1. 新型オトナウィルス
  2. #234 観察し合いの特別レッスン
2024-09-06 28:55

#234 観察し合いの特別レッスン

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こば先生によるmicro:bitの特別出張レッスンが樋口家で開催された。

樋口は古林の教え方に衝撃を受け、古林の凄さを再認識する。

古林は久々の対面レッスンで教える楽しさを思い出す。

to be continued...

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サマリー

今回のエピソードでは、小林が樋口の長男トランスケ君にマイクロビットを使ったプログラミングの基礎を教えています。子供の興味を引き出す工夫や、プログラムを通じて感じられる楽しさについて考察されています。また、特別な教え方を通じて、子供の学びにおける観察の重要性を探り、状況や感情の理解が学びに及ぼす影響についても議論されています。さらに、プログラミングを通じて子供の成長を支える方法が取り上げられています。教育方法や子供とのコミュニケーションの重要性が観察を通じて強調されており、デジタルデバイスへの興味が高まる中で、子供たちの学びを観察することが一層重要になっています。

プログラミングワークショップの開始
スピーカー 2
はい、みなさんこんにちは。今日も新たにインフェクション新型オトナウィルス、小林です。
樋口です。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
先日ですね、樋口拓にお邪魔しました。
スピーカー 1
いやー、先生。
スピーカー 2
ありがとうございます。
スピーカー 1
いや、小林先生。
いや、素晴らしかったよ。
スピーカー 2
まず説明しますと、樋口さんの長男のトランスケ君に、
簡単なプログラミングのワークショップというか、ちょこっと1時間、2時間くらい教えるというのを行ってきましたよと。
スピーカー 1
小学校1年生なんやけど、
ちょっと贅沢な時間やった、あれ。
だってもう、ITinsLab代表の小林先生がじきじきに、
だってもう最近はね、やっぱりなかなか現場に立つの忙しくなってるでしょう。
代表という仕事をしつつ、運営側の仕事もあるだろうから。
小林先生のね、本当に大事な休みの時間をいただきまして。
スピーカー 2
持ち上げるな。
スピーカー 1
いやいや、本当によ。本当によ。
いやでも、心よく来てもらって。
で、一応ね、俺と妻と小市のトランスケが家に寄ってできてもらって、やってもらったやつをしてもらったんですけど。
めっちゃよかった。
スピーカー 2
いや、よかったっすか。
スピーカー 1
めっちゃよかった。
スピーカー 2
俺もよかったっすもんね。
スピーカー 1
それは嬉しい。
スピーカー 2
楽しかったっすね。
マイクロビットの紹介
スピーカー 1
いやー、だからまずやったのは、マイクロビットね。
スピーカー 2
はい、マイクロビットですね。
スピーカー 1
これどう説明したらいいの?マイクロソフトが作っている、マイコン?
スピーカー 2
マイコンボードって、教育用マイコンボードって言われてますね。
スピーカー 1
どう説明したらいいのかな。手のひらに乗るくらいのちっちゃいボードで、そこにLEDが5×5の25個ついていて、さらにスピーカーがついていて音も鳴るようになっている。
スピーカー 2
いろいろセンサーもついていて、傾けたり振ったりするようなことも認知できるし、ボタンもAボタン、Bボタンがあったりとか、あとは包囲磁石とかも内蔵していて、そのデータをもとにいろんな処理ができるみたいな、そういう機械ですね。
そうですね。見た目はほぼむき出しの電子基板みたいな状態で、そこから外部装置つなげば電気信号とかも送れるみたいな機能がついているっていうやつですね。
スピーカー 1
すごいね。その話するとBluetoothも通信できるみたいな。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
それもやったよ。
スピーカー 2
どうでしたか?
スピーカー 1
やったやった。面白い面白い。
スピーカー 2
いいですよね。Bluetoothできる。
スピーカー 1
こっちのマイクロビット2つ用意して、こっちのAボタン押したら向こうで音が鳴るみたいなやったりとかして、やったんやけど、それを、そもそも子供にプログラミングさせたんやけど、コバ何やらせたらいい?つうのを、なんか聞いたんよね。
スピーカー 2
ありましたね。
スピーカー 1
今ちょっといろいろやらせようとしようんやけど、例えば仕組みデザインのスプリングやったりとかもしているし、スクラッチ、多分スクラッチ今学校でもやるようなのかな?
スピーカー 2
スクラッチは3、4年生くらい使うって聞いてますけど、学校によるはずですね。
スピーカー 1
スクラッチつって、いわゆるビジュアルプログラミング。
スピーカー 2
ビジュアルプログラミングとかビジュアルスクリプティングとか。
スピーカー 1
そういうのあるんやけど、実際どれから始めるのがいい?みたいなものを相談して、いろいろその条件とか聞き寄ったら、パソコンばっかり見せるのも嫌やから、なんか現実的に動くもののほうがいいみたいな話になり、やったらじゃあパソコンでプログラミングして、実際のその機械から音が出るとか光るとかそういうのがいいんじゃない?ということで進めてくれたよね。
マイクロビットをとりあえずそこを買って、家でやってみたんやけど、すげえ面白いんやけど、これ子供に教えるのどうやってやったらいいんやってなって。
プログラミング教育の工夫
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
まず使ってみたんや。もちろん俺はできるから、そもそもJavaScriptもちょこっと書いたことあるし。
スピーカー 2
だけど、これ何からどう教えて、どこで子供っち興味がそがれるトラップがあり、どうしたらいいんやろ?みたいなのがちょっとあって。そもそもタブレットとかスマホは触らせたことあったけど、パソコンそんなに触らせたことなかった。
いやちょっとこれ導入はちょっとプロにやってもらいたいなみたいなのがあったので、コバごめんけど一日来てくれんつってきてもらった。
確かにそうですね。何からさせたらいいってなりますね。普通に考えて。
スピーカー 1
一応コバが動画を出してくれちゃうよね。コバがプレディのチャンネルかな、アイティンズラボのチャンネルかな。その通りやってもいいんやけど、やっぱり教育の勉強してないから俺。
スピーカー 2
これをどう教えるのがいいんやろみたいなのがちょっとわからんかったよね。で、やってもらったみたいな。
スピーカー 1
うちの奥さんも普通に興味あるから私持っていい?みたいな感じで一緒に持ってみよったんやけど。
いやーなんかまずプロやなと思った本当に。
スピーカー 2
マジっすか?
スピーカー 1
えっとね、まず導入からなるほどなと思ったんやけど、まず光るやつからやったよね。LEDが光るプログラミングからやったよね。
で、俺やったらお絵かきさせるまず。つまり5×5にマウスでポチポチポチって例えば足すとか書けるよね。
で、それをパコッと、どう言ったらいいんやね説明するの。ブロックをはめるんやね。
スピーカー 2
そうですね、ブロックを並べ替えるっていうかはめるっていう感じですね。
スピーカー 1
だからその通りに光るみたいなことができるんやけど、俺やったらまず多分お絵かきさせるの。
スピーカー 2
はいはいはいはいはい。
スピーカー 1
とか音が鳴るとかさせるんやけど、これはまず座標からいったんやね。
スピーカー 2
そうでしたね。
覚えちょう?
スピーカー 1
座標からいきましたね。
で、これ説明できるかな。じゃあトランスキーって言って、じゃあ左からこれ0、1、2、3、4ね。で、上から下に0、1、2、3、4ね。
じゃあこの左上のところって何の何みたいな。
あとはこれ0の0のやつ。じゃあここに、はい、Xって言ってここに0入れて。
で、Yのところに0入れて。できたできた。じゃあここ何?3の4やねみたいな。
じゃあここ光らせて、はい、何の何?みたいな。2の2みたいな。そこから行くんやってまずびっくりした。
スピーカー 2
はいはいはいはいはい。
スピーカー 1
あれなんか糸があったん?
スピーカー 2
糸は座標を教えるっていうことに関してですか。
スピーカー 1
そうそうそう。
スピーカー 2
マイクロビットでプログラムを作っていくときに、あそこってディスプレイになるんですよね。
スピーカー 1
そうよね、ディスプレイ。
スピーカー 2
なのでディスプレイの中で動かし方を考えていこうと思ったら、座標を知ってないとちょっときついというか。
スピーカー 1
そうよね、ゆくゆくはよね。
スピーカー 2
そうですね、マイクロビットやっていく上であそこ知ってないときついなっていうのが1個あったっていうのと、
どっから始めようみたいなのって結構あったんですよ。
で、例えばちょっと説明むずいな。
まずトラノスケ君と会ってコミュニケーション取って、今回はこれについて教えるとか、ここまで連れていくとか、スタートラインはここですみたいな定義って何もない状態じゃないですか。
パッと初めましての子に会って、1時間とか2時間とか適当にその子が興味を発掘してあげて、なんか面白いってなれば多分ゴールぐらいのところで、
前提知識もよくわかんない、こっちからしたらどれぐらいのこと知ってるかとかもよくわかんないっていうところなので、
あれを教えたっていうか、あそこが1つのカウンセリングに近い状態っていうところですかね。
スピーカー 1
これがどれくらい理解度があって、どのくらいのスピードでできるかみたいなものをまず見るっていうことか。
スピーカー 2
そうですね。
要はクリックとかマウスでポイントするとかドラッグするとか、ブロックを並べ替えるだけって言ったってドラッグ&ドロップでこっちに持っていってとか、
どこがプレビューでとかっていうのってわかんないわけじゃないですか。
スピーカー 1
こっちからしても、例えば半画全画の入力切り替えができるのかとか、そういうところが全然わかんないんで。
なるほどな。だからまずは探るみたいな意味もあったのか。
スピーカー 2
そうですね。なので極めて単純であることが最初望ましくて、っていう感じですかね。
スピーカー 1
なるほどね。これが後々なるほどだなと思ってくるんよ。座標からいくみたいな。
俺からすると、そんなつまらんことさせるより、まず音出たらすげーとか、映画動くすげーみたいな音やらせたらいいのにと思いながら、数字からいったんよね。
でもトランス系からすると、はいここっつって、一生懸命頑張って2の2とかして、はいじゃあボタン押してっつって、
最初は画面上でシミュレーターみたいなのが動くよね。本当に機械が動くんじゃなくて、画面上の機械が動くよね。
それでじゃあはい、ここつったら2の2つって押してみてつって、パッと落ちた瞬間に2の2が光ったときにめっちゃ喜ぶんよね。
そうですね。
なんかあーそうよねと思って。要は大人からしたら、まあだって2の2は光るやろって感じだけど、子供からしたら初めての経験だよね。
自分が数字とかパソコンで作ったものが実際に目の前に出現するわけやん、作品として。
なんか全然感覚違うと思うよ。工作作って動くとかと多分ちょっと違うというか。
スピーカー 2
多分違うでしょうね。
スピーカー 1
一見数字と光るが遠いけど、この数字というものを入れることによってなぜか光っているっていうのがすげー興奮しちゃったように見えて俺。
なんかこの単純なすごいというところから始めるってすげー大切やなってまず思ったよ。
でそっから、さあじゃあ1個光るのできたよね。これなんと何個もできるんよつって。
スピーカー 2
はいはいはい、やりましたね。
スピーカー 1
じゃあ同時に8個光らせてたんやけど、これ8個に増やせる?つって言ったよね。
たら1個1個左からこうやってぐーっと持ってきてポチッと入れて、2個目もう1回ぐーっと持ってきて3個みたいな。
でやっぱ子供やけ押すわけよ。
もし俺やったら、一旦4つぐらいやってから、
よしじゃああとちょっとお父さんはとりあえずやってやる、8個並べてみてとかするとか、途中でコピペっていう概念を教えるとか、たぶんやっちゃう。
でも子はずーっと待っちゃうよそれ。8個一生懸命並べて、たぶん30分40分かかったんやから最初は。
待ちよう待ちようと思って。で8個並べて、さあトランス系がんばって8個入れていこうつって。
はい1個目、えっとXがここで、Yがここ、2個目、えっと1、2、3、えっと1、2、3。
これもまたたぶんね3、4分かかるよね。もっとかな。
それもずーっと待っちゃうよね。
そうですね。
たぶん俺やったら耐えきらんあれ。
あーそうなんですね。そうか。
でも俺やったらすげえ先回りしちゃうというか。
たぶんこの作業、単純作業ずっとさせてしまったら飽きるんじゃないか。
学びにおける観察の重要性
スピーカー 1
で飽きたらすごい興味を失ってパソコン自体嫌になるんじゃないかとか考えて、
3、4個目でちょっともう飽きる前にちょっと次行かせようつって焦るなと思ったよ。
でも結果トランス系めっちゃ楽しそうに数えたよ。1、2、3、4。
ここも経験の差というかすげえ感じた。
あれもだって単力いるやろ。
スピーカー 2
もちろん結構そこをですね。
たぶん根本的に普通と感覚が違うだろうなっていうところがあって、
そもそも教える気がないっていうのがあるんですよね。
なんて言ったらいいのかな。
教えることって、教えることが目的じゃなくて相手ができるようになることが目的じゃないですか。
だから相手の思考の中が整理されていったりとかっていうことが重要なので、
たぶんトランス系くんは8個並べていったときに、
俺から教えてもらったとはあんまり思ってないと思うんですよ。
スピーカー 1
そう思う、たぶん。
スピーカー 2
自分の努力を8回積み重ねてできたってなると思うんですよね。
だからそっちの方が大事みたいな感覚ですかね。
スピーカー 1
ピンとくる、なるほどね。
で、8個なったよ。
で、じゃあシミュレーターでやってみてって言って、
で、パチってやったらパソコンの中でピカッと光るよね。
やったー!みたいになるよね。
で、なんとトランス系くんって言って、
これじゃあこの機械に映してみようかって言って、
そのデータをリアルな機械に映して、
さあ押してみてって言ったら、ピカッと光るわけよ。
この順番ね、みたいな。
だからまず光らせて、なんとそれが動くみたいな。
で、その後に、さあ、
あのね、でもね、ごめんねトラちゃんって言って、
実はね、これめっちゃ簡単にやる方法があるよって言って、
で、俺が最初に言った5×5のマウスでクリックしたら光るやつ。
ビジュアル的にその画像を作れるやつがあって、
あ、ごめん、これ作れるんよって言って、これやってみ?って言ってやったら、
スピーカー 2
めっちゃ一瞬で出来て、何これ?みたいな感じになってたよトラが。
スピーカー 1
でも、
この、ここもめちゃくちゃ重要なんやろうなと思ったよ。
つまり、仕組みはこうなんだと。
まず仕組みが理解して、
これのショートカットをする方法が実は用意されているんだってことを、
後でするってことやね。
スピーカー 2
そうなんですよ。
めんどくせえって一回思わせるのがコツです。
スピーカー 1
いやあ、これは100%意図的やろうなと思った。
これは俺が01で教えちゃったら絶対してない。
スピーカー 2
なるほどなるほど。
スピーカー 1
と思った。
スピーカー 2
そうか、確かにそうですね。
スピーカー 1
そうなんよね。
まあだからそこかな。
で、後はもうそこまでいったらもうトランスケも乗ってきちゃうしさ。
子供の成長をサポートする方法
スピーカー 1
もう後、コバが言うことなんでもやりよったもんね。
で、結果あの日2時間ぐらい。
スピーカー 2
やってましたね。
スピーカー 1
で、アイスとかも買っちゃったしさ、
トランスケ後でコバ先生でアイス食べようねって言ったわけよ。
で、1時間ぐらいしたらアイス食べたいとか言うかなと思ったら、
結果2時間ぶっ通しで一回も休みたいとか言わずに終わったもん。
すげえと思って。
いやー良かったですね。
スピーカー 2
なんか俺も満足度高かったですね。
楽しそうにやってくれたし。
まあ可愛いですね。
スピーカー 1
まあその、ごめんね。
特に可愛くてごめん。
スピーカー 2
そう、なんかね。
だから条件もむっちゃ良かったんですよね。
たぶん、ほら、家の中だからストレスは1個少ないでしょ。
スピーカー 1
安心安全な状況ではあるよね。
スピーカー 2
とか、お父さんお母さんもいるっていうのとか。
たぶんその、空気的にお父さんの友達だっていうのって、
またそのハードルも低いじゃないですか。
なんかそんなんもあったりとか。
スピーカー 1
後、後輩っていう話もしちゃったもんね。
スピーカー 2
はいはいはいはい。
スピーカー 1
トランスケはコバ先生食うけど、お父さんはね、コバって呼ぶように言わせて。
とか話もして。
スピーカー 2
だからなんか、あと本人素直だし、察しも良いし。
なんかさすが樋口家の息子。
スピーカー 1
僕っちはもうトランスケ先生がすごいですから。
間違った、コバ先生がすごいですから。
スピーカー 2
さすがっすね。
細かいこと言うと、やっぱりずっと、特にマンツーマンで教える場合って、
ほぼほぼ観察なんですよ。
今何を考えているんだろうとかを考えるとか見て観察するんですよね。
例えばその座標の数字を1個ずつ入れていくのも、
順番を規則正しく入れていくか、
ランダムに入れていって最終的に目標の形にするかって、
思考のプロセスがかなり違うじゃないですか。
例えば、車の形を描いてみようみたいな時に座標を1個ずつ入れていくんですけど、
トランスケ君は、多分俺らだったら操作。
要は左から右、次の列に行って左から右に。
スピーカー 1
0,0,0,1,0,2,0,0と行った後に、1,0,1,1,1,2,1,3と行く。
スピーカー 2
コンピューターを分かっている人間だったら操作するじゃないですか。
その動き操作って言うんですけど、操作をすると思うんですけど、
もちろんそのことは知らないじゃないですか。
だから、そのやり方だとピクセルが漏れる可能性があるなって思いながら、
俺は見てるんですよね。
でも結局漏らさないんですよね。
じゃあどういう順番でこれピクセル埋めてっているのかなって言ったら、
だいたい外枠から埋めていくみたいな。
なるほど、じゃあお絵かきと同じ感覚でやっているのかとかが理解できるじゃないですか。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
みたいなのを観察しながら、
じゃあ一旦ここは操作の概念は教えない。
お絵かきで構わない、それは今はとかを判断しながら、
観察と彼の思考プロセスが今どこにいるのかっていうのをずっと見ながら、
それとやり取りしていく感じなんですよね。
スピーカー 1
ちょっとそこまで分からんかった俺。
そうか、あれ外枠から埋めて中塗りよったんや。
スピーカー 2
そうですね。
その外枠から埋めるっていうのも、
そんなに綺麗にいってた感じではないんですけど、
大まかな動きとしてはそんな感じだったんで。
スピーカー 1
うわ、俺気づかんかった。だから観察できてないな、ちゃんと。
俺だから、なんでランダムにこんな分かりにくい順番でやるのやろみたいな。
今年ぐらいでしか見てなかったから。
へー。
スピーカー 2
そこでまた、要はお絵かきしたい時にピクセルを漏らすようだったら、
教えた方がいいかどうかも考えるべきなんだけれども、
要は本人がそこでピクセル漏らしちゃう。
どうしてもこのやり方だとエラーが出るなって困り事が起きたら、
そのツールとして左上から行くやり方があるよっていうのを教えるべき。
で、本人がそんなこと言われなくても、
俺全部ピクセル埋めれるもんって思ってるうちは言っても仕方ないじゃないですか。
感情の理解と学び
スピーカー 2
そうね、押し付けになるもんね。
なんかそういう手順ですね。
スピーカー 1
これ、俺が一番明強になったかも。
スピーカー 2
なんかそう言ってもらえると悪いですね。
でも本当に言った甲斐があったというか。
スピーカー 1
あとなんかやっぱり、あとこれ虎之助との話じゃなくて、
その後の雑談の中でコバから言い寄ったのも、
すげえ刺さった一言あって、
俺なんかで聞いたんやけど、
これいろんな子供にやるときに全くやりたくなくて、
嫌だ嫌だっつって、今日やりたくないみたいな子供おるよねみたいな。
今日たまたま虎之助はなんかコバ先生の話聞いて、
たまたまできたけど、これやりたくないって言い出したらどうするみたいなことを
ふわっと聞いたよね。
言ったら、まず話すっすねって言って。
話すか観察するかなんか言ったよねコバね。
で、そのやりたくないが、
体調が悪いからなのか、
今日嫌なことがあったからなのか、
それか本当にその教科が嫌いなのか、
教科は好きやけどそのジャンルが嫌いなのか、
いろんなパターンがあって、どれかをまず知るところから始めるって言ってた。
当たり前やけどそうやなと思った。
でなんか、もしじゃあ、
あの日コバが来てくれて、
虎が嫌々って言ったってするやん。
当たり前のように、
虎之助やっぱりプログラミングとか興味ないやろうなと思っちゃうなと思った。
でも本当はもしかしたら、
その日水族館にめちゃくちゃ行きたかったかもしれないわけよ。
スピーカー 2
本当そうなんすよ。
子供たちはあんまりそこの語彙が豊富じゃないんで、
疲れてるとかなんか気が乗らないとか、
もうちょい後にしてほしいとかでも全部嫌だって言うから、
その辺をね、もうちょい何が嫌なのかなみたいなのをゆっくり観察してからじゃないと、
判断できないっていう感じですよね。
スピーカー 1
だからあれは結構、
意識してなかったとは言わんけど、
明確にそうだなと思った。
簡単に子供の今のアウトプットだけを見て喜んでいるとか、
怒っているとか泣いているとか、
アウトプットだけを見て大人が推測して、
原因を勝手に決めつけて対処しようとするのめっちゃやべえなと思った。
スピーカー 2
やる気がないとか、
よくレッテルが貼られちゃうケースだと思うんですよね、子供たちが。
勉強が嫌いとか、やる気がないっていうふうによく簡単に言われちゃうんですけど、
そういうことじゃないケースが多いなと、
俺は経験上思っているっていう感じですね。
スピーカー 1
ものすごい機械損失がこの世界で行われている可能性があるよね。
子供実はここのスイッチ押すだけでめっちゃいいのに、
全然親は違うスイッチをガンガンガンガンずっと押しない。
実はここチョンと押さだけでものすごいバーッと伸びるみたいなのっち、
たぶんめっちゃあるんやろうなと思って。
そういうのを、妻もやっぱり、
スピーカー 2
ここは先生すごいですよって。
そう言っていただけると、むずいんですよね。
この間のエピソードでもあったんですけど、
ほぼ当たり前というかにやっちゃっているので、
あんまり言語化する機会もないし、
言語化しようと思っても結構難しいんですよね。
教えるとき何をやっているのかって。
俺がいつもこだわってはっきり言ってるのは、
観察と相手の思考プロセスを理解することっていうのはよく言ってるんですけど、
観察の重要性
スピーカー 2
これもちょっと説明むずいですもんね。
それだけじゃちょっとうまく伝わんないというか。
スピーカー 1
そうかもね。
じゃあ子供に何か教えるときに、
観察と思考プロセスの理解は大事ですよって言われたとするやん、
もしあの姿を見ずに。
いや、そりゃそうやろってたぶんいいよと思う。
でもじゃあ、あのマイクロビットを教えるときに、
それがどういうふうに、
コバの先生側の行動として現れるのかっていうのは、
目の当たりにせんとわからん。
勝った、たぶん。
なんかそういう感じ。
だから見れてよかったと思って。
実演を見れてよかった、コバの。
スピーカー 2
そうですね、そうですね。
スピーカー 1
なのでちょっとありがとう、マジで。
スピーカー 2
いやいや、こちらこそ。
本当にね、さっき飯食いながら言ってたんですけど、
俺もむっちゃいい機会になったんですよね。
本当に対面で子供を、
俺が直接教えるってむちゃくちゃ久しぶりだし。
スピーカー 1
そうだね、あとしかも言ったのが、
やっぱ今オンラインやから、
なんか親がおる状態でとか、
あとなんか子供の後ろ姿見るとかもないんじゃない?
あんまり。
スピーカー 2
そうですね、ないですね。
子供たちの心理的な動きって、
大人よりも体に出るじゃないですか。
スピーカー 1
姿勢が悪くなるとかね。
スピーカー 2
そうですね。
俺がよくいつも気にしているのが、
単純な距離ですね、物理的な距離。
とか、体の一部が先生に触れている状態が続いているとかがあるんですけど、
その当たり前なんですけど、
会って初めましてでそうはならないじゃないですか。
例えば、足がちょっと俺の足に当たっているとかって、
向こうの心理がほどけてこないとそうならないじゃないですか。
例えばそういうのもなんですけど、
1,2時間かけてコミュニケーションとって、
気持ちをほぐしていったりとか理解を進めていったりとか、
子供が分かったって言ってくれる。
保護者さんも良かったってなる。
そっか、これ俺楽しいって思ってんだとかを再確認したんですよね。
スピーカー 1
そうか。
スピーカー 2
そっか、だからこの仕事やってんだとかをもう1回再確認できたとかがあって、
なんか良かったっすね、めっちゃ。
スピーカー 1
だから、俺はコバを観察して良かったし、
コバも樋口家を観察して良かった。
お互い観察し合いやねん。
デジタルデバイスと学び
スピーカー 2
あとは引き続き色々ちょこちょこトラちゃんが触ってくれるといいなというのを望みつつ。
スピーカー 1
これもさっき言ったけど、あれ以来やっぱりデジタルデバイスへの興味がやばくて。
だから、スプリンギは元々ちょっとやりよったんやけど、最近もっとやりよいし、
マイクロビットもあの後またやったりとか、
あとスクラッチみたいなやつで、色々あるんや、
スクラッチ的なやつでタブレットで動かせるやつとかあるんやけど、
それ一生懸命やって、右に1個、下に1個動くみたいなやつで、
キャラが動くみたいなのをタブレットでやったりとか、
すげえ今やりよ。
スピーカー 2
いいっすね。面白いと感じてくれたんだったらマジで何よりですね。
スピーカー 1
あとやっぱキーボードを触るとかも多分興味が出てて、
キーボードでローマ字入力したいらしくて。
スピーカー 2
1年生でしょ。
スピーカー 1
1年で。
早いな。
それも今だからローマ字を覚えるところからやるやん。
本当に最近知的欲求が爆発して出したというか。
スピーカー 2
いいっすね。
スピーカー 1
めっちゃ嬉しいんよ、タキ。
おかげさまでした。ありがとうございます。
スピーカー 2
こちらこそ。
ローマ字を覚えるとキーボードを触れるようになるんでだいぶ変わりますよね。
そう。
スピーカー 1
だから俺も文字、あ行とか行を打てるようになって、
なんとなく仕組み分かったしさ。
縦の列がIEOで左に行くと上にKとかSとか付けるだけでいいんやみたいな。
あとは表を見せて、これ見ながらやれるやろって言って。
いられでトランス系がいとこと撮った写真版という画像を貼り付けて、
スピーカー 2
それに文字入力画面してあって、ここに吹き出しの中に何かセリフ書きって言って。
スピーカー 1
バンザイとかやったとかできたとか。
スピーカー 2
いいなー。
そんなしてますよ。
いいと思いますよ。
スピーカー 1
引き続きまた見てもらいたいな。
スピーカー 2
またタイミングがあったらあれしましょう。
スピーカー 1
ありがとうございます。
スピーカー 2
という話を1個目として、
今日はもうちょっとひぐしさんに聞きたいやつあって。
スピーカー 1
なんでも。
スピーカー 2
キャッシュレスの達人というトピックで持ってきていいですか。
スピーカー 1
達人かどうかを置いといて、田川現金撲滅委員会の会長である。
スピーカー 2
田川現金撲滅委員会の会長であらせられるひぐしさんに、
キャッシュレスについて、結構俺が漠然と、
俺もぼちぼち使ってますよ、現金以外は使ってますけど、
サービスも多いし、どれがどうなのみたいなところがちょっと分からなかったりするんですよ。
新型のリスナーさんも結構聞きたいんじゃないかなと思って、
いくつか俺が気になっているトピック聞いてみようかな。
スピーカー 1
俺別にあれを使うことをめっちゃ考えようけど、
仕組みとかそういうのは分からんけど、一応聞いてみて。
スピーカー 2
そうですね、何から行こうかな。
スピーカー 1
なんでもいいですよ。
28:55

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