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スピーカー 1
その呪いをかけられてるってこと。
あともう成長いらないでしょとか。
まあ脱成長も一つの呪い。
あと格差が広がってるとか。
あと人って幸せになるために生きてますからっていうね、とか。
こういうのも一つの呪いですね。
確かに。
あともうこの世の中は親ガチャで決まる運ゲーだからとかね。
これも一つの呪いですよ。
こういう、いわゆるこういう話をデータで論破していくって本なんですよ。
スピーカー 2
ああ、なるほどなるほど。
スピーカー 1
だからある種僕らが話してる話と結構近いんですよ。
僕らもこういう話を現実路線で批判はしてたから。
例えば結構面白かったのが、いろんな呪いというか引用してるんですけど、
その参考文献が刊物に全部細かく載ってて、このフレーズはどこからみたいな。
例えばその参考資料もなかなか面白くて、僕らよりというか。
例えばその日本の未来は暗いという現実がありますっていう呪いが紹介されたんですけど、
この呪いを言った人誰かというとヒロユキでしたね。
あと例えば頭の良さって遺伝で決まってるからバカは勉強するだけ無駄だと思うよって、
これ誰の呪いか知ってます?
スピーカー 2
ホリエモン?
スピーカー 1
そうそうそう。正解です。
スピーカー 2
簡単なクイズですね。
スピーカー 1
割とこういうのを参考に挙げながらデータで論破していくっていう話が割と面白かったですよ。
スピーカー 2
いいですね。僕は大好物だなその内容は。
スピーカー 1
いろんな観点がありましたけど、
でもこれ最初に本の結論として書かれてる話がちょっと面白かったんで、
例えば人がなぜ呪うのかっていうところ。
例えば一つとしては悲観の罠っていう考え方があるらしくて、
本当確かにそうだなと思ったし、政治の話とかでも本当まさにそれでしかないなと思ったんですけど、
人って否定的な話をしてる人のことを有能そうに見えるバイアスがあるんですよね。
だから批判したりしてる人のことを賢いと思っちゃうんですよ。
これ実際そうなんですよ。
だからよく思ってないと思っても、僕らも賢そうなこと言ってるけど全然的外れな気もするし、
人としてどうなんだって思うことあるじゃないですか。
とはいえ頭はいいんだろうなって思っちゃうバイアスがあるんですよ。
スピーカー 2
人と一体気づいてないことをちゃんと批判している感じみたいなね。
スピーカー 1
だから結局人ってみんな自分を賢く見せるために批判に走るから。
政治とかってまさにそうじゃないですか。あれみんなで賢ぶろうとしてる合戦じゃないですか。
スピーカー 2
賢だよね。賢になりたい奴の集まりだよね。
スピーカー 1
特に左っぽい意見って批判になるから。
スピーカー 2
カウンターですもんね。
スピーカー 1
だからある程度大人になってから政治に興味を持ち出した人って左に行くのって賢ぶれるからだと思うんですよね。
芸能人とかでよく。
スピーカー 2
あと批判するの意外と簡単っていう罠もありますよね。
批判側に回ろうと思ったら意外と批判全然できちゃうからっていうね。
いくらでもそんなだって10箱なんて突っつけるからね。
スピーカー 1
反証ができないからいくらでも言えるってこともあるしね。
言えるっていうね。陰謀論とかもそうですけど。
あと実際もうみんなこの話もわかってはいるじゃないですか批判ばっかしてって。
とはいえやっぱり批判してる僕らも批判してる人をなんだかんだで評価しちゃってる部分があってね。
会社とかでも実際研究統計取るとアイデアを生み出すタイプの人より批判する人の方が収入高いんですって。
でも実際はアイデアを生み出す人が収入高いってあるべきじゃないですか。
スピーカー 2
まあ間違いないです。
スピーカー 1
だけどみんな批判する人のことを評価しちゃうから。
スピーカー 2
評価されてるのはそっちってことね。
スピーカー 1
だからなんとなく会社とか見てて何にも生み出してなさそうなのに仕事的感を出してる高収入の人っていっぱいいるじゃないですか。
スピーカー 2
いっぱいいますね。
スピーカー 1
それってこういうことはひかの罠なんでしょうね。
スピーカー 2
だから本当だよね。さっきの生産性低いって言ってる。結局自業自得じゃんって話なんだけど。
スピーカー 2
それは生産性低くなるよね。こんなことやってるの。
だって言いがちな人ほど評価されてるというか問題を直視してやってるって感じは出るから、結局そこにエネルギーが生まれるじゃないですか。
そこに切り込んでくれるのか、君はみたいな感じで。それをやってること自体が評価されちゃうみたいなところがあるんで。
そういう批判ってエネルギーが生まれやすいんですよね。賛同しやすいというか、そうだそうだっていう。
左の運動とかもそうだけど。そういう単純にメカニズムを使った手法でしかないっていうのはあって、
実際にそれがいいことを生み出してるかどうかっていうことじゃなくて、あくまでエネルギーを生み出すための役割でしかないみたいなね。
スピーカー 1
人間がネガティブなことに気を惹かれちゃうから。
スピーカー 2
まあね、しょうがないっちゃしょうがないんだけどね。
スピーカー 1
ただ卑下の罠はそれで、あとは美徳シグナリングっていう表現があるって。
これは自分が倫理的に正しく善良な人間であるってことを他人にアピールする行為。だからこれを人間の本能でね、生きていくために。
そのためにSNSとかでちょっとしたことでもすぐ休断したりとかっていうふうに言っちゃうんですよね。
まあこれも卑下の罠に近くて批判の方に走るとか。
スピーカー 2
あとインスタ映えで自分をアピールするもこれも美徳シグナリングですよね。
なんかだから、そう考えたらもう世の中むしろこれでしかできてないからみたいな。
なんかすごいだから本当に世の中、今の世界ってそれだけでできてる感じがあるんですよね。
スピーカー 1
だから本当みんな呪われてるんですよ。本当に呪われちゃった。だから呪われないためにどうするべきか。
だからそんな中で呪いが当たり前の中で呪われないようにするべきにどうする必要があるかっていうのが本だった。この本だったんですよ。
いやすごい、例えばじゃあ、日本は終わってる論。
でもこれ前からね、これ僕の認識とも一緒だったし、前からも言ってた話ですけど、
例えばその格差が広がってるっていう嘘。実際広がってないっていう。
スピーカー 2
広がってない。
スピーカー 1
いろんな見方もあるかもしれないけど、再分配を考慮してね。
その税金とか社外保障の再分配考慮したらむしろ全然広がってないですよね。
スピーカー 2
多く社外保障とかね、もらってる人払ってたりするから、分配した結果としてはあんまり全然格差広がってないっていうのは事実なんですけど、
スピーカー 1
まあ広がってるって言いたがるからね。
スピーカー 2
なんか、何で広げたいんだろうねっていう感じもあるけどね。
スピーカー 1
そうですね。広がってってくれた方がいろいろ言えるから。
スピーカー 2
ああ、なんかそこは問題提起につなげたいっていうことなんだよね。
スピーカー 1
そうだよね。しかもマーケティングだしね、それもね。
あとGDPとか、日本がすごい今ね、良くないって言われてるじゃないですか。
でも実際、その生産額、国内総生産じゃないですかGDP、でもそれだけで国の豊かさって実は本当は分かんなくて。
だってあれって国のあれだし、あと一人当たりのGDPに関しても人口が少ないところが有利になってしまうのはそうだから。
だからインクルーシブウェルネスっていう考え方があるらしくて。
WATAさんもよく使うインクルーシブ。
スピーカー 2
僕すっごい。
スピーカー 1
ワタ語録です。
スピーカー 2
本当ですか?インクルーシブって言っちゃうみたいに言ってますよ。
ヤバいですよね。
今ちょっと自分で怖くなった感じがする。
スピーカー 1
インクルーシブウェルネスっていうのがね、人が健康で暮らしやすく未来の備えがある環境を図ることをインクルーシブウェルネスって言うんですよ。
で、日本はその資産の総量で考えたらアメリカに次ぐ世界第2位なんですって。
で、一人当たりのランキングだと世界1位だったりするから。
だから資産っていう意味の著述で言うと、日本って世界で最も豊かな国の一つっていう評価なんで、事実として。
だけどそんなことなんて誰も言わないじゃないですか。
スピーカー 2
そうなんですよね。
スピーカー 1
なんとなくのイメージで日本はもう終わってるっていう。
おさひろゆきのね、そうですけど。
スピーカー 2
なんか絶対その高い評価の方を言わない説ありますよね。
例えば世界で一番価値がある都市みたいな。
その生産性もそうだし、一番価値がある都市って東京なんでしょ。
全然アメリカとかニューヨークとかオール街とか、全然そっちなのかなと思いきや。
スピーカー 1
意外と東京はまだ全然1位らしいですよ。
スピーカー 2
そういう意味で言ってもらったら。
スピーカー 1
でも確かに資産って意味で言ったら、渋谷とか新宿行ったら価値ありそうですよあれ。
スピーカー 2
おさひろ だからね、今はさらにホットになってるしね。
スピーカー 1
そうそうそう。
あとさっき和田さんも言ってた生産性の話。
実は生産性が低いって日本で当たり前のように言われてるし、何となく僕らもそう思うじゃないですか。
もうなんか日本って生産低くなったりそうな感じがすると。
雰囲気的にね。
だけど考えてみたら、生産性のその測り方に質が含まれてないんですよね。
だからおもてなしとかサービスの質って生産性に入ってないから。
だからそもそもそれを考えたら日本って高いんですよね。
スピーカー 2
生産性っていうのが。
スピーカー 1
だってどうしようもないものをどんどんどんどん作っていって生産性が上がってそれがいいかって言ったらまた別の話で。
スピーカー 2
おだしょー 経済合理性だけでね、測れないところがあるからね。
スピーカー 1
あと生産性の話で言えばデフレだったってことをそもそも考慮しなきゃいけなくて。
景気のせいで数字が下がったのに、日本人の生産性のせいにするっていうのって、
天気が悪くてイネが育たないのを農家のせいにするのと一緒だっていう。
最近だって日本ずっとデフレだったからね。
そう思うとね、だからみんなが言ってるような話って本当にそうかっていうね、きっかけになりますし。
あと日本が終わってるっていう流れでよく言われるのは、もう日本人が最近は劣化してるんじゃないかっていうね。
スピーカー 1
これ確かに保守界隈でも言うか、なんか日本人は劣化してるっていう、だからこそ変えなきゃいけないっていう。
スピーカー 2
馬鹿になったとかいう、なんかそういう論調はあるよね。
スピーカー 1
これ実際データで見ると、2024年の調査で、読解力、数的思考力、問題解決能力の調査で、日本人の能力が世界トップクラスだったんですって。
だから去年とかですからね。
あと特に問題解決能力が優秀で、OECD加盟国中田都1位だったんですって。他は2位だったんですって。
だから全然劣化はしてないんですよね。
スピーカー 2
だからその機能的なとこは全然、他の国と比べても全然優秀だと。
スピーカー 1
あとモラルの話もあって、モラルが低下してるっていうこともみんな言いたがるけど、それも全然変わってないっていう。
思った以上に実際データとか事実を見たら、今までみんな言ってる話って何だったんだみたいなとこはあるんですよね。
スピーカー 2
まあそうっすよね。なんかその犯罪率とか見ても、犯罪率はもう過去最低どんどん下がってってるわけですからね。
スピーカー 1
だからニュースだと悲惨なニュースしか報道しないから、それを見てどんどん悪くなってるって思い込んじゃう。
スピーカー 2
なんかね、日本人もう終わってんなみたいなね。なんかなりがちだけど。
スピーカー 1
あと呪いの種類で言えば、競争をやめよう。これもやっぱ呪いだと鈴木さんも言ってますね。
これが脱成長の話ですね。経済成長っていうのを別の言い方をすると、これは確かになって思ったんですけど、
僕ら全員の工夫の総和のことを言うんですって。人類って本能として何か改善しようと前に進もうっていう本能があるじゃないですか。
そのために工夫をちょっとするわけですよね。その工夫の総和がいわゆる経済成長だっていう言い方だから。
だから脱成長やっちゃうと、人間としての根本的な欲求奪っちゃうから、その上でかつ成長止まると不要な人間ができちゃうわけですよね。
だって成長止まった中で効率化を図るといらない人が出てきちゃうっていう。それがいわゆるソ連とかの共産主義の失敗だと思うんですけど。
あとはこれも言われてみたらそうだなって思ったのが、競争を避けるっていうことが実は別の競争に向かうことだっていうことで、競争を避けるって言い換えるとブルーオーシャン戦略なんですよね。
ビジネス用語で言えば。でもビジネスでもそうなんですけど、ブルーオーシャンってそのうちレッドオーシャンになるんですよね。
要するにブルーオーシャン戦略っていうのは競争のタイミングをずらすってことなんですよね。ずらすことによってその間だけ有利になるっていうのがブルーオーシャン戦略だから。
スピーカー 2
まあイストリーゲームスもね。
スピーカー 1
テオくん だから競争避けようと思って何かしら工夫しようとしても、結果的には競争に巻き込まれていくことにはなってしまうというね。
スピーカー 2
だから競争のレベルで言うと、ある程度経済成長が見込まれている状態は不自由がない暮らしができるんですけど、これが下の方に行っちゃうと、それこそ飢餓とか食べ物の奪い合いみたいなね。
本当にそういう意味でのレッドオーシャンが起きたら本当にこれは大変なことなんで。だから経済は大事だっていう。
これ前提、あんまり他の国と比べちゃうとあれですけど、そういう基金が起きている国とかまさにそういう状態だと思うんで。
スピーカー 1
まさに経済成長しなかったら失業者が増えちゃうから。
スピーカー 1
テオくん そうです。
その意味でね。
テオくん そうです。
スピーカー 2
なんでね、競争やめようっていうのは確かに気持ちがいい言葉ではあるけれど、もう少しちゃんと現実に向き合った方がいいというね。
スピーカー 1
テオくん 競争っていうのも呪いなんでしょうね。競争っていう言葉に妙に囚われすぎてる感じがある。
コンプレックスがあるんだと思うんですよね。
テオくん そうですよね。
だからもっと競争っていうものを上手く生かすっていう。
スピーカー 2
テオくん さっきの工夫とかっていう考え方がすごいいいなと思うのは、結局ポジティブなことのための前向きな働きかけなわけじゃないですか。
テオくん 競争っていうじゃなくて負ける人がいるみたいな勝ち負けの話っぽく聞こえちゃうんですけど、必ずしもそういうことじゃない。
スピーカー 1
何かと比較して前に進むっていうことが、それだって競争だから。
テオくん そうそうそう。
だから競争であるとかそういうものをネガティブに捉えなくて上手く使った方がいいっていうので、学歴なんかのことも言ってて。
学歴ってネガティブな学歴があったところでさっていう言いがちになっちゃうけど、学歴も一つの難しい入試を突破する知性であり、
講義やレポートをこなすだけの継続力を備えた人間であるといういわゆる一つのシグナルにはなるから。
だからそういうシグナルにもなるっていうのを上手く生かせばいいんじゃないかっていうね。
テオくん 確かに。
何か人にアピールしたい時とかにこういうシグナルを使ってアピールするとかっていうことで上手くいくとかね。
それも一つの工夫ですからね。
スピーカー 2
テオくん 確かに。
スピーカー 1
で、次の呪い。
遺伝ですね。
スピーカー 2
テオくん あーまあね。
スピーカー 1
遺伝、冒頭に紹介した堀山のね。
頭の良さは遺伝で決まってるからバカは勉強するだけ無駄だと思うよっていうね。
スピーカー 2
テオくん なかなかとのこと言ってんな本当。
スピーカー 1
これもねちゃんとデータで話してて、ちゃんと中立な形でデータで紹介してるから興味深かったんですけど。
実は実際堀山の言ってることはそこまで間違ってはなくて、ある程度はやっぱり遺伝はあるんですよね。
まあこれなんとなく裸でもなんとなくありますよね。
そのIQとかも含めてね。
で、これある程度は割合は遺伝というのは間違いなくて、ただその遺伝っていうのは遺伝と環境がどれぐらい影響し合ってるかっていう割合を示したものが遺伝率。
だからその環境との配分なんですよね。
だから遺伝で全てが決まるっていうわけではないっていうことなんですよね。
だからこれちょっとなんか鈴木さんも言ってたんですけど、遺伝っていうのがすごく誤解を最も生みやすいような議論なんですって。
だって堀山が言ってる話だって、完全に間違ってるわけでもないけど、間違ってもいるしっていう微妙なところで。
だから本来はその観点で論じる、それを結論づけるべきではないってことだよね。
だからこと細くデータで。
スピーカー 2
係数がありすぎて。
スピーカー 1
遺伝の話を例え話してたんですけど、その例え話がちょっと僕よくわかんないぐらい難しかったんで、カフェオレの話で例えてたんですけど、ミルクとコーヒーの割合の話だった。
それがちょっと難しかったんですけど、っていうぐらい説明が難しいなと思う、これ。
スピーカー 2
でもなんかニュアンスはちょっと伝わりました。
スピーカー 1
そうそう、いろんな要因がある。
例えば裕福な、要するにこれ環境で遺伝がどのくらい関係してるかって全然変わってるらしくて、裕福な地域と貧しい地域。
で、裕福な地域の子供ってIQの遺伝率は72%なんですって。
こう思うと裕福なところにいると、遺伝がかなりIQに影響してるって感じがするじゃないですか、72%だから。
一方で貧しい地域だと遺伝率が10%未満なんですって。
だから貧しい地域だと遺伝とかあんま関係ないってこと。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
これ何でかっていうと、要するに貧しいところにいると質のいい教育を受けられないから、生まれつきIQが高くてもその素質を発揮できないんですって。
スピーカー 2
まあそうですよね。
スピーカー 1
だから、72%と10%ってこのぐらい開きがあるってなると、なんか遺伝で決まるっていうのがいかに乱暴かってのがわかりますよね。
スピーカー 2
まあそうだよね。だからまあ肯定的にまあ言い換えると、肯定的にいくらでも変えることができるというふうに捉えられますね。
スピーカー 1
そうそうそうそう。まさにその話もいろいろあってね。
よく努力も遺伝であるって話ってよくあると思うんですけど、これも実際調べるとデータとしては52%。
努力って心理学的に言い換えると誠実性のパーソナリティに入るんですって。
努力を言い換えると誠実性って面白いなと思ったんですけど、この誠実性が遺伝する遺伝率が52%だから、やっぱそれなりに高いなって思っちゃう。
だけど一方で僕らの性格が遺伝に影響することも当然あるらしくて、
例えば不安になりやすい人がそのネガティブ思考でその遺伝子の働きをダウンさせて負のスパイラル入るってことも当然あるから、
だから遺伝とそのまあその性格が結構関わってると。
だけどまあそうなると、どうしたらいいんだってなっちゃうんですけど、
でも特定の行動で遺伝子の働きを変えることもできるっていう報告もあるらしくて、
ある大学で性格修正プランっていうことでいろんな行動をとってもらうようにしたんですって、
被験者に。そしたら結果的に自分が望む方向の性格に変わったんですって。
中でも結果が良かったのが誠実性に関するところで、
だから努力が得意な人の行動を繰り返し真似して参加者にやってもらったら、やっぱり顕著な改善が見られたんですって。
だから努力ってテクニックで変わる、できるようになるってことなんですね。
スピーカー 2
そういうことですよね。逆に言うと行動を先に変えちゃえば、ある種マインドもそれに引っ張られて変わっていくところもあるから、
性格で先に物事を決めちゃうと、そこからの行動がなくなっちゃうので止まっちゃうけど、
だから全然もっとフィジカルな感じで変えていけるってことだよね。
スピーカー 1
だからこの努力が得意な人の行動を真似させるっていうところで、やった行動っていうのが例えばスマートフォンを見る時間を減らすとか、
あと集合時間の5分前に来るようにするとか、グループのリーダーをやってみるとか、
こういうことを無理やりやるようにさせたら、整理性が上がっていったんですって。
だから誰でも努力できるタイプになるっていう、すごく前向きな結果だなっていう。
スピーカー 2
たとえが悪いんだけど、犯罪しちゃった人の公正施設って、やっぱり一定それぐらいの役割はあるような気がしてて、
やっぱり何か過ちを犯しちゃった人でも、そういうリズムを作ることで、
それはそういう人たちもちゃんと人権として捉えてるとも寛容ではあるし、受け止めて直していけるっていう施設なわけじゃない。
スピーカー 1
それでもいい例ですね、例えば。本当にいいですね。
スピーカー 2
だからもちろん再犯しちゃう人もいるけど、でも割合で言ったら直るっていうか、ちゃんと構成する人が多いわけ。
スピーカー 1
逆に言うと、それがちゃんと科学的に根拠があるってことですもんね。
スピーカー 2
行動で変えられるっていうね。
スピーカー 1
だからまさかの遺伝とかの中で、その誠実性努力とかっていうところが、後で変えられるその成果があったっていうのは面白いなっていうね。
で、そういう呪いにかからないようにするためには、どうしたらいいかっていうね。
最終的に鈴木悠さんが言ってたのは、物語を複雑にする癖をつけるっていうふうに言ってて。
要するに呪いにかけられやすい人っていうのは、物事を単純化しちゃうんですよね。
だからこうだって極端な意見に対して、そうだそうだってついていっちゃう。
スピーカー 2
だけどその前に、そもそもこの観点で見たらこうだし、ああ見たらこうだしみたいな複雑に捉える癖をつけていくってことが大事なんじゃないかって言ってましたね。
なんか本当でも、日本人の能力は下がってないと思うし、生産性も確かにおっしゃられた通りそうなんですけど。
単純思考を短絡思考にさせられてる感じっていうのは、やっぱり受け取ってるメディアの影響が多分強いんだと思うけど。
そこはちょっとやっぱあるから、それは確かに変えた方がいいなっていうのは思いますよね。
だから陰謀論がまさにその典型の例だと思うんですけど、やっぱりそういうふうに何か裏で何かしらのそういう巨大な何かがあって、
だからそれ自体はそう思っててもいいし、そういうのもあるのかもしれないけど、全てじゃないじゃないですか。
当然なんかいろんな状態があって、あくまでその論としての一つの考え方ではあるわけで、世界が全部それでできてるかというのは絶対そんなことはないわけで、
っていうことが考えられなくなっちゃうじゃない、だからそれだけでも全てできてる。
裏で何か悪いことをやってるやつがあって、世界を牛耳ってるからこうなんだっていうふうにやっぱ言っちゃうっていうことが、やっぱり
スピーカー 2
その陰謀論の結構問題なところで、なんかやっぱりどんどん短絡思考にさせられてる感じっていうのは、
そのさっきの堀江門とかひろゆきの話もそうなんだけど、なんか聞いたことをそのまま額面通りに受け取って、こういう世界だからっていうふうに決めちゃうっていう。
スピーカー 1
結論抜けると安心するから人間は。
スピーカー 2
まあ逃げらん、まあ言い方ちょっときついけど逃げらんのね。
スピーカー 1
だからそれで自分にとって安心する材料を集めていくと、結果的に呪われてる状態になっちゃうっていうことですよね。
スピーカー 2
まあ思考がそのるつぼに入っちゃうんですね。
というかまあそれが正しいし、そう思ってる状態が自分がこう一番いい状態だって思い込んじゃう。
だからいや私はこの意見を信じてるんでこうなんですっていう状態がやっぱりすごい正当化されていくと、
自分自身は確かに自信がつくし楽なんだけど、でも考え方としてやっぱりそのおっしゃられてる呪われてる状態にはなってて、ずっと囚われるというか。
スピーカー 1
だいたいその極端な意見って呪いってネガティブな話が多いんですよね。
多いでしょね。
だからそこで完結して気持ちよくなってると、結果的にネガティブな渦の中に入っちゃってる。
スピーカー 2
そうなんですよね。力学が。
スピーカー 1
そうそうそう。
スピーカー 2
イデオロギーってこの話じゃない?
なんか本当にこう、まあもちろん正しいことを言うっていうとこもあるのかもしれないけど、
このいかにこの呪いにかけるかっていう話でもあるかなと思って。
本当はそのバランスを取らなきゃいけない話なんだけど、何とかして呪いをかけるっていう、なんかそういう思考法になっちゃってますよね、今そういう話っていうのはね、完全に。
日々受け取ってる情報がもうそんな感じだからね。
スピーカー 1
だって常に誰かに呪いかけられてる状態ではあるもんね。
だからまあ、それ取りに行く方が悪いからね。
スピーカー 2
まあそうだね。
だからそれを遮断しなきゃいけないっていうのはありますよね。
スピーカー 1
これ本の最後に間末に付録として複雑性をどのくらい持ってるかのテストがあって、3段階で僕は複雑性が高いに入ってましたから、呪いはちょっとね。
スピーカー 2
かからないほう。
スピーカー 1
まあそれ言ってもかかってはいるでしょうけど、とはいえ自分の頭で考えて中立にね、何とか見れてるんじゃないかなっていうね。
でもこれ確かにあの質問を見ていくと、当然そのポイントが高い人がそうなるんでしょうけど、これ全部コンプリートしてたらすごいかかりやすいだろうなって感じがするようなテストでしたね。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
分かりやすいんだと思う。こうなったらこうっていう単純さっていうかね、思考のパターンがね。
スピーカー 2
そうね、だから確かに逆に言うと日本人はやっぱりすごい物事を素直に捉える人が多いと思うんで、そういう素直さの裏返しでもあるんで、日本人の良いとこでもあるんだけど、
やっぱね、結構単純にこう思い込んじゃうみたいなとこは逆に言うとあだとしてね、あるっていうのはありますよね、今特に。
スピーカー 1
まあでもほんとSNSとか、ほんと何とかした方がいいと思いますけどね。ほんとになんか僕なんか、切り抜きのショートとか、やっぱ人をダメにすると思うし。
スピーカー 2
まあダメ、だからそのまさにこの呪いのオンパレードだもんね。呪いで何とか短時間で呪いにかけるっていう。
スピーカー 1
で、短時間のものしかもう処理できなくなっちゃってるから、人間の脳みたいな。
スピーカー 2
そうだよね。それが楽で気持ちいい状態になってるから抜け出せないみたいな。まあポルノ呪いというポルノに中毒になってるという感じもあって。我々みんなポルノ中毒なのかもしれない。
まあだから、ドーバミン中毒ですかね。 そうだよね、ほんとでもそうだよね。
スピーカー 1
まあでもこの時代にね、3時間ある国宝とかがヒットしたのも面白いなって思いますね。
スピーカー 2
あれ何でってね、あんな話題になったんですかね。
3時間、なかなか大変だけどね。まあでもそういう逆にそういうふうな思考に今行ってるんですかね、人々のなんか。
スピーカー 1
だから、もしかしたらもうSNSばなりをちゃんとしてる人は意外と多かったですよ。
スピーカー 2
意外ともうしんどくなってきてる説もあるよね。
スピーカー 1
僕もうSNS全く見なくなっちゃいました、本当に。
スピーカー 2
あ、本当に。
スピーカー 1
TwitterXはまあ見てないな、全然見てない。僕はエンジニアの情報しか出てこないようにしてるから、逆にあえてちゃんと勉強として見るようにしてるんですけど、めんどくさくて見てなくて。
1日に1回見るか見ないかが悪いかなって感じですね。だからそうですね、SNSとかで何か影響されることはもうほぼない自信はありますね。
スピーカー 2
僕最近なんか、ちょっと前までもう地獄みたいな気持ちだったんですけど、最近なんか妙に心の中でミュートできるようになってきて。
心の中でミュート。
心の中でミュート。心のミュート。なんかなんかその、まあそういう情報って大体もう見た段階でなんかああって思うじゃん。ああ、はいはいみたいな感じで。
それはもう見ないように脳内で結構できるようになってきて。最近はね、結構快適にSNS見てるんですよ。
そういう、いわゆる自分にとって役立つ情報。つまりその仕事の情報とか、あとはなんかその、今こういうとこでこういう美術館の展示やってるんだとか、そういう情報しか心に残んない感じになってるんで。
だから逆にそういうなんか、まあ僕だったらそのいわゆる保守界隈の情報とかも、もう見てもね、わりとこうスルーするようなマインドになってて。
だから最近はちょっと僕楽になってきましたね。だからあんまりまたちょっと踏み込みすぎるとまた変ななんかドツボにハマって、見ちゃうからちょっと怖いとこあるんだけど、最近ちょっとバランスを保ち始めてます。
エッセンスを見ながら改善したりしてるんですね。どうしてもその、そういうやっぱ欲しい情報あるじゃないですか。そこだけちょっと依存しちゃってるんですよ。
スピーカー 1
当然そうなんですよね。僕もどうしようかなと思ってますね。とはいえ勉強になる情報もあるんですよ。だから僕はもうフォローを整理するっていうのもあるんですけど。
整理系は仮に出てきたら全部興味ないようにしてるんですよね。
スピーカー 2
僕もです。
僕もです。
スピーカー 1
でも僕はSNSは通知を完全にオフに、プッシュ通知をオフにするとはいいと思うんですよね。
そうっすね。
なんだかんだでインスタとかもたまに誰々が投稿しましたとかって、見ない僕でも来るんですよ。そうするとなんか来てんなって思っちゃうんですけど、通知を完全にiPhoneでね、完全にアプリ通知をオフにするとないことになるんですよ。
スピーカー 2
確かに確かに。
スピーカー 1
多分まずそれをやりましょうみんな。
スピーカー 2
そうだね。だいたい通知っていらないからね。
スピーカー 1
そうそう。自分で発信してる人のリアクションぐらいはそれすらもどうかと思うけど、少なくのロム線の人は絶対いらないと思う。
スピーカー 2
いらないっすね。
だからよっぽど能動的にこの情報欲しいっていう情報ぐらいしかいらない気がするんだよね。
だいたい尊敬してる人の投稿とか勉強になるときもあるけど、だいたいそこまででもないんで。
だから自分からこの情報欲しいなって思ってることぐらいしかあんまりバリューはないからね。
スピーカー 1
今AIがあるからAIで使って自動化しようかなと思ってめんどくさくてずっとやってないんですけど、
自分の関心のあるツイート含めてを前日のものをまとめたポッドキャストにして、
20分ぐらいポッドキャストにして毎日配信するっていう風に自分で仕組み作ってやろうかなと思ってめんどくさくてやってないんですけど、
スピーカー 2
そしたら完全に毎日その時間だけ受け取れればいいっていう風になるじゃないですか。そういう風にしたいなと思ってね。
確かに。
まあでもやっぱり、ある種でも行動として意識したいのはこれぐらいやって、やらないと呪いってすごい呪いだらけじゃないですか。
スピーカー 2
日常のリアルな世界での暮らしでそんな呪いって滅多にないと思うんですけど、やっぱりオンラインのあの世界ですよね。
あとまあそういうテレビも、ニュースとかも呪い感はあるけど、そこを結構おふるだけでもだいぶ心が楽になりそうですよね。
スピーカー 1
そうなんですよね。炎上とかも呪いでしかないじゃないですか。
スピーカー 2
もう完全な呪いですね。
スピーカー 1
虚構だし。エッセンスなかったら何もなかった話だし。
スピーカー 2
そうだね。で、まあ知ったところで何もないしね。
スピーカー 1
ああこれが炎上してんだとかって、ああこういうこと言っちゃいけないんだとかって、もう全部が無駄だと思ってて。
スピーカー 2
本当にね。まあだから本当さ、まあそれこそテレビ時代のワイドショー的なこともそうですけど、本当だからね。
見たい人は見ればいいのかもしれないけど、別に何も得がないからさ。
スピーカー 1
まあこれなんか日々の習慣で、これ全然本とかなんじゃなくて、たまたまどっかで聞いて面白かったのが、電車の中で何してるかっていうので、電車の中でしてることをその人は一生してるって話を聞いて、
これ面白いなと思ったんですね。確かにそうなんですよ。電車の中で例えばスマホゲームしてる人って、多分ずっとスマホゲームしてる人なんですよ。
で、一方で電車の中で本読んでる人って、常に本読んでる人なんですよ。で、なんでそうなのかなって考えたら、隙間時間を何に使うかってことですよね。
スピーカー 2
まあ究極の余暇の時間なんですよね。
スピーカー 1
そうそうそう。で、たまたま何もする時間が、これ暇な時間ができたって時に何を選ぶかだから、その時に選ぶものがその人が人生でやることなんですよね。
スピーカー 2
そうですよね。大半がそれだっていうことですよね。
スピーカー 1
そうそうそう。
スピーカー 2
大半が余暇なわけだから、人にとって。
スピーカー 1
だからちょっとした暇な時に、やっぱり無意識に何をするかってすごい、ちょっと自分でね、見つめてみるといいと思いますな。しょうもないことしてたら、そういうことですから。
スピーカー 2
確かにね。そこは本当に出ますよね、個人差というか人のこう。でもやっぱりそう考えるとやっぱりスマホはすごいね。もうやっぱり基本的にでもスマホにみんな向き合ってるって感じはあるからね、この世界は。
だから一回空を眺めてみるみたいなね。窓の外のね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
いいと思いますよね、景色を眺めてね、たまには。
スピーカー 1
なんか何日間かデジタルデトックスしても、なんかこの話も前もねしましたけどね。
まあね。
いや本当やっぱりした方がいいですよ。
定期的に。
スピーカー 2
そう。
スピーカー 1
というか多分すると気持ちよさがわかると思うんですよ。
そうですね。
僕も、僕でも最後あれかな、もう全修行に行った時が最後かもしれないですね、そういうことは。
あの時ですら、もう7、8年前ですか。
でもなんか4日間一切スマホを見ないっていうのってすっごい気持ちよかったですよ。
スピーカー 2
いや間違いないですね。
スピーカー 1
その気持ちよさを知るとね、ちょっとその後の習慣ちょっと変わったりもするかもしれないですね。
スピーカー 2
いやそうですよね。
スピーカー 1
一旦本の話は一旦クリアついてるんで。
大丈夫ですか。
何でも大丈夫です。
スピーカー 2
もう別の呪いは大丈夫ですか、さっきのか。
スピーカー 1
そうですね。
この本は僕ね、すごい面白かった、いい本だなと思った。
だから情報量がすごい多いから、スルメのように何度も楽しめる本だなって思った。
この本の近い本で言うと、統計のお姉さん里前さんの、あっという間に人は死ぬからかな本と似てるなって思った。
あの本もすごいデータをもとに話してた本だったんで、あの本のセットとね、ぜひ読んでみると面白いんじゃないかなっていう気がしましたんでね。
スピーカー 2
割とこういう、僕の見るジャンルだと人文界隈みたいな人が多いんで、割とこう理論とかロジックよりも感情で説明する人が多いんですけど、ちゃんとこうね、理論的にこうですよっていう風に言ってくれるとだいぶ腹落ちがするのと、
あとはまあ、なんかそうだよなって思いますよね。なんか言われると、それはそうだよなって。これ大事ですよね、この感覚。
スピーカー 1
今みんな経済も医療も思想で語ってますからね。
スピーカー 2
みんなやっぱここが、だから政治の世界がね、結構どっぷりそっちに染まっちゃってるんで、あれなんですけど、本当にね、やっぱりそこで人が感情で動いちゃってるっていうのもあるからね。
スピーカー 1
僕はでもこのパローさんのブログ毎日、日課で読んでるんですけどね、7、8年毎日読んでるから、なんとなくこの人の科学的な思考みたいな、なんか癖づいてるのもあるかもしれないなと思いましたね。
確かに。