1. 新型オトナウィルス
  2. #74 ゲスト!睡眠研究者「ゲン..

冒頭、古林は樋口とバーベキューを食べる夢を語ります。

彼らは同時に驚き、説明を求めますが、詳細はわかりません。

次にゲンソンは、アドレナリンに乗ると汗散る古林について解説していきます。

自由な意志をもつことについて、認識するベイビーがいることから始まるとされています。

(専門的な話題)

幻の羽が痛む可能性を検討します。

ここで、彼らはニューロンを置き換えていく実験をはじめました。

感嘆のあまり、樋口はゲンソンを罵倒しています。

圧倒的なエンディングを迎え、古林は予め推測していました。

00:06
はい、みなさんこんにちは。今日もあなたにインフェクション、新型オトナウィルス小林です。
樋口です。
玄孫でーす。
はい、よろしくお願いしまーす。
早く聞きたい。早く聞きたいよ、ここ。
ちょっとイントロだけやらしてくださいよ。
前回に引き続き、ゲストの玄孫に来ていただいてます。よろしくお願いします。
どうも、玄孫でーす。
睡眠学者の玄孫先生ですね。
じゃあ、前回ね、睡眠不足について結構いろいろお話ししてもらったんですけど。
衝撃やったね、いろいろ。
俺ね、樋口さん、夢の話聞きたいんですわ、夢の話。
聞きたい。
で、1個ね、今日も玄孫に聞きたくて持ってきてるやつがあって。
夢って、実はあんまり自分で覚えてなくても、案外生活に影響を与えている可能性はあるくない?って思ってるっていうやつなんですけど。
これ、なんでこういうことを思ったか、まずいいですか?
例えば、樋口さんと俺がバーベキューした夢見たと、勝手に。
で、でもそれが夢だったって、わざわざ認識してないぐらいの状態の時があって、
例えば、樋口さんと喋ってる時に、また遊びに行きましょうよ、海とか。あれ?夢だっけ?バーベキューしたの?みたいな瞬間ってないですか?
ある。
あー。
俺、それで言ったらね、クラスの同級生の女の子と全然そんな感じじゃないのに、変なことを夢の中でしてすげー意識するとか。
いや、で、思ったのが、さっきの例で行くと、俺、樋口さんとバーベキューしたって思ってるわけじゃないですか?なんとなく夢なのに。
で、それを今さっき樋口さんに、今度またバーベキュー行きましょうよ、あれ?夢かな?って、発覚したからいいけど、発覚しないで過ぎていくケース結構あるんじゃないかな?って思ってて。
あー。
そう。要は、俺が勝手に樋口さんとバーベキュー行って、樋口さんとなんかいっぱい遊んだー、例えばゲンソンとは喧嘩した、こんなにちょっと気まずい思いしたーっていう、その潜在意識になんとなくそれだけ残ってて、それが夢だったっていうのを顕在化させてないケースってあるんじゃないかな?って思ったんですよ。
おー。
どうすか先生。
なるほど。
やっぱあるよね。
なるほど。僕はないですね。
あ、経験もない。
で、その話をすると、夢は覚えてない方がいいって言われてるんですよね。
え?
良い悪いで言うと、覚えてない方が良いとか言うことがあるの?
忘却する方が精神的には良いっていう。
え?ちょっと聞きましょう聞きましょう。
それはあまり詳しくわかんないんだけど、夢の役割としていろいろあるっていう、いろんな考え方があるんだけど、一応僕がやってる感情的な研究からすると、感情を忘れるっていうところの、感情的な嫌な思いとかを忘れるっていう役割があるんじゃないかっていう説があるんですよ。
え?はいはいはい。
記憶を定着させる役割が睡眠にはあるんだけど、その記憶は記憶として残しつつ、例えばその事故にあって、すごい嫌な思いをしたっていう嫌な思いの部分を削っていくっていう役割が夢の中であるんじゃないかって、夢というかレム睡眠、夢を見るレム睡眠の中ではあるんじゃないかって言われてるんですよね。
03:14
へー。
脳内神経伝達物質っていうのがあって、アセチルコリンっていうのとノルアドレナリンっていうのがあるんですよね。ノルアドレナリンは結構記憶を定着させる、アセチルコリンは記憶を定着させて、ノルアドレナリンはその感情的な記憶を定着させるみたいな役割があるんだけど、レム睡眠中はノルアドレナリンは出てこないんですよ。
うーん。
記憶は定着させるけど感情は定着させる?
そうそうそうそう。だから向き合えるようにっていうか、その嫌な思い出に向き合えるように、ただの事実として記名していくみたいな役割があって、で、まあそれが夢の役割なんじゃないか、ある意味忘れるっていうか。
はー。
一回ね、記憶を定着させるためにトラウマを受けた後に寝かさないっていうアラリオージュみたいなのを考え出した人がいて。
はー。え、ちょっと待って、トラウマを受けた後に寝かさない?
なんか睡眠が記憶を定着させるってのは分かってたから、それがまだ分かってない頃にそのトラウマを受けて、その直後に寝かさなければトラウマが定着しないんじゃないかっていうアラリオージュをやってみた人がいたんだけど、それは失敗に終わって、なぜかというとその夢の役割は事実に向き合えるように感情を削ることだから。
はー。
なるほどー。
え、ちょっと待ってよ、えーと、えーとね、そうなってくると悪い夢しか見らんの?
結構多いですね、悪い夢の方が数的に多いはずなんだけど。
これ正しい夢もあるくない?
普通、レム睡眠って1日に3,4回起きてるんですよ。
へー。
で、その時の夢って1個ずつ覚えてないじゃないですか。
はいはい。
実はそこで悪い情動みたいなのを処理してて、出しては消して出しては消してみたいなことをレム睡眠中にやってるんじゃないかって説もある。
あー、で、最後のレム睡眠のやつだけギリギリ覚えてたり。
そうそうそうそう。
で、夢を見ないっていう人も実は実験室で起こすと見てる。
なるほど。
で、まぁだいたい毎回レム睡眠中に何かの意識体験、つまり夢は起きてて。
あ、もうほぼ確実にレム睡眠イコール夢ぐらいの感覚?
そうそうそうそう、起きてるんだけどそれってほとんど覚えてないですよね。
うん。
だから基本的に夢は忘れられることで役割を果たしてるんじゃないかっていうのが今考えてること。
だからコバが言ってたその夢の内容を現実と勘違いするっていうのはどっちかというとちょっと病的ななんか現象なのかな。
なるほど、その睡眠がうまく機能してない状態ってことなんですか?
なのかなーって予想ですけどね。
そうか、じゃあ夢を覚えていたらいけないんやね。
覚えていない方がいいっていう話ですね。
06:00
なるほどねー。
ちょっと整理してみていい?まずレム睡眠の時しか夢見ないんだよね?
いや、レム睡眠じゃない時も見ます。
あ、ない時も見るんだ。
ノンレム睡眠の時も見る?
見ます。例えばこう打とうとしてカックンカックンしてる時もなんかイメージ見るじゃないですか。
あれも一応夢の一種。
別の名前ついてたりするんだけど、入眠時意識体験みたいなものはあるので、ただそのエピソードとかがない。あんまり。
誰が何をして何があって何があったみたいなのがレム睡眠中の夢だとしたら、ちょっとこうボールを蹴ってるイメージみたいな
そんぐらいの単純なイメージとして現れることがノンレム睡眠中の夢。
たまに授業中にうつ伏せっていうやつがガタッつってない?
はいはいはいはい。
なんか落ちるやつ。落ちる夢見ようやつ。
あんなのも多分イメージなのね。落ちているイメージだけバーンときて。
そうそうそうイメージですね。単純なイメージで。何かしらの物語性はあんまりない。
へー。
俺さ、一回ね、10日間ぐらいビバッサナー瞑想センターっていうところに行った時があって、これ現世の情報全部シャットアウトして
携帯も渡して人ともしゃべらない文字も見ない書かないっていう状態にして10日間瞑想するってやつやったよね俺。
その時に初日で言われたのがあなたたちはこの10日間でおそらくめちゃくちゃ夢を見ますって言われたのよ。
おー。
で、多分あなたの記憶の奥底にいろんな物があるんやけど、普通生きていたら上の方だけで処理をしてしまっていて奥底まではリーチしないと。
で、何もインプットを入れないことによって奥底にある物がぶわーっと表面に出てくると。
だからあなたたちは寝ている間にそれが夢となって出てくるんですっていう話をされたんやけど、マジでめちゃめちゃ夢見たんよ。
へー。
これ科学的になんかあるんかなと思って。
聞きたい聞きたい。
いやー難しいな、そういう。
瞑想すごい興味あるんですけど、瞑想と夢っていうのはあんまり考えてなかったです。
へー。
ちなみにその時見たのは、えっとね、首絞められて殺されかけて夢見た俺。
おー。
へー。
奥底にそれが眠っていたんですか。
へー。
めちゃくちゃ夢見たよね。
あれですかね、瞑想って精神世界をすっきりさせるみたいなイメージなんですかね。
あんまり詳しくないんですけど。
まあまあ、単純にその時は呼吸を意識して自分の体に何が起こっているのかっていうのをただただ10日間観察していくっていう。
そういう瞑想でしたね。
瞑想の話もちょっと知りたいんですけど、今夢の話ですもんね。
はいはいはい。
聞きたい聞きたい聞きたい。
じゃあちょっと元素の語り逆に聞かせて。
あ、いいよ。
この前本当になっちさんとの収録を聞いて、僕も自由意志の話したいなと思ってて。
早い早い聞きたい。
めっちゃ聞きたい。
まずいろいろ話してた僕の結論は自由意志はあるのかないのかっていう僕なりの結論は、潜在意識の存在を知った時点で自由意志は生まれるっていう。
潜在意識の存在を知った時点で生まれる?
そうそう。
自己認識したら生まれるってこと?
自己認識っていうか、自分が何か例えばその宇野潤美デインとかが行動の直前に出てるみたいな話があるじゃないですか。
09:07
そういう話を知った時点でそれに抵抗できるじゃないですか。
はいはいはいはいはい。
だから例えば何か行動があって、ヒグスさんが言ってた心の中に赤ちゃんを飼ってて赤ちゃんをあやしながら生きてるみたいな話が本当にそうだと思ってて。
赤ちゃんの存在を知ったら赤ちゃんはあやせるんですよ。
おー。
その時点で自由意志と言っていいと思うんですよ。
へー。
赤ちゃんを操縦するという自由意志。
はいはいはいはいはい。
だから自分の中に自分の言うことを聞かない別の駆動物というか動くものがあって、それを今赤ちゃんはこう言いたかったのかなみたいなことに思いを馳せつつ行動を変えることができる。
もっちゃんがそれを言うってことはさ、ある程度科学的な観点から見てそう考えられるっていうことよね?
結構論争な感じなんですよ。そこはね。科学的には。
なるほどね。はいはいはい。
なんでこんな話をしたかっていうと、体と心みたいな、体と頭、身体と頭っていうのは結構独立してて、頭の一部に心が入ってるんだけど、体の一部に。
心みたいな、本能みたいなものが入ってて、本能的な人間の側面と頭が計算して論理立ててみたいなところの人間の側面があって、
それはお互いに会話ができるものだと思う。
はいはいはい。わかる気がする。
だからただの傍観者ではなくて、意識っていうのは。意識っていうのは扇動もできるはずだ。心、体を。
うんうんうんうん。
そう考えると、また瞑想に行くんですけど、瞑想っていうのはそれの練習だと思うんですよね。
ほー。体と心との会話ね。
そうそうそうそう。
めっちゃそうだと思う。
瞑想は体を知るまず。体っていうのは独立してるもんだよ、みたいなことを知る。そこに注意を向ける。それが自動的に動き出すことを意識で感じる。
で、それをコントロールちょっとする。完全には無理だけど、ちょっとコントロールする。
え、それってさ、具体的に言ってしまうと、大脳の部分でその小脳とか脊髄反射系みたいなところを認識するみたいな感じになるってこと?
そうですね。小脳はね、多分ちょっと運動系だからちょっと違うと思うんだけど、大脳変遠系っていうところもある。
大脳の中の外側の部分と内側の部分があって、内側の部分がどっちかというとその反射とか浄土とか本能に近いところを制御してて、
その大脳筆っていわゆるシワがある脳みそみたいなのが、そこが理性みたいなところでお互いに会話してるってことなのかなって。
はー。
さっき言った身体とか心みたいな部分っていうのはどこにある?脳の中にあるんだよね。身体と言いつつも。
具体的にどこって分かれてないと思うんですよね。学習した結果って感じですかね。
学習した結果は身体の中にも溜まっている?
身体にもあるし、そう言われると脳なのかな。脳の、例えばヒグさんがギターを弾いてて、ギターの指って勝手に動くと思うんですよ。ある意味コードを押さえようとすると。
12:12
それが学習の結果、身体に蓄積されていった行動パターン。それっていうのはいろんなことに当てはまって、こういう場面のとき何を言うかとかどう感じるかっていうのもその行動パターンに当てはまると。
それがいわゆる心みたいなもの。
変円形の機能?
変円形と、でも記憶だから大脳筆もあるな。ちょっと分からなかった気がする。
ちゃんと記憶は、そっか脳にもちゃんとストレッチがあるわけや。
ありますあります。
例えば脊髄反射っていう言葉は本当に脊髄なのあれ。
あれは脊髄ですね。でも脊髄反射っていうことにもいろいろあって、何かを聞いて脊髄反射的に答えちゃったみたいなのは脊髄反射じゃないです。
質外圏反射ってね。
あれは脊髄反射。で、熱いものを触ってピクッて手を引くのも脊髄反射。
ボールが飛んできたら目をつぶって頭を隠すのは脊髄?
あれは脳入ってますね。
あーえー。そうなんだ。
脳入ってるんだ。
四角だから。
四角やったらそうなんや。
Fを押さえようと思ったときに指がFの形になる脳はやっぱ通ってる。
そうだね。それはそうだと思います。
で、それが拘束化されていくんだよね。
拘束化されていって。
それが多分小脳に行ってる場合もある。
大脳秘策で学習して、こうやってやるんだ、こうやってやるんだってのをずっと続けていくと、それが自動化されていくじゃないですか。
なるほどね。
それは小脳に移ってる。
もうコンパイルして小脳に渡しとくみたいな感じですね。
脳はストレージがあるのでそこに溜まっていくんやね、たぶん情報が。
だからFっていうものを知らないで生まれてきてもFを溜めることができるんやね、たぶん。
上の形を。
Fコードね。
で、たぶんやけど、熱いものを触ったときに熱いっていうのは、もう生まれてから死ぬまでずっとそれ変わらんのやね、たぶん。書き換えができないんじゃない?
そうですね。
どうなんだろう。
書き換えができるんやったら脊髄とかにストレージがあるってことになるんよ。
でも抑制がかけられるんですよ脊髄。
だから熱いポットを指で触って止まってやけどすることもできるじゃないですか。
まあまあそうだそうだ。
だからあらかじめだったら抑制はできる。
急に来たら多分抑制はできないけど、やけどするぞと思って指を熱いものに触れ続けることはできる。
脊髄反射で指をパッとやりがちなんやけど、それを上書きしてあらかじめルール化して制限をかけるってことは脳の機能としてあるんやな。
できますできます。
面白い。
そこをもうちょっと聞きたいんだけど、そういう話で聞いたのが、例えば痛いとかの痛みの感覚は最終的に三叉神経かな。
ソフトウェア的にある程度信号を増幅して脳に送っていって、敷地またがないものはカットしてると。
15:08
で、要は慢性頭痛とかあるじゃないですか。原因もないのに肩が痛いとか。
っていうのは結局その三叉神経でその信号を増幅するときに、本来だったら敷地またいでないからカットしていいはずの信号を増幅して脳に渡してるから慢性頭痛になるんだって話を聞いたことがあるんですよ。
そうなんですね。
っていうのは俺ちょっと一回聞いた話で、なんかそれができるんだったら、要はソフトウェア的にそういうバグが起こるんだったらソフトウェア的に制御できるんじゃないかなって思ったこともあって。
三叉神経の話は初めて聞きました。
勉強不足で申し訳ない。
ごめん、俺が聞いた話やけん。俺の方が詳しくない可能性が高いんで。
原始って知ってます?原始。
気になる。
原始っていう幻の足って書いて。幻の獅子の足。
分かる分かる。俺分かる。
何?
例えば事故があって腕を切り落とさなくちゃいけなかった人とかって、しばらく腕の感覚が残るんですよね。
腕をイメージできるんですよ。コップを持ってる。幻の腕でコップを持っているって思ってて、そのコップが急に他の人によって遠くに移動させられたと。
そうするとその人は幻の腕が引っ張られたと思って痛みを感じる。
原始って言うんですけど、原始は言うこと聞いてくれないんですよね。
結構しんどいらしいですね。
しんどいらしくて、ただ拳をギュッと握ったまま爪が食い込んで痛いって思うらしいんですよ。原始の。
それのリハビリが結構面白くて、鏡を真ん中に置いて反対の動く方の手を開くんです。
そうするとその人にとっては原始が開いているように見える。そうすると治るらしいです。
はあ、じゃあ書き換えや、脳の。
そうそう脳を書き換えてる。
近くから来る認識によってや。
そうです。結構体制感覚のしつこさを表してるなと思って。
なくなったのにまだ作られ続ける手の感覚っていう。脳が作りにいってるんですよね、手の感覚を。
うわ、こわ。
要はさ、上手いことやってしまえば俺には羽があるみたいな。
風気持ちいいなって羽ばたいてる感覚だけ手に入れるみたいな。
ブレインマシンインターフェイスとかってできるんじゃない?
書き換えは本当に脳に電極つけて脳の信号で羽が動くみたいな機械をしばらくつけておいて、それを急に取ったら幻の羽が痛いみたいな。
そういうことやん、そういうことやん。
ありえるんじゃないかな。
そういうことやん。これなんかで聞いたんけど、例えば武士にとっての刀っていうのが自分の体の一部みたいになるみたいな。
18:05
あーなんかね、ありますね。
F1レーサーにとっての車の車体っていうのはどこまでは自分の体の一部として認識しているかみたいなところで言うと、拡張できるみたいな話を。
そうそうそう。できるらしいですよ。
それで言ったら、だってゲームしてるじゃないですか。ゲームしてて、例えば格ゲーでバシッてやられるときに痛って言うじゃないですか。
あー。
あれも多分近いかもしれないですよね。
そう、マリオカートして左右に揺れるやつとかね。
うんうん。で、ぶつかったら痛って何すんだよって言うけど、実は痛くないけど痛って反射的に言う感じって、もしかしたらもう若干自分の体に捉えてるのかもしれないですよね。
なんか脳の機能として拡張作っていくんですよね、イメージを勝手に。だからそれ実は夢ともまた夢に戻るんだけど、夢とも関係してて、夢って脳が作った幻じゃないですか。
うんうん。
で、実は今ある仮説として面白いなと思ってるのが、現実世界もそうっていう。
出た。出た出た。
多分そうよね。脳が作った幻なんですよ。
マトリックスや。
マトリックス。物自体にはそもそも触れないんだけど、触っているっていう感覚を脳が作ってる。
うんうん。そうよね。最終的にはだって、電子原子で言ったらスッカスカやけん当たってないもんね、多分ね。
ああ、まあそうね。そうなのかな。
なんかだってあれでしょ、静電気力かなんかで押されてるだけでしょ、多分。
そういう、まあそうですね、言ったらね、そこまで考えてなかったけど。
この世界はマトリックス的な仮想現実だろうっていうのって実証できんのよね。
できないですね。
だけどなんか本当によく言う、俺が見ている青と、コバが見ている青と、ヤンさんが見ている青が同じ青かどうかって誰も実証できないみたいな。
それをね、よく言うじゃないですか。それをもしかしたら確かにそういえばできるかもなっていうやつが本に載ってたんですよ。
ヤン おお、すげえ。
デジタルフェーディングクオリアって言うんですけど。
ヤン フェーディングクオリア。
クオリアっていうのはイメージね。
ヤン ない世界ってことよね。
そうそうそう。リンゴっていうイメージ。意識体験のこと。
フェーディングクオリアっていうのがフェーディングっていうかフェードアウトしていくみたいなイメージだと思うんですよ。
それをデジタルでやる。例えば思考実験なんだけど、頭にはニューロンっていう神経細胞があるわけじゃないですか。
それがいろいろやり取りをしていると。その1個のニューロンはいろんなところから電気信号を受けて電気信号を放出しているわけなんですけど、
出しているわけなんですけど、その機能を1個の例えば機械的な素子に切り替えてしまおうと。
全く同じ動作をする機械を頭の中に埋め込んで、その1個のニューロンを代替してみようと。
その時意識はどうなるだろうかと。
ヤン うーん、なるほど。
変わらないんじゃないか。じゃあ2個にしたらどうだろうか。変わらないんじゃないか。2個ぐらいニューロンが切り替わっても変わらないんじゃないか。意識体験として。
21:01
で、そうやっていって1個ずつ全部機械にしていった時に、その機械は意識を持つのか。それを右脳と左脳でやる。
ヤン はっはっは。
やると、例えば片方の脳は自分の脳で、片方の脳は機械の脳で、そもそも右と左の脳は意識を共有している。
だから機械の脳の意識が自分の生身の脳の意識で分かる。それを他の人の脳でやればできる。原理的には。
ヤン ちょっとずつ、右脳を俺の脳にしていって、小判の左脳、右脳をうまいこと取り除いて俺の脳にすることができる。
ヤン それかだけみんな左半分だけ機械に置き換えてそっちで通信しちゃって。
そうそうそう。
ヤン できますよね。片方機械にしちゃって。機械だから機械になった方はコピペできるから。
はいはいはい。
ヤン その他の人の脳をコピペしてみて、あ、どうなの?あ、お前こんな感じなんだみたいなのはできるかもしれないね。
うわー。すっげー。
このマッドサイエンティスト。
はっはっは。
なんでいきなりディスるんすか。
はっはっは。
へー。
いや、おもろいなー。
そっか。理論上できるけど、ただまあ現実的にそれはできてはないよね、まだね。
全然無理ですね。
こうなってくると倫理的な問題とかも相当出てきそうだなー。
うん。そう思います。
じゃあ、お話も尽きないところで、話足りないんですけれども、一旦今日のところはここまでで締めさせていただきたいと思います。
いや、ちょっと面白すぎるんやけど。
はい。
ちょっと本当に面白いんやけど。
ありがとうございます。
俺、この人に超興味が出てきた。
でしょ。ゲストで呼んだ意味わかるでしょ?
面白い。
面白い。
めちゃめちゃ面白いんで、ちょっと続編またやらせてもらいましょう?ゲンソンに。
やりたい、これは。
ぜひぜひ。
お願いします。
残り惜しいところではありますが、今回の収録はここまでとさせていただきます。ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ちょっといいっすか?ちょっといいっすか?
お願いします。
あのさ、今日ね収録前に、ちょっとこれ聞いてる人ね、まず収録前にICレコーダーでそっちで撮ってくださいっていう風にゲンソンにお願いしたいね。
で、ICレコーダーだいたい時間どんくらい撮れるっていう話をしたら、53分って出てますと。
だから、本当はもう2時間でも3時間でも喋りたいけど、じゃあ53分で収めんと、収録できんよねっていう話で、結構ね、いろいろ話したいことあったのにも関わらず、無理やり終わらせたみたいなとこあったわけよ。
はい。
でね、55分くらいになったときに、ちょっと待って、ゲンソンちょっと、今レコーダー大丈夫?もう53分過ぎたけどって言ったら、あれ?いや回ってますねみたいな。
あれ?みたいな。え、でもこれ上書き、ちょっと待って何ですか?ってなったら、蓋を開けてみると、53分じゃなくて53時間やったっつう。
申し訳ございません。
びっくりした。
時間でしたね。
24:01
時間でしたね。
ということで、もうね、ちょっとこれね、多分ファンできましたよ。
だから、怒られるところにはいられないんですよ、彼は。そうなんですよ。
いやね、もうちょっとこれね、突き進んでほしい。このまま。なので、どうしてもこれを伝えたくて、追加で回させてもらいました。
なんで、こんなゲンソン君ですけど、もし皆さんからの反響があればね、またこれ呼びたいので。
僕は個人的にね、マジでゲンソンと喋り足りなくて、教育の話もしたいですし、やっぱ大学の先生なんで、教育の話もさせてほしいなと思ったりとか、夢の話もちょっと聞きたいし、多分ね、今日ね、睡眠とかの面白さ、まだ引き出しきれてない部分あると思うんですよ。
俺ちょっともっちゃんと個人的に喋ったことあるんですけど、やっぱめちゃくちゃ面白いですね、やってることが。なので、詳しく今後も聞いていきたいなと思ってますし、ここでゲンソン君、お知らせが1個ありまして、僕と樋口さんで軽音部を作ったんで、とりあえず入部してもらっていいですか?
はい、ということで決定しました。
入りますけど、ちょっと怒られたくないんで。
校さんに怒られない約束のもと。
ソロでちょっと参加しようかなって。
わかりました。
結構、やれたらいいなレベルなんですけど、ちょっとですね、頭の中にある構想があって、今ですね、僕、ノウハウとか心電図とか測るような研究してるんですよ。だから、ノウハウを読み取って、プログラミングで音楽を作るみたいなのをやりたいなって。
面白そう。
そのモンスターファーム的に、お前のノウハウからできた曲これね、みたいな感じで。
そう、例えばね、そういうことできないかなーってちょっと思ってて、せっかく音楽もやってきたし、今、脳の研究してるから、脳から直接音楽作るみたいなのできないかなーってちょっと思って。
ド変態やな。
ちょっと、やる。なんかする俺。なんかさせてマジで。超面白いわ。
カオスに近いんで、そこをどう音楽にしていくかっていうところが難しいんですよね。
なるほどね。
そこをうまく考えれたらちょっと参加します。
もう、軽音楽部じゃねえけどね。
あ、そうそう。軽音楽じゃないですよね。
ノー音楽部。
ノー音楽部。
いやでも、めっちゃ楽しい。興味あるんで、ぜひそういう感じもまた聞きたいね。
興味あるかもしれないですけど、いつかやりたいなって思ってることが。
うすうす。
ぜひ参加してください。
イカネパレット軽音部に。
イカネパレット行ったことないので、行きたいですね。
ぜひぜひ来てください。行きましょう。
じゃあ名残惜しいですけど、またお呼びしますんでよろしくお願いします。
はい。
はい、じゃあ今回ここまでありがとうございました。
ありがとうございました。
26:59

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