00:10
あなたにとって不自由なの?
ある意味、そうかもしれない。 ある意味ってどういうこと?
ある意味。 息苦しくはないけど、怖い。
ん? 怖い?
怖い。 怖いというか、
なんだろう、例えば、なんか構ってくれる人とか、
いろいろ決めてくれる人がいたら、 なんかもっとこうしたいのに、とか、
うーん、このほうがいいんじゃない?って思って、
なんだろう、息苦しく思う人もいると思うけど、
でも自分で考えないでいいから楽という。
けど、自由になったら、ルールがなくなるから、
自分で全部決めないといけないみたいな。
怖いってこと?それが。
そうね。
あなたの反抗期ってのはいつ?
反抗期は13歳から今。
でも、なんだろう、かなり特殊だから、
この期間も反抗してたというよりは、
現れたり消えたりするっていうのもずっと。
ちょっとよくわかんないね。
なんだろう、
うーん、
大人しいから怒ったこととかはないかな?
けど、なんだろう、
怒りみたいなものを持ち続けてるみたいな。
表現しなかったってこと?
表現できなかった。
不自由だね。
不自由。
例えば、どんなときに表現できなかったの?
うーん、どんなときにか。
なんだろう、子どものときからずっと。
子どもっていつになった?
うーん、5歳とか?もっと前かな。
何歳?
5歳、6歳、7歳とか。
ずいぶん具体的だね。
そう。
多分、泣いたこと20回以下ぐらいしかない。
03:03
ちょっと待って、
生まれてから20回ぐらいしか泣いたことがないってこと?
そうそう、多分。
いくつ?
いくつ、うーん、多分3歳以降とか。
今のあなたの年齢。
20歳。
20歳で、今20回言ってたの?
20回か30回か以下だと思う。
怒ったこと。
じゃあ30回としたら、1年何回かだね。
そうね、年に1回泣くかみたいな。
すごいね、その年に1回泣くってのはどんなときなのよ。
例えば5歳は覚えてるんでしょ?
5歳は何でかな、なんかシートベルトをしなかったです。
何それ。
シートベルトが嫌いで。
自動車?
そう、自動車。
家に自動車があったんだね。
そう、家に。
誰が運転してたの?
お父さんとお母さんが。
両方、お父さんもお母さんもだね。
そうそう、両方が。
で、あなたはどこに乗ってるの?
前。
前か。
あなたが乗りたかったのね、前に。
うんうん、そうね。
でもシートベルトは嫌いだった?
うん。
どうして?
何でだろう、締め付けが嫌なのか。
お父さんも運転しながらシートベルトしてるよね?
まあ、そうね。
お母さんもしてるよね?
うんうん。
で?
自分はしてなかった。
で?
で、
何だろう、後ろの時はしなくていいけど、
前の時は背中に通したりとかしてた。
ああ、邪魔だったんだね。
そうそう。
その時は残ってんの?
記憶は?
いや、今も。
いや、今はちゃんとするけど。
あ、シートベルトするんだ。
今はさすがに。
10席で?
そう、10席。
06:01
誰が運転してるの?
お父さんか、友達か、誰か。
お母さんは?
まあ、半年家にいないから、しばらくはしてない。
今、家にいないんだ。
そうそう、出張中で。
すごいね、半年出張、海外かい。
そうそう。
どこに行ってんの?
多分、今は南米あたりに。
お母さんを訪れたんだね。
そうね。
一人で?
一人で、働きに。
働きに行ったの?
そう。
南米に?
船。
船で行って、働いたんだね、向こうで。
いやいや、船の上で働いた。
船の上で働いたってどういうこと?
ピースボートで。
ああ、そういうことか。
つまり、ピースボートをタダで乗ったってことだね。
そうそう、タダで、むしろお金もらいながら。
おお、いいね。
ご機嫌だったね。
何が一番良かったの?
何だろうね。
自由に旅できることじゃない?
船の上なんだろ?
そう。
南米に向かってる船の上で、目的地は決まってるよね?
うん、何箇所かあるけど、一周、世界一周。
そうだね。
それぞれ港に着くと降りることができるんだね。
いっても一日ぐらいだから。
でもその一日は黄金の時間だね。
そう、記憶には残りそうだね。
一人で歩いたんだ。
同僚と。
同僚。
そう。
多分。
友達?
だと思う。
ん?だと思ってどういうこと?
僕は行ってないから。
え?
お母さんの話。
ちょっと待って、今俺は、あなたがピースボートに働きながら、お金をもらいながら乗って南米に向かってるって話だよね、今ね。
いやいや、僕は行ってない。
え?
お母さんが働いてるって。
いやいや、あなたはピースボートに乗って南米に行ったんじゃないのかい?
僕は行ってないよ。
え?行ってないんだ。
行ってない。
俺、行ってるって思ったよ。
09:00
あ、ほんと。
おー。
なんでそんなさ、そうが生じたんだろうね。
なんでだろう。
あなたの話聞いてると、
うん。
この辺にいるお母さん半年いないんだよね。
そのお母さんを目指してピースボートに乗って、お金もらいながら港で一日、友達と歩いて、大分な時間を過ごした、素晴らしい自由な時間を体験した、俺っていう感じに聞こえたけど、違うんだ。
あ、聞こえた。
そうそう。
家族の話でした。
誰の話なの、今のは。
は、母。
あ、お母さんか。
そうそう。
お母さんがピースボートに乗って、お金もらいながら港で黄金の時間を過ごしながら南米に行って、南米で働いたって話だ。
あ、そうそう。
おー、自由だね、それ。
そうね、うん。
あなたもそう思うの、自由って。
うーん。
あなたはそうしてないのかい、今。
僕は国内の方が多いかな。
なんで海外行かないの。
海外は旅行ではいくよ。
オーストラリアには去年行った。
大学の旅行で。
安全だね。
安全、安全だね。
安全なとこしか行ったことない。
ベトナムはちょっと安全じゃなかった。
ベトナムはちょっと安全じゃなかったけど。
あ、そう。
面白いね、君は。
本当。
安全な自由が欲しいのか。
そう、わがまま。安全な自由、決めてくれる自由が欲しい。
学校は最高じゃない。
学校はあんまりオーダーメイド性がない。
オーダーメイド、あー、選ばせてくれないんだ。
そう、なんだろう、あの、ビュッフェは好きだけど自炊は嫌いみたいな。
なるほど。
そう。
でさ、モランティア、震災のモランティア行ったときはさ、どんな感じだったの。
行ったときはね、
なんか一緒にご飯とか作ったり、
お家を掃除しながら、自由に過ごせたかな。
12:01
自由に過ごせた。
自由というか、
なんかサークルみたいというか、
いろんな集まった人と一緒に活動したりって。
あー、なるほどな。
あの、基本的にやる作業って自由ないよね。
自由は、僕が言ったのはあったけど。
自由があったの。
うん、僕が言ったやつは、なんか有志でやるみたいなのだから自由があった。
要するに、基本的にはさ、被災した方の役に立つってことが目的だよね。
そうね。
そうなると選択肢としてはさ、
相手さんが望んでいることを察知して、
それをボランティアするっていうことになるような気がするけど、違うの?
まあ、そうだね。
そうだけど、なんだろう。
結構、多分、行政とかのは決まってるけど、
僕が言ったのは、なんだろ、個人的に立ち上がったやつだから、
自分が料理したい人は料理するし、
なんか、なやの整理、手伝いに行く人はするみたいな。
あー、なるほどな。
その自由は、選択された自由ってのは、
基本的には全て被災者の方に感謝されるっていうことで共通性があるんだね。
そうね。
そうだよね。
そういうさ、君たちの自由なボランティア活動に、
とても共感してくれたんだね。
そうね。
それが嬉しかった?
嬉しかったね。
そこに、なんというか、自由契約みたいなものがあるんだね。
うん、そうね。
しかも、お金はもらわない?
お金は交通費だけ。
あー。
宿泊も。
あー。宿泊もしてくれるんだね。
そうそう、ご飯と。
あー、そういうことか。要するに報酬だけがないんだね。
そう、報酬だけがない。
あー、だから自由が利くんだ。
そう。
多分今まででやった活動で、万博のともいくつかしかない。
なるほどな。
そう、お金もらったのは、宿泊・交通費・食費無料っていうのによく。
引っ掛けるわけだ。
そうそう。
すごくいいスタンスなんだな。
そう。
15:00
うん。
じゃあ、これからの人生はどうする?
どうしようかね。
そういうのもいいけど、報酬が出るのが多いというか、
そっちじゃないとダメなのかなと思うしかない。
ダメじゃないけど、そういう学生にしかあんまないというか、
給料は出るけど、そういう食費・宿泊費みたいなのがないよっていうのの方が大人は多いかなっていう。
ははは。
大人は何のために働いてるの?
食事。
あなたを育てるためでもあったよな。
そうなんです。
だよね。
うん。
お父さんもお母さんも、要するに生活費は無しでさ、
飲食、飲用がないのか?食事用か?
食事。
育てなかったら厳しかったんじゃないのかい?
そうね。
でもあなたの自由はそこにありそうだな。
自由。
あなたの言う自由は。
うん。
なあ、つまり飲食自由の意というものにお金が必要だとなると不自由が生まれるっていう風に聞こえるけどどうなんだい?
うーん、そうかも。
あなたいいシャツ着てないかい?
いいシャツ、そうね。
それをどうやって買ったの?
まあ、親が。
親が買ってくれたか。
そうそう。
お母さんが?
うんうん。
なんか愛されてそうだな。
ほんと。
そういう気がするよ。
あなたは自由なほうが好き?それともどう?
枠があったほうが面白いかもしれない。
枠?
条件だね。
うん。
こういう条件の中で、その中でどういうパフォーマンスをしたらおもろくなるかっていうのが好きだね。
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確かにそうかもね。
例えば。
それ俺に聞いたの?
うんうん。
例えば?
うん。
台湾村を作る。
台湾村?どんな風に?
わかんないね。
確かに台湾村があると面白そうな気がしてるんだ。
うん。
そうね。僕も見てみたい。
見てみたい?
うん。見てみたい。作りたい。
作りたいか。一緒にこんなのやったらやるかって俺が言ってさ。
うん。
え?
そうね。
ほんとに?
うん。
いいね。
台湾にダイアログシアターに参加してどう思ったの?
どう思ったか。そうね。答えは一つじゃないし、自分の正解を探せばいいのかなみたいな。
ん?
自分のワクワクすることを探すみたいな。
台湾の中で?
そうそう。
おお。
かな。
うん。
なんだろうね。
自分の経験した中に面白いことをもう一回考え直してどう感じるかみたいなのを発掘するみたいな。
ん?
自分が台湾をして、
うん。
その時に感じた、なんて言ったの?
なんだろう。どういう風な思いがあるのかなみたいなのを探りながら話す。
自分の中にかい?
自分もそうだし、相手も。
21:02
おお。相手の探しているものと求めているものが重なり合う時はあったの?
もうあると思う。
あると思う?
ある、うん、あるってことに気づいたよ。
あるってことに気づいたんだ。
うん。
その時はどうだった?
なんかすごいワクワクした。
おお、なんで?
なんでだろう。
うーん、なんか宝探しをしているみたいな。
ああ、宝なのか。
そう。
そうか。宝を探す自由だな。
うん、そうね。
ボランティアの中にそういうことがあったの?
ボランティアの中に、うんうん、あったよ。
今のような重なり合いがあったってこと?
重なり合いは、そうね、あったと思う。
誰と誰の間に?
うーん、なんか他のことか。
他のこと。
自分。
自分だよな。
うん。
会話の時も自分と相手だよね。
うん。
ボランティアでその一緒にやってること、あなたの間に何が重なったの?
うーん、思い?
どういう?
なんだろう、そういう。
前向きな何がしたいかとか、何が楽しいかなって思いとか。
相手も探したってことは?
うん。
それがお互い分かり合ったってこと?
うん。
お互いが、お互いの中に自由を見たのか?
そうね。
それが共鳴しあった?
うん。
それはワクワクだったってこと?
ワクワク。
ドキドキ?
ドキドキ。
自分の言葉で言ってよ。どんな感じだった?
うーん、なんか、大学は全然入ったけど楽しくなかったけど、
24:03
なんかここで自分のやりたいことを見つかったみたいな話を聞いて、えーって思ったり。
あー。
そこに表現するものがあったってことかな?
うーん、うん。
かもしれない。
うーん。
一度自分を壊したいの?
うーん、そうね。
あー。
あなたはどう思う?
うーん。
自分をなくしたいね。
自分をなくす?
うーん。
そんな風に?
いや、要するに、自分の自我ってやつがあるやんか。
うーん。
ビールを飲みたいとか。
カレー。
それぐらいの自我に収めたいって感じがするな。
なるほど。なんかすごい、いいね、純粋な。
でも、それ以上のものはダメなの?
いやいや、あの、惑わされたくないんだよ。
うーん。
なら、今まであなたのあった自我は良い方向に導いてくれなかった?
いや、結果的にはさ、あの、ビールとラーメンに来てるから悪くなかったんじゃないかって気がしてるけど。
むしろさ、例えばオサムンがね、台湾村でさ、
おもろい対話してくれたっていう、俺の欲望は今、芽生えてるね。
ほんと。
うん。
うん。
おもろい対話ね。
そうよ。
おもろい。
どんな時おもろいって思った?対話で。
やっぱりね、戦おうとか、それは自我じゃないのよ。
自我だと?
いや、自我じゃないのよ。
あ、自我じゃないの?
自我じゃなくて、むしろ、いや、これも自我なのかな?
27:03
美学だな。
美学。
言葉ってさ、結局、美学が応援されてると思ってるんだよ。
うん。
つまり言葉と言葉の対話ってのは、美学と美学のさ、対話。じゃない。
オサムンちょっと最後聞きたいんだけどさ、
お母さんと対話したことあるかい?
あんまないかも。
あんまってない?いつ終わるの?
料理してたとき?かな?
お母さんが?
一緒に。
おー、何作った?
なんだろうな、うん、ハンバーグかな、たぶん。
いいね。
うん、そうです。
どんな対話だったの?
うん、なんだろうな。
うん、なんだったかな。
なんか、
まあ、同校でも料理できたらいいよねみたいな。
ハンバーグ食いたくなってきたよ。
あ、ほんと?
ハンバーグがいいな。
みつこさん、お願いします。