1. おおさかBookラジオ〈大阪×本×声〉
  2. #196『ノンタンのたんじょうび..
2023-06-23 05:15

#196『ノンタンのたんじょうび』キヨノサチコ 『蜘蛛の糸』芥川龍之介

#196『ノンタンのたんじょうび』キヨノサチコ 『蜘蛛の糸』芥川龍之介

『100人の声をあつめたい』のお話も聞きました→https://youtu.be/JdvneYKwuFQ

00:07
子供の頃に好きだったのは、ノンタンのシリーズの、あれの、なんか、私が通ってた歯医者さんにあった本なんですけど、
歯医者さんだったかな、内科だったかな、忘れたけど。
そう、ノンタンがいて、みんな何してるの?って声をかけるんだけど、みんな無視するんですよ、ノンタンのこと。
ノンタンには内緒って言って。
ノンタンがすっごい寂しがってるんですよ。
なんでみんな僕だけ仲間外れにするんだよ、わーって言って。
で、山の中で一人ぼっちで泣いてて、みんな嫌いって言ってて、泣いてて。
で、そしたらみんな急に、ノンタンって言って、ノンタンを家に引き戻してきて、そしたら、わーって言って、ノンタンへのサプライズパーティーを用意してて、
わーそうだった、みんなありがとうって言って。
そう、っていう本があって、で、最後にノンタンクッキーの作り方みたいなやつが書いてある。
最初落としといって、ハッピーエンドに乗ってきて、最後はクッキーを作らせるみたいな。
かわいそすぎて、最初ちょっとかわいそう。
結構絵本とか読んでるんですか?
そうですね、絵本好きだったなー、そういう。
私、クモの糸が好きでした。
芥川龍之介の。
芥川龍之介の。
教科書でやって。
あれは、なんだろう、こう、なんだろう、細い糸にすがり寄っていって、落ちてしまう様が、なんか、なんだろう、
なんで好きなのかよくわかんないですけど、なんかその、なんか、ありようが、
私はちょっと、仏様ひどいなって思ったんですよ。
そんなの、なんか、そんなの人間なんだから、お前ら話せぐらい、言いたくなるよって思って、すごい私は、主人公に同情して、仏さんひどいって思ってたんですよね。
なんかそういう、なんで好きなんだ、なんかでもそういうちょっと、人のひどい、ひどいなって思って。
趣旨はそれじゃないと思うんですけどね。
でもなんか、いやでも自分も絶対それを言ってしまう側だろうなって思うと、なんか、世の中ってみたいな。
03:10
なんか、作文、読書感想文の、なんか、コンクールに出す作品みたいなものを先生が毎年選んでて、
その雲の糸を題材にする一個前の読書感想文がすごく良かったからって言って、今年も頑張ってって言われたんですよ。
で、題材に雲の糸を書いて、仏様はひどいと思いますって書いたら、あれはね、良くないよって言われて、いいじゃんって思って。
読書感想文を書いて、怒られてないんですけど、評価が下がっちゃったみたいな。
評価が良かった作品はなんだろう?
夢を煮る鍋って言って、なんか忘れてたんですけど、女の子がなんか鍋でいろんな夢をかき集めてなんか煮ていくみたいな。
私はそれ多分、だからもうあんまり内容を覚えてないんですよ。
特に感動しなかった。課題図書の一つだったから書いたみたいな感じで、あんまり覚えてないんですけど。
それはなんか素直に、可愛いな、綺麗だな、そうなったらいいなみたいなことをつらつら書いたら、なんか良かったんですよね。
逆に思い入れがなかったから良かった。
思い入れがなかったから良かった。
運が自然になった。
そうかもしれないですね。
思いが強すぎるとちょっと。
そう、だから雲の糸、ずっと書きたくて雲の糸は。
でも、なんか思い入れが強すぎたんですよね。
かんだたの目線すぎ、みたいな。
05:15

コメント

スクロール