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2025-06-10 20:29

怪物だーれだ?

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今更ながら、是枝裕和監督の映画『怪物』を観て感じたこと。
親の“当たり前”が、子どもの心を無意識に縛ってしまう。
「怪物だーれだ?」というセリフに、子供の幸せを願っている私自身が怪物に変貌する可能性大なのか…とおそろしい気持ちになった…。

Summary

ポッドキャスト「怪物だーれだ?」では、映画のテーマを通じて親子の関係や学校でのいじめ、子供たちの感情について深く考察されています。特に、子供たちの純粋さとそれに反する大人たちの影響が描かれ、怪物というメタファーを用いて多様な視点からの理解が促進されています。映画『怪物』からは、様々な親子関係や子供の成長についての考察が展開され、親としてのサポートのあり方が深く考えられています。また、子供の遊びを全力で支えることがストレス発散として重要であるというメッセージも伝わっています。

映画の内容と親の視点
おうちがいちばんのちえです。
コレーダ監督の怪物っていう映画、もうだいぶ前になっちゃうんですけど、あるんですけどね。
それをね、前は本当に何かしながらとか、流し見みたいな感じで、さらーっと見ていて、
なので、ちょっと感情を入れずとしてというか、感情を持っていかれず、その時はね、見てたんですけど、
昨日ね、本当に真剣に真剣に改めて見て、
今、こんな感じで思っているっていうことを、声日記に残しておこうかなと思って、声日記を撮りました。
有名な話なんで、あらすじというか、あらすじとかはね、ここでは言わない感じにしようかなって思ってるんですけど、
めっちゃピーピー言ってるけど、すいません。
これね、本当に最初は安藤さくらが出ていて、その親なんですよね。
主人公の男の子の親を演じてて、お父さんはちょっと亡くなっているんですけど、
最初はね、親視点にぐっと目線を合わせれるように、映画が進んでいくんですよ。
子供がいじめられてるかもしれない、先生に嫌なこと言われてるかもしれない、学校が悪いんじゃないか、みたいなところですね。
最初はね、絶対学校やん、いじめられとるわ、みたいな感じでね。
どちらかというと、安藤さくらに全集中というか、私もこんなにね、学校に言う私ではないけれど、
もしもし、大事な息子がこのような感じでいじめられてるかもしれないって思った場合、
私もこれぐらい言っていく可能性はあるなと思ったんですよ。
言っていってね、学校が対応として、あんまりいけてない対応されたら、もっともっと教育委員会まで沸き込んで、
わーっていう感じなんですけど、でもこれ本当に、自分と息子のバージョンを考えると、
こういう親にもなりかねないなっていうふうに思って、最初はすごいね、わかるわかると思って、
いや、こんなふうになっちゃうのもわかるよ、みたいな感じで見てたんですけど、
あれって撮り方、最初はそういうふうに共感させといて、後からいろんな方面で描かれているんですね。
そういう子供たちの事件というか、出来事があるんですけど、その映画のテーマになっている出来事を、
最初は親方面から、学校の先生バージョン、最後は子供たちの視線で描かれているっていう感じの映画だったかなって思うんですけど、
最初はめちゃくちゃ親に共感するんですよね。
子供たちの葛藤
こんな親になる可能性もあるなっていうふうになって、子供の家みたいにもやっぱり気づくんですよね。
しかも、一人息子でお父さんがいない設定だったんで、会話もそこそこあったし、
そこまでめちゃくちゃ入り込まず、いい距離感というか、そんなに嫌な感じの親じゃなかったんですよ。
距離感もとってるし、気にもかけてるし、みたいな感じで、ごくごく普通の気になる、あんまり気になるところが目立ってないかなっていう感じのお母さんやったかなって思うんですけど、
だから息子がどうしちゃったのかなみたいなのに気づいて、そこから聞いたりして、映画が始まっていくんですけど、
あれって、LGBTQも描かれているっていうので、そこらへんはさらりと認知はしてたんですけど、
本当に軽いって感じっていうか、まだ小学校5年生の設定なんで、女の子が好きとか男の子が好きとか、そういう感じですよね。
学校でもそういうのにちょっと敏感になってくるお年頃の設定、小学校5年生の設定だったと思うんですけど、
なので、男の子は女の子が好き、女の子が男の子が好きみたいな感じに、自然の流れでなっているっていう感じなんですよね。
その主人公の男の子は、女の子が好きになったことがあるのかわかんないですけど、もう一人の男の子のことを気になっているっていう感じなんですかね。
もう一人の男の子はね、本当にちょっといじめられがちというか、本当にすごい可愛いっていうか、小学校5年生、5、6年生って、本当にね、めちゃくちゃ体格が大きな子もいるし、
あれまだまだ低学年みたいじゃないっていうぐらい可愛いフォルムの男の子もいて、それが女の子も同じなんですけど、結構ミックスされてるんですよね。
体の成長が著しく出るタイプの子どもと、あまり出ずに、中学校とかになって身長とか体格が変わっていく子どももいるから、
そういう子たちがミックスされてるのが、すごいこの時期あるあるよなって思ったんですよね。
今、私の息子、小学校6年生で、学校に参加日とかで行くと、大人みたいに大きい子もいれば、すごいまだまだ可愛くて、低学年かなっていうぐらいの感じの子もいるんで、
なんかそういうのもリアルかなっていうふうに思いましたね、この主役の男の子2人なんですけど、
どちらかというと、うちの息子は主役の男の子ぐらいの、なんていうんですかね、声変わりもちょっとしてるし、
身体的な成長が意外とすごい早かったんですよね。
5年生ぐらいからすごくすごく骨っぽくなるというか、顔は丸い感じだったんですけど、男らしくなっていくっていうのが、5年生ぐらいからあったかなっていうふうに思って、今も成長し続けてるんですけど、
そういう対照的な主役の男の子、子役の男の子2人だったんですよね。
なので、見た目はこっちの方がお兄ちゃんっぽいなって思ってたんですけど、
もう一人の主役の男の子は、本当に本当にオーバーオール着てるっていうのもあったかなって思うんですけど、
可愛い可愛い、見た目はまだ低学年みたいな感じの男の子を使われてて、
それも私からしたらすごい印象的やったんですけど、それもあって、すごい感情移入しちゃってね、見てました。
身体的な成長は、主役安藤さくらの息子を演じてる子の方が大人っぽい感じなんですけど、
中身の成長は、案外見た目が小っちゃくて低学年っぽい男の子の方が、
性について、自分が男の子を好きとか、そういうね、メンタルのことあんま出てこないんですけど、
そういうことを否定せず、分かっている、そういうことってあるよね、みたいな感じで、
どこか大人っぽい、みたいな感じで、
その見た目と中身も、ちょっと対照的だったかなっていうのも、すごい私の中では印象的でしたね。
親子関係の影響
これね、本当にね、この2人が秘密基地みたいなところで、2人だけで遊んでるんですよね。
子供の遊びをしてるっていうシーンが、映画の中に出てくるんですけど、
それがすごいかわいくて、きらきらしてて、
子供たちは何も本当に悪くないんやなっていうのが、本当に出てるというか、
そのシーンで、本当に何も感動するっていうところではないのかもしれないんですけど、
私はなんかこう、じんと来てしまって。
で、なんかその怪物の中で、怪物だーれだっていうセリフが、
なんか所々出てくるんですけどね。
予告とかでも、たぶん使われてたかなって思うんですよね。
でもまさに、そのセリフって、
誰かに言ってるっていうか、それは遊びっていうセリフなんやと思うんですけど、
問いかけられてるみたいなセリフに思えてきて、
怪物だーれだっていうセリフが、見ている私たちにとっての問いかけみたいな感じに聞こえてきたんですよね。
男の子をいじめている同級生みたいな子が、怪物っていうのもあるし、
時にね、大人やけど、ちょっと間違ったことをするっていうところが怪物、大人が怪物っていうのもあるし、
そのシーンシーンによって、視点が変わっていくっていうか、
怪物が、こっち側の角度から見たら、親が怪物かもしれないみたいな感じで、
結局、全員怪物になり得るよな、みたいな感じの問いかけなんじゃないかな、みたいな感じで、私は勝手に思っていたんですよね。
だから、私もよくあるんですけど、
一方的な方しか見てないと、その人が悪人というか、悪者になってしまう目線も自分の中で持っちゃってるし、
そういう目線こそが、ここでは怪物って言うされてる、怪物なんかなっていうふうに思えたんですよね。
そういうのも入ってたりして、考えさせられるなっていうふうに思いましたよね。
やっぱり子供たちがキラキラしてたし、それに反して大人とか、学校とかっていうのが出てくるんですけど、
子供は本当に悪いっていうか、子供は本当に自分の気持ち、自分の感情にまっすぐで、本当に繊細で、キラキラしてるって、さっき私言ったかなって思うんですけど、
こうあるべきとか、これが当たり前やっていうのに、押しつぶされていくのが子供かなって思ったんですよ。
親が愛情あっての、こういうふうになったほうがいいよとか、こういうのが当たり前だよっていうのって、親って子供に幸せになってほしいから言ってることなんですけど、
それが子供にとって、それがこうあるべきで、自分が押しつぶされていっちゃうのが、親子関係なの。
親子関係っていう部分でもあるよなって思いました。
特にね、子供って、子供っていうか、特にこの世代の子供、これ多分思春期設定にしてあると思うんですけど、
この時の多分子供って、大人が周りにいなくてね、言った言葉とかも、敏感になってるから、察しやすいというか、
そういうのって、気づきやすい年頃でもあるかなって思うから、
親が正しいとか、親がこういうふうな子供になっちゃったら不安やなって思うのが、こういうふうになってほしくない、
そういう不安を出すことが、子供への圧力になっちゃってる部分もあったりとかするから、
映画からの親子の気付き
そういう意味では、すごいリアルに描かれてるのかなとも思ったんですよね。
あやて、ひどいことは子供にはしないんですけど、親だったらそういうふうに思う気持ちもわかるし、
どこの家庭でもありうることかもしれないなっていうふうにも思うから、
結局、自分も怪物な部分があるんやろうなっていうふうに、あの映画の感じで言うと思ったんですよね。
見終わって、そのあと考えて、じわじわ聞いてくるっていう感じなんですけど、
今、子供との関わりも、小さい時とだいぶ変わってきてはいて、
本当に子供であって大人であるっていう感じの今、時期かなって思ってて、
そういう時期って本当に一瞬で終わっちゃうし、
でもやっぱりこの小学校、高学年から中1で高校卒業ぐらいまでか、
ぐらいの6年間って、人間関係もそうやし、そのあとの人生を決めかねないなって思っていて、
なので、この6年間は、もちろん子供が選んだ道を応援する応援隊でもあるし、
もちろん子供を育てる親でもあるしっていうので、
何役にもなって、子供をサポートしていきたいなって、映画を見て、
前からちょっと思ってはいることなんですけど、改めて思うようになりましたね。
今って、うち一人っ子なんで、ゲームももちろんするし、レゴも好きなんですよね。
レゴって、どんどん単純になっていくから、
結構うちの息子ってミリタリーのものとかも好きやし、だからUH-1っていう飛行機のヘリコプターみたいなやつとか、
そういうちょっと大人が好きなレゴみたいなのも好きやから、
それって、レゴの互換性のこびっていう、あるんですよ。大人も大人が多いって楽しめそうなね。
でも、レゴと互換してて、レゴブロックみたいに作れるけど、難易度は高めみたいな感じのブロックが売ってて、
そういうのを作ったりするのも好き。
でも、やっぱりまたちっちゃい心も持ってるから、ぬいぐるみとかかわいいものも好き。
一人っこもあって、一人で私を交えて、ごっこじゃないけど、ごっこって言ったらすごいちっちゃい、ちょっと幼児な遊びのように聞こえるんですけど、
なりきるっていうのを、なりきるごっこみたいなのをしたりすることもあるんですよ。
例えば、何かと戦うのは好きなんで、なんか銃を持って、廊下とかでやってたりしますよ。
そういうのを見てて、私も旦那も全力でそれに関してはめちゃくちゃ付き合うんですよ。
最初はすごいごっこしてるって思ってたけど、今はもう全力で付き合うように、どちらもが心がけてて、
でも、そういう遊びをじゃけにしないというか、そういう遊びを全力でする。
くだらないなって言ったら、それだけになっちゃうんですけど、
そういう遊びに全力で親が付き合ってあげるっていうのって、すごい子供的にもストレス発散になってるんちゃうかなっていうふうに、
こないだね、ちょっと旦那と話してて、そういう結果に至ったんですよね。
確かに子供もやっぱり学校、違う世界でのストレスはたまっている。
家でもね、何か宿題はしたり、自分がしたいって思わないこともしないといけない。
で、もう遊びたい、でもゲームは時間決められてるしってなったら、できる遊びをたぶんしたいと思うじゃないですか。
そういうときに、親が全力で、できる限りね、もちろん求められたらなんですけど、全力で付き合うっていう姿勢をとってると、
子供のストレス発散にも、若干なるんじゃないかなっていうふうに、こないだちょっとそういう話になったんですよね。
だから、小6って、もう子供じゃないとか、思いたい気持ちももちろんあると思うし、
私はね、どっちかというと、まだちょっと、もうちょっと子供でおってほしいなっていうふうに思っちゃうタイプなんですけど、
そういう子供と大人の気持ちが、ちょっとせみぎあうみたいな時期でもあるから、
幼児っぽいことに夢中になっても、それを否定されないっていうのが、子供的にもそういうのが大きいんちゃうかなとも思うし、
まだこんな好きなんとかっていうふうに、ちょっとは思うことはあるけど、でもそれは言わず、
それがね、子供にとっての癒しの時間やから、ひとえいしないようにして、私たち大人がそれにのっかるみたいな感じのことに、今はなってるんですよね。
なので、子供的にも、自分の好きっていう気持ちって、間違ってないって思えるんじゃないかなっていうふうに、
これもね、いろいろ考えた結果、そう思っていますね、私は今。
これも受け入れるっていうことになると思うんですけど、ただただ、ありのままの状態を受け入れられる、
そういう、一番子供にとって近い大人が、そういうふうに全部を受け止めれるようになるのが、一番いいことなんやろうなって、改めて映画を見て考えて、そう思っているっていう感じですかね。
すごいまとまってはないんですけど、全然、怪物と趣旨は変わってきてるかもしれないんですけど、大事なことを改めて思い返せたなっていうふうに思えたので、
結果、怪物だあれだっていう感じなんですけど、怪物でもある私が、改めて子供との接し方とか関わり方を考えられる機会になったかなと思ったんで、結果すごい見てよかったなって思いました。
子供との遊びの重要性
今日は、怪物を見た、私の感想を撮りました。ここまで聞いてくれた方がいたらありがとうございます。おうちが一番のちえでした。ではまたです。
20:29

Comments

chieさんも息子くんも、自立の時が近づいているのかもしれませんねぇ😌 うちの娘も小6なので、私もそろそろ自立しないと、、でも、、難しい😵‍💫😵‍💫(笑)

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