スピーカー 1
スピーカー 2
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aria-label="出演者を紐付ける">
コバ
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樋口聖典
スピーカー 1
そして大学が九州芸術工科大学芸術工学部卒業と。
大学卒業後在宅メーカーやデザイン事務所に勤務しておりました。
そして35歳で独立されて建築設計事務所を開設されているんですね。
40歳を目前にしてここで大転換が起こってゲーム開発にチャレンジと。
スピーカー 2
村上 40歳を目前にしてこの辺を聞いていきたいですね。
スピーカー 1
聞いていきたいですね。
2020年にゲーム開発デジタルコンテンツを制作する会社を立ち上げました。
こちらが合同会社アソビルドということですね。
2022年にインディーゲーム開発者支援を目的として
福岡インディーゲーム協会を設立されましたということでございます。
村上 ありがとうございます。
さっき在宅メーカーって言った、住宅メーカーですね。
ごめんなさい。
スピーカー 2
村上 でも在宅ゲームメーカーと言っても。
スピーカー 1
実際僕の活動は在宅なんで。
スピーカー 2
村上 間違ってはないけどね。
スピーカー 1
だいぶちょっと混乱しちゃいましたね。
住宅メーカーで、環境設計学科だったんですか?
村上 じゃないんですよ。
違うんですか?
村上 僕工業設計なんですよ。
プロダクトデザイン。車とか家電とか設計する学科だったんですよ。
なぜだという感じですね。
僕らの大学に行くと環境設計学科の人は建築系に行くことが多いですね。
工業設計の学科出身なのに珍しく建築系に勤めてあったということなんですね。
村上 僕が大学で学んでたのがプロダクトっていう工業設計なんですけど、
その中でもパブリックデザインといって公園のモニュメントとかベンチとか、
そういったものを公共の人が使うものをデザインするっていう学科というか専攻だったんですよ。
ちょうど僕が卒業する頃って就職氷河期で全然そういうメーカーの求人がなくて、
会っても一応最初に入った会社はそういうパブリックデザインの設計士みたいなのに入ったんですけど、
公共事業でものきなみ頭打ちになってて、
そうか、不景気だから。
村上 そう、不景気というか、それもあるし、公共事業の費用削減とかで、
いらんモニュメントとかベンチとか作るなみたいな感じだった。
モニュメント欲しいけどね。
村上 一回ね、僕宮崎かどっかの片田舎のモニュメントを作ったんですよ。
駅前の本当にちっちゃい時計台みたいなモニュメント作ったりとか、ベンチとかはデザインしたんですけど、
1年ちょっとで設計部が解散みたいになって、
そこから営業系の仕事をやってましたね、2年か3年間。
でもこのパブリックデザインはもうダメだなと思って、
建築士の資格を取って建築士にジョブチェンジしたっていうのが流れで、
だから全然建築学科じゃないんですよね。
なるほどなるほど。
てっきり建築系の学科の先輩だと勝手に思ってました。
だから大体みんなそうなんですよ、そっち行くんですけど。
僕の場合はちょっと特殊な経歴ですね。
でもまともにその学科のことやってる人の方が少ないかもしれないですね、うちの学科。
スピーカー 2
まあでも、じゃあ僕で言うと音響設計学科出てるけど、今施設運営してますから。
施設運営して喋る仕事してるんで全然関係ないですけど。
だからまあ大学なんてそんなもんっていうね。
スピーカー 1
特に僕らの行ってた大学なんて本当そんな感じじゃないですか。
スピーカー 2
正直授業で学んだことより課外活動で学んだことの方が僕はね。
スピーカー 1
いやいや本当本当、本当そうですよ。
なんか芸術工学はなんだみたいな話でしょ。
卒業するまでわかんなかった。
スピーカー 2
今メインで活動されてるのはゲームですよね。
まあそうですね、ここも本当に音響設があっちゃってるんですけど。
スピーカー 1
だからその後リフォーム会社に僕7年か8年いて、7年8年勤めて、
今のリフォームの巧みみたいなあるでしょ、リフォームとかリノベーションかそういったのやってたんですよ。
マンションとか小建ての。で、独立をしたんですよね、設計事務所を立ち上げて。
最初はちょうど2011年だったから13年前ぐらいなんで、
35歳ぐらいかに独立して住宅設計とかやってたんですけど、
5年ぐらい経って飽きちゃったって言い方あるんだけど、建築だけをずっとやるのは面白くないなと思って、
スピーカー 1
せっかく個人でやってるならいろんなことチャレンジしたいなと思って、始めたのがゲーム開発っていう。
スピーカー 2
それが40歳ぐらいぐらいですね。
スピーカー 1
実際今の活動で言うとどういうことやってるんですか。
スピーカー 2
まず自分で作るっていうところですよね。
スピーカー 1
ゲームもいろいろあるじゃないですか、スマホゲームとか、
任天堂スイッチとかパソコンゲームとかあると思うんですよ。
僕がやってるのは、今もともとはスマホゲームを作ってて、今も作ってるんですけど、
任天堂スイッチに向けて開発とかもやってて、基本的にデジタル系のゲームを作ってる感じなんですけど。
スピーカー 2
僕分かんないのが、任天堂スイッチのゲームって素人が作れるんですか。
スピーカー 1
あれはね、任天堂に一応許可もらわないといけなくて、
僕ゲーム作ってるんで、任天堂スイッチに出していいですかっていう許可をもらわないといけない。
大抵蹴られちゃう。
蹴られちゃうんですね。
結構蹴られるんです。
デベロッパー登録みたいな話。
そうそう、デベロッパー登録です。
それ登録しとったら出せる。
その申請は、iPhoneとかAndroidの場合って割り貸し通るじゃないですか。
そうですね、iPhoneもAndroidも。
全然あんな感じじゃなくてもっと厳しい審査があるんですか。
厳しいってか一応実績を見られるみたいな。
実績か。
あなたゲーム作れるんですかみたいなのを証明しないといけなくて。
僕は今までこんなゲームを何年間作りました、やりましたっていう経歴見られて、
あんまり詳しいことは言っちゃダメらしいんだけど、
一応ちゃんとゲームを作れる人間っていうふうに向こうが承認してくれるとやっとデベロッパー登録ができるっていう。
スピーカー 2
なんかハードル高そうなイメージがあるな。
スピーカー 1
でも結構大学生とかでも登録してる人がいるらしいんで、
ちゃんとゲームさえ出してたら、ただあんまりクオリティー低いとダメって言われるとかなんかあるらしくて。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
ちゃんとやってるゲームデベロッパーならいいよって話ですよね。
そうですね。そこら辺の基準は公開されてないんでわかんないですよ。
で、村上さんじゃあ通ってるってことですか、スイッチのデベロッパーとして。
やっと今年、今年自分で通したんですよね。
すげー。
いやもう、文前払いされたらショックだから今まで申請してなくて。
ちゃんと自分でも申請して自分の手で出そうと思って今年やっと出したら通ったんで。
スピーカー 2
ちょっとどんなゲーム、まず今まで何本ぐらい作ってきたんですか。
スピーカー 1
えっとね、一番最初に作った、40歳で作ったゲームから数えると10本ぐらい作ったんですけど。
え、10本!?
10本ぐらい作ったんですけど、今半分はもうストアからなくなってますね。
スピーカー 2
いやでも10本、え、だって何年間ですか?今いくつでした?
スピーカー 1
あ、えっとね、だからゲーム作り始めてちょうど8年目?48なので。
スピーカー 2
すげー、年一以上のペースで作ってるんですね。
最初のゲームとかもそれこそ1ヶ月もかかんなかったサンプルゲームみたいなやつを作って出したんですよ。
スピーカー 1
ダウンロードもそれこそ100人とか200人で。
だけど一応出せるんだなというか個人で出せるんだなというのが分かって、
じゃあもうちょっと自分のやりたいゲーム作ろうと思って、そこからやっとオリジナリティを出してきたみたいなんですよね。
スピーカー 2
それでいうと一番当たったゲームってどういうゲームですか?
スピーカー 1
RPGなんですけど、スマホのダークブラッドっていうタイトルのゲームで、
もうひたすら進んで行って敵を倒しまくるっていうゲームなんですよ。
もうシンプルな。ハックスラって知ってます?ハック&スラッシュ?
スピーカー 2
ハック&?
スピーカー 1
スラッシュ。ハックスラってよく言われてて、
要はもう出てくる敵を倒しまくるっていうコンセプトのゲームがハックスラってやつで、
街の人に話聞いたりとか、いろいろ探索して謎を解いたりとかいう要素がほぼなくて、
倒すことに集中してる要素ばっかりのゲームって感じですね。
スピーカー 2
グラフィックとしてはファミコンからスーパーファミコンぐらいの、
ちょっと懐かしい感じ、ドット絵の感じですよね。
スピーカー 1
ドット絵ですね。
スピーカー 2
これはどうしてるんですか?
スピーカー 1
もう一貫してそれにやってる感じですね、僕は。
グラフィックも自分で担当されてるんですか?
最初ね、一番最初僕が出したスクロックゲームみたいなのは自分でドット絵打ったんですよ。
敵とか背景とか全部自分でドット絵打ってやって、
下手馬みたいな感じでなったけど、
所詮やっぱ素人が作ったドット絵は大して評価はされないので、
ちゃんとした人にお願いしないといけないなと思って、
それでTwitterでガーッと検索して、
自分の一番世界観に合った絵を描いてくれそうな人に声をかけたっていう感じですね。
スピーカー 2
じゃあもうちゃんとドット絵を描ける人にお願いして、今やってるって感じですね。
スピーカー 1
その当時はまだすごい上手い人だったんだけど、
実績としてはそんなにまだいろんなゲームとかを作って、
僕が声かけるまでゲームの絵は作ったことないっていう方だったので、
チャレンジでちょっとお願いしたって感じだったんですけどね。
その人は今やスクウェア・エニックスに声かけられて絵を描いたりとか、
NHKに呼ばれて絵を描いたりとかしてて、むちゃくちゃ有名になっちゃいましたね。
スピーカー 2
もう発掘したと言っても過言じゃないですね、完全に。
スピーカー 1
発掘したと言っても引きかけにはなったとは言ってくれたので、
声かけてよかったなって一緒に成長できた感じがありますよね。
スピーカー 2
すげえ。あとパズルゲームとかもやられてますよね。
スピーカー 1
そうなんです。僕がもともとパズルゲームとか将棋とかオセロ的なああいうゲームを作りたかったんですよね。
最初に作ったゲームもそういうゲームだったので、
いまだにシンプルなパズルゲームは作り続けようと思ってて。
寿命が長いんですよ、パズルゲームって。
なるほど。
結構パズドラとかもそうだし、つむつむみたいなのもそうだけど、
結構飽きずに5年10年やるっていう人多いので。
なるほどな。
パズルゲームは結構ね、ちゃんとしたものができると生きが長いっていう。
確かに。なんか習慣化してるイメージあるですよね、パズルゲーム好きな人。
もうなんかルールを知ってるものって遊び続けるっていう傾向が今あるみたいで。
へえ。
ああそうか。
スピーカー 2
面白い。
スピーカー 1
めちゃくちゃ家計が大変なので、アルバイトもしないぞと思って、建築の設計のアルバイト的なものはしてるんですよ。
スピーカー 2
すげえな、アルバイトで建築の家計。
アルバイト感覚。
すげえな。
スピーカー 1
本業だったのが今副業になってるんで。
スピーカー 2
だってそれしつつゲーム作りつつだから、脳みそ二ついりますよね。
スピーカー 1
すごいね、ちょっと待ってくださいね。
でもその40歳からやり始めた村上さんが、8年やってあるとはいえ、かなりの重さを引き連れてイベントを結構してたじゃないですか。
それもすごいですよね。
あれはもう本当僕の力というよりも、インディゲーム協会っていうのをちょうど2年前に立ち上げたんですよね。
それで本当に無名の僕が立ち上げたら、すごいみんなが協会に賛同して入ってくれて、立ち上げて半年後に国際会議場でイベントやりますって言ったら結構参加してくれて、
そんな感じでトントン拍子で周りの人が勝手に盛り上げてくれてるっていう感じで。
なんかお見越しの上に乗ってるけど、担いでるみんながめちゃくちゃ楽しんでくれてるっていう感じなので。
僕自身は何も大してやってないんですよね。考えるばっかりで。
スピーカー 2
ちょっと立ち上げるってどういうことなんですか?言ったって感じですか?
そうそうそう。
スピーカー 1
なぜとかもだいぶ気になるし。
協会立ち上げたきっかけは、僕が元々インディーゲーム作って3年目か4年目だったかな。
ちょうどコロナになって、全然人の交流がなくなってたんですよ。
その前までは僕がインディーゲーム飲み会と称して、結構インディーゲーム開発者の人たちを福岡で集めて、最終的に2,30人くらいの規模で飲み会とかやってたのが。
スピーカー 2
やってたんですね、それがね。
スピーカー 1
飲み会やってたんですよ。最初4人で始めた規模がどんどん大きくなって、東京とかから来てくれるようになって。
楽しいなと思ってたらコロナが来てなくなって、またゼロからみたいになっちゃうでしょ。
今までみたいな飲み会で集まるっていうのもちょっと難しい時代だなと思って。
で、福岡っていうせっかく面白い土地に住んでるんだったら、東京大阪ばっかり面白いイベントやってるなら福岡でもやろうじゃないかと思って。
僕、教会作りますって言って、ツイッターで言ったんですよ。
スピーカー 2
言ったんですね。言ってみたんですね、それ。
スピーカー 1
そう言ってみた。一応ね。
スピーカー 2
俺、それ覚えてますわ、その時のツイッター。
あ、本当に?
よし!みたいな。もう教会を作ろう!みたいな、すげえ軽いノリだった気がするんですよ。
スピーカー 1
なんか教会作ろうって言って、その日のうちにロゴを考えて作って、次の日のツイッターでロゴを作って、教会立ち上げましたって既成事実で立ち上げたんですよ。
そしたら、バーってみんながいいね、いいね、いいねってしてくれて。
で、福岡市からもすぐ電話、連絡があって。
すげえ!すぐ電話とかあるんですか?
なんかもう1週間後とかには会って、教会でどういうことをされたいんですか?みたいな。
スピーカー 2
ぜひ協力したいんですけどっていう、すごく積極的に話をしていただいて。
スピーカー 1
福岡市のどの部署というか。
産業を盛り上げるコンテンツ課みたいなのがあって、福岡ってゲーム産業が結構あって会社があるんで、
福岡の産業会みたいなのがあるんですよ。ゲーム産業振興会っていう。
スピーカー 2
レベル5ありますからね。
スピーカー 1
そうそう、レベル5さんとかサイバーコネクトツーさんとか、ガンバリオさんっていう大きな会社があって、
その人たちがもともと、教会ではないけど福岡の産業を盛り上げようっていう団体を作ってたんですよ。
その人たちから声をかかって、インディーゲームいいっすねっていう、いきなり。
それってもともとある程度面識というかツテがあった上で。
すごい。
スピーカー 2
なんかごめんなさい、これ言い方合ってるかわかんないですけど、言ってみるもんっすね。
スピーカー 1
言ってみるもんね、ほんとにほんとに。
無視されるっていうか、普通は何言ってんだか、特に僕とか無名だったので、
ゲーム業界にいた、そこそこ名前が知れてる人なら、あああの人がってなると思うんですけど、
建築やっててゲームを作ってるような人間が、教会立ち上げるってお前誰?っていう感じだったと思うんですけど、
だけど、そういうのを作るっていうことが、ちょっと興味を引いてくれたみたいで。
スピーカー 2
面白い。
またそれでね、人が集まったりして協力者も増えてきたら、
すごい団体なんだっていう拍がついて、また人が集まるっていう、この生のスパイラルみたいな。
スピーカー 1
本当に教会作って1ヶ月後には赤レンガ館で立ち上げの会をやって、
なんかいっぱいかやすやんで、40人ぐらいの会合をやって、そこで立ち上げますってやって、
半年後にインディーゲームイベントを福岡でやりますって言って、
本当に国際会議場でやれたので、
すごーい。
言うとこうね、なんか実現するというか、言わないと実現しないんだなっていう。
スピーカー 2
でもこれ結構すごい話で、半年後って一人でイベントをやったわけじゃなくて、
もちろん協力してやったわけですよね、教会のメンバーで。
スピーカー 1
教会を立ち上げて、やっぱ僕だけでは無理なので、
なんか手伝いたいですっていう人がいたりとか、
僕から声かけて協力してくださいって言った人とか。
スピーカー 2
だって国際会議場でイベントやるって、多分経験者一人いないと厳しいですよね。
スピーカー 1
ああ、そうですね。本当そうなんですよ。
どんなイベントかって分かんないんですよね、運営したことないから。
スピーカー 2
ですよね、イベント経験者いないと多分全く何やっていいか分かんないみたいなことだと思うんですけど。
スピーカー 1
それは内側に結構できる方がいらっしゃったんですか。
僕も経験なくて、理事で入ってくれた人たちも、実は自分たちってそういうイベントやったことない人たちで、
女性でコミケとかゲームマーケットとかに運営に関わったことありますっていう人がいたので、
その方に入っていただいて、こういうゲームイベントってどういう決まりごとがあるんですかねとか聞きながら、
初めて手探りでやったっていう感じなんですけどね。
スピーカー 2
その人がいたからみたいな運命もありますね。
スピーカー 1
本当そうですよ、パズル組むみたいな、この人いなかったら成り立ってないなみたいなパーツが。
スピーカー 2
パーティーに一人魔法使いたからそこクリアできたみたいな。
スピーカー 1
全滅しなかった、その人のおかげで。
なんかね、いいっすね、気持ちいいインディー感っすよ。
インディーゲーム、これをイベント会社に該注してドーンってやってドーンって言うのじゃないじゃないですか、
みんなでじゃあやろうみたいな作ろうって国際会議所借りてみようみたいなのを想像しちゃって今めっちゃエモい気持ちになってます。
スピーカー 2
だからね、コアはエクサキッズやってきてるから。
スピーカー 1
国際会議所大変っすよ、俺もやったっすけど大変っすよ。
ものすごい良い施設だからこそ、やっぱこっちがすごいきっちりしたオペレーションで持ってかないと。
スピーカー 2
だって規模がね、その辺の商工会議所にある会議室でやるわけじゃないですよ。
天井高いしね。
すごいなあ。それでやったのが何年前ですか?
スピーカー 1
それがちょうど2年前の5月だったので、2022年の5月に立ち上げて開催したのが2022年の12月とかやったんですよ確か。
スピーカー 2
で、どうやったんですか、結果というか、イベントは。
スピーカー 1
本当に1日というか昼から夕方までの開催で300人くらい来てくれて、
素晴らしい。
40作品くらい全国から来て展示をしてくれたんですよ。
スピーカー 2
すごい。イメージとしては、基本は展示でそこでゲームができたりとか見ることができる。
スピーカー 1
そう、っていうのをやろうっていう話でやってたんですけどね。
スピーカー 2
ブースがあって、制作者がいたりいなかったりするみたいなイメージであってますね。
スピーカー 1
そう、基本的にみんな制作者がいて、対応してゲームをやってもらうみたいな。
もう本当にゲームの主流会みたいな感じなんですよ。
スピーカー 2
いわゆる展覧会とかゲームショー的なやつですよね、ブースがあって。
スピーカー 1
自由に展示してくださいっていう感じで、展示会をやろうっていうコンセプトで始めたんだけど、
途中で、せっかくならなんかショーを作りたいねと言って、
その中で一番面白かったショーを来た人に投票してもらってショーを決めようとか、
じゃあインディーゲーム協会のキャラクター募集しようねとか言って、したいねって言って、
福岡インディーゲーム協会のキャラクター募集もその日に表彰を作って、
なんか収益者のインディーゲームを応援するゲームクリエイターズキャンプっていう、
そういう団体というか企画があって、その方たちが共産入ってくれたから、
じゃあ収益者ゲームクリエイターズキャンプショーっていうショーを作ろうとか言って、
ショーも作ったりして、トークショーも作ろうとかいっぱいやったら、
ぐっちゃぐちゃいろんなことやった、初回の経験がないイベントなのに、
なんか本当に踏ん刻みなスケジュールを組んじゃって、すごく大変でした。
スピーカー 2
うわー、でもやりきったのがすごいな、それを。
スピーカー 1
いや、ほんとみんなのおかげです。
僕はもう言うだけで、こんなんやりたい、こんなんやりたいって言うんですよ。
で、みんながやれやる、やれないを判断してくれるみたいな。
スピーカー 2
すげー。収益者はいわゆるスポンサー的な感じで入ったんですか?
スピーカー 1
そうですね。収益者が一応そういう支援金を出してくれて、
スピーカー 2
すげー!
スピーカー 1
どうしてもただではその時は借りれなかったので、
入場料だけでも賄えないじゃないですか、なかなかね。
だから共産をつけたという感じですね、ついていただいたと。
スピーカー 2
それが第1回だったと。
スピーカー 1
それが第1回ですね。
スピーカー 2
で、第2回が?
スピーカー 1
第2回が2023年にやりたかったんですけど、
国際会議場が工事期間中に入っちゃって、できないってなったんですよ。
で、結局2023年のうちにやれなくて、どうしようっていう話になってた時に、
知り合いに、キャナルシティに勤めてる知り合いがいて、それも大学の高級生で。
スピーカー 2
キャナルシティね、福岡にいる人なら大体知ってる。
スピーカー 1
商業施設なのにちょっと面白い形の。
で、商業施設みたいな。
キャナルシティのコンセプトが、劇場型みたいな商業施設っていうコンセプトがあって。
スピーカー 2
なんかやってますよね、イベントとかね、劇とか。
作りが面白くて、中庭みたいな感じがあって、
周りが囲まれていて見下ろすことができるみたいな、ちょっと面白い作りがありますね。
スピーカー 1
本当に真ん中に1階にホールっていうか広いスペースがあって、
そこを3階4階上から広場を見下ろすみたいな形になってるんですよね。
最初はキャナルシティのそこに、夜店のようにインディーゲームを並べて、
夜、モニターがバーッと浮かび上がって、夜店があるみたいなのをやりたいっていう話をして。
それで、いろいろ運用曲折あって、やっぱりお金かかるんですよ、どうしてもね。
じゃあ、もともと別の施設が入ってたところが広いスペースが空いてるから、
そこだったらひょっとしたらタダで貸せるかもみたいな話になって。
商業的なイベントじゃなくて、インディーゲームを盛り上げようみたいなイベントなら、
ちょっと協力しますよっていう話をいただいて。
スピーカー 2
それキャナルシティ側がですか?
スピーカー 1
そう、側から言っていただいて。
スピーカー 2
それすごいな。
スピーカー 1
ここもね、結構福岡市がプッシュしてくれたのもあるんですよ、僕らはですね。
本当に福岡市のおかげもあるんですけど。
それで、もともとチームラボさんっていうね、
映像とか作品を展示してる大きなブースがキャナルシティの中にあって、
そこが抜けてたところがあったので、スペースが250粒か300粒ぐらいあるスペースがあって、
そこ今空いてるから使えますよって話をいただいたので。
めっちゃいいやん。
そこを使わせていただいたのが第2回目で、
それがこの間の2024年の3月でエキスポー。
これにコバが一体参加させていただきました。
そうなんですよ、声を掛けさせていただいて。
めちゃくちゃね、真っ暗な空間なんだけど、
暗い空間なんだけど、スポットライトしかないようなね、とこなんです。
薄暗い感じの、まあでも雰囲気いいと言えばいいというか。
昔のゲームセンターぐらいの、そう、なんかゲームセンターっぽさがあったでしょ。
職者に一個は入らない感じの。
スピーカー 2
そうか、ごめんなさい、今ゲームセンターっぽいで、
僕が想像したやつが田川後藤寺駅前のゲーセンなんで、
ヤンキーがいっぱいいますね。
めちゃくちゃヤンキーがいるイメージが。
スピーカー 1
お客様屋の近く?
スピーカー 2
いやいや、知ってますね。
スピーカー 1
そうか、お二人若干出身近いんか。
奥さんがむちゃくちゃ近いんですよ、僕の奥さん、田川出身で。
後藤寺とかは奥さんの親戚もいたりするから。
スピーカー 2
だからそれもあって、言い方パレットにね。
そうですよ。
席を置いていただいてたんですよ。
スピーカー 1
そんなことがあったんですね。
合同会社アソビルドを立ち上げた時に、
言い方パレットを会社の所在地にさせていただいたっていう。
スピーカー 2
とかもあって、実はね。
なるほどなるほど。
だから言い方パレット通信に出演してもらってますもんね。
スピーカー 1
全然知らなかった、全然知らなかった。
スピーカー 2
しかもその時は、ゲーム全然関係なくピザ窯を作ろうみたいな。
スピーカー 1
一緒にね、コメディ行ってね、材料を買って作ったよね。
スピーカー 2
ホームセンター行って。
スピーカー 1
あれ何年前だろうな。
スピーカー 2
あれもう多分4年前くらいじゃないですかね。
スピーカー 1
なんか俺結局未だに村上さんが何の人なのかよくわかんないですよ。
そのままよく言われるんですよ。
だって最初はやっぱり大学の先輩だよって紹介してもらって、
建築系のことをやってるって思ったから建築系の出身って思ったんですよ、学科が。
その次、印象に深いのが焚き火ストってやってらっしゃいましたよね。
焚き火をね。
焚き火をする。
いろんな人を呼んで焚き火をする。
焚き火ストの人。
そこってなんかちょっと繋がるじゃないですか。
建築っぽいところから焚き火っぽいところは少し繋がるなと思って。
そしたらインディーゲームを作ってて、どういうことっすかみたいな。
そこが一番飛躍しすぎたかもしれない。
スピーカー 2
面白いね。
スピーカー 1
聞いていいですか、インディーゲーム協会っていうのは何を目的とした団体なんですか?
盛り上げるってのはそうなんでしょうけど。
元々は東京大阪ばっかりがゲームイベントばっかりやってて、
福岡ってゲームのイベントほとんどなかったので、
じゃあ俺らでやろうやっていうのが一つあったのと、
そういうのを立ち上げた途中で、福岡ってゲーム産業すごい底力あるよねって思って、
そしたら東京大阪に負けないぐらいのゲームの街になるんじゃないかっていう野望も見えてきて、
今はゲーム産業を盛り上げるっていうのも一つのコンセプトにやってて、
福岡ってゲーム作ってる専門学校の学生さんとかいっぱいいるんですよ。
ゲーム作りに関わってる学生さんたちが。
そういう子たちも含めて、インディーゲームという素材を使って、
すごいゲームクリエイターを育てていきたいなっていう支援をしたいなと思ってて、
今は大学とかとも組んで、大学のゲームジャムとかにも呼ばれていって一緒にやったりとか、
人材育成も将来的にできると素晴らしいなっていう感じですね。
スピーカー 2
そこを僕の中で、分かるけどあんまりピンときてないみたいな感じなんですよ。
つまり、ゲームを作ることがどういう育成になるのかみたいなことって、
スピーカー 1
分かるけど繋がってないみたいな感じなんですけど、どんな感じなんですか?
まずそもそもインディーゲームで食べていくって相当難しい話で、
僕も食べていけない、完全にいけてないから、こうやって建築の仕事もやりきれないところがあったりするわけなんですよね。
ただ、インディーゲームってすごく、
プログラミングね、福岡くんも知ってるから、当然やってるのがわかると思うけど、
プログラミングの能力がむちゃくちゃ上がるし、
インディーゲームを作って誰かに見せるっていう行為っていうこと自体が、
その人のクリエイティブな面とか、創作とかものづくりのスキルをむちゃくちゃ上げてくれるので、
最終的なインディーゲームクリエイターになってほしいとかいうのはなくて、
インディーゲームを用いてスキルを上げて、すごいクリエイターが生まれればいいなっていうところではあるんですよ。
スピーカー 2
いやでもそれは、僕そうだ、エクサキッズ見て確かにそれ実感しました。
結局ゲーム作るってかなりいろんなジャンルの知識とかがいるんですよね。
だってグラフィックの知識いる、音の知識いる、プログラミングの知識いる、
あとUIとかの知識いるし、あとストーリーテリングとかもジャンルによってはいりますよね。
本当に小説みたいなセリフ回しとかもいるし、それを総合的に全部入れますもんね。
スピーカー 1
その通りですよ。僕もゲームを作れば作るほど、総合芸術みたいな、
自分の意思で行動を決められる映画みたいなものだと思ってて。
本当にさっき言われたように、映像もストーリーもUIとかグラフィックとか、
あとはマーケティングも入ってくるんで。
スピーカー 2
そう、マーケティングもだ。
スピーカー 1
インディーゲームを自分で作って何万本も売ったとかいう人がいたら、
その時点でこいつできると思っちゃうっていうか。
確かに確かに。総合力がそもそも高い人っていう。
じゃないとできない。
スピーカー 2
比較プロデュース力もあるし、推進力とかもシンプルに必要ですよね。
スピーカー 1
確かに。
多分チーム作ってやる人がほとんどなので、人格形成じゃないけど、
チームをまとめていくとか、いろんな人の意見をまとめていくとか。
スピーカー 2
そうか、それも必要か。
スピーカー 1
そう、同じ方向を向かって歩いていくためのリーダーシップとか、
そういうデジタルっていうものだけど、
アナログ的な人間的なところが鍛えられるっていう面白さがあるかなと。
確かにな。
スピーカー 2
ちょっとした企業ですもんね。
スピーカー 1
本当そうですよ、企業ですよ。
もう一個の会社みたいな感じですね、その世界を作るイメージ。
こういうゲーム性でこうなったら面白いと思ってんだ、みたいなのを共有するのがまず難しいですよね。
そういうゲームを作りたいと思ってて、このゲームはこう面白いはずなの、みたいなのを
自分の頭の中に妄想したものを形に起こしてプレイさせて初めてフィードバックみたいな、
ここがすごい距離あるっていうか難しいですよね。
本当それこそ何日か前かにインディーゲームをずっと考えてるけどできないんですけど、
なんででしょうっていうふうな相談を受けて、もともとその人はクリエイターの人で、
クリエイターというか芸術学部出て、今は管理士さんやってるっていうちょっと面白い経験的な人だったんだけど、
その人は職業を生かして日本神話のゲームを作りたいっていう話があったんだけど、
話を聞いていくと自分の世界観とかむちゃくちゃ出したいものがいっぱいあるんだけど、
それを形にする方法を探してるってかわからないっていう感じがあって、
だから多分芸術家として何か彫刻、一人で彫刻をやったり絵を描いたりするんだったらいいんだけど、
チーム制作のゲームを作るには考え方がガラッと変えないといけないなと思って、
そういうアドバイスをさせていただいたんですけど。
スピーカー 2
実戦やこれは、実戦的な現場感のある話やな。
スピーカー 1
チームワークが良くないとゲームって絶対できないんで、
めちゃくちゃ勉強になりますよ。
スピーカー 2
これちょっと子供とかにさせたいなと思ったっす今、改めて。
スピーカー 1
そうそう、本当ね、そういう話も教会にもいろいろと相談来てて、
プログラミング教室のイベントをプログラミングのイベントやるんで、
そこにインディーゲームをお手本として出してほしいとかいう話があった。
それはめっちゃ思います、めっちゃ思いますね。
スピーカー 2
まさにアイテムズラブとかね。
スピーカー 1
自分の年の近い大学生のお兄ちゃんとかが作った結構しっかりしたゲームとかが展示して、
今君たちが作っているプログラミングの集大成というか、
そういう知識がこういうゲームに生かされるんだよっていうね。
それを見せると子供たちも、ああ、そういうのを作るためにプログラミングをやってるんだなみたいなね。
将来の姿を見せるみたいな。
そういったのも教会が手伝いするっていう。
なるほどな。
室上さん、全然もう若干俺の聞きた話に行っちゃうんですけど、
チーム開発、俺したことないですよね。一人でやったことしかなくて。
そういうののやり方とか知りたいんですよ。
それこそ子供たちにもチーム開発させてみたいんで、
そういうコラボレーションしてみようぜとかやるんですけど、
何というかその指揮の取り方もちょっとわかんないんで、
何かタイミングがあったらそういうの教えてください。
ぜひぜひ。
この間もそういう講義じゃないけど、大学生の前でチーム制作とはみたいな話もしたんですよ。
それは本当に経験してからですね、わかるっていう。
スピーカー 2
なんか規模によってでもあれが違う気がしますね。
多分わかんないです。僕のイメージだと、
インディーゲームの規模だと、もうコードはこの人、グラフィックはこの人、音はこの人、
シナリオはこの人みたいな分け方が一番ピンときてるんですけど、そんな感じなんですか?
スピーカー 1
そんな感じ。本当にさっきのRPGのパーティー君みたいな感じで、
だいたい5人6人ぐらいまでの規模なので、役割分担しっかりして掴みやすいと思うんですよ。
スピーカー 2
ってことですよね。もっとめちゃくちゃでっかくなってくると、
コードを全員で書くから、コードの共同開発のノウハウとかになってくるんですよね、多分ね。
スピーカー 1
そこまでなると、僕もだから実際ゲーム会社入ってやったことないから、
想像の域にしかないっていう感じなんだけど、もうあそこまで行くとパーティーというか軍隊。
軍を率いる感じかなと。だから戦略っていうか、
僕らがやってるのがRPGというゲームだったら、僕はもう野村君の予防的な戦略ですよね。
スピーカー 2
ゲームが違いますよね。
スピーカー 1
そうそう、ゲームが違うっていうやり方が。