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スピーカー 2
今日は、2025年、初のゲストを呼びたいと思います。まず、プロフィールをご紹介させていただきます。
埼玉県のご出身です。15歳の頃に、ラケット片手にテニスデビュー、上京後、文学部を専攻し、女子大生の間でブレイク。
現在は近代史や子育てについての発信など各方面で活躍されています。それではスペシャルゲスト、長まろさんです。よろしくお願いします。
スピーカー 1
たぶんね、これはカットだな。俺は今初めてもちろん聞いたけど採用しないな。
スピーカー 2
これ、ちなみに、小木上知紀さんのセッションというポッドキャストのスザンヌさんが呼ばれた時のパロディーなんでちょっと。
スピーカー 1
なんか、当たってないかと言われると、当たってる部分もあるからなんかすげー微妙なとこついてる。なんか俺、全ネタフリしてほしかったなと思って、どうせだったら。
スピーカー 2
全部当たってるでしょ。そのまま。
スピーカー 1
全部当たってないんだよ。だいたい当たってないんだけど、なんかさ、ポイントポイント当たってんじゃん。テニスをやっていたみたいな部分とかさ。
大学は一応文学部を専攻したのは当たってるし、ちょいちょい当たってんのがまた逆に微妙なんだよね。もう全嘘でよかったよ、マジで。
ケンブリッジ大学に行ってとか、もうそのぐらいでよかったのにさ。
スピーカー 2
もうそのままこれ使っていいよ、プロフィールで。
スピーカー 1
いや使わない。だって嘘だもん。7割ぐらい嘘だからいいよ。
スピーカー 2
ということで始まりました、大人の近代史。じゃあ早速ですが、今日テーマは何でしょうか。
スピーカー 1
今日は前回の続きで、ブラック差別問題についてやります。
スピーカー 2
え?ブラック差別問題?
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
ちょっと早速、本編の方に入りたいんですけれども。
まずちょっと、得た否認の回を聞いてない人は、多分急にえ?ってなっちゃうから、ちょっと簡単に得た否認の回のおさらいをしたいんだけれども。
うん。
まず、今得た否認って言っちゃったけど、得た否認っていうまず身分がありましたっていうのはさ、得た否認の回で紹介してるので、ちょっとそこで聞いて欲しいんですけれども。
まずその得た否認って呼ばれる身分が、江戸時代に存在をしていましたと。
はい。
で、その得た否認に関して、江戸時代で、別に江戸時代より前からでもあるけれども、住む場所っていうのは固定化されてたっていう話を多分そこではしてるんだけれども。
うん。
だからさ、得た否認がどこに住んでいるか分からないっていう状況っていうよりは、もうあそこに住んでるあそこの家は得た否認だねみたいなのがもう分かるようなのはもう一般的な人たちの感覚としてあったわけよ。あそこの人たちねみたいな。
はいはい。
で、この得た否認っていうのは、これも得た否認の回で言ってるけれども、一部は接種されなかったものはあるんだけれども、事実上接種されてったんだよね。
うん。
あとは、身分差別っていうものではあったんだけれども、強烈な身分差別があったかどうかっていうのは意外とここはさ、微妙なところでっていう話も多分したと思ってて。
で、どちらかっていうとその得たに対する職業差別的なものの要素の方が強かったんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
で、あとちょっと俺言わなかったんだけど、言わなかったっていうか言いそびれたのかもしれないけれども、得た否認ってさ、総人口のだいたい3%ぐらいしかいなかったんだよね。
スピーカー 2
あーそうなんだ。
スピーカー 1
そう、だから超マイノリティなわけよ。
うん。
っていうところちょっと言いそびれたなと思って、割とこれ大事だと思ってて。で、そのうちその3%しかいない中のうち、得た否認どっちが多いかっていうと圧倒的に得たの方なんだよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
だから7割以上はもう得ただって言われてたんだよ。
あーうん。
っていうさ、このなんだろう、バランス感覚をちょっと伝えるの忘れてたんで、ちょっとここもこれを知ってるか知らないかで結構聞こえ方が変わってくると思うんで。
一応そんな感じ、超マイノリティでかつ否認っていう身分はもう本当に少なかったの。で、得たの方がその中では多かったわけ。
はい。
だからさ、話の中でさ俺結構得たを中心に喋ってたじゃん。多分その前回。
うん。
それはそういうことなんだよ。要はマジョリティだから得たが、その得た否認っていう枠で見たときに。だから得たのことばっかちょっと言っちゃってたんだけれども。
まあ要はそういうことね。
うん。
そう。というのが前回までのおさらいですと。で、今日はその得た否認っていう人たちが明治維新以降、要はさもうそういう身分制度っていうのは取っ払われました。
でも差別っていうのは残りましたみたいな話は言ってたんだけど、その差別が残りましたの部分の話を今日はしたいと思います。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
で、部落差別問題っていうとさ、まあ聞いたことぐらいはあるっていうか、まあなんとなくさ習うんだよやっぱこれは。
うん。
学校でね。
そうだね。
だからなんとなくみんな知っている。ただ意外と知らない部分でもあると思ってて。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
で、そもそも部落って何っていう話じゃん。
スピーカー 2
あーそうだね。
スピーカー 1
で、これ辞書的には2つ意味があって、まあ一つはなんかもう単純部落って言ったらさ、もう俺らが日本語の感覚で考えるとなんとなく集落ねみたいなその感じ。
スピーカー 2
あーはいはい。
スピーカー 1
で、もう一つはいわゆるこの部落差別問題の行政的な区画を表す意味になるんだよね。
うん。
行政区画の部落っていうものの意味の方がもちろんこの部落差別問題の部落の意味なわけよ。
うん。
この部落差別問題ってすごい簡単に言うと、その部落出身っていうことで、例えば結婚だったり就職とかで差別的な扱いを受けますよっていう問題なわけよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
で、この部落差別とは言ってもまあすごい難しい問題で、これ本当難しいのよ。あの俺も調べてみてて、あーなんかこれややこしいなって思って。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
なんでちょっと今日は本当に概要というか、まあざっくり外枠の部分を触れる感じにしたいと思ってて、で、一律さ、その部落出身者だから差別されているわけでもないっていうところもあるし、
あと、例えばABCっていう3つの部落があったとして、そのAでは差別があって、Bではちょっと後ろ指さされるぐらい、Cは全くないみたいなさ。
こう、部落間でも差があるんだよ。
はい。
あとはこの部落問題といわゆる貧困問題であったり、外国人労働者、まあこれ主にあの朝鮮人とかが多いんだけれども、あの戦前にこう連れてこられた人たちってことね。
はい。
で、そういった人たちが、の問題が組み合わさってるってところがすごい複雑になっちゃってるのよ。
うん。
まあちなみに、その日本にはだいたい5000箇所前後の部落が存在してるって言われてるんだよね。
はい。
これさ、例えば部落差別問題っていう言い方以外にさ、もう一個さ、同和問題みたいなこと言われない?
あ、同和。
そう、部落差別同和問題。まあなんかこれほぼほぼイコールでこられていいんだけど。
スピーカー 2
あ、そう。ちょっとピンとこなかった。
スピーカー 1
これ同和問題とも言うのよ。で、同和ってあれ、同じっていう字に和は、和をもって唐突しの和ね。
あ、そう。
昭和の和。
はいはい。
そう、同和問題。で、同和は、まあ言葉の成り立ちっていうのは、昭和天皇即位の時の直後から取ったものって言われてて、まあいわゆるこれ行政が作り出した言葉なんだよね。
うん。
で、注意点はさ、例えば部落差別問題、同和問題ってこう語るときに、俺さっきまあほぼイコールでいいって言ったけど、正確なところで言うと、部落と同和っていうのはイコールじゃないのよ。
スピーカー 2
あ、はい。
スピーカー 1
部落っていうのは、さっきちょっと説明してきたけれども、要はこれはさ、特定の、いわゆるその得た否認の方たちが住んでいたところが、まあそのまま明治以降も同じ集落でこう続いてって、まあいわゆる部落っていう形になっていくんだけれども、部落っていうのは、まあもちろんその部落なわけよ。
うん。
同和っていうのは、あくまでも行政が作り出した言葉、つまりこの部落差別問題っていうのが起きていることに対して、あそこは問題が起きている部落だから同和地区っていう形で行政として扱いますっていう、そういう意味なんだよ。
つまりすげえ簡単に言うと認定されてるかされてないかの差があるわけね。言葉としての意味の違いとしては。
うん。
これさ、もちろん認定されてないのが悪いわけじゃないのよ。何でかっていうと、これ中には行政認定されることで、同和地区だってなっちゃうとさ、あそこはそういう人たちが住んでるんだってもうバレちゃうわけじゃん。
はい。
まあバレちゃうかっていうと、あのバレてるんだけど大体は。でも、公にバレちゃうからそれを嫌って、行政認定されたくないっていう人たちもやっぱいて、そういう認定を断っている部落も実際存在するわけよ。
うん。
スピーカー 1
だから総数もなんかいまいちブレがあるし、確定数字っていうのがなんかちょっとこう調査する期間によってちょっとブレが出てくるっていうところもあるんだよね。この問題。
はいはい。
で、これ早速、具体的な差別事例、どんな事例があったかっていうのをちょっと紹介したいんだけれども。
うん。
で、今回取り扱いたい事例は、いわゆる結婚で差別的な扱いを受けたっていうケースの事例で、ちょっと紹介します。
まず、男性が26歳の地方公務員。で、女性が24歳の部落出身者で、普通のスーパーに勤務していた女性です。その女性の父親は部落の人じゃないんだよ。
はい。
ただ、母親が部落出身者で、この女性自体は部落で育ってない。部落の外で育ってるわけ。
うん。
で、女性のお兄さんが男性の方と同じ職場で、そのつてで、紹介で付き合い始めるんだよね。このお二人は。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
で、この男性は付き合っていく中で、女性が部落出身者、女性の両親、母親の方が部落出身者だっていうのが分かって、
ただ、結婚する意思は強く持っていて、いやもう私が結婚したいから、もう親には何も言わせませんよっていうぐらいは言ってたのよ。
はい。
ただ、男性は両親にそれを伝えた時に、なんでわざわざ部落のものを結婚相手に選ぶんだよって言われたらしいのよ。
あーはい。
当然反対されたわけ。で、その男性には妹がいたのよ。
うん。
で、妹からも、兄さんの婚約者が部落の人だっていうことだから、私自身の結婚が、まだ結婚してないけど、その今後の結婚っていうところで、なんかおかしいことにならないかがすごい心配で、できたらもう兄さんよりも早く結婚したいなっていうことを言われるのよ。
スピーカー 2
あーはい。
スピーカー 1
まあ要はそれが男性側の家族の率直な意見というのかな、感想というのかなっていう形。
うん。
で、結局これ1年ぐらいその後交際するんだけれども、結婚式場も予約して心境も決めるのよ。
ただ、男性の方の両親が女性の家に挨拶に行った時に、本当にその男性に対してね、「あそこの娘と結婚するんか?」って。
結婚したらお前は部落の人間と一緒付き合っていくことになるんだぞって。
で、その男性の親の方が自分らはそこの家とは絶対親戚になりたくないからなっていうことを伝えるわけよ。
うん。
で、そんな感じで結局この男性は別の女性が好きになったっていう理由で女を振っちゃうのよ。
あーはいはい。
で、こんな感じで結婚が頓挫するっていう事例があって。
で、これ色々その後取材っていうかさ、調査してた人がいて、男性側の証言っていうのを確認していくんだよ。
え、実際どうだったんですか?みたいな。
うん。
で、その時の男性の証言をちょっと紹介したいんだけれども、彼女に出会い素敵な女性だと思いました。
ただその一方で同和地区に対しては、まあ暗いとか怖いっていうイメージはありましたと。
で、その一緒に住んでいかなければならない親にお前の勝手にしろみたいな感じで感動をくらったわけよ。
それがすごい非常に辛かった。
で、絶対にまあその愛していれば要は乗り越えられるんだって思っていたらしいんだけれども、
実際その両親の反対がもう予想以上に大きかったし、このまま結婚していけるのかっていうのにもものすごく悩んだと。
で、妹の結婚にも悪い影響を与えるっていうことを懸念して、まあすごい不安になってっていうところを言ってて。
で、だんだんそういうふうに反対されているとさ、どんどんマイナスの方にやっぱ向いてっちゃうんだろうね気持ちが。
だから家族に反対された時に、いやそもそもそんなブラック差別みたいなのおかしいよっていう理屈ではわかっているんだけれども、
実際に自分がそのブラックの人たちの中に入って生活をしていくと、自分も同じ目で周りから見られるんじゃないかっていうふうに意識しだしちゃったわけよ。
スピーカー 1
要は今まで当然この男性はブラックの出身じゃないし全然関係ないから、あのそういうブラック差別なんていうものと一切関わってこなかったわけよ人生の上で。
ただ自分がその差別を受ける、要は非差別対象の人間になるっていうことへの恐れが出てきたんだよね。
で、そういう普段の生活でその女性と付き合ってて、もちろんさその女性に何かさ、例えばブラック出身者だから何かこう欠点があるとかそういうことは一切ないわけじゃん。
まあ当たり前だけど普通の人間なわけだし。
だから普通に付き合っている時はもう全然何も問題なかったけれども、じゃあいざ結婚っていうものになった時にいろんな利害関係とかそういうしがらみっていうのが加わってきて、最終的に結婚を取りやめたっていうふうに言ってるんだよね。
男性の父親の証言とか家族の証言もいろいろあるんだけれども、父親の証言も紹介したいんだけれども、ブラックというものについて子供の時自分の親にブラックのことに口出ししてはいけないよっていうのはずっとも言われてたらしいのよ。
だからその時からずっとブラックっていうものを意識してもう関わったらもうとにかく良くないんだっていう一種のもうそういう状態?もう心理状態になったわけ。
で、これは行き過ぎた考えにはなるんだけれども、自分たちとは違うむしろ自分たちより下の存在なんだっていう意識も持ってたらしいのよ。
だからその自分の息子がブラックの人間と結婚するっていう話が出た時にはもう全力で断らなくちゃいけないと思ったっていう証言を言ってるの。
で、男性の母親はそもそもだから結婚するのって別に選べるわけじゃん自分でこの人と結婚しなきゃいけないっていうわけじゃないんだから、できればだからブラックの人じゃない人と結婚してほしいっていう気持ちをやっぱり持ってて。
っていう感じで家族から見てもまあこういう感じの証言が出てきたっていうちょっと事例を紹介させていただきました。
この事例聞いて色々思うところはあると思うんだけれども、差別ってさ良くないわけじゃん。
じゃあこういう事例があってじゃあこういう差別をなくそうって思った時にじゃあどうしていったらいいかっていうところについてちょっと話したいんだけれども、これは大きく分けて2つになると思うんだよ。
まずはその差別自体もないものにしてしまう。で、もう一つがその差別に対して正しい知識を広めるっていうこと。
で、前者のなかったことにするっていうのはさ、そもそもブラック差別問題なんて普通に生活してたら効かないじゃん。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
もう小片郎があんまりちょっとなんだろう俺冒頭のさ、なんか全然ピンときてないなっていう感じの反応は多分関心ないんだろうなっていう表れだと思うんだけれども。
スピーカー 2
確かに俺聞いたことない。でごめん俺最初あのブラック差別って聞こえてなんだろうってブラックって聞こえたの。ごめん俺ずっと最初そこで勘違いしてたのよ。
スピーカー 1
だから多分さ、そのワードのさなんだろう俺の滑舌の悪さとかいろいろあるのかもしれないけどなんかさそのワードでピンとこないわけじゃん。少なくとも。
スピーカー 2
あーでもブラック差別は聞いたことはあるよ。
スピーカー 1
そうだから聞いたことあってもなんかさその似たような言葉であってあーなんか聞き取りが悪かったけれどもブラック差別のことかみたいな感じでこう変換されないわけじゃん頭の中で。
スピーカー 2
あー確かにね。なじみがないのは確かに。
スピーカー 1
そうなじみがないんだよ。でこれ別に小片郎がもちろん悪いとかそういうことの話じゃなくてさこれ普通の人がみんなそうだと思ってる。
だからこれ人々の関心からはもうそもそもこの問題って薄れてるんだよね。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
そうでこれ若い人ほどとにかくもうなんなら聞いたことないっていう人も絶対いるからさ若くなればなるほど。
うん。
でなんでじゃあそもそもこれ興味ないかっていうとささっき冒頭の方で話したさブラック人口っていうのがめっちゃマイノリティなわけなんだよ。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
でマイノリティでさしかもさ本人からしたら隠したいわけじゃん。
うん。
差別されるかもしれないからだからその隠したいっていう気持ちがよりなんだろうマイノリティだし隠そうとしたらさよりもう目につかなくなるじゃん。
はい。
だからまず問題としてなかなか出てこないっていうか自分の周りでっていう意味でね周りでは出てこないしそもそもやっぱりセンシティブだから差別っていうものがメディアとかもなかなかこう扱えなくなってるんだよね。
うん。
だから人々の関心からもまあ薄れるっていうまあこれが良いか悪いかはちょっと今あの俺もわからないから断言はしないけれどもだから一番がじゃなかったことにするかっていうところに行くかどうかはちょっとわからないけれども
まあとりあえずなかったことにするっていうのも一個の点ではあるのかなっていうところでちょっとまず紹介させてもらいました。
うん。
でもう一個正しい知識を広めるっていう方なんだけれどもまあ自分はじゃあどちらかといえばこっちを推奨したいなと思ってて。
はい。
これは何でかっていうと表だっての差別っていうのは確かに今全然聞かないじゃん。
もうぶっちゃけ俺周りで私ブラック出身者なんですなんていう人一回も見たことないの人生において。
スピーカー 2
あー自分もそうだね。
スピーカー 1
人生に出てる人が私が私ブラック出身者ですとかっていうのは聞いたことあるけれども自分の周り友人知人職場何でもそうだけど一回も聞いたことないもちろんそれは隠してるからかもしれないけれども本人も知らないかもしれないし。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
だけれどもこれ実はさ裏の世界インターネットとかの世界では割と誹謗中傷っていうのはずっと存在し続けてるんだよね。
スピーカー 2
あーはい。
スピーカー 1
だから結局のところまあ問題が顕在化してないだけで問題はずっと残ってるっていうのが現実なんだよ。
うん。
ってことはなかったことにするっていうのはなかなかこれ難しいなっていうところでまあ俺はであればちゃんと正しい知識を広めてその差別っていうものに対してまあ要は偏見だよね偏見に対してしっかりとこう正しい知識を持っていくってことの方が大事かなっていうところでまあこっちを推奨したいなと思ってるんだけれども。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
結局のところねさっき事例の話さこう聞いててさ何にも問題ないじゃん早い話が。
うん。
でもさ親もその親から言われてたからなんか危ない危険だなんか絶対関わんない方がいいみたいなそういうイメージになってるわけよ。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
だからこれが間違った知識なんだよね要は。
あーはい。
そうだから正しい知識をこう広めることでそういった間違った知識から解放されて正しい判断をすることができる。
もちろんさその女性側にさ何か問題が本当はさそこじゃない問題があってさそれで断っててあのただブラック出身者だからブラックだから嫌だっつってる可能性だってゼロじゃないわけよ。
うん。
そうただあのブラックが原因で断ったっていうんであればそういうことだよね間違った知識だってことなんだよね。
うん。
だから結局のところこれ人対人のコミュニケーション全般に言えることだけどいかに風通しを良くするかっていうことがいわゆる誤解を取り除くことになるんだよね。
はいはい。
そうなんかちょっとコミュニケーション論みたいになっちゃったけどお前が言うなって感じなんだろうけどさお前コミュニケーション全然取れてないじゃねーかよみたいな感じの人間が言うなって思うかもしれないけれどもただ学術的な部分で言うとやっぱそういうコミュニケーション論ってそういう部分じゃん。
うん。
わからないからなんとなーくこう差別してるっていうのがこのブラック差別問題の多分根幹でもあると思うんだよ。
ちょっとここで一個ちょっと面白い言葉というかを紹介したいんだけれどもイギリス人は歩きながら考えるフランス人は考えた後で走り出すスペイン人は走った後で考えるでは日本人はどうかというと日本人は誰かが走っているから後をついて走るっていう言葉がある。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
これそれぞれの国籍の人たちのなんかいわゆるなんだろうそういう国民性みたいなものを言葉にしたものなんだけど日本人っていうのはとにかく主体性がないよっていうのを皮肉った言葉なんだよね。
スピーカー 2
あーはい。
スピーカー 1
だから結局自分でこうもんだだからこうなんだっていうのでこのブラック差別って起きているわけじゃなくてブラック悪いんだ危険なんだ危ない奴らなんだみたいなのを言われたことでなんかそういう気になっちゃう。
うん。
自分の意見じゃないじゃんそれって。
そうだね。
そう周りがやってるからじゃあ自分も野郎なんだよあの事例の男性特にそうじゃん自分がいざ非差別対象になるかもしれないっていう時に自分が言われるかもしれないみたいなさなんか意識で結局なんか自分がどう思ってるかじゃないんだよね。
はいはい。
であともう一個ファニーバレンタインも同じこと言ってるじゃん似たようなことか同じことっていうか。
スピーカー 2
あそうなんだ。
スピーカー 1
円卓に座って右と左にこうナプキンが置いてあってじゃあどっちをこれ取るのが正解かっていう問いかけをしてちなみにこれどっち取るのが正解だと思う。
あの結婚式場とかでさ円卓でさこう座るじゃんで自分の座ったところの右と左にナプキンが置いてあるわけよ。
うん。
でもちろん自分のは一個なわけじゃんどっちが正解だと思う。
スピーカー 2
え右。
スピーカー 1
違うんだよこれはね最初に取ったものに従うが正解なんだよ。
スピーカー 2
あそうなんだ。
スピーカー 1
だって例えばさ俺と小片郎が隣同士に座っててさで俺が小片郎の右にいて俺が左のナプキン取って小片郎右のナプキン取ろうとしたらさ取れねえじゃん小片郎。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で俺が小片郎のナプキンあ左のナプキン取ったら小片郎はもう左手にある左手側にあるナプキンを取るしかないんだよ。
だって右にないんだもん。
あーはいはい。
そうまあそういうことを言ってるのファニーバレンタイン大統領ね。
スピーカー 2
あーそうなんだ。
スピーカー 1
あごめんあのマジで反応されちゃうと俺困るんだけどこれネタね。
スピーカー 2
あそうなんだ。
スピーカー 1
これジョジョだから。
スピーカー 2
あそういうこと?
スピーカー 1
そう。
まあファニーバレンタインもそういうことを言ってるわけよとにかく。
で結局さこのブラック差別問題に俺すごい似てるなと思ってさ。
だから誰かが何かをこう言ったんだよねきっと。
でそれがどんどんどんどんこう広まってっちゃうみたいな。
だから結局最初に取った理由もわからずになんかそれが正しいみたいな感じでこう伝わっちゃうみたいな。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
バレンタイン大統領は正解は最初に取ったものに従うって言ってるけどこれ実際右か左かって言われたらどっちも正解じゃないわけよ要は。
どっちでもいいんだよ。
ただ円卓のルール上を最初に取ったものに従うしかなくなるっていうだけなのね。
うん。