モリ君の作品とインスタレーション
スピーカー 2
オワイナイト FMbrance Radioこんにちは、オワイナイトの拓也です。
この番組は、ドラアーティストの木下ひばりさん、そして、オワイナイトの僕、拓也が、ムーブメントをキーワードに、週替わりでお送りしています。
僕の回では、世界にムーブメントのきっかけを発信し続けているクリエイターの方をゲストに迎えて、ここでしか聴けないトークをお送りします。
今回のゲストクリエイターは、前回に引き続き、フォトグラファーのモリ君です。
スピーカー 1
どうも、フォトグラファーとして活動している、ななしきモリです。
スピーカー 2
オワイナイショー。
スピーカー 1
よろしくお願いします。
スピーカー 2
今回もよろしくお願いします。
オワイナイショーってね、俺の出身の福島県会津地方の…
スピーカー 1
会津なんですね。
スピーカー 2
そうそうそう。いらっしゃいませっていう方言なんですけども、何かの機会だったら使ってみてください。
スピーカー 1
はい、わかりました。
スピーカー 2
で、前回は、ちょっとモリ君の写真家としての活動内容だったり、大学での生活だったり、ちょっと聞いてみたんですけども、
スピーカー 1
今回ちょっとモリ君の作品について、深掘りさせていただきたいなと思ってるんですけども、
スピーカー 2
早速、モリ君が、これ俺の一押しだぜみたいな、作品をちょっと教えてほしいんですけども。
スピーカー 1
はい。
これ、インスタの固定にもなってる、昼の成形というインスタレーション…すみません、写真じゃなくてインスタレーションなんですけども。
スピーカー 2
あ、ごめん、そのインスタレーションってまずどういう内容なんですかね。
スピーカー 1
物をいっぱい置いた部屋とか、空間を使って何かを表現するみたいなことをインスタレーションって言います。すみません、ちょっとあんまりアバウトかもしれないんですけど。
作品のテーマと意図
スピーカー 2
いやいや。で、その写真を?
スピーカー 1
それを撮った写真が、今固定になってて、それが結構力作で気に入ってます。
スピーカー 2
おー。
そう、今の写真が、なんか風船?何か…。
スピーカー 1
はい。
赤い風船の真ん中に、女の人が椅子に座ってる。
スピーカー 2
はい。
で、そのテーブルには、テーブルクロスと白い布がかかってる写真なんですけども。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
で、これ1枚目がそこで、2枚目が同じような姿勢で、男の人だったら女の人だったり。で、周り風船飛んでて、白いテーブルクロスの椅子、場所に向き合って座ってんのかな。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
で、あと周りの風景だったりって撮ってるんですけども。
うん。
これはどういうイメージで撮ったんですか?
スピーカー 1
これ実は、床に人工芝が敷いてあって。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
インスタレーションのテーマが、そもそもこれ、画一性という学校教育について、ちょっと視覚化してみたというものですね。
はいはい。
赤い風船が子供心で、白い布が画一性。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、下に敷いてある人工芝っていうのが、これが与えられた自由。
写真の撮影と展示
スピーカー 2
おー。
スピーカー 1
っていうものを表していて、与えられた自由の中で、画一性。
画一性至上主義として、教育され、その中で風船という子供心を壊していくっていう作業が、結構教育を受けるっていう学校に行くみたいな行動だなと僕は思っていて。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
それを視覚化したインスタレーションがこれになります。
スピーカー 2
なるほどね。
画一性って言葉を、ちょっともう少し分かりやすく言うと?
スピーカー 1
みんな右向いてるから右向いて、ルールはルールだから守ってみたいなやつです。
スピーカー 2
あー、なるほどね。
スピーカー 1
全員均一になるように。
均一で純潔であるように。
あるように、みたいな感じですね。
スピーカー 2
森君はなんでこれしかも撮ろうと思ったの?
スピーカー 1
そうですね、まあ、高校の教室っていうものを最後に無料で使える機械だったから、高3の時に作ったっていうのが、まあ、一個でかいのがあって。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
もう一つは、まあ高校卒業するから、それに当たって、この高校生活がどんなものだったかっていう、締め?
まあ自分の中でけじめをつけるためとして、前々から興味のあったインスタレーションアートっていうものに挑戦してみたかったっていうのがあって。
スピーカー 2
はい。
高校生活は、結構その、厳しかったっていうか、そのみんな右向けだったら、もうみんな右向いてたみたいな感じ?
スピーカー 1
そうですね、学校がちょっと、校則とかが結構厳しめの学校だったので。
スピーカー 2
はいはい。
まあ僕は従いつつも、まあなんか、破れるところはできるだけ破るっていうのをやってまいりました。
あー、なるほどね。若者の主張みたいな、なんかいい感じってことか。
スピーカー 3
そうですね。
スピーカー 2
え、これ協力してくれた人は?
スピーカー 1
これは、部活の後輩とか友達がやってくれましたね。
えっと、午前ぐらいで授業が終わって、その後友達と買い出しに行きました。
で、こう芝生を切ったりとか、テーブルクロスにアイロンを掛けたりとかして、友達4人、5人ぐらいで入れ替わり、立ち替わりで手伝ってくれて、最後後輩が授業が終わって、遊びに来てくれて。
人が座ってるやつって当初は想定しなかったんですけど、部活の後輩が僕がいない間に全員9個の席にこう座っていてくれて、それが奇跡的にすごい良かったので、その写真を撮ってくれました。
はい。
撮ったっていう感じですね。
スピーカー 2
ほー、ちょっとね、すごい引き込まれるような作品なんですけども。
スピーカー 1
ありがとうございます。
スピーカー 2
これ、赤い風船ってなんでこれ赤い風船なの?
スピーカー 1
あー、なんか血肉っぽかったらいいなと思って。カラフルもいいと思ったんですけど、下の緑に対して赤が捕食の関係というか、対比となってるので、それがすごいカラースキームが美しいなっていうのと、風船を割る作業がポップに見えてほしくなくて、
作業っていうのはもっと重く苦しい子だと思ってるので、血肉の色である赤い色にこだわったっていうのが結構大きいところです。
スピーカー 2
あー、なるほどね。
はっはー。
これで、あともう一個ちょっと気になったのは、今インスタの写真が1,2,3,4,5,6,7,8,9?9枚くらい?ちょっと載ってるのかな?
で、最後の2枚目の写真で、男の人と女の人なのかな?これ向き合ってて、女の人が下向いてる写真なんですけども。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
これなぜ写真で、この下をちょっと向いてるのかなと思って。
スピーカー 1
これは本当に、全員下を向いてるっていうのは、確率性を見続ける。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
上には、この風船をこれ上から吊るしてるんですけど、子供の頃を見ないで、その確率性である教育、下のテーブルクロスを見続けるっていう意図です。
スピーカー 2
あー。
あ、そこになんか自由を自分で見出してるみたいな感じか。
スピーカー 1
自由を見出してるというか、あの、テーブルクロスの確率性を見てるだけっていう。
スピーカー 2
あ、そういうこと?
スピーカー 1
自由は最初からその人工芝っていうので、与えられてるだけなので、自分たちで考える必要は全くないっていう。
スピーカー 2
あー、そういうことか。なるほど。
スピーカー 1
すいません、ちょっと難しいんですよ、これ。めんどくさくて。
スピーカー 2
いや、違う。俺の理解力は全然ないんだけども。
なんかね、やっと分かった。なんかね、この緑の人工芝が、本当は自由なんだけど、自由じゃない空間っていうこと?
スピーカー 1
あー、逆ですね。
スピーカー 2
あ、惜しい。
スピーカー 1
自由に見えるんですけど、実際はただ与えられた偽物の人工芝。
スピーカー 2
あー、はいはいはいはい。
スピーカー 1
っていうのが人工芝なんですよ。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
っていうので、結構そこはイメージしましたね。
スピーカー 2
なるほどね。
白い布は教育とか確率性、純潔市場みたいなもん。
スピーカー 2
あー。
スピーカー 1
で、風船が子供心。
で、その人工芝の上、用意された自由の中で確率性を教育され、その最中で子供心っていう風船を割っていって大人になるというのが、
教育だなと思ったから、こういう作品になったわけですね。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
めんどくさいですよね、これ。
スピーカー 2
いや、めんどくさいっていうか、多分ね、この何も聞かずパパパッと見てたら、
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
ほーって終わってたんだけども、
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
まあ、直接こう説明してもらえると、
スピーカー 1
はい。
写真の面白さが何十倍にも膨れ上がるよね。
あー、よかったです。
スピーカー 2
すげーね、これね。
スピーカー 1
いや、すごいんですよ、これ。
スピーカー 2
てか、よくみんなそこまで付き合ってくれたなっていうのが。
スピーカー 1
面白いことやろうぜって結構ついてきてくれる奴らとしか友達になれなかったんで。
スピーカー 2
あー、でも大事だよね。
実際その、やっぱり説明に関わってくれた人?
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
前何人かいると思うんですけども。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
今だから言えるその人たちにメッセージってなんかあります?
スピーカー 1
いや、もう最高の思い出だったので、もうなんか俺の中では、
この昼の成形を作った時の記憶は本当に何にも変えがたい大切なものなので、
本当にみんなありがとうとしか言えないですね。
本当に負の感情一切ないですね。
本当にありがとうしかないです。
スピーカー 2
まじか。
スピーカー 1
誇らしい僕の卒業の一番高校…
高校で楽しかった時期なんで、ここは。
スピーカー 2
あ、そうなのね。
スピーカー 1
はい。あとはその、手伝ってくれてなくても、その、見に来た。
まあ、よく考えたらおかしいじゃないですか。
教室の中に人工芝敷いて、上から風船ぶら下がってる教室が一個ある。
あー。
スピーカー 1
忘れ物取りに来た人とかが見に来たりしましたね。
スピーカー 2
あ、まじか。みんながみんなこういう風にやったってわけじゃないよね。
スピーカー 1
こんぐらい大規模にやったのは僕だけでしたね。
スピーカー 2
あー、すごい。
これ実際撮って、
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
その、撮る前と撮る後、
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
自分の中でどういう心境の変化があった?
スピーカー 1
はじめはインスタレーションアートとして成立してれば、
まあ別に写真は記録程度でいいだろうと思ってたんですけど、
そもそも写真としてもめちゃくちゃいいなっていうのに、
まあ撮った後に思いましたね。
卒業制作とインスタレーションアート
スピーカー 2
あー。実際この動画は?なんか、なんかで公開してる?
スピーカー 1
いやもう、編集をやってない平です。
スピーカー 2
あ、まじか。
スピーカー 1
めんどくさがって未だに編集してないってだけなんで、
1年経たない間に編集しようと思ってます。
スピーカー 2
あ、まじで。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
そっか、これ。
撮ったのが去年か。
スピーカー 1
去年です。去年の3月ですね。去年じゃない、今年?
スピーカー 2
あ、はいはい。
スピーカー 1
高校3年生の3月なんで、まあ一応今年の3月っていう。
スピーカー 2
じゃあこれが森くんの卒業制作みたいな感じってことは?
スピーカー 1
あーもうそんな感じです。勝手に卒業制作作ったのがこれですね。
スピーカー 2
すっごいね。
スピーカー 1
ありがとうございます。
スピーカー 2
この写真の他にもなんか他にこういう感じの写真ってあるの?
スピーカー 1
あー、このタイプの写真です。
スピーカー 3
インスタレーションアートは課題用で撮ったやつもありますし、
スピーカー 1
結構遡れば。
うん。
スピーカー 3
まあでもこのタイプのコンテクストとか内容が好きであれば、
僕のリールとか載ってる映像の作品を見た方が刺さるかなと思います。
スピーカー 2
あ、まじで?
あ、こっちだ。後でやっぱり見とくわ。
YouTubeでの活動
スピーカー 2
YouTubeもなんかさ、いろいろ活動してるみたいなんですけども。
スピーカー 1
そうですね。
まあ元々配信活動の軸としているのが、
金鮮麺っていうハードルをなくしたいっていう思いから、
ちょっと安い機材だけを紹介するとか、
いかに安く写真を楽しむかっていうところに重きを置いた動画を投稿してるんですけど、
うん。
なので、めんどくさがってやってない時もあるんですけど、
動画上がってるのでもしよかったら見てください。
スピーカー 2
はい。じゃあそれは、
お会いないとホームページはちょっと貼っておきますね。
スピーカー 1
はい。ありがとうございます。
スピーカー 2
ちょっとね、本当にお金が全然足りてなくて、
自分のカメラも買えない状態なんですけども、
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
それでも写真できたりする?
スピーカー 1
それでももう本当に、もうなんか0円から始められるとか、
おう。
昔の持ってたゲーム機を使うとか、
そういうところからもう、
始めていいかなとは思ってますね。
スピーカー 2
あ、なるほどね。
でもさ、芸術とさ、その、まあお金って話になってくるとさ、
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
なんか別になってくるんじゃん。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
その辺ってやっぱ森君的にはどう考えてる?
スピーカー 3
うーん、なんかまだ全然、親からまだ本当に、あのー、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
学費も払ってもらって、
うん。
あの、仕送りも2万円とか普通にもらってるんで、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 3
あー、あんまりそのお金について偉そうなことは何も言えないんですけど、
スピーカー 1
うん。
まあ最終的なところとしては、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
お金をいっぱい稼ぐとかじゃなくて、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 3
多少お金が入ってきて、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 3
その支出を可能な限り減らすっていうライフスタイルに変えたいなとは思ってますね。
スピーカー 1
なんか、お金をいっぱい稼いで、
うん。
スピーカー 3
いっぱい使うことが良しとされてる社会に対する違和感は感じてるので、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
そこそこ稼いで、あんまり使わないで、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 3
なんか幸福になる方法を模索してます、今は。
スピーカー 1
まあ最終的にはそういうところで落ち着きたいなとは思ってます。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 3
なんで別に芸術が薄利多倍じゃなくても、
あのー、
スピーカー 1
たまーに10万円もらえるみたいな、そういう形でいいと思ってます、僕は。
スピーカー 2
そうするとなんか自分の活動って結構な、なんか続けるのって厳しかったりすんじゃん。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
やっぱどうしてもお金が必要になっちゃうし、みたいな。
なんかそこの葛藤みたいなのがやっぱあったりする?
スピーカー 3
まあ基本的にデジタルカメラは1個持っておけば、しばらく使うことができるので、
あんまり、あのランニングコストみたいなものは、まあ世界がある限りは全然かからないので、
スピーカー 2
まあ確かにそうだよね。
スピーカー 3
やればいいって話なんですけど。
スピーカー 2
あー、そっか。
そういう意味では楽になったのか。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 3
本当にそれぐらいですね。
別に、今もう全然バイトとかでなんか大丈夫な扱いになるので、
別にあんまり困ってないんですけど、
スピーカー 1
社会に出た時にどうするかっていう、
就職しないせずとも働けるものとか、
スピーカー 3
そのー、自分が動くわけではなく、
その資産に動かせる働き方とか、
そういう新しい働き方みたいな、
インターネットを使った働き方みたいなものを、
この4年、5年ぐらいで確立してお、
スピーカー 1
卒業までに確立しておけば、
スピーカー 3
ちょっと卒業した後にまだ制作を続ける余裕ができるんじゃないかなっていうので、
スピーカー 1
この4年、3年ぐらいを結構大事に使っていきたいなとは思ってます。
スピーカー 2
なるほどね。
すげーね。よく18歳でそこまで考えられるわ。
スピーカー 3
いや、16ぐらいからそのことはかな、思ってます。
スピーカー 2
あ、マジで?
スピーカー 3
はい。
スピーカー 2
すげーね。
そこまで16歳で考えてもいなかったよ。
スピーカー 3
あはっはっは。
スピーカー 2
いつからそういう考えになったっていうか、
何がきっかけでそういう風になったのかなって。
スピーカー 3
まあなんか、一番大きかったのは、
なんかそのYouTube辞めた時とか、
スピーカー 3
そのコロナでYouTubeを本気でやる時に、
いっぱい自己啓発本にかぶれて、
そういうのを読みまくった時と、
高校2年生でYouTube辞めた時に、
自分でまあなんか、
アイデンティティのこととかそういうことを考えたりした時に、
まあ行き着いた結論みたいなものとかですかね。
スピーカー 2
あ、なるほどね。そういうことか。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 3
あとは自分が疑問に思ったことというか、
なんか、
自称に対する簡単な答えは必ず持っておかなきゃいけないと思っているたちなので、
こういうことどう思うって言われた時に、
パッと言えないとダメというか、
スピーカー 1
言いたいっていう。
スピーカー 2
あ、そういうことね。
スピーカー 3
どうしてもそこのために、
なんか自分の中で簡単に結論をつける癖が出てるっていうのがあります。
その結論から逆算してどうやって過ごしていくかみたいなことで、
スピーカー 1
その結論から逆算した時に、
スピーカー 3
今自分が何するかっていうことを考えて行動してるっていう節はありますね。
スピーカー 2
あ、なるほどね。
スピーカー 3
それを凌駕する怠惰によって思い通りにいかないなっていうのは。
スピーカー 2
あー。
スピーカー 1
すいません。
スピーカー 2
大丈夫?
スピーカー 3
あります。
スピーカー 2
そこに別に自分の思い通りにいかなくてもね、
人生ってそれだから楽しかったりもするし、
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
どうしてもその当時の自分と比較してしまうと、
ねえ、ねえって本当に思ってしまうよ。
いや、すげえわ。
いろいろ考えてない。
ありがとうございます。
あ、そうだ。
一個忘れてた大事なことを聞くの。
写真の機材について
スピーカー 2
森くんが普段使ってる機材。
はい。
で、いっぱいあると思うんですけども、自分の相棒みたいなのって。
スピーカー 1
僕が一番使ってたのが、フジフィルムのGFX50Rっていうカメラですね。
高校時代からずっと使ってますね。
それはどんなカメラですか?
いわゆるカメラのセンサーっていう心臓みたいな部分があるんですけど、
これはでかければでかいほど画質がいいんですけど、
これがデジタルの中でかなりでかい方っていうサイズのセンサー、
中盤センサー、4433とかいろいろ言われるんですけど、
そういうちょっとでかいセンサーを積んでるカメラで、
センサーによる表現が僕は結構昔から好きなので、
高校3年間はこのカメラを使って頑張って写真を撮って、
今もそうですね、中盤カメラみたいなところは結構気に入ってて使ってますね。
スピーカー 2
これ今教えてくれた作品も中盤カメラで撮ったんですか?
スピーカー 1
そうですね。この昼の成形の写真も、やたらと画質が悪いもの以外は、
全部GFX50Rで撮ってます。
スピーカー 2
なるほどね。ちょっとそこも合わせて見てもらうと、より面白さが増すね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
はい。じゃあそのカメラ、森君が普段使っている相棒と呼べる機材も、
ホームページに掲載しておきますね。
スピーカー 1
はい。ありがとうございます。
スピーカー 2
皆さんもし気に入ったら買って、森君にいろいろ教えてもらうといいかもしれないです。
スピーカー 1
あんまり言い方が良くないかもしれないですけど、本当に下手に買うと、
もう本当にただのでかいゴミになるので、気をつけて買ってください。
そうなの?
気をつけて買ってください。よく調べてから買ってください。
スピーカー 2
使いにくい?
スピーカー 1
使いにくいです。
例えば、GFX50Rとかだと、自動でピントを合わせる機能は僕は使ってないとか、使い物にならないとか。
遅すぎてってこと?
遅すぎてとか、そもそもオートフォーカスを使えるレンズが最低でも13万とか。
高いのね。はいはいはい。
高いとか、オートフォーカスに描写が良くないっていう。
それやだね。
あとは本当、スポーツとか動物とかはまあ撮れないかなっていう。
スピーカー 2
なんで?ピントが追いつかないってこと?
スピーカー 1
ピントが追いつかないし、そもそも望遠のレンズがあまり存在しない。
あー、なるほどね。
あってもまあ90万かなみたいな。
スピーカー 2
そういう単位なんだね。
スピーカー 1
そういう単位で、なのでちょっとまあやりにくいというか。
カメラの使い方についての悩みと決断
スピーカー 1
始めたとき、始めたはいいものの、眠る可能性が非常に高いカメラなので。
スピーカー 2
単に始めたいだけなら、絶対普通に家電量販店で一番前の方に出てるカメラを買った方がいいです。
スピーカー 1
なるほど。え、森君っていうかそのカメラよく買ったね。
僕はそうですね、まあ前々から普通のカメラ、それよりフルサイズみたいなものは。
うん。
使ってて、そこの表現からちょっとまあ一個前進するためというか、そこのなんか進まない現状を打破するために、まあ結構表現力が好きだったりしたので。
はい。
まあその、何か一つ超えるためにそこに手を出したっていうのがあります。それが結果的に非常に向いてて、今に繋がってるっていうところはあると思います。
スピーカー 2
あー、なるほどね。実際その中盤カメラ初めて手に取ったときってどうだった?
スピーカー 1
感動ですね。感動っていうか。
スピーカー 2
あ、そっちか。
スピーカー 1
すごいってなったんですけど。
まあ最初の方っていっても本当に高校1年生とか2年生のときに初めて触ったので、まあ大してその、ただ画質がすごい拡大してもいっぱい写るとか、ボケ感がすごいみたいなことしか言えてないんですね。
あー。
最初触ったときはもうちょっとすごいカメラを買ったぞっていうぐらいです。
スピーカー 2
あー、そっちか。あ、なんか使いにくくてもう捨てようかなと思ったってわけじゃないよね。
スピーカー 1
あ、全くない。そこはもう本当に妥協というか、もう他のカメラで保管するっていう、そこは。動きものだったら他にも普通に使えるカメラというか。
普通のカメラがあるので、そっちを使えばいいし、そういうのを捨てたときに使うカメラとして、なんかGFXとかピーキーなカメラを持ってましたね。
スピーカー 2
あー、なるほどね。あとその中盤カメラ。
はい。
なんか人に勧めない割にはよくなんか自分買って、その使いこなしてんなと思ったんだけども。
スピーカー 1
買ってみてわかったんですね。あのー、これは人に勧めるカメラじゃないなっていう。
スピーカー 2
あ、マジで?
スピーカー 1
いろんなカメラ試したりとかして、最後に行き着いてみて。
スピーカー 3
うん。
スピーカー 1
あ、すごい良かった。でもまあ、これちょっと、これ1、このカメラ1台だけ持ってたら写真楽しくないというか、撮れないものが多すぎるなっていうのに気づいて。
スピーカー 2
あ、そんな限定的なカメラなのね。
スピーカー 1
そうです。僕はたまたま作風がすごい合ってたっていう、その機材の得意とする方向と僕がやりたい方向が同じ方向をたまたま向いてただけで。
はいはいはい。
これ、なんていうんだろう、あんまり合わない人は絶対多い。合わない人の方が多いかもしれない。
合わない人の方が多いかもしれないって思っちゃって。
スピーカー 2
あー。フルサイズのカメラ使えばさ、とりあえず綺麗に撮れるみたいな?
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
なんかイメージあって、それ何でも行けますよみたいな感じだけど。
はい。
何でも行けますよが故に、その自分のピンポイントができないってこと?
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
何千分70点ができる優等生では僕はないので。
スピーカー 2
あー。
スピーカー 1
僕と同じように、もう不得意なところがもう0点で、得意なところは180点出せるみたいな、そういうやつの方が。
うん。
スピーカー 3
まあ、性には合ってるので。
スピーカー 1
あー。
こっちがいいって感じですね。
スピーカー 2
すげーよ。その決断力すごいよね。高校1年生でよくそのカメラを買おうと思った、その勢いもすごいしさ。
スピーカー 3
そうですね。
スピーカー 2
だってそれ安いもんじゃないじゃん、決して。
スピーカー 1
そうですね。結構高かったですね。
スピーカー 2
でしょうね。それを普通に買って普通に使うってのはすごいよ。
スピーカー 3
はい。ありがとうございます。
スピーカー 2
あー、本当に。その勢い欲しいよ。俺は今だって2万円のカメラで悩んでんのにさ。
スピーカー 1
いやー、難しいっすよ。カメラ高いんだよ普通に。最初にしたいとこは。
高い。
スピーカー 2
はい。で、次回紹介してくれる方ってどんな方ですか?
もろいゆうだいさんの写真について
スピーカー 1
鎌倉を中心に活動されているクリエイターのもろいゆうだいさんという方で、35ミリフィルム帳のような、海風のような爽やかで優しい写真が魅力的な方ですね。
スピーカー 2
まじか。すげーね。どんな写真。鎌倉の情景とその人の写真。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
すごいね。なんか波が波打ってて、その青い海がって感じか。
スピーカー 1
本当に海風のように、爽やかで優しい写真を撮るんです。
スピーカー 2
あー、やっぱ写真は人の心を写ってるけどそうなのかね。
スピーカー 1
うーん、ちょっとよくわかんないですけど、僕はそれ。でも、もろいゆうさんはすごいもう、人としても非常に優しい方なんで、そういうところが出てるとは覚えてます、やっぱり。
楽しみです。
スピーカー 2
はい。
じゃあ、ぜひ次回もろいゆうさんと一緒にご出演をお願いします。
スピーカー 1
はい、よろしくお願いします。
スピーカー 2
では、本日の出演は、
スピーカー 1
フォトグラファーの七色でした。
スピーカー 2
オワイナイトの拓也でした。
スピーカー 1
ありがとうございました。
スピーカー 2
こちらこそありがとうございました。
じゃあ、次回お友達と一緒に、
ご出演していただくことを楽しみにしてます。
スピーカー 1
よろしくお願いします。
スピーカー 2
お願いします。
最後まで聞いてくれて、
ありがとなし。
スピーカー 1
もっと気軽に、もっと面白い、
新しいリアルな日常をお届けします。
スピーカー 2
オワイナイトFM。
ご視聴ありがとうございました。