いわゆる概念としてのそういうところしか捉えないんで
なぜそうなったかとかって因子とかさ考えない論調じゃないですか
コンプライアンスの話で最近いろんなものが厳しくなってるけど
人間自体は別に変わってないわけで
だって今コロナの話でコロナの警察とかで自粛してない人を叩くのっていじめと一緒だから
だけどそれみんな整理だと思ってやってるじゃないですか
でもだからそういうふうに無意識にみんなやっぱりそういうのが気持ちいいと思っちゃうわけで
一貫物質があるんでしょうねそこにね
だからやっぱり一歩を引いてそれを受け入れた上でそういったコミュニケーションをどう捉えるかっていうところなんですよね
18:06
だからさっきの新卒の面接で言ったらさ
それいじめ罪作りゃいいって話なんですよ殺人罪と一緒にしちゃってね
でも無くならないでしょ
だから殺人罪は分かるまだ分かるっていうか
ただ殺人罪ですら無くならないけどねあれをやったことで事件にしたところでね
いじめっていじめっていう結果自体が問題じゃなくて
要はコミュニケーションによる最終的なそのコミュニケーションにラベルをつけたのがいじめだと思うんですよね
だからコミュニケーションが何なのかをちゃんと向き合わないといじめ罪って何だよって思うんですよめちゃめちゃ言葉として
確かにね
やっぱりねバラエティのドッキリ番組とか面白いって思うじゃないですか
僕ね前渡田さんには言ってた話でユーチューバーの嫌いな企画があってその話をしたいって言ってたじゃないですか
それがユーチューバーのこの話はあれですよいじめの是非とは違う話なんですけど
ちょっとすいません白熱してる中でまた例によってスタジオの時間で
すごいですね
ちょっとタイムアップが入ってきちゃったのですいません急ですけど今日はありがとうございました
ありがとうございました
はいどうも終わりません
まだ終われなかった
2週間が経ちましたけど
まだタイムリープしてるんですよこれはやりがちな最近ね
スタジオの都合でお尻が切れちゃうっていう
一回ねありがとうございましたと言って締めたらいいもののやっぱりちょっと続けたかったってこと
そうなんですよねちょっと出し切ってなかったとこありますよね
そうですね
ちょっといろいろ
しかもユーチューバーの話僕途中で終わって
途中そうそうまたあの聞きそびれて気になっちゃうやつなんでちょっと
別に大した話じゃないからいいんですけど一応じゃあそれ
ちょっと教えてください
ユーチューバーのがよくやる企画で僕好きじゃない企画があるって話を
言ってましたよね
しててそれがドッキリのある種類なんかドッキリはいいんですけど
驚かすだけのドッキリがすごい僕好きじゃないんですよ下品だなと思っちゃって
テレビのバラエティ番組で芸人さんがねおいしくなるからあれはテレビのバラエティ番組だからいいんですけど
ユーチューバーがその一般の人とか日常の中でただ驚かすだけのビビらすだけのドッキリとかって
正直見てて面白かったりはするけど下品だなって僕思っちゃって嫌なんですよね
いやでも結構僕も全くその前提同意区間で僕はちょっと逆に言うと不快に感じちゃう方なんですよね
なんか驚かされてる人を喜んでるだけみたいな構図になっちゃうじゃないですか
なんかやっぱり基本的にドッキリは欠けられた人がハッピーになるものであるべきだと思うから
21:00
そうでないものは成り立つのは僕テレビのバラエティ番組だけでいいと思うんですよ
よくあるしバズりがちの企画ですけどオタクのフリして何とかっていうのは僕あんま好きじゃない
はいはいはい
なんか下品じゃないですか
例えばピアニストがオタクのフリして下手なフリしたけど実は上手だったとか下品だなと思う
いやその前提はそのオタクをやっぱりフィルターに敷いちゃってるのもちょっとそれもまあいろいろあるぞっていうのもありつつ
あとだから何なんだっていうところもありますよね
しかも最初下手だと思って周りの人が優しくしてくれたりするのに対してなんかっていうのはすごいなんか
特にそのピアノで弾けないフリして生徒のフリして実は先生より上手だったみたいなやつも僕好きじゃないんですよねなんか嫌だなと思う
だれ得なんだっていうまさに典型例ですよね
見てる側はみんなでも爽快だから喜んでるなと思うんですけどその全体のそれ自体も気持ち悪い
やってる人もそうだしそれを喜んでる人たちも嫌だしなんか下品だなと思う
要はあれそのなんか前提マウントとってた生きてるやつが見下されてたいじめっこに見返される構図ってやつパターンのやつ
なんかあの企画は邪悪だなと思います
いや邪悪でしょいやこれはだからあのさほぼバイネームになっちゃいますけど某格闘家の人のやつあったじゃないですか
あれももうハニートラップみたいなもんだよねああいうのがもう
当たり屋ですからね
当たり屋でしょ見かけちょっとヤンツヤな人に当たりに行って実はそのね全然相手の車よりもムキムキのバリキ500馬力の車でしたみたいななんか
まああれはまあまだいいとしてもあのお祭りのあのくじ全部買って
あれもきついね
それはもうそういうもんとして楽しむっていう
でもこれまさに結構そのいじめの議論としてすごい良い例だと思いましたなっていうのもやっぱりそのyoutubeをご覧になってる人はそのチャンネルとかをねやっぱりスカッとしてるんですよね
学校の教室でいじめを傍観してるのと一緒ですよね高評価をしてる人たちも
いやなんかあのさ柄も悪い兄ちゃんがさとか敵屋の人がさそれはさ言われんの当然でしょみたいなボコローゼみたいななんか雰囲気で僕あれですよ最近また同じような形で感じたのはあの森さんオリンピックのやっぱ森さんのやつも当初ねいろいろ
フェミニズム的な視点でいろいろこう批判してる人も多くかなり袋叩きにあった状態で辞任されてみたいな85歳のお兄ちゃんがありましたけど
24:10
いいね言っちゃいけないことは言ってるのはわかるんだけど
今日この収録2月14日ですけどなんかだんだん風向きが変わってきてる 変わってきてるね
だってやっぱ敵人がいないとかねなってるしバッハさんとの関係とかもやっぱり森さんでしかないとかっていう
でも実際森さんが発言をした時のその現場の空気ってまた違ったらしいですけどね一番話が長いのは森さんだったっていう自虐もあったらしくてこんな私が言うのも何なんですけどねって言った時に笑いが起きたんです
ああネタみたいなね それをやっぱり切り取っちゃったというだけなんですよね
まあ確かに逆切れ会見でちょっとそれっぽい面白おかしくすればいいとお前ら思ってるんだみたいな発言もありましたけどその流れだったんですね文脈があると確かに極端に逆切りしてるように見えちゃったんだけど
だからそうですよね何なんでしょうねやっぱり良くないことを言ってるっていうのね冗談でもわかるんだけども
特にオリンピックの場だから特に言葉を気をつけなきゃいけないっていうあれだったかもしれないですけど
そうねだからこれちょっと先週の話になっちゃいましたけどやっぱ話戻す形になっちゃうんですけどいじめ罪の話あったじゃないですかたださんの
僕本当に全く同じことをこの2週間思い出してみて近いことやっぱあったなと思って小学校の頃いじめられてる子がいたんですよ小3の頃に藤原君って言うんですけど
で藤原君これよくある話でさドラマとか漫画とかではあるんだけど僕リアルに見たことあって藤原君がいじめられないためにみんなで努力できることはないかみんなで話し合いましょうみたいな会議が行われたんですよホームルームの時間に
そんなことがあるんですね これはね子供ながらにでも気づいててなんて残酷な時間なんだろうというのをすごい思った記憶があるんですよ
自分的には別にそんな場で話し合いの下僕をいじめない方法を考えてくれなんていうなんかもうある種なんていうのを本当ただのスケープゴートにされていじめっていうものをクラス全体でなくさなきゃいけないっていう空気を作らなきゃいけないっていう構図にされたことで
藤原君っていじめられていて孤立していて誰かに助けてもらわないともうダメな状態っていうのを開示されてみんなでそこに介入してさ藤原君の意図も返さずにさ勝手に議論してさじゃあいじめ罪っていうのを作ればいいじゃないかみたいな話でさ
27:01
全然その当人の意思とは関係なく周りが話し合って藤原君が本心もそのさ30人とか40人とか先生もいるクラスでさ本心が言えない状態になっちゃってるわけですよその状態自体が恥ずかしいかもしれないのにやり玉にあげられて黒板に書かれちゃったんですよ藤原君をいじめないためにどうするかっていう回をね
これすごいやっぱ残酷な思い出が蘇ったんですよ でも良かれと思ってみんなやってるんですよ
でもしかしたら間違っていないかもしれないんだけどもそうすることによって当人たちのやったやられた側とかの意思みたいなのっていうのはずいぶん置き去りになって周りの勝手なその正義感でその物事が進められていくっていう怖さというか
それちょっとお笑いといじめの議論でその気持ち悪さをすごい感じたところがあって 楊 いじめという状況を使って気持ちよくなろうとしてるところがありますか
そうなんですよなんか自分たちは正義の杖を振りかざして問題を解決したみたいなやっぱ本質的なところはやっぱいじめとかがなくなんないとかあるけどさ
それはだって当人たちの気持ちを無視してれば当然なくなんないわけで当然なくなんなかったんですよその結局だって置き去りにされてるからその人たちは
違う形のいじめが始まっただけ 楊 そうそうそうただ隠れてやるようになっちゃっただけっていうねやっぱこの議論ってあれじゃないですか
例えば交通事故に置き換えると車の事故をなくしましょうとだからじゃあ車っていうのはそもそも早すぎるから時速80キロ高速とかは80キロとか40キロとか
そういうスピードを限定して事故を減らすっていう統計学的なアプローチはいいとするとしてただこのお笑いといじめの議論っていうのは車ってちょっと固いですよね材質が
だからちょっとマシュマロみたいなちょっとふわふわした素材に変えましょうとかあるいはもっと行き過ぎててさっきの法定速度の話を
40キロちょっと早すぎますよ10キロにしましょう時速10キロまで車がもう時速10キロしか出せない車を開発しましょうっていうような議論に聞こえててそんな車誰が欲しがるんだっていう
確かにそれでも今の世の中の解決の仕方ってそんな感じですよね
タイ書両方で見てるけどその乗ってる人の気持ちとかその車が動いてる図を全然想像してないと
だからなんかやっぱりその議論として前提お笑いっていうのはやっぱりそのいじめとは当然そのなんていうの
腐すとかさ人をからかうとかっていうある種そういうモジュールを使って笑いを取ったりとかそれはなんか前提その人のコミュニケーションとしてあるじゃないですか
ちょっとからかったりとかちょっとしゃかしたりとかっていうそれはまあ元々持ってる機能を利用して成り立っているものでそこを抜いちゃうとなんかそれ自体の存在意義がよくわかんなくなってくるみたいな
30:10
そう言ったらまあそういう自分たちが笑って楽しんでるものもある種いじめであるって自覚することですね
タイ そうなんですよ
だってみんながいじめなんかと無縁だってみんな思ってるから
すごいやっちゃいけないことだし自分は当然関わるつもりはないしみたいなみんななんかあるんですよねそれ僕もたださんもみんな持ってて
ただやっぱ何らかの形でカタンはしててそれを受け入れなきゃいけない
多分この太田光の芸人人語っていうのはそのあり方みたいなのをちゃんとこういう構図なんじゃないかっていうのを露見させているっていう意味ですごいいい本だと思うんですよね
その構図を知ることっていうのがやっぱり一番もしかしたら解決になるというかなんかその扱い方がさ難しいじゃないですかこういう話って
だからこれをやっぱりちゃんと本来は大人がコミュニケーションとして伝えなきゃいけなくて
なんか解決方法っていうのは結局明確なものはないんでしょうけどそれこそちょっと前に社会学の話で話したように
しっかり全員が向き合って考えることが大事だと
そうそうそうだからなんか上辺だけ切り取ってねその表面上のさっきのさあのユーチューバーのドッキリもそうだと思うんですけど
表面上のところで切り取っちゃうんですよやっぱり何の愛もない世界にも本当になんかそれこそ人を馬鹿にしているようなアクションにつながっていっちゃうと思うんで
だから話し合いとか資料の無さみたいなとこに帰結するような気はやっぱしてて
そうっすよねバラエティ番組で芸人さんがね脅かされて美味しくなるっていう状況とやっぱりユーチューバーがただただ一般の人を脅かすだけってまた意味全く違うんですよね
全然違うんですよね
ちょっと話し逸れちゃうかもしれないけどアメリカであのねちょうど一般人を脅かすドッキリをしたというかなんか銀行強盗的なドッキリを
それドッキリなのかっていう話なんだけどそれをなんか普通にその銀行に行って仕掛けた人が若い28くらいのユーチューバーが打ち殺されちゃったっていうニュースがねちょうど昨日ぐらいにあって
まあそれはもうドッキリなのかっていう世界観ではあるんだけどもだからもう人を笑わせる云々とかの軸とはちょっと違う軸に行っちゃってるかもしれないですよね
なんかそういう極端な例というか
なんで僕がそういうのが利品だなって思うのかっていうと僕は大学生の時にサークルでその類のドッキリをかけられたことがあってブチ切れたことがあるんですよ
わあマジっすか でもあるよね
やりがちだから大学生とかはやりがちなんですよテレビの真似事とかはやりがちなんですよ
やりがちやりがち もうさぞ笑えない空気になった
キャンプだったかなあの時は
キャンプだったキャンプ行ってキャンプで最悪だねキャンプでドッキリ仕掛けられて空気最悪
33:06
いやまあその場ではへつら笑いしておいてかけたやつに
ああなるほどねちゃんと空気が
そうそうそう
いやでもそれそこなんだよなやっぱそのあるよねだからそのさっきの藤原くんもそうだけどさ
もう同調圧力働いちゃってるからさもう言えないじゃなくて嫌なんだっていうことをもうでもきついよねほんとね
そうっすねちょっと思い出してイライラしてきました
十数年前の話だな
これはだからねいろいろあるねまだまだね実は掘り下げられるんですよ掘り下げた話はあるんですけど
ちょっとなんかいろいろ炎上しそうなのあるんでちょっと止めときますけどね
これでも今本当にやっぱソーシャルネットワークがやっぱ一般的になってその人々の社会生活どんどん広がってってるじゃないですかなんか
なんか接する面がやっぱ日々起きてるなというふうには感じるんですよ
なんかこのリテラシーが今なんか結構求められててなんか今その摩擦でいろいろこう炎上が起きるとかいじめが起きるとか
あとはやっぱりなんていうんですかねそのなんか人権ってなんだったんだっけかなみたいななんかそういうのとかが考えさせられてる気はしますなんかね
ちょっと昨日僕もツイッター見ててちょっとあって思ったことがあったんでちょっと今一生懸命食い止めてますけどね
それはどんな話ですか
あのツイフェミ系の話ですね
やっぱだからフェミニズムっていうのはまあ意見とかその思想として大事なアプローチではあると思うけど裏を返すとやっぱり対局的な
対立構造を生み出すすごい人の憎しみを生み出す構造になっちゃわないかなっていう
SNSは特にその今やり場として格好の自由に動ける場所になっちゃってて
なんか割とどうしたらいいっていうことを言わずに文句だけに終始することが多いから
そうですね
だと思うんですよね
そうそうそう
そういうフェミニズムもそうだしジェンダーとかねあと動物愛護とかね
動物愛護ね
ビーガンとか
でもやっぱ基本なんかその対立構造を生み出すみたいなのは僕はアプローチとしては結構負けのような気がしてるんですよ
前提だってその平等とか不均衡をなくそうとしている中でどっちがいい悪いの議論をしてるのはすごいナンセンスな気がしていて
そこがフェアであれば僕はいいと思うんですけどフェアな意見はあんま見ない
この話題はあれですね今まで僕らが喋ってきたいろんなところに通じるから
そうですね
喋ろうと思ったら喋っちゃいます
いやこれもう24時間いってますよ本当に
大丈夫ですか出し切れましたか
まあこの辺にしときましょうかね
この辺にしときましょうか
36:00
まあまた違うアプローチで切り口で話しても
ただちょっと一番最初に戻してやっぱね太田光のこの本はすごいちょっと軽くエッセイみたいなの読んでみたんですよ
はいはいはい
なんかすごいやっぱ本当にいいことを言ってる
エッセイ
エッセイというかネットで切り出されてるやつありませんなんかちょっと見たんですけど
このお笑いといじめの話にもちょっと話してる記事があってちょっと見てみたんですけど
いいこと言ってるというか
そうなんですよね
決して何がいい何が悪いとかいうことを押しつけて
基本的に中立で太田光自身が悩んでるっていう感じなんですよね
それを向き合うべきだよねっていうのをちゃんと出している芸人って多分太田光しかいない気がするんですよ
他の人は丸く収まるか逆に尖ってるかどっちかじゃ選択しないから
あの切り口で向き合ってる人いないですよね他多分
そうですねあの本はすごいおすすめなんでぜひ読んでください
ぜひ
じゃあということでありがとうございました
ありがとうございました
37:03

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