カナダでの思い出
はい、みなさんこんにちは。今日も新たにインフェクション、新型オトナウィルス小林です。
樋口です。
よろしくお願いします。
お願いします。
あの、樋口さん、カナダから帰ってきました。
はい、おかえり、おかえり。
はい、ありがとうございます。無事帰国しました。
うん。
あの、そのね、カナダに行ってた時に、めちゃめちゃ思い出深いビーチが、俺の中でお気に入りスポットが見つかったんですよ。
はい。
ヌーディストビーチなんですよ。
うわ、いいね。
はい。で、その話をね、今日したいなと思ってて。
はいはいはい。
ただその前にね、ヌーディストビーチに行った時にですね、
はい。
あの、うちのこの新型オトナウィルスで作家やってくれてる幸太郎が、
はい。
あの、カナダに来たんすよ、バンクーバーに。
なんか行っちゃったね、なぜか。
はい。1週間、その俺らが2ヶ月行ってる間の、どっか1週間来るって言って、来たんすよね。
はいはい。
で、あの、その時に、まあこう幸太郎せっかく来たんで、
はい。
まあいろいろこう連れて回るというか、
はい。
いろいろこうあれこれしていくんすけども、
うん。
幸太郎のね、
なんすか?
なんかしょうもないエピソードがいっぱい溜まったんすよ。
はいはいはい。
で、その中で1個ちょっとどうしても紹介したいやつを先にあるんで、
なるほど。
言っていいすか?
うん。
あのっすね、ビーチバレーの、
うん。
なんすかね、やってるチームというか、ビーチバレーやってる界隈の人たち、俺仲良くなってたんで、
うん。
えっと、ちょっといろいろあって、その幸太郎がバンクーバー来た時に、おい一緒に行こうぜっつって。
うん。
連れてったんすよ、そのビーチバレーのコミュニティに。
うん。
で、その、そこは全員英語喋ってる状態なんで、
うん。
その、なんて言うんですかね、日本語が通じるような環境じゃないんですけど、
うん。
マイクっていう、俺が仲良くなってた人がいて、
うん。
マイクに幸太郎を紹介したんすよ。
うん。
で、幸太郎が、はい、マイネームイズ幸太郎とか言うじゃないですか。
うん。
で、マイクは、すごくこう、日本に興味がないタイプの人で、
はい。
なんか、日本って何っけ、中国っけ、みたいな感じの、あの、界隈の人なんすよね。
うんうん。
で、その幸太郎っていう発音が、やっぱすごく難しかったっぽくて、
うん。
みたいになってるんすよ。
はいはい。
で、俺の名前はすぐ覚えたんすね。
はい。
ユキっつって。
はいはい。
で、幸太郎、幸太郎、This is 幸太郎って言っても、幸太郎、みたいな感じなんすよね。
はいはいはい。
で、それで、あーみたいな感じに一瞬なって、コクローって言ったんすよ。
おおおお。
で、あの、ちょっと言いにくそうに、コクローって言ったんすよ。
コクローじゃん。
で、それコクローチお前頭によぎったやろ。
コクローチね。
そうだね。
一瞬、俺も幸太郎も、いやいやお前今コクローチ頭によぎったっしょって思ったんすよ。
その言われた瞬間に。
そうね。
あのーもう、
で、
簡単にカサカサ、カサカサカサ、カサカサっていう動きを見えるよね、幸太郎くんが。
で、その、若干マイクもやや言いにくそうに、あ、あ、あ、そういうことねコクローね、みたいな。
いやいや違う違う違う違う、幸太郎みたいな。
で、あ、あ、ソーリーソーリーみたいになって、結局幸太郎の発音がマイク分かんなかったんすよ。
で、毎日こう一緒にわーっつってやるじゃないですか。
コクローの勘違い
で、そのマイクはバレーした後に、いろいろ車でいろんなとこ連れてってくれたりとかして、そのマイクの友達と俺と幸太郎とかでドライブしたりとかして、毎日過ごしてたんすよね。
で、それでマイクちゃんまたねーみたいな、また遊ぼうねーとか言って、挨拶してるときに、マイクがもう一回幸太郎に、なんか、じゃあね、確かお前コクローだよねーみたいな。
違う違う違う違う。
で、ちょっとやっぱ言いにくそうに言うんすよ、コクローだよねー、確か、みたいな。
コクローじゃねー、みたいな。
で、その、それも俺、ちょっと、そのときはなんか気まずい雰囲気、気まずいというか、うん?みたいな感じだったんすけど、その後幸太郎と二人で帰ってるときに、幸太郎さんさーっつって、マイクお前のことたぶんゴキブリっつって言ってたよねーっつって。
幸太郎が、いやたぶんそうっすよねーみたいな。
ちょっと言いにくそうな顔してたもんねーっつって。
なったんすよ。
いいなー。
で、もう俺それちょっと面白くて、で、次の日かな、くらいに、今度幸太郎をクラブに連れてったんすよね。
で、そのクラブイベントも、ぼちぼち俺その知り合いができてて、で、こう、紹介していくじゃないですか。
で、もうちょっと面白かったから、その日本人の、日本語わかる友達とかにも、あーこいつコクロー、みたいな感じで紹介して。
いやいや、かわいそうに、かわいそうやわー。
幸太郎もちょっと面白かった、はいコクローですとか言って、その日本人ほど、ん?ん?コクオーですか?みたいな。
その、だったりとかするんすけど、その、なんですかね、まあいろんな人にこう紹介していく中で、コクローですか?ってやっぱこうなっていくわけじゃないですか、どんどん。
で、あのー、で一人、そのネイティブカナディアンの、リズっていう女の子いて、あのー、リズの、リズに紹介するときも最高だったんすけど、
あのー、リズリズって言って、今日俺の後輩連れてきたんだ、みたいなこと言うじゃないですか。
で、あのー、そのー、こいつ名前コクローって言うの。
かわいそう。
言ったんすよ。
で、幸太郎も、はい。
って言ったら、そのリズは、なんですかね、こう、オウ、ハイ、コクロー、え?みたいな。
一瞬こう握手の手を差し出して止まったんすよ。
すぐには飲み込めんな、やっぱり一瞬。
で、こう、は?みたいな、なんかしまった、私なんか失恋な態度取っちゃったみたいな顔をしてたんすよね。
で、もう、なんて言うんすかね、で、そこに俺と幸太郎と妻とリズと4人でいて、
その、なんて言うんすかね、英語と日本語の言語の壁があったけれども、
そのリズの気まずそうな表情を見て、なんかこう全員が同じものを悟った瞬間があったんすよ。
もう俺それ面白すぎて。
かわいそう。
腹抱えてずっと笑ってて、もう幸太郎がなんか横浜さんひどないですか、ひどないですか、
言ってるんすけど、幸太郎に、お前これちょっとさ、俺今年一番笑ったわーつって、
俺新型オトナウイルスで喋っていい?つったら、いいっすよ、とか言っちゃったんですよ。
すげー、いや悪いわ、怖が一番悪いわ。
いやいや、とか言って出ますよ、出ますよ、で、幸太郎1週間いて、
まあなんか、まあまあまあまあまあ幸太郎なりにね、こういろいろ見て回ったみたいなやつで、
帰るときに、幸太郎つってお疲れ、つって、金澤楽しかったか、つって、
この1週間の一番の思い出なんや、つって言ったら、幸クロになったことですね、つって。
そこ、そこやったんや。
ヌーディストビーチのエピソード
もっといろいろあったんやないかなあ。
でしょ、でしょ。
いろんな出会いとか。
でしょ。
景色とか、建物とかあったと思うんやけど。
なるほどね。
俺らの感覚からすると、ゴキブさんみたいな状態っすね。
そうよね。
ゴキブサッカーやな、シンガトンのオベルスの。
ゴキブサッカー。
ゴキブサッカー。
ていう。
面白かったな。
エピソードがありましたっていうのだけちょっと紹介させてください。
まあもう、怖が一番悪い。
俺が悪い、俺が悪いさ。
だってもう紹介でもう幸クロつっていいよもん。
初対面に紹介させて。
でも、確か1回以外は、違う違う違う。
俺一応コータローにちゃんと許可取ったんすよ。
マイクと別れた後に、あいつお前のこと幸クロって言ってたよねってなって。
で、ちょっと次また幸クロで紹介してみていいっつって。
で、いいっすよっつって。
マンザラでもなさそうに言ってたっすあいつ。
いやあ、いいね。
まあ、ていう話。
違うんすよ違うんすよ。
話したいのは、ヌーディストビーチの話が今日。
ヌーディストビーチに行ったんすよ。
完全すっぽんぽんよね。
すっぽんぽんっすね。
でも、すっぽんぽんになっていいビーチって感じなんですよ。
すっぽんぽんじゃない人もいるんですよね。
あれ、カナダは泳げるんか。
泳げますね。
そうかそうか、寒くないんやね。
えっとっすね、水温はめっちゃ低いっす。
ただ、日差しはバカ暑いっす。
なるほどね。
ていう感じでしたね。
で、ヌーディストビーチって、
どうっすか、俺、もともと、今回バンクーバーに行く前ぐらいまで、
ヌーディストビーチってものはもちろん聞いたことあります。
世界にはそういうところがあるらしい。
前段になってるところがあるらしい。
で、最初に聞いたのもたぶんガキの時だったと思うんで、
え?みたいな。
外人の裸の姉ちゃん見れんの?
ていう認識でしかなかったんですよ。
で、バンクーバーに行った時に、
ヌーディストビーチがあるみたいな感じで聞いて、
で、妻が行きたいって言うから、
行こうかみたいな感じになってたんですよね。
行ったことある人とか、現地に住んでる日本人とかに、
そこのヌーディストビーチ行ってみたいみたいな話をすると、
いろんな前情報があるわけじゃないですか。
本当にみんな裸なんすか?みたいな。
裸いるけど、みたいな。
みんなそんな感じなんですよ。
脱いでる人やいるけど、みたいな。
みんなだって美人のお姉さんとかが脱いでると思ってるでしょ?みたいな。
ヒッピー時代忘れられない痛いおじちゃんたちが、
裸隅っこの方で汚いちんちんぶら下げてるだけよ。
みたいな感じで言われるわけですよ。
あー、そんな感じかーってなるわけじゃないですか。
なんか、俺、その話を聞きつつ、
ヌーディストビーチに行くっていう話なんですけど、
俺も脱ごっかなって思い始めたんですよ。
そこにこぞって集まって、
ヒッピー時代忘れられないおじちゃんかなんかわかんないですけど、
わざわざ行ってそこで全裸になっているおじさんたちがいるわけでしょ?と。
なんかいいんよ、きっとって思って。
全裸の人たちの様子
なんかいいと思うんで、
俺もやってみないとわかんないから、
そっち側に回ってみるわって、
一応妻とか甲太郎にも宣言してて、
俺も行ったら全裸になってみるわって言って、
行くじゃないですか。
行ったら、思ったより、
服着てる人も多いんですけど、
服着てない人ももちろん多くて、
全然、若い美人な姉ちゃんも全裸やったりするんですよ、全然。
そうよね。
うん、全然。
もちろんオッサン多いんですけど、
じいちゃんばあちゃんの裸の人たちが楽器持ってセッションしてるとか、
なんかそんなんで。
ただ、写真とか動画撮ったらNGらしいんですよね。
ということで、写真とか動画あんまり出回ってなかったんですけど、
行ってみたら、本当にいろんな人たちが、
服着てる人もいるし、全裸の人もいるし、
なんか言ってるほどじいさんばあさんばっかでもないし、
なんかいいんですよ。
で、これか噂のと思って、
全身で感じること
そこで全裸になってみたんですよね。
でしたら思ったより良くて。
俺もオーストラリアでやったことあるんよ。
マジっすか?
やばいよね、なんか。
めちゃくちゃ分かる。
よく買った、これひぐしさん仲間やったんか。
いや、いいっすよね。
めちゃくちゃいいよ。
で、これでまたしょうもないのが、
コウタロウお前も脱げよって言ったら、コウタロウ脱がないんすよ。
なんで?
恥ずかしいって。
誰に対してな、それは。
まあまあ、うちの妻もいたんすけど、
妻はコウタロウ君脱ぐんやったら、
私ちょっと端っこいるし、いいよみたいな、せっかくだから、
経験だからやんないよって言ったけど、
コウタロウはちょっと、いや、俺はいいっす。
えー。
もったいない。
その、奥さんだけをね、見られて嫌なの。
多分コウタロウ君化すると。
まあその、海外の、そこにいるいろんな人たちも一応あるんじゃない?
だってもうその人たちは旅の恥はかき捨てよ、きさは。
なんともないやん。理論上。
あんまりこう、そうでもなかったりするんじゃないですか。
分かんないっす。
あ、そうな?
へー。
うんうん。
全然分からん。
やっぱあの、みんなガタいいじゃないですか、欧米の人たち。
うんうん。
なんかちょっと結構、いい体してたりとか。
もうだらしねえ体のやつらももちろんいっぱいいるんですけど。
うん。
なんか、見せれるもんじゃねえしなみたいのもあったりするのかな?
まあとか、あの、だと思うんすけど。
へー。
いやめっちゃよかったっすね。
めちゃくちゃいいやろ。
いやちょっと、え、ちょっと、どうよかった?どうよかった?
じゃあちょっと、じゃあ俺の感想語りますね。
うんうん。
えっと、俺、その、一回前段なってみて、
あ、これ、あって。
うん。
最初ちょっと、まあやっぱこの、まあ、
コータローにも一応こう、裸見られるし。
うん。
まあその、なんですかね、欧米の人たちみんな的の毛を剃ってるじゃないですか。
うん。
で、俺ちょっとその日は処理してなかったんで。
うん。
ちょっとなんか、若干こう、まあ裸を見られるという抵抗もゼロじゃない中で。
うん。
で、中で前段なって、
まあなってみて、あ、まあこれかと。
うん。
で、えっと、まあ確かに気持ちいいなと。
うん。
で何が違うかなっていうのをパンツ履いたり脱いだり、
何回かして。
おお。
前裸比べしたんですよね。
うん。
その、前裸なのとパンツ一枚で何が違うか。
うん。
こう、ずっと比べてたんですよ。
うん。
したら、その一枚やっぱあるかないかって全然違くて。
はいはいはい。
で、その、あ、これ全然違うな、全然違うなとか言っとる間に。
うん。
もうなんか、できるだけ前進で行きたくなってきて。
うん。
その、敷物っていうかそのビーチシートみたいなの敷いてたんですけど。
うん。
いやちょっとこれもいらんと、すんなり直で前裸でケツで座ると。
うん。
で、あの、髪結んでたんでその、髪を、言ってるゴムがあるんですけど。
うん。
ちょっとこれもいらんと。
うん。
あの、全てフルオープンで行くと。
うん。
で、もう、なんですかね、こう、すなにべたーっと前裸で寝転がって。
うん。
全身で日光浴びて。
はいはい。
で、その時に気がついたんです、俺の中では。
うん。
あの、人間、思ったより、全身で物事を感じているのだと。
はぁはぁはぁ。
なので、なんですかね、例えばパンツ1枚脱ぐだけで、そこに日光が当たるし、そこに風が当たるじゃないですか。
うんうん。
で、パンツ1枚ある状態って、99%の体で自然を感じている。
うん。
下界を感じている状態。
うん。
で、パンツを脱いだ瞬間に、100%で下界を感じている状態になるじゃないですか。
うんうん。
で、この99と100がやはり違うのだと。
うん。
こう、完全体になった感じっていうか。
はいはいはい。
が、すごいしてきて。
はい。
これめっちゃいいやん、みたいになって。
露天風呂の感覚
はいはいはい。
でもなんか、最終、俺が思ったのが、いやこれは、なんか露天風呂みたいなもんやなと。
うん。
なんか、露天風呂に裸で浸かっているか、あの水着着て入るかぐらいの差で、
うん。
俺の家は裸で過ごすもん、やっと結論付けたっす。
ははははは。
何の結論か分からんけど。
これはね、めちゃくちゃ分かるわけよ。
うんうんうん。
で、俺、でも、プラスね、もちろんね、
うんうん。
えーと、感じて、体で感じているからっていうのはあると思っている、まず。
うんうんうん。
でもやっぱりね、倫理的なものが影響しているとは思うわけよ。
うんうんうん、分かるっす。
それはね、要は、絶対に解放しちゃいけない唯一の場所なんよね。
うんうんうん。
チンチン中のが。
うんうんうん。
で、それをずっと隠し続けなさいと言われ、本当に限られた場所でしかそれを解放できんかったわけよね。
例えばトイレの中とか、同棲しか入れないお風呂とか。
うんうんうんうん。
でも、要はタブーとされているっていうのを何十年も過ごしてきたっていうのがやっぱあると思っていて。
うんうんうんうん。
なんかそこと思うよね。それから解放された瞬間、なんか全てのタブーから解き放たれた感覚になるみたいなことかなと思ったよね。
うんうんうんうん、なるほどっすね。
まあでも皆さんそれもめっちゃ思います、めっちゃ思います。
で、それをチンチンに風が当たることで感じているという。
そのタブーが外れたことを実感しているみたいなイメージと思うよね。
ああ、なるほどっすね。
でもなんか俺は、俺の個人的な感覚では、今樋口さんが言ったことが前提で、だからそのタブーが外れた状態でかつ全身で感じれるっていうのがでかいみたいな感じでしたね。
その中、前段になって最初こうまあちょっと裸を見られるという心理的抵抗感というか、ゼロじゃない、そのもう覚悟が決まってるんでそこを脱ぐんですけど、ゼロじゃないけど、
なんすかね、そのだんだんそれがもうスーッとどうでもよくなっていくのがめっちゃリアルに感じたんですよ。
みんな脱いでるし、俺も脱いだし、で、チンコ見られるかもしれんけど、なんかいや、それより待てと、それより気持ちよくね、みたいな。
その脱いでるかどうか、とかその見られているかどうか、みたいなところが服着てる時より気にならないっていう感じ。
で、そこまでなった時に周囲に人がいるということも含めて、その全身で下界を感じれる感じ。これがすげえなってなったみたいな感じだったね、俺は。
なるほどね。いや、俺ね、これ何歳以上が危機用か知らんないけどさ、性行為の時に服を脱ぐやん、人間。
俺、なんかね、たまにようわからん時があるよね。なんで脱ぐんやったっけ、みたいな。
確かに。 いや、これは、脱ぎたい気持ちはわかるわけよ。脱ぎたい気持ちはわかるんやけど、いやいや、関係ねえわけやん。関係ねえやん。
脱ごうが脱ぐ前が、目的とは一切関係ないんやけど、なんか脱ぎたくなるのはなんなんやろ、人間、みたいなこと思った時があってさ。
はいはいはいはい。
だからそれもそうよね、なるべく全身で感じたいってことやね、相手というか、その行為そのものをみたいな。
うんうんうんうん、なんかそう思うしね。
そうよね、なんか、そんな延長みたいな感じやね。だから地球というか、なんていうか、今そこにあるものを全身で感じたいみたいなことなんかなと思ったし。
と、やっぱその樋口さんさっき言ってた、裸に、普段隠しているはずのものをここだけで解放しているという、その心理の変化はやっぱあるんすよね。
解放感と思う。で、たぶんね、背徳感というよりは解放感の方が近い。
うんうんうんうん。
はやっちゃいけないことやっているとかではなくて、本来閉じられないといけないものが空いているっていう概念のような気がするよね、なんか。
だから相対的に今まで閉じていたということを認識するという快感なんかなと、なんか今思い出してる気持ちを。
いやほんとそう、なんかめっちゃ、これは、でもなんかどうすか、俺さっき言った露天風呂の感覚ちょっと近くないすか。
ああ、あのさ、雨傘にあるやん。あの大分の。雨傘に、あのさ、川沿いにある。
ありますね。
わかる?雨傘温泉っていうところが。
100%天然みたいなやつですよね。
そうそうそう。あれやなっていう感じ。
ああ確かに確かに確かに。
あと別府にも山の上の方にあって、今ね、実はね、殺人事件があって入れないんだけど、鍋山の湯っていうところがあって、たぶん10年前くらいに殺人事件があったよね、そこで。
へえ。
で、今入れないけど、俺、学生時代の時めちゃくちゃ勢ってさ、別府の山の上の方に天然の汚染があるんやけどさ、そことかもマジそんな感じない?
もうなんか、めっちゃ高いところから街を見下ろすんやけど、裸でそこで風呂入ってその状態で見下ろすんよね。
なんと言ったらいいんやろなあ。人間じゃなくなった感。
ヌディストビーチの特別さ
うん、わかるわかるわかるわかる。逆に人間なのかもしれないですけどね。めっちゃわかる。
そうなんやね。あれはちょっとたまらん。
ただの生き物になったみたいな。
うん、そうそうそう。
俺ずっと砂で手遊びしてたっすもんね、気持ち良すぎて。
ああ。え、手遊び?
手遊び。
でもなんて言うんすかね、赤ちゃんぐらいの気持ちで砂でずっと手遊びして、手真っ黒になって。
はいはい。
みたいな、なんかなんて言うんすかね、身の回りのものを感じるだけで結構気持ちいいみたいな。
そうね。で、たぶんなかなか日本じゃヌディストビーチ厳しいやん。で、これちょっと疑似体験したいんやったら、是非ね、ホテル泊まった時に、どこでもいいんですけど、ビジネスホテルでもなんでもいいんですけど、ホテル泊まった時に一日全裸で過ごしてみてほしいよね。
なるほど。
これやったことある?
ないです、俺は。
意外とないやろ。シャワー浴びた後、そのまんまパンツ履かずに朝まで過ごすっていう。これだけでもちょっとした体験できる。
確かに。
うん。意外とないから。
なんか裸ってなんかすげえっすよね。
裸ってなんなんやろね。でもなんかスマップの仲良くんとかは家に居るときは全裸らしいよ。
はいはいはい。なんかそういう人の気持ち俺ちょっとわかったっすね。
ちょっとわかるよね。
うん。なんか本来裸であるべきなのかもしれないとかちょっと思っちゃったっすもんね。
そう。だから俺たぶん髪の毛とかもあると思っていて、髪の毛とか本来いらんというか、もうスキンヘッドでもいいわけやん。
うん。
たぶんねこれね髪剃ったらなんかが変わる気がするんよね。
はいはいはいはいはい。
なんかが。
なるほど。
だって同じよね。外におったら日差し受けるし風感じるし。
うんうんうんうんうん。
うーん。なんかですね。ちょっと感じてみたいっつーのあるんよね。もう出家やもんな俺がしたらそれ。
うん。それ出家っすね。
ハハハハハハ。
うん。
安全に。
あとあれもうiPhoneとかもそう。
え、iPhone?
うん。
俺一時期カバーしちょったんやけど。
あーはいはいはい。
iPhoneカバー。
うんうんうんうん。
もうね、履いだ瞬間めちゃくちゃ気持ちいいみたいな。
気持ちいいっすよねー。
あー。あとあれとかもそうやわ。テレビ買った時にリモコンにさ、ビニールついちょうやん。
はいはいはい。
とか、あとテレビの、あのー何?フレームにさ、ピューチこうビニールがあるやん。
うん。
あれ田舎の家とか、ずっと取らん家とかあるやん。
ありますねー。
わかる?
わかるわかる。めっちゃわかる。めっちゃわかる。
もうあれ剥ぐ感じとかね。
はいはいはいはい。
もうなんかね、ちょっと似たようなものかもしれないなと思うんだよね。
うん。なんかわかるかも。わかるかも。
うん。
まあだから、俺が感じちゃうところとコバが感じちゃうところの重心が若干違う感じはあるね。
かもっすね。
コバは、もうどっちかっつーと身体的、本能的なところをフォーカスしていて、
そうですね。
俺多分、文化の中で生きる社会、生物からの開放的なところに焦点、というか重心があるね。
うんうんうん。
お互い多分どっちも感じているんやけど、どっちかっつーと重心がお互いそこにあるみたいな。
確かに。今回俺その、海でっていう、ムーディストビーチでっていうのが多分体感で。
そうね。
あとその、例えばホテルで一人でゼンラとかやったことないんで。
はいはいはい。
だからそっちは多分そういう感覚あるだろうなっていうのはすげえ想像つきますね、でも。
うんうんうん。
とかなあ、俺だから、剥ぎたいんかもな基本的にいろいろ。
はいはいはい。
剥ぎたいという欲求が基本的にあるんやなと思った今。
うんうんうんうん。
いやあ、なんか、そうか、ヒューさん結構羅族なんすね。
羅族というかね、例えばね、俺本のカバーとかも外して読んだりする。
ああ、なるほど。
で、iPhoneもカバーつけてないし。
うんうんうん。
なんか、そんな感じなんよね俺。
うーんうんうんうん。
ごてごて、だからミニマリストという感覚にも近いかも。
はいはいはいはい。
文化的な何かを捨てていく感覚と、なんかね、薄く繋がっちゃうね。
ヌディストビーチの気持ちよさは。
はいはいはいはい。
なるほどな。
うん。
なんかその、その時に、なんかちょっと思ったのが、
うん。
最初のヌディストビーチに入っていく時に、俺服着てるじゃないですか。
うん。
で、裸の人たちがこちらほらいるじゃないですか。
うんうん。
で、ちょっと異物感あるわけじゃないですか。
そのこっちの感覚だけからすると。
はいはいはい。
で、俺が脱いでしばらくした時に、全く逆になってたことに気づいたんですよ。
はいはい。
その、裸の人が自然に見えて、なんであいつ服着てんのここで、みたいに今度見えてくるんですよね。
はいはいはい。
あの、ディズニーシーから舞浜乗って電車で移動している時の意識の、あれや。
この耳がついてる人たちみたいな。
そうそうそう。
あれ、なんで耳ついて、あれ、なんで私耳つけてるんだっけみたいな。
入った時は、うわ、みんな耳つけちゃうやんと思うけど、そっちが自然になって。
すげえ秀逸なたとえ出したっすね。
なかなか出らんすよそれ。
常識が逆転するよね。
ほんとそう、ほんとそう、ほんとそう。
なんかすっごいなと思って。
で、そうなってくると、女の人が裸になってても、もはやエロい目で見ない。
そう、そう、そう、そうよね。
エロくないよね別になんかもはや。
そうそうそう。
なんか、それはそうよねみたいな感じでしかないっていうかお互い。
あれもすごいなあ、あの感覚のなんか転換というか。
すごいなあと思って。
わかるわかる。
もう、俺それで2回も行っちゃったんすよ。
え、ヌディストビーチに。
ヌディストビーチに。もう1回目でハマって。
もうバンクーバー最終日に、今日だって晴れた晴れた今日行くぞって妻と一緒に行って。
へえ。
もうなんか狂ってるやつも結構多いんですよね。
はいはいはい。
そんな感じですかね。めっちゃおもろかったんが。
うん。
カナダタバコ2000円ぐらい吸う人はこう。
うんうん。
で、そのヌディストビーチってなんかこういろんなものがこう暗黙の了解で進んでて。
はい。
全裸なんすけど、アロハシャツだけ羽織ってて、ちんこ丸出しみたいな。
はいはいはい。
人がなんかリュック背負ってて、その隠すとこと出すとこといろいろ間違っとうなと思うんすけど。
まあまあ、でその人がこういろいろ歩きながら、コールドドリンク、シガレット、マッシュルームみたいな。
マッシュルーム。
ドラッグもあるよ、冷たい水もあるよみたいな、こう裸でそのアロハシャツだけ着て、やってるんですよね。
トニーとの出会い
で、シガレットって言って、本当はビーチでタバコ吸っちゃダメなんですけど、なんかちょっと暗黙の了解的にみんな吸ってるんで、
あ、ちょっとタバコないな、タバコ買ってこいわっつって、そのもしかしたら詐欺かもしんないからこう恐る恐る声かけるじゃないですか。
すいませんってタバコありますかって言って、今タバコあるって言ってましたよね。
ちょっと持ってますって言ったら、あ、OK、あるよみたいな。
1パック7ドルって言われて、7ドルみたいな。
通常買ったら20ドルぐらいするんですよ。
7ドルみたいな。
嘘やろっつって。
思って、そしたら7ドルの怪しいタバコとか出てくるんですよ。
本当は多分ネイティブカナディアンの人しか買っちゃダメなタバコ。
法律で保護されているエリアのタバコを転売してるんですよ、そういう人。
なるほどね、そんなのあるよね。
なんかギリギリのやつ買ってしまったとか思いながら。
タバコとか持って行ったら、前裸に帽子だけ被ったおじさんが、ちょいちょいちょいって俺らに声かけてきて、
ここにいいポジションあるからお前らこっちにシート引いて座っていいよみたいなこと言われて、
うわ、マジっすか、ありがとうございますって座って、
俺はトニーって言うんだ、トニーよろしくみたいな。
トニーここよく来るの?って来たら、38年いるよみたいな。
38年。
タバコ ずっとおるんや。
ずっとそこに通ってるらしいんですよ。
で、マジやん、マジみたいな。
で、話して、お前ヌーディストの鏡じゃねみたいなこと言ったら、
その時俺も前裸なわけじゃないですか、お前もなって言われるんですよ。
タバコ 全然違うけどね、歴史が。
それで、ここはマジで特別な場所だから、
みんなでマジで大切にしようみたいな、楽しもうみたいな、脱ごうみたいな、
ひたすら言ってくるんですよ、オッケーオッケーって。
でしたら、そのトニーの決め台詞があるんですよ。
Nature, Mother Earth is the bestって言うんですよ。
タバコ え、ネイチャー?
ネイチャー、マザーアースイズダベストっていうのを繰り返し言うんですよ。
Enjoyって。
タバコ なるほど。
自然、母なる地球、最高だみたいな。
そう、最高だって言って。
それで、なんですかね、38年ずっとここにいるトニーが、生き返る人々に声かけて、
元気か?みたいな、大丈夫?みたいな、困ったことあったら俺に言えとか、
荷物を置いたまんまちょっと海の方に行きたいなって思ったりするじゃないですか。
その時もトニーが言うんですよ。100%セーフティだからここはみたいな。
夕暮れ時の太鼓集団
38年間で一度も物盗まれたことないから行ってきなって。
ありがとうトニーみたいな感じの、なんかすげえおっさんに出会ったりとかして。
もうめっちゃおもろかったんですよ。
タバコ パンチあるなあ、ほんとかなあって感じだけど。
38年間一回もはないさそうやけどね。
いやでもめっちゃ、そのまたトニーがいいのが、今度夕暮れ時になったら、
ジャンベ持った集団が現れて、みんな半裸でひたすら太鼓叩いてるんですよ。
で、そのうち一人がむちゃくちゃ上手くて。
で、もうどんどん叩いてるんですけど、3、4時間叩きっぱなしなんですよね。
で、したらいつの間にかそこがレイブみたいになっていくんですよ。
だんだん人が集まって踊り始めてみたいな。
で、うわーっつって、なんかすげえいい音出してる人が一人いたから、
うわーっつって、俺も間近で見て、うわこのクオリティの太鼓叩くの生で見れるのやばいなと思いながら、
もう真横にいて、うわーっつって、俺と千尋もこう浜辺で踊ってるんですよね。
で、その太陽が沈むにつれてどんどんその太鼓とみんなのテンションが盛り上がっていって、
なんとなくみんなで日没をうわーっつって見送って、イエーイって解散するみたいな。
めっちゃいいやん。
めっちゃいいでしょ。
めちゃくちゃいいやん。
で、こうよしっつって、日も落ちたから寒くなってきたし帰ろっかなっつって戻って、
トニーが横にいるんですよね。
で、トニーに、あいつらマジドラム最高だったって言ったら、うんうん、けどね、うるせえ。
なんな、なんな。
38年、その、Nature Mother Earth is the Bestを貫いているトニーからすると、ちょっとうるせえあいつら。
なんな。
まあそれね、30年聞き寄ったらうるせえとかいう感情になるんやろね。
トニー うんうん。なんかいろんなものを感じたなと思って。
なるほどな。
トニー うん、もう良かったっすね。
あーでもいいなあ。
トニー うん。
いいなあ。たまらんなあ。
トニー そうっすね。
なんか異世界に行った感じがあるなあ。
トニー うんうんうんうんうんうん。
日常と完全に違うもんなあ。
トニー いやそうなんすよ。
でもトニーからしたら日常じゃないすか。
トニー うん。
なんかたぶん、38年この銭湯に通ってるようぐらいの感覚だと俺は勝手に思ってるんすよね。
トニー と思うよね。
うん。
トニー その人からしたらなあ。
うん。
トニー いやー。
そっちの…
住みてえなあ、カナダって思ったっすね。
トニー うーん。
トニー なんかなあ。
トニー いやー。
トニー まあだから住む感覚とまた行く感覚違うんやろうけどね。
トニー うんうん。
旅行とナチュラリズム
行くからいいと思うもんもあるし。
トニー うんうんうん。
なんか旅行きたくなったなあ、ちょっと。
トニー うんうん。
いいなあ、旅行ってないもんね。
トニー そのオーストラリアのニュイリストビーチどんな感じだったんすか?
いやもう、でもね、20何歳の時かなあ。
トニー うんうん。
20…あれ?院の2年の時に行ったよね。だからあれ?
トニー 23、24?
24とか。
トニー うんうんうん。
24とかの時だけね、もうあんま覚えてないんやけど。
トニー うんうん。
もう、でももう、たぶんそんな感じと思うよ。
トニー うんうんうん。
姉ちゃんいっぱいおって。
トニー うんうんうん。
で、貴重人もおれば汚い人もおって。
で、俺ら友達3人男だけで行った時、もう全員脱いで。
トニー うんうんうん。
わあみたいな。
でもなんか最後らへんはね、もう波乗りが結構面白くなって、
トニー はいはいはい。
いいなあ。
トニー うん。
ええ。
トニー ちょっと感じあったなあ。
あれ結構、どこそこあるんすかね、ヌーディストビーチって。
トニー どうやろうね。
トニー 俺が行ったのは確かにシドニーかなあ。
ええ。
トニー シドニーにあるビーチあったけど、わからん、その全然。
トニー たまたま行ったらあるらしいっつうのは、地球の歩き方かなんかで見て。
ええ。
トニー 読んで行ったんやけど。
トニー 俺もカナダにあるって行くまで知らなかったんすよ。
うん。
トニー そんなに興味もなかったんで、なんかロシアに1個あるみたいな話聞いたことあったぐらいの次元で。
うん。
ああねえ。
トニー うん。
で、あと、なんでコウタロウくんこんな気持ちいいのにさ、入らんかったよって思ったんやけど、
トニー そう、マジで。
俺わかったわ。
トニー はい。
もう俺これしかないわ。
トニー うん。
ずっと勃起しちゃった可能性がある。
それはぬげえ。それはぬげえ。
トニー これはね、さすがにね、ずっと勃起しちゃうのコアに見られるのは恥ずかしいっつーのはわかった。
トニー だから、正解出た。コウタロウはずっと勃起していた。
オッケー。
トニー これが答えでした。
やったらしゃあない。
トニー やったらしゃあない。
しゃあないなと。
それはぬげえわ。
いやあ、おもろい。
トニー おもろいなあ。
そんな感じでございました。
トニー どうですかね。
またいろいろ今後もいろんな経験増やしていきたいと思います。
トニー ありがとうございました。
トニー ありがとうございます。
じゃあ今回はここまで。
トニー じゃねー。