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スピーカー 2
そうですよね。
そう思うとそのときの愛ちゃんの頃って、私トレーナーとしてその後少しやらせてもらってますけど、やっぱり元に戻すっていう意味も含めつつ、
だけどその愛ちゃん自身の体の中からもっと頑張って力強くとか、何かに向かっていくみたいな感じの力強さがあったんだけど、
簡単に言えばちょっとオーバーワーク気味になりそうになっている部分を、
どうやって本当の愛ちゃんの体がなる状態に持っていければいいんだろうなっていうことを私は思ってトレーニングさせてもらってたんですけど、
その頃の愛ちゃんって自分の声について何か思ってたことってありますか?
スピーカー 1
思いすぎて一周回ってよくわからなくなってましたね。
元々出せていたものが出なくなって、急に使い方がわからなくなってしまったような感覚だったんですよ。
手とか足とかって自分で無意識に動かせるものじゃないですか。
でもそれが突然動かなくなるっていう、どうやって動かしてたんだっけっていう、そもそも説明できないからまた使い始めることができなくて、
最初はその昔できていたものを取り戻そうとしていたんですけど、西川先生のレッスンを受けていくうちに取り戻すんじゃなくて、
もっと本来の自分の声を取り戻す方に徐々に切り替えていったと言いますか。
本当の自分どこ?ってまず探しに行く旅を始めた感じですね。そもそも見つけていなかったっていう。
分かってないのに力づくで、エネルギーが有り余っていた年齢でもあったので何とかなってしまっていたっていう。
でもやっぱり年を重ねるごとに無理がきかなくなっていって、それができなくなっていたっていうのも原因の一つかなって、今では思いますね。
当時は全く思ってなかったんですけど。
スピーカー 2
なるほどね。私は本当に印象としてはすごい強い子だなって思ってて、すごい何でも一人でやってたから。
スピーカー 1
確かに無敵そうとは言われてました。全然こんなことないんですけど。
スピーカー 2
本当に華奢な体からそのパワーは、それだけ自分で頑張ろうとかやらなきゃとか思ってる思いがすごく強かったから恋になったんだろうなって今思うと戦ってたみたいな。
スピーカー 1
そうですね。一人で何とかしなきゃっていう思いが強かったので、それが声にもライブにも出てたのかなって思いますね。
スピーカー 2
制作してる時のライブハウスで何かね、打ち合わせしてる姿から何から見てると本当に一人で戦ってるなっていう。
頑張れアイちゃんっていう感じだった。頑張らなくてもいいよって思いながら、いいよアイちゃんそのままでみたいなこともありつつ。
そういうのが声に出ると、ああいう力強さっていうか他を圧倒するような声になるのかなっていう風な時代だったかなって今思うと思いますね。
スピーカー 1
はい。懐かしいですね。
スピーカー 2
懐かしい、本当。今があるから懐かしいって言えるけど。
スピーカー 1
そうですね。ようやく振り返れるところまで来たかなという。
スピーカー 2
良かった。でも今の声をね、本当にアイちゃんの今の声を聞いてると、昔のそういうことがそういうこともあったねっていう風に語れるようになったっていう感じがすごくしてて。
スピーカー 1
そうですね。そう語れるようになったのもやっぱり、あの時西川先生が駆けつけてくださったから。
あの日がなかったら今自分はまたステージに戻ることができなかったんじゃないかって思うぐらい大事な出会いだったと思ってます。
スピーカー 2
ありがとうございます。私も押しかけていたんで。そう言ってもらえるとほっとします。
聞いていただける方にこのお話からちょっとお伝えしたいなって思うことがあるとするならば、やっぱりなんかちょっと自分の声ってその感情がすごくやっぱり現れるものなので。
やっぱりなんていうのかな、頑張ろうとしている時はすごく無理して声を出していることもあるでしょうし、そういう時って喉に負担になっていることがあるから、喉が痛くなって声が出にくくなるとか、そういう症状も多分現れるし、いつもと違う声の雰囲気が出るっていうことも多分あるし、
それを自分で感じていればちょっと一息ついて欲しいなとも思うし、それを周りの人が感じてたらちょっとなんかいつもよりなんか声の雰囲気違うよねとか、そういうところからもいろんな感情って汲み取れるかなと思うので、
歌う人はもちろん声を大事にしてほしいんですけど、それを聴いている人も、聴いている側の人たちも自分がコミュニケーションを取る時も、そういう感情と声っていうのを自分を大事にする、人を大事にするっていう表現の一つとして感じてもらえたらいいなとは思いますね。
だからあいちゃんがその時すごく頑張ってたからあの声だなって今思うとそう思うので、声を大事にしてほしいと思います。
スピーカー 1
はい、そうですね。頑張ってた声ですね。なんか頑張らないと出ないって思ってました当時は。
だからなんかその力を抜くことが逆に怖くて、今の自分からつけ足さないとより良くならないって思ってたんですよ。
なので、その声が出なくなった後もやたら練習をしていたと言いますか、自分の声を録音して音程がずれてないかとか、そういう本当にザ・練習みたいなことを繰り返し繰り返ししてて、でもやっぱり良くならなくてむしろどんどん空に閉じこもっていっちゃう。
私はダメだこんな声じゃみたいな。だったので、練習じゃなくてもっと自分の感情、それこそ生活を見直してみたりとか、
本当に基本的なことだと食べ物を見直してみるとか、リフレッシュ運動をしてみるとか、そういう自分を別の場所へ探しに行くと言いますか、
声だけに集中しがち、練習したらその先に何かあるかもしれないって思いがちなんですけど、そうじゃなくてちょっと寄り道してみるっていうのも大事なのかなって思いますね。
スピーカー 2
そうですね。なんかいろんなものを寄り道して感じた、ご飯食べて栄養をとった、その結果声というものが表現の一つで現れるみたいな。そこであるといいですよね。
私はそれが今のあいちゃんの声にはあるなと思っているので、この後の時にはあいちゃんのこれからの声とか、今の声のこととか、そういうお話をいろいろお伺いできたらいいなと思っています。
スピーカー 1
その時寄り道何したの?
その時の寄り道、何にもしなかったです。むしろ。
ポカンとしたんだね。
ポカンとしてその日の気分で決めてました。
いい感じだね。
今日散歩しようとか、自転車乗ってみよう、買い物行ってみようって気の向くままに。
スピーカー 1
なんかね、すごいわかんない。私も愛知県生まれなんですよ、実は。
愛知県仲間。
そうなんですよね。
あいちゃんの過去のいろいろ見た時に、田村直美さんが出てきて。
はい、田村直美さん。
昔ね、私ね、パールが大好きで、今の話を思い出す。なんだっけな。
スピーカー 2
バンステップって曲が確かあって。
あります、あります。
スピーカー 1
心が痛むほど叫び続けなければうまくいかないっていうのをずっと聞いてた時期があったんです、私。
多分、愛知産。声が出なくなったのが20代半ばくらいですか。
25とかですね。
多分私それくらいの時です。
そうなんですね。
もうなんか叫ぶしかないよね、みたいな。
叫びたくなる時期なんですかね。
そう。よくね、その時ね、友達からよく言われたのは、私はかっちゃんとかよく言われたんだけど、
スピーカー 1
かっちゃんは押してもダメならもっと押す人だよねとかって言われましたね。
わかりました、私もそうです。
押してもダメなら引いてみろって言葉知らないのって。
押してもダメならもっと押せだよねってよく言われてました。
スピーカー 1
壁ぶち抜いて行き過ぎちゃうみたいな。
そう。で、私26くらいだったかな。
寄り道しないとと思ったのか、テントと寝袋だけ持って愛知県から日本の一番南の島まで旅に出てフェリーに乗って。
スピーカー 2
えー、すごい。
スピーカー 1
そこから北に向かって歩いてったらどこかいいところにたどり着くだろうと言って、
一番最初にたどり着いた日本の一番最西端の与那口島というところで、
馬にはまってしまってそこで住むことになりました、という寄り道を。
スピーカー 2
すごい。
スピーカー 1
私の寄り道話です、ということで。
多分シチュエーションは違うんだけど、愛知県さんは。
わかるな。
通ずるものがありますね、きっと。
私は愛知県さんのバイトまでは行かないくらい生きてるんですけど、
今日ちょっと緊張してるんですよ、実は。
そうですか。
なんかすごい、ある意味、ちょっと共感してわかるなと思う分、
すごい研ぎ澄ましていった時の自分と合ってるような気分になると。
ドキドキしてしまう。
なんだろう、この器用になりすぎてしまったこのおじさんはみたいな。
っていう、ちょっと愛さんにがっかりされないように。
がっかりしないですよ、そんな。
ちょっと気取ってみたりしている私です、ということで。
そんな私の話はいいので。
じゃあちょっと後半戦ということで、もう一回、次回。
はい、じゃあ今日はカホさんのほうから愛さんのこれまでをちょっと伺ったんですけど、
これからとか今の愛さんについてもうちょっと聞かさせていただいてよろしいでしょうか。
はい、よろしいです。
はい、じゃあそういうことで、もう一回、次回愛さんをお呼びして、
今とこれからの愛さんについてまた聞いてみたいと思います。
はい、じゃあ今回はこのくらいにして、
自理神経と呼吸の治療院の勝美院長と、
スピーカー 2
あなたの声の本当の声を引き出すボイススキルコーチ西川カホでした。
スピーカー 1
それとゲストの、
藤森愛でした。
はい、ありがとうございます。
じゃあまた次回、またトークセッションしましょう。
スピーカー 2
はい、よろしくお願いします。
スピーカー 1
よろしくお願いします。
はい、今回はこれでバイバイ。
バイバイ。