おれまたは、人生を無理やり楽しむための、人間サンキュレーションマン、です。
みなさんこんばんは、今日も始まりました、おれまたです。まず、自己紹介からいこうと思います。
宮口の元シナリオライター、翔太です。よろしくお願いします。
アッタン漫画家、キーワです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ということで、今日は吉田が体調不良ということでいないんですけども、
今回も収録ギリギリじゃないですか、結構日にち的に。
届かわりなく収録しないと間に合わないということで、僕ちゃんと考えてきたんですよ。
話題的に、吉田に聞きたいなーっていう話があったんで、それを聞こうと思ってた。
そういう時に限って、吉田くんがいないっていう事態が起こるわけで、
考えてきた話がないということで、今日何しようかって今ちょっと二人で悩んでたんですよね。
今日は本当に申し訳ないんですけどもね、話題がすかされたんで、急遽の話で考えたんですけど、
でも一個あったわ。定番の怖い話系で始めようと思うんですけども、
多分ね、こうやって今聞いてらっしゃるリスナーの方も、怖い話だったらちょっとなーって思った方もいたかもしれないんですけども、
多分話としたらそんなに怖くない。だけど話としたら怖くないけど、
俺としたらすごい衝撃的だったっていう出来事がありまして、
ちょっとしてみようか、最初に。それをオープニングトークとして。
岩井さんは怖い話好きじゃないですか。 岩井 大好きですよ。
いながら順次、大先生の会談ライブに毎年行ってたところから始まり、僕らは。かなり好きなわけですよね、二人とも。
岩井 大好きです。 なんだけど、実際、自分たちで不思議な話があったねっていう話も何個かしたんだけど、
本当のところ、実際ガチで見たりとかはしたことないわけじゃないですか。 岩井 ないっす。本当に。
ないよね、岩井さんは。 岩井 全く。ないないない。
不思議だな、でも偶然かな、でもそれっぽく思っただけで本当は違うのかなって言いながら、
実際のところ、本当の物体、物体じゃねえな、物体じゃないんだけど、そういうのだから。
わかんないことはお化けとか霊だから、いると思ってる。
岩井 お化けがいるかどうかなんでしょうか。 いないということを証明できないので、宇宙人に近いかな。
いないと言い切れないってことは、いるかもしれないから、否定するほどじゃないよね、ぐらい。
岩井 そう、ただ、いたら怖いなと思って。
まあ、俺もそう思うよ、小学生レベルだな。
岩井 そんなバカみたいなこと言ってるけど。
わかるわかる、でも俺もそうだね、まさにそうだと思うな。ただまあ、絶対いるとは言えないけど、いないとも言えないぐらいじゃないですか。
岩井 そうだね、だから否定はしたくないぐらいな感じかな。
だけど俺ついに見ちゃったんだよね。
岩井 マジで?待って待って、それはやっぱりスピリチュアルをやってるから、開いて見えるように。
その可能性あるよ、マジで。今まで一度も見たことないからね。
面白すぎるじゃん。
能力開花したっていう可能性は十分にあるんだけど。
大胆の目が、マジか。ちょっと興味深いな。
前置きも長くなれそうなんで、ちょっとこの話をしようと思うんですけども、ちょっと前にですね、かなり遠くまで車で行くことがあったんですよ。
途中止まったりとかはしたんだけど、2日間かけて移動するみたいな感じで。
山の中の某県と言っときますけど、結構遠い県で、僕らの住んでるところからはね。
本当、どいなかの高速道路を夜中に通った時があったんですよ。
で、一緒に行った人間が、助手席に一人と後ろの席に一人みたいな感じで夜中走ってたのね。
で、帰りのことだったんだけど、後ろの座席の人はもう疲れて寝てると。
で、助手席の人とちょっと喋りながら、まあだらだら高速道路を走って帰っているっていう時だったんですよ。
なんとなくまあずーっと同じような風景をずーっと走ってるっていう感じで。
その時に、えっとね、左車線走ってて普通に。さらにその路側帯のところに、なんかちょっと先に人いんなーと思ったの。
人がなんか歩いてるなーと思ったの。で、ちょっと近づいてきたら、なんか山節っぽい格好に見えたのね、俺は。
で、人いんなってぼーっと思ってたんだけど、普通に考えると高速道路だよ。いるわけなんかないんだよ。
そうだね、普通に考えたらね。
で、すごい近づいてきた時に、あ、人じゃねえと思ったのね。その直感的に。
あ、直感なんだ。なるほどね。
直感的に思って、あ、これ人じゃねえわって思って、その瞬間ゾッとしたわけですよ。
そして、ポカーンとちょっと見ながら通り過ぎた瞬間に、助手席の人をパッと見たら、助手席の人もゼックしてる感じだったのね。
え?って一瞬で通り過ぎて、え、今やべえなって言って、自分もあのサイドミラー見たら何もいなかったのね。
で、そしたら後ろの座席の人が目を覚まして、え、何?って言ったから、今人がいたでしょって言ったら、
え?人なんかいた?ってバックミラーで覗き込んだら、うん、誰もいないじゃんって、高速だよここって。
ポカーン そうだね。まずいないもんね、高速でね。
で、自分らもミラー見ても、バックミラー見ても、もう誰もいないと。なんだけど、確かに見た、二人で。
ポカーン ああ、面白いね。
で、二人とも直感的に、あ、やべえって思ったのね。それこそ稲川隼二夫に言うと、この世のものじゃなかったんですよねって感じ。
ポカーン なるほど、なるほど。
本当たったそんだけなんだけど、なんか見間違えかなじゃなくて、確実に見てるの。それを見ちゃった瞬間に、本当に見ちゃったなって思ったの。
ポカーン いいじゃないですか。
いや、たぶんこれの話だけ聞いて、大した話じゃないじゃん。もう世の中ね、すごい凝った公園はしんばるわけだから。
ポカーン うん、そうですね。
なんだけど、まあ、俺ついに見ちゃいましたっていう話なんですよ。
ポカーン ええ、でも山串っぽく見えたんでしょう?
いや、それはなんかでも、その県って山が多い県だったりするのね。
ポカーン うん。
あの、海のない県なんですよ。言ったらもうわかっちゃうかもしれないけど。
ポカーン はいはい。
だから、そういう山串伝説とか山串ってすごい繋がりがあるというかさ。
ポカーン まあ、天狗とかね。
全部が山串ってわけじゃなくて、そういう関係で山串の単語を出しちゃうと怖いから。
ポカーン うん。
だったかな、みたいな。
ポカーン いや、天狗ですよ、天狗。ただね、山串っぽく見えたんだとしたら、カラス天狗なはずなんですよ。
ああ、なるほど。詳しいっすね。
ポカーン カラス天狗っていうのはね、古いんです。あの宗教が道教から今の仏教みたいなものだったんだと思うんだけれども、
ポカーン 王教の頃がカラス天狗なんです。江戸時代とかになると変わるんで、あの鼻が長くて顔の赤い天狗。
はいはいはい。今で言うところがパッとみんなが想像する天狗ってことね。
ポカーン どうぞどうぞ。
なんかね、昔の天狗はさ、カラス天狗とかはさ、どっちかというと鼻がピノキオっぽいのじゃなくて和柴菜だよね、描かれ方が。
ポカーン そうそうそう。あれ道教なんだよ。
あ、そうなんだ。
ポカーン ルーツが。なんかそういうすごい力を持ってたわけじゃないですか、そういう人たちっていうのが、まあ特別な能力があったりとか。
ポカーン あの源のエスネを鍛えたのも、やっぱカラス天狗なわけじゃないか。実際にはその名前もあるなんちゃらさんって人だったと思うんだけど。
えっとなんだっけ。
ポカーン えーなんとか方言みたいな。
すげー有名だよな、どうするっしょ。
ポカーン 有名な天狗って言われてたね。やっぱりカラス天狗なんだけど、あの時代は道教がルーツになるからってことらしいよ。
よくわかんねーけど。
ポカーン えーそうなんだ。じゃあそれにゆかりのある方が見えたんかもしんないね。
かもしれない。古い。でもいや本当に見ちゃったって面白いね。
ポカーン なんか今までもさ、昔のさ、それこそ20代の頃とか岩さんとも結構なんやかんやで肝試しとか言ったじゃないですか。普通の赤者らしく。
ポカーン でも結局、なんか不思議なことは起こったことがあったにしても、なんかを見たとかってやっぱないじゃん。そこまで。
はい、全くない。見た気になってたやつはいるかもしれないけれども、共有できたことはない。
ポカーン だから視覚で見えるって結構すごいことだと思うんだよね。なんだっけ、なんか耳で聞こえると匂いっていうのが段階的にあって、それを感じれるようになっちゃったら最後見ちゃうレベルまでいくみたいな話はよく聞くけどね、人の話とかでね。
でも匂いだけの人もいるらしいよ。
ポカーン なんかあれだよね、価値モード。価値モードって今ね、価値モードって会社があって、確か社長小玉さんっていう方だったと思うんだけど、自己物件に泊まり込んで、お化けがいないことを証明するっていうのをやってる会社なんだよね。
そうだね、物件の価値をね。
ポカーン そうそうそう。戻そうっていう会社があって、その方なんかは匂いっていう話をよくするよね。匂いがするっていう。
なんかこれって案に霊感なのか、それともまた別の特殊能力なのかっていうのもあると思うんだけど、病気の人が匂いでわかるっていう人もいたりするらしいし、単純にその据えた香りとか、よく言う年を取った人の香りだったりだとかって、あれの延長という話もあるよね、実際に。
なんかさ、変な話に行っていいですか。俺さ、いわゆる霊とかさ、もっと言う言い方すればさ、神とかあるじゃん。
ポカーン ありますね。
スピリチュアルな方に今最近言ってるんだけど、いわゆる神とかそういうものって全く別に信じちゃいないよね。なんだけど一つだけ俺信じてることがあって、信じてないって言い方は違うんだけど、宇宙の神とか絶対神とかは信じてないだ。
ポカーン そうだそうだ。ただ、宇宙のエネルギーっていうのがあったりとか、月にも引力があったりとかする。そういう引力とかいろんな熱とかね、太陽の光とか紫外線とかっていう、なんか人間の支配下を超えたエネルギーっていうものは絶対あるわけじゃん。
ある。
ポカーン そこまでは信じれるでしょ。信じれるというかあると思えるでしょ。
ある。確実にある。
ポカーン だからそういうもののことをわかりやすく、いわゆる擬人化した感じとして、神っていうものとかって言うんじゃないかなぐらいは信じるようになってるかな、今俺。
あれはでも神道だね。ニャオロズの神。
ポカーン そうそうそう。俺、絶対神みたいな考え方とかの、そういう宗教みたいなんでは全然ないから、自分はね。
やっぱり日本人って特にそういうところがあるんじゃないでしょうか。
あまざまなものに神を見るというか。
ポカーン 結局自然信仰ってことなのかな。アミニズムだけ。西洋圏の人から土着信仰ってすごい知られてるけどね。
そう土着信仰。
ポカーン 遅れてる信仰って言われてるけどね、昔から。
でも俺はそっちだと思うんだよな。それは自分の問題だからね。俺はそうだよってだけの話だけどね。
ポカーン そうだね。俺もそっち派だなーとは思うね。
まあ無宗教ではないかもしんないね、そう考えるとね、完全な。何々教っていう名前は別にないけどね。
ポカーン まあこう、なんか神頼みをしたくなっちゃう時っていうのはあるじゃない、思わず。
分かるよ。
ポカーン そういう時にパッて出てくるのはキリストではないよなっていう話で。
でもそういう時ってさ、何出てくるの?
ポカーン 何が出てくるか具体的なイメージはないな。でももしかしたらやっぱり仏像的なイメージかもしれないね。仏像なのかもしれないね。仏教なのかもしれないな。
そういう意味では最近何か特定の対象とかじゃないな。エネルギーっていうのは信じるっていうのは思ってるから。
ポカーン 宇宙じゃん。
宇宙かもしれない。俺宇宙のパワー信じてるのかもしれない。
ポカーン 宇宙だよ、やっぱり。
そうか、最近の俺は宇宙ですね。
ポカーン そうだよ。なんだっけ、あと忘れちゃった。サイコロジカルホラーじゃなくて宇宙的なホラーの言い方。
あれでしょ、クトゥルフ神話みたいなやつでしょ。コズミックホラーじゃない?
ポカーン そうそう、コズミックホラー。いいよね、コズミックホラー。ついにもうね、宇宙心の力を持って人ならざるを得てしまった。
変な話だけどね、今。神とかそういうものはあんまりまだ信じれないけど、エネルギーは信じるよって言っておきながら、ガチな形としての山節の霊を見ちゃったっていうね。
ポカーン 仮に霊がエネルギーならば、エネルギー体ならば、実際ね、わかんないからね。精神というものが。
なんかの考え方では、まあ念者的なさ、テープ、ビデオテープとかそういうさ、記録物のような感じだからこの世界って。
ポカーン うん。
そこに記録されたものが再現されるから、それが人の形とか霊的な映像として見えるみたいな考え方もあるよね。
ポカーン ね、あるある。なんか超能力に近くなってくるようなそういう考え方してる。
そうするとでもね、どんどんどんどんそうやってビデオテープみたいなものとかさ、そういう考え方を突き詰めていくとさ、シミュレーション仮説が本当のことかなって思いたくなってくるよね。
あの、写しよととこよって言い方ってあるじゃん。
ポカーン ありますね。
すごい昔からそう言われてるわけじゃん。でもあの言い方ってことは、すごい昔の時代の人から、本当の変わらぬよっていうのはあのよ。
簡単に言うと肉体のない世界であって、で、この今僕らが住んでる誰誰って認識しながら、例えば岩って認識して話したりとかして、街が見えて道路を歩いてとかってしてる世界って写しよっていう言い方するからさ。
写された、もう一定を保てない世界っていう認識なわけじゃん。昔の人がね。
ポカーン そうだね。
結局そうなると、ゲームの中の画面みたいなもんだよねって考え方になるわけじゃん。その考え方って。
ポカーン 自分の見てないところでは全てが止まっているのではなかろうかっていう。
全ては一瞬で形は変わるし、そのままずっと続く形なんかないっていう考え方なわけだと、今さそれこそイーロンマスクとかシミュレーション仮設マジだって会社作ったりとかしてるわけなんだけど。
ポカーン そうだね。
なんかあっちのね、ハリウッドじゃなくてあそこはどこだ。ノースカロライナじゃなくて。
ポカーン どこだ。
サンスパークじゃなくて、ITのいっぱい集まるところ。シリコンバレーか。
ポカーン シリコンバレーね。
そうそうそう、シリコンバレーの人々がさ、こぞってそういうこと言ってるってことはさ、なんかすごい逆に言うとさ、昔の人の考え方を今に引っ張り出してるような感じではない。
ポカーン 流行ってるっていう感じがしちゃうけどな。
なんか一時代前のさ、あのもう豊かな暮らし、豊かな物質主義みたいなところの次の時代ってそうなんかね。
ポカーン 飽きたんだろうね。
飽きたんか。そっか、金持ちとか飽きたんかそれに。
ポカーン うん、飽きたんでしょうね。
もうヨットも別荘も飽きたか。次回はジェットも。
ポカーン もう疲れたんだよ。そういうんじゃないものに価値を求め出した。
だから移しようとか今言ってんのね。
ポカーン そうだよ。この世は飽きたっつって。人の欲というものは限りないもんだよ。
結局欲だね、それだったらね。真実とかとは程遠いものではあるかもしれないな、そうなると。
ポカーン 欲だ欲だ。いやー、でもいい話ですね、それは。
そう、ちょっとね、びっくりなんすよ。
ポカーン もっと見たいね。
いやもういいかなと思ってるけどさ。
ポカーン いやいや俺は怖いからぜひ見てほしいね。また話を聞きたい。
怖い話は死ぬほど好きだけど、自分が見ずに人の話として聞きたい人なんだよね。
ポカーン 怖いからね。
そうそう、怖いから。そうそう、単純にね。
ポカーン でも怖くなくなったよね、昔と比べれば。大人になったせいなんだろう。
最近、ながら劇をするからさ。昔はさ、音声なかったじゃん。YouTubeもなかったじゃん。
ポカーン うん、なかったな。
だからネット上のさ、文字ペースの怖い話をいっぱい読んでたわけじゃん。
あれってもうそれに没頭しなきゃ読めないんだけど、最近音声としてあるから、それこそポッドキャストもありき、YouTubeもありきだから、そうなるとね、ながら劇になるね。
俺も現代人だからさ。一つの後に集中とかじゃなくて、あれもこれも同時にやるっていうことを最近やっちゃうから。
ながら劇すると、あの、せかせかしてる時ってもあるわけじゃん。
ポカーン そうね。
これ前も話したっけ。そんな時にさ、すごい怖い話で、特にあの、大して悪いことしてない登場人物が、ちょっと踏み込んじゃいけない廃墟に踏み込んじゃったからってさ。
まあ、ビビらされたぐらいだったら、まあしゃあないわなって思うけど、それだけで死んじゃったりとかするわけじゃん。
ポカーン するね。
それはちょっとひどくない?って思うんだよね、俺そういう時。
ポカーン いやあ、思うんだよね。俺も不条理だよね。
でもなんかね、その話っていうのも残影だっけ。なんかホラーの流れってあって、昔々の怖い話って、もうなんて言うんだろう、しつけのようなイメージがあったのね。
ポカーン すごい。
山って危なかったりするじゃん。それこそ滝があったりとかね、怪我したりするから、例えばあの山に入ると竜神様が怒るから立ち入っちゃいけないよっていう話があったりとか、
それを破って入った子供が、すごい怖いものを見て逃げてきたとか、それぐらいの話が多かったわけなんだけど、なんかいつ頃からか、ある意味しつけとかに使ったりする。
それこそ夜に口笛吹いたら蛇が来るとかね、それぐらいのレベルだったのが、どっかの拍子から、ちょっとそれこそやっちゃいけない小さなことをやっただけで、例に殺されるレベルまで行っちゃうとか。
ポカーン 行っちゃいますよね。
仕返しじゃないな、これの場合なんて言えばいいの、たたりか。たたりが。
ポカーン たたりがね、さわりとか言うね。
ちょっとしたことのたたりがでかすぎるみたいなレベルに行っちゃったっていうのは、わりと最近の、日本の怖い話、映画で言うと、それこそリング以降ぐらいだから、もうちょっと後ぐらいなのかな、どうかな、わかんないけど。
スプラタイガーとかは別だよ、いわゆる。
ポカーン 白い服を着ているとかさ、ワンピースを着ているみたいな感じのイメージっていうのは、確実にリングが作ったもの。
あれ、あれみたいだね。海外でももうすごい浸透したみたいだね。
ポカーン そうそうそう、あれ実はリングなんだ、貞子先生が。
あのフォルムの幽霊見ると、海外の人もさ、貞子っていうらしいね。
ポカーン そうそう。
それは偉大だよな。
ポカーン ね、偉大だよね。
すごいね、世界標準作っちゃったんだもんね。
ポカーン あとは、僕らの時代で超メジャーだった回なんで、赤いちゃんちゃんコを着せたのかって。
あれってさ、稲川さんの話有名じゃない?赤いちゃんちゃんコを着せましょうかってやつ。
ポカーン あれは稲川さんらしいよ。
あ、初なんだ。もっと古くから話を稲川さんが語ってるとかじゃなくて、稲川さんの初の怖い話なんだ。
ポカーン 稲川さんが聞いた話なんだと思うんだけど。
聞いた話だけど。
ポカーン 世に出したのはあの人の話。
あ、そうなんだ。あの話、稲川俊二の話として聞くもっと前からさ、怪しいさ、小学生の頃とかあったさ。
ポカーン そうそうそう。
うっさんくせえ怖い本にも絶対載ってたよね。
ポカーン 形は変わっていると思うけど。
そうそう、ちょっと設定違うんだよね。若干。
ポカーン ちょっとずつ違うんだよね。
そうそう。
ポカーン 実際に誰かが作った話っていうのがいつの間にかことしやかに当たられてたりっていうこともあるみたいなんで、
ポカーン まあそうやって怪談ってできるのかなっていうのと、日本の怪談においてはね、どっかから実話怪談っていうふれ込みで流行りだした。
あ、なんかいつ頃からかさ、僕らが子供の頃まだ実話怪談っていう単語なかったよね。
ポカーン なかった、そんな単語は。
いつ頃からかなんか実話怪談っていうジャンルというかね、一つのカテゴリーができてた気がする。
ポカーン 実は怪談からさらにトレンドって移り変わって、本当に起承転結ない訳のわからん怪談っていうのが割と今はトレンドみたいで。
それこそ親身袋あたり、親身袋ってまあ怖い話好きな人って絶対知ってると思うんだけど、一世を風靡したアホんだよね。
中山さんだっけ、あれの著者の一人。中山さんなんか今でもYouTubeでガンガン出て、怖い話系には絶対あの人出てくるよね、怖い話系のYouTubeには。
なんかあのあたりからいわゆるオチがないみたいな、不気味なところで投げっぱなしにされるような話も増えたかな。
ポカーン リポタージュ的な感じになっていって、それこそ今怪談師の人とかがいろんな怪談をネットとかYouTubeとかいろんな媒体でやってるけど、
あれも実際にインタビューというか本人に取材をするわけじゃない。そういうものになっていったんだなあっていう気はするよね。
近年流行ってた怖い話とかの小説なんかもちょっとその流れがあるのではないかなと。
残影的な、リポタージュ的な、いろんな一見つながりなさそうな細かい取材をしたような話っていうのがざーってあって、
それが全部読んでみるとそれぞれに関連性があって。
それこそあれじゃん、近畿地方のある場所についてじゃん。
あれも残影じゃないですか、言うたら。なんかあんなんは面白いと思われてる小説なんだよね。
でもそれはね、俺も普通に好き。すごく。めちゃくちゃ好き。
なんかやっぱその時代時代で移り変わっていくようなもんだなあと思うんだけど、
でもやっぱり見ててすごい怖いなって思うものって、まず一つは結局は人間が怖いっていうのは、いろんな怖い話を見てて聞いてて思うのと、
もう一個が本当に立ち位置できないものっていうのが神様なんだよね。
よく面白いのが、矢をよろずの神の考え方だから、唯一心ではない考え方をベースとしての話なんだけど、
みんな神様にお願いするわけじゃん。で、一方的にお願いして、みんな神様はいい人だと思って、
自分たちにとってすごいいいことばっかりしてくれようとするし、とにかくこっちの願いを聞いてくれる対象だって考え方するんだけど、
神様にも人間と一緒で意地悪なやつもいれば何か叶える代わりに、それこそテイカーもいるぞみたいな、
ギブアンドテイクの頂上女子リリちゃん回を聞いてもらえればいいんですけども、それこそギブしてくれる神様はいるはいるけど、
それこそマッチャーね、フィフティ与えたらフィフティこっちにももらうぞっていう考え方の神様とかいるから、
だから安易に約束事をするなっていうのはよく聞くよね。約束をするんだったらちゃんとそれを果たせっていうね、自分もかなったら。
あのお願いを聞くために存在しているわけではないってあるよね。だから神社とかに行ってお願いすんなって言われることもあって、
あれは普段平和に普通に暮らせていることを感謝しに行くのであって、お願いしに行くものじゃないみたいなことを言ってる。
おだしょー 俺もお願いしちゃうけどね。
しちゃうんだけどね。しちゃうんだけど、当たり前に生活できてることがまず感謝だろうっていう考え方ね。
分かることがなかったというか。まあでもまあそこはね、各々の考え方で。
そうね、各々の考えでいいよね。いや俺もそう思うわ。
やっぱり怖くって日本的だなと思うんだけど、そういう神様って日本的っていうか日本のことしか分かんないからそういう言い方しちゃうんだけれども、
お稲荷さんってすごくメジャーじゃないですか。
商売の神様とかで絶対神社には一角にお稲荷さんあったりとかするよね。