1. 「大人の近代史」今だからわかる日本の歴史
  2. #148森鷗外「舞姫」クズすぎる..

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ドイツ留学中の豊太郎が舞姫であるエリスと出会い恋仲へと発展していく。

しかし日本での出世を諦めきれない豊太郎は最終的に妊娠していたエリスを捨て日本に帰ることを決断する。

個人主義になりたくてもなれない葛藤を描いた作品。 ------------------------ ★番組運営のため寄付を募集しています☞ https://otokin.com/sponsorship ★Instagram☞ https://www.instagram.com/otonanok/

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サマリー

「舞姫」という小説は、森鴎外によって書かれています。この小説では、明治時代の日本とドイツの違いや、主人公である豊太郎とエリスの交流が描かれています。森鷗外の自伝的フィクションである「舞姫」では、主人公のトヨタロウが舞姫のエリスとの関係に悩んでおり、出世のチャンスとの板挟みに苦しんでいます。そして、森鷗外の小説「舞姫」では、明治時代の日本の社会構造や自由と責任の板挟みである葛藤が描かれ、豊太郎のイエスマンの葛藤や結末の不完全さが伝えられています。

目次

森鴎外と舞姫
スピーカー 2
詩人、高村幸太郎は言った。
僕の前に道はない。僕の後ろに道はできる。
始まりました。大人の近代史、よろしくお願いします。
スピーカー 1
よろしくお願いします。
まあ、なんとなく言いたいことはわかるけどって感じだけどね。
ね。なんかこれ、歴史って感じがしない?
まあ、そうだね。確かに。
スピーカー 2
そうそう。なんか、未来はさ、わかんないけど、
過去はさ、確実にこの歴史ってあるわけじゃん。
そんな感じがするんで、ちょっと選びました。
スピーカー 1
なるほど。大人の近代史にふさわしいね。
スピーカー 2
ね。このさ、詩って、なんか、僕っていう使い方してるところがなんか引き付けられたんでね。
スピーカー 1
そう?
スピーカー 2
なんか、これ俺のだとなんかちょっとさ、あれだなと思って。
スピーカー 1
まあ、そうだね。俺のっていうとなんか強い感じがしちゃうからね。
スピーカー 2
ね。なんか、あ、もういいって感じになっちゃうけど。
まあ、ということで、今日は永丸がどんな道を照らしてくれるのか楽しみです。
スピーカー 1
なんか、割と普通な気がすんな、それ。
スピーカー 2
普通だよ、いつも。
スピーカー 1
あ、そう?
はい。えっと、今日はあの、にじさんからリクエストもらってた、
森鴎外の舞姫やりたいと思います。
スピーカー 2
おお、文学できた。
スピーカー 1
うん。一応ちょっとコメント抜粋で読むけど、
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
森鴎外の舞姫をリクエストします。
教科書で習ったので懐かしく思う大人もいらっしゃるかもしれません。
立新出世を求められた明治時代。
国秘留学生が現地妻を捨てるお話。
豊太郎を許せない最低。当時そう思ってました。
主人公豊太郎を取り巻く時代背景や立新出世のプレッシャー。
恋人エリスとの葛藤が面白い作品だと思います。
で、まあコメントいただいてます。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
まあぶっちゃけね、もうこのコメントの通りなので、
あえてじゃあ何を解説するのかって話になっちゃうんだけど、
ただ、たぶんね、にじさんも言ってた通り、
教科書に載ってたから、
結構な割合でこの話知ってる人多いと思うんだよ。
スピーカー 2
あー、俺は正直覚えてないね。
スピーカー 1
あのね、ちょっと載ってたか載ってないかね、俺もううろ覚えなんだけど、
載ってたとしても俺授業でやってないのよ。
スピーカー 2
あー、はいはい。
スピーカー 1
だから、あの全然学校じゃないところでこれは普通に知ったから、
なんか俺の中ではあんまり教科書に載ってたっていうイメージじゃなくて、
まあこれちょっとその教科書なのか世代なのかちょっとわからないけど、
地方のあれなのかもしれないし、地方というか地域?
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、違うからさ。
だからもしかしたらその辺なのかもしれないけど、
まあ教科書に載ってたっていうのは結構有名で、
それで教科書で習ったっていう人も多いんだよ。
だからこのオトラの方も聞いている方も、
あ、知ってる知ってる懐かしいっていうちょっと思いに浸りながら、
ちょっとこの今日の回聞いていただけたらなと思います。
スピーカー 2
はいはい。
豊太郎とエリスの出会い
スピーカー 1
じゃあちょっと早速なんだけど、
まず森鴎外、ちょっと簡単にね説明すると、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
森鴎外は1862年に生まれたんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
まあ幕末だよ。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、1922年にまあ背血格で亡くなるんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
まあ60歳で亡くなってるんで60年間まあ生きた人なんだよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
でさ、森鴎外って言うと多分舞姫とか、
そういう小説っていうイメージが強い人が圧倒的に多いと思うんだけど、
あ、まずこの人一応森鴎外っていう名前じゃなくて、
森凛太郎っていう名前なわけよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
鴎外はまあその小説家としての名前なわけね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、森鴎外はめちゃめちゃ頭いいんだよ。
スピーカー 2
あ、そうなんだ。
スピーカー 1
そう、この人東大医学部卒なんだよね。
スピーカー 2
へえ。
スピーカー 1
もう超優秀エリート。
スピーカー 2
はいはい。あ、なんかだから医者だったの?
スピーカー 1
あ、そうそう。医者だよ。
スピーカー 2
そうだよね。なんか俺そのイメージがあったわ。
スピーカー 1
あ、ほんと。さすがだね。もう歴史家としての鴎太郎はやっぱ違うね。
スピーカー 2
いえいえ。逆になんか俺文学があんまりだから。
スピーカー 1
いやいいよいいよ。そういうの。
で、森鴎外って陸軍軍医をやりながら、
その小説家、まあペンも取って小説家としても活躍してたっていうさ、
二足のわらじを履いてた、まあ結構すごい人なんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
まあ普通小説家ってさ、小説家一本でさ、もう、
それだけにこうのめり込んでやってる人が結構多い中、
軍医やり、まあ普通にだから職業を持ってて、
何だろうな、副業じゃないけどさ、まあ小説家としても活躍したっていう、
もうすごい才能あふれる。
で、医者ってことは理系じゃん。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
理系最高峰にいて、で、文学もかけちゃうわけだから、
文系としてもかなりの才能を持つだってことでしょ?
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
まあとにかくそんだけ才能あふれる人だったっていう、
ちょっと森鴎外についてちょっと簡単に触れたけど。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
そう。で、早速じゃあ舞姫のあらすじに入りたいんだけど、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
ちなみに舞姫ってめちゃめちゃ短い話なのよ。
スピーカー 2
ああそうなんだ。
スピーカー 1
うん。ちょっとページ数ちゃんと覚えてないけど、
まあ何十ページかぐらいで、100ページはないと思う。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
そんぐらいなんだよ。だからすごい読みやすいんで、
まあちょっと今日の話聞いて懐かしいなとか、
面白そうだなって思ったらちょっと是非読んでほしいんですけど、
っていうのと、ちょっとあと一個先に補足というか、
ちょっと言っておくと、
私が読んだのは、舞姫の現代語訳です。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
要は森鴎外がガチで書いてるやつは、
読んだことないんですね。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
なんで読んだことないかっていうと、もう難しいって聞いてるから、
いいやって思って。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
そう、現代語訳を読んでるので、
そんなので文がこう語るなっていう、
ちょっとお声は聞こえてきそうですが、
ちょっとご容赦いただきたいっていうところですね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、舞姫のあらすじに入るけれども、
まず登場人物はね、ちょっと3人を覚えてくれればいい。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
1人がまず、豊太郎。
これ尾形郎じゃないからね、一応言っとくと。
スピーカー 2
え、そりゃそうだな。
スピーカー 1
あの、違う違う。
これ物語こうね、あらすじこの後説明するけど、
尾形郎じゃんとかって多分思う人絶対出てくるんだけど、
ちょっと違う違う違うって一応言っとくんで。
あの豊太郎なんで尾形郎じゃありません。
で、まず1人がその豊太郎で、
で、もう1人がエリス。
スピーカー 2
おお、なんか外国の人の名前のような。
スピーカー 1
そう、あのまあドイツ人なんだけど、
これがまあこの舞姫なんだよ、要は舞姫。
本作のこのヒロインであるエリス。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
で、あと藍沢っていうのがいるのよ。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、藍沢はまああの豊太郎の親友だと思ってください。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
で、ちょっと豊太郎を簡単に補足しとくと、
豊太郎は東大法学部卒のもう超エリート主催。
で、官庁に勤められるぐらいのもう超絶エリートで、
で、その官庁の人たちがちょっと語学勉強しにベルリン行ってきなよっつって、
まあベルリンっていうかドイツね。
まあドイツ行ってきなよっつって、
公費でベルリン留学をさせてもらえてるような超優秀な人なわけよ。
はいはい。
ちなみにね、これ森妖怪だから。
スピーカー 2
あ、そうなんだ。
スピーカー 1
豊太郎って。
森妖怪だと思ってもらっていいと思うよ。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
一応ね、この話自伝的フィクションって言われてて、
まあ要は実際森妖怪がそのドイツ行ったりもしてるんだけど、
だから森妖怪のことを自伝的に、で、フィクションも織り混ぜながら書いてるっていう作品なのね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
そうそう。で、ちょっとあらすじのとこ入るけれども、
まあそんな感じで豊太郎すごい優秀な人材だから、
まあドイツに留学してきなよって言って、
まあドイツに留学行くわけよ。
うんうん。
で、まあもともと自分もドイツ留学を希望してたっていうのもあるんだけど、
まあ希望していたドイツ留学をさせてもらえることになるわけね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
で、当時の、まあ当時のっていうか要は明治時代の日本と、
まあ当時のそのドイツをこう見てみたときに、
まあ大きくなんか違ったものがあって、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
ドイツはすごく自由に感じたんだよね。
スピーカー 2
あーそうなんだ。
スピーカー 1
そう、日本は不自由だなっていうことに気づかされたのよ。
うんうん。
どういうことかっていうと、
まあ日本っていうのはさ、幕末からこう明治維新に切り替わってさ、
今まではさ、こう幕反体制とかさ、
まあ武士が偉いとかそういう身分差があったりとかさ、
もう家が大事とかそういう価値観の中で、
急に明治時代になって、個人主義にこう切り替えようとしてた最中だったのよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
で、ドイツはもうそんなことなくて、
個人主義っていうのが芽生えてて、
もう自分でやりたいことは自分で決めましょうみたいな風潮があったけど。
うんうん。
だから、なんか日本って不自由だな、
ドイツはすごい自由でいいなみたいな感じで、
勉強に来たんだけど、
スピーカー 2
勉強以外のことにちょっとこう目が行っちゃってたりしたのよね。
スピーカー 1
はいはい。
まああるあるじゃん。
今までさ、こう束縛されてさ、
もうがんじがらめでさ、
受験勉強ばっかやってきた人がさ、
大学入ったら大学デビューしちゃうなんていうのはさ、
今でもあることじゃん。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
まあそのイメージでいいと思う。
うん。
まあそんな豊太郎が、
ある日、教会の前で泣いている、
まあ16歳、17歳ぐらいの女の子を見かけるのよ。
うん。
まあこれがさっき言ったエリスね。
スピーカー 2
おお、はいはい。
スピーカー 1
そう。
で、エリスに、
まあそもそもなんだけど、
豊太郎は決してナンパなやつじゃなくて、
女がいたらひょいひょい声かけるような、
まあいわゆる小ヶ太郎とはちょっと違うのよ。
スピーカー 2
いやいや、俺そういうのできないタイプだから。
スピーカー 1
いやいや、いいよいいよ。
もういいよ。
まあわかったわ。
おときん用のキャラクター設定ね。
よし。
スピーカー 2
いや、ほんとだから。
はいはい。
スピーカー 1
で、泣いていったわけよ、エリスが。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、豊太郎は、
まあなぜか、そのときは声をかけたのよ。
うんうん。
まあで、泣いている理由を聞いたら、
父親の葬儀代がないんだって。
スピーカー 2
ああ、はい。
スピーカー 1
まあ父親が亡くなっちゃったんだけど、
その葬儀をあげるためのお金がなくて、
母親から、
まあ要はちょっと、
簡単に言うとだよ、
簡単に言うけど、
ちょっとお金持ちの男のところ行って、
もうお前を売ってこいみたいな、
そんな感じのようなことを言われたのよ。
スピーカー 2
ああ、はいはい。
スピーカー 1
まあ超簡単に言ってるけどね。
だから、まあもちろんそんな嫌だし、
でも葬儀代はないからどうしようって言って泣いてたの。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
で、まあここちょっとごちゃごちゃするから
簡単にまとめちゃうと、
豊太郎は結論から言うと、
葬儀代を苦命してあげたのよ。
はいはい。
そう、まあ時計をあげたんだよね。
金の時計を。
豊太郎とエリスの交流
スピーカー 1
自分が身につけてた。
うん。
で、まあ要はエリスに恩を売ったわけ。
はいはい。
で、エリスは、なんかその恩を受けたことによって、
ありがとうございますっていう感じになって、
ちょっとこう豊太郎のこと、
まあいいなって思ってたんだろうね、きっと。
そういう描写はないんだけど。
うんうん。
で、エリスと豊太郎の交流が始まるのよ。
それをきっかけに。
はい。
で、ただあくまでも当初は、
その先生と教え合おうみたいな感じの関係で、
エリスって貧しい出身だから、
あんまりこう勉強とかできなかったから、
いろいろその豊太郎が持ってる本を読ませて、
言葉とかもしっかり教えてあげたりとか、
そんな感じの関係だったわけ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
あ、ちょっとごめん。
舞姫エリスの苦悩
スピーカー 1
あの話飛ばしちゃってたけど、
エリス舞姫って話したじゃん。
うん。
エリスはあの、ヴィクトリア座っていうところで、
まあ舞姫って要はダンサーだと思ってもらえればいいんだけど、
まあダンサーをやってたんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
で、15歳の時からその舞を習って、
で、まあヴィクトリア座でダンサーやってたんだけれど、
舞姫やってたんだけど、
ただ、この舞姫の給料っていうのはものすごく低いのよ。
スピーカー 2
あーそうなんだ。
スピーカー 1
うん。
決して花型の職業っていうよりはどっちかっていうと、
なんだろうね、ちょっとピンクな感じ?
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
どっちかっていうとね。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
だから舞姫実際やってる他の人たちっていうのは、
そういう癒やしい方で、どっちかっていうと、
稼ぐ人も多かったのよ。
スピーカー 2
あーそうなんだ。
スピーカー 1
うん、まあ立ちん坊だね。
あの、簡単に言っちゃうと。
スピーカー 2
あ、あれ、この人外国から、
ドイツで生まれたわけじゃないんだっけ?
スピーカー 1
ん?誰が?
エリス。
エリスはドイツ人だよ。
スピーカー 2
あ、ドイツから来たんだよね。
スピーカー 1
違う違う、今ドイツにいるのよ。
スピーカー 2
あ、ごめん。
スピーカー 1
だから、ドイツに留学してんだってドク太郎が。
あ、ごめんごめん。
スピーカー 2
ごめんごめん。
そっか、今日本を想像してたわ。
ごめんごめん。
スピーカー 1
全然日本関係ない。
あの、日本の話は一切出てこない、ちなみに。
スピーカー 2
うん、あ、ドイツでね。
OKOK。
スピーカー 1
で、まあそういう癒やしい行為で稼ぐ人も多かったんだけど、
その中エリスっていうのは結構厳しい育ちはしてたから、
厳しく俺らに育ててられてたから、
そういうことはしなかったわけ。
まあエリス自身も結構大人しい性格っていうのもあったんだけど。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
で、まあそんな感じでトヨタロウとエリスがこう仲良くしてるのを、
トヨタロウの同僚がね密告するのよ。
うん。
あいつ全然勉強してないっすよって。
コーヒーで女と遊んでますよみたいな。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
そう、だからトヨタロウはそれがきっかけで、
日本に戻ってこいって言われたんだけど、
その命令を無視したがために、
まあ職を失うんだよね。
うん。
だからコーヒーでドイツ留学してたけど、
あの、切られちゃったわけよ、もうお金をバツッと。
トヨタロウの出世のチャンス
スピーカー 1
まあ職も失ったし。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
で、そんな中助けたのが、友人の藍澤。
うん。
藍澤は日本の新聞社のドイツ駐在員として、
トヨタロウを紹介して、
それで新聞社にトヨタロウを務められることになったんだよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
まあ主に翻訳とかの仕事だね。
うん。
で、家はエリスの配慮で、
エリスの家に同居することになったのよ。
ちなみにエリスは父親死んじゃってるから母親とエリスね。
はいはい。
家族構成としては。
うん。
で、そんな中同居して、
で、ここからはもう本当に完全に小田舎になるのよ。
スピーカー 2
あーそうなんだ。
スピーカー 1
そう。まあ別に何かこう描写がいっぱい書いてあるとかじゃないんだけど、
この期間でエリスは妊娠をするのよ。
はいはい。
そう。で、妊娠をして、舞姫だったじゃん。
もちろんそんなんだから、あのもう仕事できないつってクビになっちゃうのよ。
うん。
だから収入はトヨタロウのその新聞社の収入、
まあこれは収入は少なかったのよ、ただ。
と、エリスのその舞姫の給料だったんだけど、
エリスは完全にこの時点でクビになっちゃって、
トヨタロウのもう細々とした給料しかなくなっちゃったわけね。
はいはい。
まあそんな中、また藍沢が出てくるんだけど、
藍沢はとある大臣、これは日本の大臣ね。
日本の大臣の秘書官をやってたんだけど、
その藍沢がその大臣と一緒にドイツに来て、
トヨタロウの現状をこう聞くんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
まあ正確に言うと大臣はまだそこにはいなくて、
藍沢とトヨタロウで会って、
で、トヨタロウ今どうなのみたいな感じで聞いて、
で、まあなんか話を聞く感じならず、
女にうつつを抜かして才能あるのにもったいないなって、
多分藍沢は思ったんだろうね。
だからエリスとの仲を立って、
出世街道に戻ったらいいじゃないかって、
そのチャンスを自分はあげられないけど、
大臣に合わせるぐらいはできるぞみたいな感じで言って、
トヨタロウはここでイエスって言うんだよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
これね一応弁解はあるんだけど、
トヨタロウは要はノーって言えないらしいのよ。
イエスマンなわけ。
スピーカー 2
そうなの?
スピーカー 1
うん。あ、そう。これイエスマンなわけよ。
で、まあこれはちょっと後々解説もするけど、
で、そんな感じで大臣と会って、
で、大臣がロシアに行こうとしてたのよ。
うん。
で、ロシアへの通訳として、
ちょっとトヨタロウの力を借りたいっていうことで、
ちょっと一緒についてきてよって言われて、
まあもちろんトヨタロウイエスマンだからイエスしか言えないから、
出張に行くことになるのよ、一緒に大臣とね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
で、そのロシアへの一緒の随行旅行で、
旅行っていうか出張で、
ものすごく大臣から気に入られるのよね。
合格力が堪能だし、めちゃめちゃ役に立ったから。
スピーカー 2
はいはい。
エリスの発狂と別れ
スピーカー 1
で、その一方、エリスからはもう毎日毎日手紙が届いてたのよ。
うん。
まあ要はエリスは1日タリトンも離れるのは嫌だったけどっていうところで、
あのもう毎日毎日手紙返したわけね。
うん。
まあロシアはそんな感じだったわけ。
で、ロシアから戻ってきてトヨタロウは、
家帰ったら、なんか山のようなおむつを目にするわけよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
もうなんだろうね、簡単に言うとめちゃめちゃプレッシャーかけられてたわけね。
うん。
もうエリス、もうすぐ赤ちゃん生まれてくるわ。おむついっぱい用意した。私縫ってんの?みたいな感じでさ、
もう山ほどのおむつが用意されてんのよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
まあそんな中、トヨタロウは大臣からまた呼び出された。
うん。
そこで大臣に、なんか相沢から聞いたけど、別にこのドイツにしがらみもなんもないって聞いてるよ。
一緒に帰ろうよって言われたのよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
まあもちろん一緒に帰ろうよっていうのは大臣と一緒に働きましょうっていうことね。
要はあなたにまた出世回答を用意しますよみたいなそんな感じね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
で、当たり前だけどさ、もうこんなチャンスは二度とないわけじゃん。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
ここで断ったらもう相沢からもあいそつかされるかもしれないし、
まあもちろんこんなに日本の大臣クラスとさ、そんな直接接手を持つなんてことももう普通に考えたらないし、
っていうところでこの機会を逃したらもう自分の名誉挽回って絶対ありえないなっていうのも感じてて、
プラス豊太郎はほらイエスマンじゃん。
スピーカー 2
まあ彼女に対してはノーを突きつけたけどね。
スピーカー 1
いやだからこれもまた正確に言うとノーを突きつけてないんだけどね。
あ、そうなんだ。
そう、豊太郎イエスって答えるから。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
で、その帰りにもうめちゃめちゃね、あの思い悩んじゃうわけよ。
エリスのことが決して嫌いとかうざいとかそんなことは一切ないんだよ。
あのちょっとオムツが大量にとか言っちゃったからちょっとネタっぽくなっちゃったけどさ、
全然そんなことはなくて、まあマジ純愛なわけよ。
はいはい。
で、エリスへのその思いと期待されてる?
まあ帰ったら日本に帰ったら出世街道にまた戻れるっていう、
まあしかもすごいめちゃめちゃ期待もされているっていうその思いとで板挟みになっちゃうのよ。
うん。
スピーカー 2
でもうなんかうわ苦しいみたいな感じになって倒れちゃうわけよ。
スピーカー 1
はいはい。
まあ倒れて何とかこう這いずりながら家まで行って、でそこで気を失って数日間寝込むって感じなんだけど。
うん。
めちゃめちゃ思い悩んだのがなんかそこでは伝わってくるけど、
で数日間寝込んでいる間に、まあトヨタロウは寝てるよ。寝てるけど、
相沢が訪問してくるのよ。まあもちろんその病状心配だし大臣からも言われたんだろうね。
トヨタロウ大丈夫なのって。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
そうで相沢が訪問して、でエリスにもうペラペラ喋るのよ。
トヨタロウ帰るよって。日本帰るよって。
うん。
でエリスは初めてそこでトヨタロウが自分に黙って帰国しようとしていたことを知ってしまうわけよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
ここでエリスはもう発狂するのよ。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で発狂してマジでおかしくなっちゃったの。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
一応パラノイアって書いてあったけど、まあなんだろうねもう気が狂っちゃったって言えばいいのかな。
うん。
なんか赤子帰りみたいな。
スピーカー 2
あーはいはい。
スピーカー 1
で医者からはもうこれ治りませんって言われちゃったの。
うん。
でトヨタロウ目覚めてそんなエリスの姿を見てもうどうしたらいいんだみたいな感じになっちゃうじゃん。
でもトヨタロウはそんなエリスとまあエリスが身を持っている子供を置いて帰国すんだよね。
うん。
でエリスの母親に一応その生活資金、まあわずかばかりだけど生活資金を渡して生まれてくる子供のことも頼みましたつって帰っちゃうんだよね。
うん。
でこんな感じの話なのよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
でちなみになんだけどこの話はあの回想的に書いてて、帰国してベトナムの港に寄っている時に忘れないように書き記しておこうみたいな感じでこう回想が始まるみたいな書き出しで書いてんのよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
そうまあそんな感じの話なわけね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
多分ちょっと大人の人ああ懐かしいそんな話だったトヨタロウマジクソだなとかっていうね多分感想だったと思うんだけど。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
ちょっとこの話じゃあトヨタロウがただただクソ野郎でしたっていう話を別にさあのさちょっと言ったけどさ森鴎外のこれ自伝的フィクションって言われてるわけじゃん。
うん。
森鴎外がさ自分のことをさお前クソだなとかっていうように書きたいがために書いたわけじゃないわけよ。
スピーカー 2
あーそうなんだ。
スピーカー 1
うん。一応ちょっと弁解しとくとフィクションだからあくまでもフィクションだから森鴎外が全部この通りのことをやったわけではないので一応そこはちょっと触れておくけど。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
ちなみにちょっと話余談なんだけどエリスにはモデルがいてまあエリーゼっていう女性らしいんだけど。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
でこのエリーゼとリンタロウが要は恋仲になっててまあリンタロウってあの森鴎外ねあの森鴎外なんだけど恋仲になっててで森鴎外は日本に帰るっていうのは事実としてあったわけよ。
でそのエリーゼはリンタロウに会いに日本にまで来てるのよ。これは実は。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
でただそこで結婚はせずに帰っちゃった。
うん。
っていうのがまあ実際の話なわけね。
はいはい。
そうまあ一応モデルはちゃんとそういう風に存在したっていうところでもあのなんだろうちょっと現実とフィクションを織り混ぜたような作品なんだけどね。
うん。
でちょっと最後解説に簡単に触れるけどこれ結局何が言いたかったのかっていうとちょっと初めの方に触れたけどさ日本ってさ江戸時代はさ家が中心の社会だったんだよね。
うん。
自由とかそういうのじゃなくて全て何か決めるにしても家まあ親っていう言い方でもいい。
でもうちょっと集団を大きくしてもいい。
あの例えば村だったり町だったりまあ主従関係があったらその主の方でもいいし江戸時代全般で言ったら国家っていう枠組みはちょっとないけど藩は国みたいなものじゃん。
藩だったら藩が一番偉いし幕府だったら幕府が一番偉いみたいな感じでとにかく上の命令は絶対でそれが中心の社会だったわけよ。
はいはい。
で明治以降っていうのはそれを撤廃してもうみんな平等ですよ個人の自由ですよっていうのを表向きは社会を変えようとしてたわけよ。
スピーカー 2
はいはい。
社会構造と家中心の葛藤
スピーカー 1
ただ実態としては全然決して表向きはその個人主義を歌っての顔はしてたけど自分の意思で全て自分の行動を決めるなんていうことは決してできるような時代じゃなかったのよ明治時代であっても。
うん。
根っこの部分は結局その家中心の江戸時代のまんまじゃんっていうところ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
さっきも言ったけどここでいう家っていうのは国家っていう概念も含むからね。
うん。
だからこの話って結局何が言いたかったかっていうとドイツっていう超自由な空気に触れて日本は不自由だなって感じたって本当に初めの方に言ったじゃん原筋のところで。
うん。
自由に生きたいっていうその自分の意思と日本人としてただ守らなければいけない自分っていうものもあるわけよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
この板挟みであり葛藤っていうのを描いた作品なんだよね。
スピーカー 2
おーはいはい。
スピーカー 1
そうそれを要はエリスっていう恋人と出世とか期待でもいいよもう上からの命令っていうところをの葛藤をこの小説で表してるんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
だからさあの話の中で豊太郎イエスマンっつったじゃん。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
それはそういうことなの上からの命令とかそういう家中心っていう社会構造からは逃れられず意にそぐわないことでもイエスと言ってしまう自分がいてこれが古い監修と新しいその時代の考えの葛藤であるっていうことをこの話を通じて森鴎外っていうのは伝えたかったんだよね。
はいはい。
でまあもちろんこれ結末としてはさ全然いい結末になってないじゃん。
そうだね。
うん。だからまあとにかく結局のところ新しい時代の到来だ到来だっつってても古い監修からは逃げられないんじゃないのっていうのを言いたいわけなんだよね。
スピーカー 2
あーはいはい。
スピーカー 1
そうそこが一番伝えたかったことなんじゃないかって言われてて。
スピーカー 2
あそうなんだ。
豊太郎の葛藤と結末の不完全さ
スピーカー 1
うん。まあそんな感じで今日のあの舞姫は終わりになるんだけどじゃああとは尾形郎ちょっと感想をお願いします。
スピーカー 2
そうだね俺この物語本当に知らなかったに等しいぐらいなんだけどただただエリスが傷つけられた感はやっぱ否めないなっていうのは感じだけどね。
スピーカー 1
まあそうだよ現代的な価値観で言ったらもう間違いなくそこにしかならないと思うよ。
スピーカー 2
そうだねだからそうなんだ現代的な価値観なのか。
まあ最初から貫いてれば誰も傷つかなかったけどやっぱりそこはドイツっていう国に触発された部分もあったのかな。
スピーカー 1
まあそうだろうねやっぱりね今までさがんじがらめになってた人が自由になってさだから言ったじゃん大学デビューなんだよ大学デビューってそういうもんじゃん。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
そうだからもう本当そうなんだよ大学デビューの話なんだよこれ簡単に言っちゃうとでただその気持ちもまあわからなくはないよねっていうところは俺はあるし実際。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で自分が豊太郎だったらじゃあどうしたかとかっていうのもこういろいろ考えてみるとなかなかね難しい話だよね。
スピーカー 2
そうだねまして子供がね妊娠させちゃってるっていうところもねあるしね。
スピーカー 1
うんしかもエリスはもう完全に廃人になったからね。
スピーカー 2
ああそうだよねその後も今まで通りにはなれなかったんだろうなっていうのを感じるしね。
スピーカー 1
まあこれはあくまでもフィクションだからあれだけどあのもう治らないって医者に言われてる描写もあるぐらいだからもうそういうもんなんだよね。
まあもちろんそれはさ話としてさ豊太郎をめちゃめちゃそれでも見捨てるのみたいなところを強調したかったんだと思うんだけど実際のところは。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
まあなんでちょっと冒頭でも言った通りちょっとこう豊太郎は小ヶ太郎って勘違いする人も出てきちゃうかもしれないけどそれは違いますとちょっと断言しておくんで。
スピーカー 2
俺は全く関係ないし。
スピーカー 1
いや太郎つながりで似てるじゃんなんかなんだろう才能あふれてて女性にモテて女を捨ててっていうところはなんか一緒かなってまあその捨て方はこんな雑じゃないけど。
スピーカー 2
どうした今日。
なんなんだそれ。
でもだからあれなの舞姫っていう名前なのこれタイトルが。
どういうこと。
なんかエリスがそのなんだろうそういう感じの仕事をしてたから舞姫っていうのと豊太郎がそのドイツでちょっとこう舞い上がっちゃったっていうようなその感じをかけた舞姫なのかな。
スピーカー 1
違う違う舞姫っていう職業をつけただけ。
スピーカー 2
そこはないかそっか。
スピーカー 1
なんかねエリスっていうタイトルにするみたいなのもあったらしいんだけどちょっとごめん俺もちゃんといきさつは知らないけどなんかちゃんと理由があってなんか舞姫にしたらしいよ。
スピーカー 2
ああそうなんだいやなんかそのなんだタイトルのセンスもやっぱさすが森鴎外だなってちょっと思っちゃった。
スピーカー 1
まあねなかなか俺は作品としてすごい読みやすい。
読みやすいのはあくまでも現代語訳の方だけど短いし読みやすくてすぐ読めるから。
今日これやるのに2回読んでんだけど1時間あれば1回読めるから。
スピーカー 2
ああそうなんだ。
スピーカー 1
そんぐらいの分量なんだよだからね。
まあなんだろこんな言い方変だけど楽だった。
スピーカー 2
そうなんだ。
スピーカー 1
金閣寺とかに比べたらもうはるかに楽だよ。
読みやすい。
現代語訳だし。
スピーカー 2
そうだねぜひオトラの方も読んでみて感想とか教えてくれたら嬉しいです。
スピーカー 1
そうであと俺はさちょっと最後に言っておきたかったのがさ文学は小片郎がやってもいいんだよっていう。
スピーカー 2
ああ俺やっていいの?でもなんかそのオトラの視線もあるからさ。
スピーカー 1
いやだからじゃあちょっとコメントでちょっと教えてほしいんですけど小片郎に文学やってみたいっていう方はぜひちょっとリクエストとコメントでください。
スピーカー 2
いやねほんとね文学好きな人は本当に文学好きだからなんか僕みたいななんか素人が手出すと怒られちゃうんだよね。
スピーカー 1
いやだって俺も素人だよ。
スピーカー 2
いやいや文学部じゃんそもそも大学で。
スピーカー 1
関係ないもん日本文学は。
でさっき冒頭にも言ったけどさ俺現代語訳しか読んでないからね舞姫。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
だからえ現代語訳しか読まない原文読まないで何が文学語ってるんだよみたいな人絶対いるから。
そういう人もちょっとコメントください批判は大いに受けます。
スピーカー 2
それとあとドイツから聞いている方もぜひコメントください。
スピーカー 1
お願いします。
スピーカー 2
いたらね。
すごいよね。
じゃあということでもしよかったらこの番組のフォローしていただくとますます私たちやる気が出ますんでよろしくお願いします。
スピーカー 1
はいフォローポチッとお願いします。
スピーカー 2
はいそれでは最後まで聞いていただいてありがとうございました。
スピーカー 1
ありがとうございました。
28:02

コメント

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